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    元スレアスカ「ほらっ、歩きなさいよ!」

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    タグ : - エヴァ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    えヴぁQネタ
    わりとてきとー

    2 = 1 :

    アスカ「いつまで歩けばいいのよ全く……」

    シンジ「……」

    アスカ「空気も悪いし最悪よ、最悪……」

    シンジ「……」

    アスカ「アンタも、いいかげん一人で歩けないの?」

    シンジ「……」

    アスカ「なんとか言いなさいよ」

    シンジ「……」

    アスカ「……はぁ。ほんと最悪ね……」

    シンジ「……」



    綾波「……」

    3 = 1 :

    綾波「……」

    アスカ「……」

    シンジ「……」


    綾波「……」

    アスカ「……」

    シンジ「……」


    綾波「……あの」

    アスカ「!?」ビクッ

    シンジ「……」

    4 = 1 :

    アスカ「な、なんなのよアンタ、もっと離れて歩きなさいよ!」

    綾波「……私が、する?」

    アスカ「なにをよ!」

    綾波「碇君の手を引くの……私が、する?」

    アスカ「はぁ!?」


    シンジ「……」

    5 = 1 :

    アスカ「なんでアンタがやるのよ!」

    綾波「嫌そうだったから」

    アスカ「ガキシンジが嫌っていつ言ったのよ! 一言も喋ってないじゃない!」

    綾波「碇君じゃなくて、あなたが」

    アスカ「はぁ!?」


    シンジ「……」

    6 = 1 :

    アスカ「私だって、嫌なんて一言もいってないじゃない!」

    綾波「最悪って言ったわ」

    アスカ「歩くのが最悪って言ったの!」

    綾波「……嫌ではないの?」

    アスカ「嫌よ!」

    綾波「じゃあ、私が」

    アスカ「嫌よ!」


    綾波「……何故?」

    アスカ「はぁ!?」



    シンジ「……」

    7 = 1 :

    アスカ「ガキシンジが一人じゃ歩かないから、しょうがなく手を引いてあげてるの!」

    綾波「質問したの、そこじゃないわ」

    アスカ「どこよ!」


    綾波「碇君の手を引くのを私が代わ」
    アスカ「わー!! わー!! わーわー!!」


    綾波「……」

    アスカ「……どこよ!」



    シンジ「……」

    8 :

    今日エヴァQ見てきた俺にタイムリーなスレ発見

    頑張って続けて下しあ

    9 = 1 :

    綾波「あなたのこと、よく分からないわ」

    アスカ「ふん、他人のことなんて誰も分からないわよ」

    綾波「……そう」

    シンジ「……」

    アスカ「……」

    綾波「……」

    シンジ「……」

    アスカ「なによ、もうへばったの? ほんっとにガキね」

    綾波「……え?」

    シンジ「……」

    10 = 1 :

    アスカ「アンタじゃないわよ、ガキシンジよ」

    綾波「碇君がどうかしたの?」

    アスカ「疲れたから、少し休みたいって」

    綾波「言ったの?」

    アスカ「こいつが喋ったのをアンタは聞いたの?」

    綾波「聞いてないわ」

    アスカ「私だって聞いてないわよ」

    綾波「じゃあ、どうして」

    アスカ「はぁ!?」


    シンジ「……」

    11 = 1 :

    アスカ「あんたが変なこと聞いてきたからでしょ!」

    綾波「だから、違うわ。私が聞きたいのはそこじゃない」

    アスカ「どこよ!!!」


    綾波「……碇君が疲れたって」

    アスカ「……はぁ? らしいわね」

    綾波「でも、碇君は喋ってない」

    アスカ「そうね」

    綾波「じゃあ、どうして、あなたは碇君が疲れたって分かったの?」

    アスカ「はぁ!?」


    シンジ「……」

    12 = 1 :

    アスカ「なんていうか……分かるでしょ、それくらい」

    綾波「分からないわ」

    アスカ「なんで分からないのよ」

    綾波「他人のこと、分からないって。あなたも言ったわ」

    アスカ「言ってないわよ!!」

    綾波「言ったわ」

    アスカ「言って……!! ……いや、言ったわね」

    綾波「言ったわ」



    シンジ「……」

    13 = 1 :

    アスカ「そうね、他人のことは分からないわね」

    綾波「ええ」

    アスカ「でも、なんとなくシンジのことは分かるの。それだけ」

    綾波「なぜ」

    アスカ「知らないわよ、そんなの」

    綾波「教えて」

    アスカ「無理よ」

    綾波「どうして」

    アスカ「知らない!」



    シンジ「……」

    14 = 1 :

    アスカ「分かるもんは分かるんだからしかたないの! 私にもわかんない!」

    綾波「あなたにとって碇君は他人ではないの?」

    アスカ「他人よ! これ以上ないってくらいに他人! シンクロ率0%!!」

    綾波「でも」

    アスカ「でも、も何もないの! ……そう、ガキシンジはガキだから分かるの! 子供の気持ちなんて単純でしょ! だからよ!」

    綾波「子供の気持ちは分かるの?」

    アスカ「そうね!」

    綾波「そうなの……」



    シンジ「……」

    15 = 8 :

    シンジくん……

    16 = 1 :

    綾波「私には子供の気持ちも分からないわ」

    アスカ「あっそ」

    綾波「だから、碇君の気持ちも分からない」

    アスカ「ふーん」

    綾波「どうしたら子供の気持ちが分かるようになるの?」

    アスカ「そりゃー、私みたいに子供にやさしくすることね」

    綾波「子供に優しくすればいいの?」

    アスカ「まぁ、私は誰に対しても聖母のような包容力を見せるけどね」

    綾波「……」


    シンジ「……」

    17 = 8 :

    このスレには俺と>>1しかいないのか……。


    ROM専は多分結構いるよ、頑張れ

    18 = 1 :

    綾波「……碇君の手」

    アスカ「なによ」

    綾波「碇君の手、私が引くわ」

    アスカ「なんでよ!」

    綾波「優しくすれば、気持ちも分かるから」

    アスカ「それは子供の場合でしょ!! シンジは子供じゃないわよ!!」

    綾波「……さっき、子供って言ったわ」

    アスカ「言ってないわよ!!」

    綾波「言ったわ」

    アスカ「言ったかもしれないけど!!」

    綾波「言ったわ」


    シンジ「……」

    19 :

    俺もいるぜ

    20 = 1 :

    アスカ「なに、なんなのよ、あんた。さっきからどうしてそんなにシンジの手を引きたがるのよ」

    綾波「全て理由は伝えたつもりだけれど」

    アスカ「……!! はっはーん! あんた、ただ単にシンジと手を繋ぎたいだけなんでしょ!」

    綾波「……?」

    アスカ「いやらしい! とんだスケベ女狐ね!」

    綾波「よく分からないけど、違うわ」

    アスカ「ぷぷっ! 必死になっちゃって!! みっともな~い!!」

    綾波「違うって言ってるわ」

    アスカ「やーいやーい! 変態おててフェチ! あんたのエ~ヴァはプロトタ~イプ!!」

    綾波「……」



    シンジ「……」

    22 = 8 :

    アスカってこの時28才くらいだよね……?

    23 = 1 :

    綾波「……」

    アスカ「……なによ、やる気?」

    綾波「……」スッ

    アスカ「はい、唐突にしゃがみこむ」

    綾波「……」ザッ

    アスカ「そして砂を拾い」

    綾波「……」ギュッ

    アスカ「握ってポール状にする」

    綾波「……」ザッ

    アスカ「大きく振りかぶってー」

    綾波「……フッ」ビュッ

    アスカ「投げた!」




    アスカ「痛い!!!」

    24 = 8 :

    やだ、このアスカ可愛い

    25 = 1 :

    アスカ「なにすんのよ!!!」

    綾波「これは初めての気持ち。説明できない気持ち」

    アスカ「説明の前に謝罪しなさいよ!!」

    綾波「駄目。頭では理解していても、謝罪の言葉を発するのを体が拒否してる」

    アスカ「訳わかんないこと言ってんじゃないわよ!!!」



    シンジ「……」

    26 = 19 :

    シンジ(28)「・・・」

    27 = 1 :

    綾波「それより、見て」

    アスカ「あん?」

    綾波「あそこ、休憩できそうな場所があるわ」

    アスカ「……軍の仮設住宅かしら」

    綾波「碇君、疲れているなら」

    アスカ「……そうね、私も少し休みたいし」

    綾波「じゃあ、行きましょう」

    アスカ「その前に、まず謝りなさいよ」

    綾波「嫌」



    シンジ「……」

    28 = 1 :

    アスカ「うへー、分かってたけど、ぼろっちいわね」

    綾波「……碇君は?」

    アスカ「隅っこでうずくまってるわよ。隅とか狭い場所が好きなんて根暗の極みね」

    綾波「そう」


    アスカ「なんか使えそうなもんはないかしら……」

    アスカ「地図、コンパス……こんなのあったところでって話よね」

    アスカ「あれ、もしかしたらここってもうリリンが来れる場所かしら」

    アスカ「いや、流石にもうちょっと歩かないと……」


    アスカ「あれ、あいつは?」

    29 = 1 :

    綾波「碇君、保存食があったのだけれど」

    シンジ「……」

    綾波「私も一口食べてみたけれど、たぶん、平気」

    シンジ「……」

    綾波「……食べない?」

    シンジ「……」

    綾波「……一人では、食べれない?」

    シンジ「……」

    綾波「どうすれば……」

    シンジ「……」

    綾波「……私が、食べさせる?」

    シンジ「……」

    30 = 8 :

    シンジくんは14年間寝ててエヴァの中で引きこもってたからなぁ。

    31 :

    書きためアリか

    32 = 1 :

    綾波「碇君、口あけて」

    シンジ「……」アー

    綾波「ありがとう。それじゃ……」



    アスカ「あーん!!」パクッ

    綾波「……」

    シンジ「……」

    アスカ「まっず。でも腹のたしにはなるかしら……」モグモグ

    綾波「……」

    シンジ「……」

    33 = 8 :

    「……」

    34 = 1 :

    綾波「なぜ」

    アスカ「あん?」

    綾波「なぜ邪魔をするの」

    アスカ「なんの話よ」

    綾波「碇君にご飯、食べさせるの」

    アスカ「差し出されたから、私にかと思って」

    綾波「私は碇君に口あけてって言ったわ」

    アスカ「そう? 聞こえなかったの」

    綾波「わざわざ走ってまで食べにくるなんて、変」

    アスカ「Willeでは、食事も戦争なのよ」


    シンジ「……」

    35 = 1 :

    綾波「碇君、はい」

    アスカ「!」パクッ

    綾波「……」

    アスカ「んむんむ」モグモグ


    綾波「碇く」

    アスカ「!」パクッ

    綾波「……」

    アスカ「んぐんぐ」モグモグ


    綾波「いか」

    アスカ「!」パクッ

    綾波「……」

    アスカ「んぐ、んんっ(泣)」モグモグ

    36 = 1 :

    綾波「なぜ、そこまでするの」

    アスカ「にゃんのはにゃしよ」モグモグ

    綾波「……」

    アスカ「ごっくん……ふー、満足満足」

    綾波「……」

    アスカ「……」

    綾波「……」

    アスカ「……え、うそでしょ……」ガクブル

    綾波「……?」



    シンジ「……」

    37 :

    見てるぞ

    38 = 8 :

    猿避け支援

    39 :

    見てるぞ

    40 :

    アスカ「そんな……まさか……ありえない……」

    綾波「……?」

    アスカ「あ、あれは……」

    綾波「なに」クルッ


    アスカ「やっ!」ダッ

    綾波「あっ」

    アスカ「保存食ゲット!」

    綾波「なにするの」

    アスカ「はぁ!?」


    シンジ「……」

    41 = 40 :

    綾波「……返して」

    アスカ「なんでよ」

    綾波「私のだもの」

    アスカ「なんであんたのなのよ。ここに置いてあったものでしょ」

    綾波「私が見つけたから」

    アスカ「ふーん、見つけた人がその物の所有者になるんだ」

    綾波「……そう」

    アスカ「じゃあ、私はあんたが持ってたのを見つけたから、これは私の物ね」

    綾波「……恐ろしいわ」

    アスカ「なにがよ!」


    シンジ「……」

    43 :

    はぁ!?じゃねぇよww

    44 = 40 :

    綾波「あんなに、食べたのに」

    アスカ「そうね、そういえば私もうお腹いっぱいだわ」

    綾波「じゃあ、返して」

    アスカ「ちょっと黙って! ……なによ、ガキシンジ」

    綾波「……」

    シンジ「……」

    アスカ「……え? お腹が空いて背中とくっつきそう!?」

    綾波「……」

    シンジ「……」

    アスカ「全く……どうせ一人じゃ食べられないんでしょ? ほんっとーにしょーがないんだから!」

    綾波「……」

    シンジ「……」

    45 = 43 :

    アスカさん誰と喋ってるんすか

    46 = 40 :

    アスカ「ほら、口あけて、あーん……」


    綾波「っ!」パクッ


    アスカ「ちょっ!」

    綾波「……」モグモグ

    アスカ「なにすんのよ!」

    綾波「……」モグモグ

    アスカ「なんとか言いなさいよ!」

    綾波「……」モグモグ

    アスカ「早く飲み込みなさいよ!! モグ波!!」

    綾波「……」ゴックン


    シンジ「……」

    47 = 43 :

    モグ波だと!?

    48 = 40 :

    アスカ「……で、なんで邪魔したの?」

    綾波「……お腹、すいたから」

    アスカ「嘘、絶対に嘘」

    綾波「嘘じゃないわ」

    アスカ「あんた、あれでしょ、私がシンジにご飯を食べさせるのが、恋人同士みたいで我慢出来なかったんでしょ」

    綾波「……」

    アスカ「ほんっと色ボケ脳みそね! 私とシンジが恋人……ラブラブカップルにしか見えないとしても、そんなつもりは私にはさらさらないのにね!!」

    綾波「……」

    アスカ「そういう勘違いされるのは14年前から変わらないわ! ほんっとにもー、迷惑迷惑!」ニヤニヤ

    綾波「……」


    シンジ「……」

    49 = 43 :

    「……」ニヤニヤ

    50 = 40 :

    綾波「……」

    アスカ「なによ、やる気?」

    綾波「……」スッ

    アスカ「はい、おもむろに立ち上がり」

    綾波「……」ギシ

    アスカ「ベッドらしきものの上に乗る」

    綾波「……」ギン

    アスカ「標的を見定め」

    綾波「……」トッ

    アスカ「ベッドから飛翔しー」

    綾波「……」バッ

    アスカ「フライングボディプレース!!」



    アスカ「痛い!!!」


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