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元スレ真美「髪留めが見当たらない……」
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真美「でも昨日のはるるんと違って面白そう! ちょっと出かけてくるね!」
亜美「ああ、うん」
響「どこ行くんだ?」
真美「ペットショップ! もしかしたらひびきんみたいに色んな動物の声が聞こえるかも!」ワクワク
ハム蔵「あー、それは……」
響「やめといた方が……」
ガチャ バタン
響「行っちゃったか……」
亜美「なに? なにかあるの?」
亜美「ああ、うん」
響「どこ行くんだ?」
真美「ペットショップ! もしかしたらひびきんみたいに色んな動物の声が聞こえるかも!」ワクワク
ハム蔵「あー、それは……」
響「やめといた方が……」
ガチャ バタン
響「行っちゃったか……」
亜美「なに? なにかあるの?」
ハム蔵「響も前は苦労してたよね」
響「今じゃペットショップ行くときはわざわざヘッドホンつけていくからね……」
亜美「?」
響「ドクタードリトルは苦労人なんだ、亜美……」
…………
翌日 765プロ
真美「…………」ズーン
亜美「……」
真美「…………」ズズーン
響「今じゃペットショップ行くときはわざわざヘッドホンつけていくからね……」
亜美「?」
響「ドクタードリトルは苦労人なんだ、亜美……」
…………
翌日 765プロ
真美「…………」ズーン
亜美「……」
真美「…………」ズズーン
亜美「ひびきんの言ったとおりだったけど、とりあえず何があったか説明して?」
真美「天国と地獄を見たよ……」
…………
前日 ペットショップ
ウィーン
店員「いらっしゃいませー」
「お客さんだ! お客さん!」「ようこそ!」「こっち来て! こっち!」
真美「おぉぉ! ホントに聞こえる! すごい!」
店員「?」
真美「……げふんげふん」
真美「天国と地獄を見たよ……」
…………
前日 ペットショップ
ウィーン
店員「いらっしゃいませー」
「お客さんだ! お客さん!」「ようこそ!」「こっち来て! こっち!」
真美「おぉぉ! ホントに聞こえる! すごい!」
店員「?」
真美「……げふんげふん」
真美「子犬はかわいいなぁちくしょー」
「名前呼んだ! 今名前呼んでくれた!」
真美「あはは、さては『かわいい』が自分の名前だと思ってるな? 君たちまだ名前ないもんね」
「?」フリフリ
真美「癒される……」ウットリ
「名前呼んだ! 今名前呼んでくれた!」
真美「あはは、さては『かわいい』が自分の名前だと思ってるな? 君たちまだ名前ないもんね」
「?」フリフリ
真美「癒される……」ウットリ
…………
真美「いやぁ、十分堪能したし、そろそろ……」
「ええぇぇぇ!? 帰っちゃうのぉぉぉ!?」
真美「…………じゃ、じゃあもうちょっとだけ」
「わーい!」ピョンピョン
真美「じゃあ、今度こそ帰っ……」
「…………」ジー
真美「も、もうちょっとだけ……」
真美「いやぁ、十分堪能したし、そろそろ……」
「ええぇぇぇ!? 帰っちゃうのぉぉぉ!?」
真美「…………じゃ、じゃあもうちょっとだけ」
「わーい!」ピョンピョン
真美「じゃあ、今度こそ帰っ……」
「…………」ジー
真美「も、もうちょっとだけ……」
真美「も、もう帰るね……」
「やだぁぁぁぁ! 帰っちゃやだぁぁぁぁ!」グルグルグル
真美「……」
真美「……」ダダッ
「わぁぁぁぁぁぁん!」グルグルグルグル
ウィーン
店員「……ありがとうございました」
「やだぁぁぁぁ! 帰っちゃやだぁぁぁぁ!」グルグルグル
真美「……」
真美「……」ダダッ
「わぁぁぁぁぁぁん!」グルグルグルグル
ウィーン
店員「……ありがとうございました」
…………
真美「店員さんには白い目で見られるし、夢の中で子犬の群れに追いかけ回されるし……散々だったよ……」
亜美「そう……」
真美「なんでそんなに無関心なのさー!」
亜美「いやまあ、動物の言葉がわかるのも考え物だね」
真美「あぁ……あの子たちはこれからどうなるんだろう……」
真美「店員さんには白い目で見られるし、夢の中で子犬の群れに追いかけ回されるし……散々だったよ……」
亜美「そう……」
真美「なんでそんなに無関心なのさー!」
亜美「いやまあ、動物の言葉がわかるのも考え物だね」
真美「あぁ……あの子たちはこれからどうなるんだろう……」
亜美「で、今日もまた髪留めは無くなったと」
真美「そうなんだよー……だから今日こそ亜美の髪留めを……」
ガチャ
貴音「おはようございます」
真美「あ、おはよー、お姫ちん!」
貴音「今日は早いですね。亜美、真美」
真美(お姫ちんはわかってくれた……!)ホッ
亜美「!」ピーン
真美「そうなんだよー……だから今日こそ亜美の髪留めを……」
ガチャ
貴音「おはようございます」
真美「あ、おはよー、お姫ちん!」
貴音「今日は早いですね。亜美、真美」
真美(お姫ちんはわかってくれた……!)ホッ
亜美「!」ピーン
亜美「お姫ちん、お姫ちん。お願いがあるんだけど」
貴音「?」
亜美「カチューシャを真美に貸してあげてくれない?」
真美「へっ?」
貴音「カチューシャを……ですか? ええ。構いませんよ」
真美「……亜美は何をしようとしてるの?」
亜美「んっふっふ~、亜美は考えたのだよ真美くん」
貴音「?」
亜美「カチューシャを真美に貸してあげてくれない?」
真美「へっ?」
貴音「カチューシャを……ですか? ええ。構いませんよ」
真美「……亜美は何をしようとしてるの?」
亜美「んっふっふ~、亜美は考えたのだよ真美くん」
亜美「はるるんの時といい、ひびきんの時といい、髪飾りで真美は一日その人っぽい能力を得ることができるんではなかろうか」
真美「転ぶのは能力なのかな?」
亜美「だからお姫ちんのカチューシャで実験してみようよ」
亜美「もしかしたらお姫ちんみたいな大人な魅力を手に入れられるかもよ?」ボソボソ
真美「……そ、そうかな……えへへ」
亜美(……面白いことになると良いなぁ)
真美「転ぶのは能力なのかな?」
亜美「だからお姫ちんのカチューシャで実験してみようよ」
亜美「もしかしたらお姫ちんみたいな大人な魅力を手に入れられるかもよ?」ボソボソ
真美「……そ、そうかな……えへへ」
亜美(……面白いことになると良いなぁ)
貴音「よくわかりませんが、これを」
真美「ありがと、お姫ちん」
真美「」スッ
真美「……どう? 大人っぽくなった?」
貴音「ええ。とても似合っていますよ」
亜美「似合ってるけど、別段お姫ちんっぽくはなってないね」
真美「うーん、つけた瞬間理想のボディが手に入るってわけじゃなかったかぁ」
貴音「?」
真美「ありがと、お姫ちん」
真美「」スッ
真美「……どう? 大人っぽくなった?」
貴音「ええ。とても似合っていますよ」
亜美「似合ってるけど、別段お姫ちんっぽくはなってないね」
真美「うーん、つけた瞬間理想のボディが手に入るってわけじゃなかったかぁ」
貴音「?」
亜美「何か変わったことある? 宇宙と交信できるようになったとか」
真美「なるわけないよ」
亜美「……」グイッ
真美「痛たた! なんで引っ張ったの?」
亜美「カチューシャ取れなくなってるね」
真美「嘘……」グイグイ
真美「ホントだ」
真美「なるわけないよ」
亜美「……」グイッ
真美「痛たた! なんで引っ張ったの?」
亜美「カチューシャ取れなくなってるね」
真美「嘘……」グイグイ
真美「ホントだ」
亜美「何かしら面白いことが真美の体に起こるはずだから、ちょっと待ってみよう」
真美「面白いことって……べつに、そんな……」
亜美「?」
真美「うっ……」フラッ
貴音「真美!」ガシッ
亜美「真美!? だ、大丈夫?」
真美「ううぅ……お腹が……お腹が……」
亜美「何!? 痛いの!?」
真美「お腹が……すいた……」
亜美「…………Oh...」
真美「面白いことって……べつに、そんな……」
亜美「?」
真美「うっ……」フラッ
貴音「真美!」ガシッ
亜美「真美!? だ、大丈夫?」
真美「ううぅ……お腹が……お腹が……」
亜美「何!? 痛いの!?」
真美「お腹が……すいた……」
亜美「…………Oh...」
>>82
ポークビッツは仕舞えよ
ポークビッツは仕舞えよ
真美「なにこれ……どんどん胃がからっぽになってくみたい……」
亜美「そんなに!?」
真美「意識が朦朧としてきた……」
亜美「あぁぁぁ! 真美が死ぬぅぅぅ!」
貴音「真美を救うには……行くしかありませんね」スクッ
亜美「どこに!?」
貴音「……二十郎に」
亜美「自分が行きたいだけじゃないよね!?」
亜美「そんなに!?」
真美「意識が朦朧としてきた……」
亜美「あぁぁぁ! 真美が死ぬぅぅぅ!」
貴音「真美を救うには……行くしかありませんね」スクッ
亜美「どこに!?」
貴音「……二十郎に」
亜美「自分が行きたいだけじゃないよね!?」
店員「ッラッシャセー!」
貴音真美「メンカタカラメヤサイダブルニンニクアブラマシマシ!」
亜美「野菜少なめ、麺半分で」
…………
貴音「~♪」ヒョイパク ヒョイパク
真美「……! ……!」ズルルルッ モグモグモグ ムシャムシャ
亜美「……」チュルチュル モグモグ
…………
貴音「真、美味でした」フキフキ
亜美(結局二人に食べてもらった……けぷっ)
真美「足りない……まだ足りない……」ブツブツ
亜美「!?」
貴音真美「メンカタカラメヤサイダブルニンニクアブラマシマシ!」
亜美「野菜少なめ、麺半分で」
…………
貴音「~♪」ヒョイパク ヒョイパク
真美「……! ……!」ズルルルッ モグモグモグ ムシャムシャ
亜美「……」チュルチュル モグモグ
…………
貴音「真、美味でした」フキフキ
亜美(結局二人に食べてもらった……けぷっ)
真美「足りない……まだ足りない……」ブツブツ
亜美「!?」
真美「替え玉が……替え玉が欲しい……」
貴音「なりません、真美」
貴音「二十郎に替え玉などというものはありません。故に、食べ終えた物はただ去るのみ」
真美「うぅ……じゃあどうすれば……」
貴音「行きましょう」
真美「どこへ?」
貴音「二軒目へ」
亜美「…………うぷっ」
貴音「なりません、真美」
貴音「二十郎に替え玉などというものはありません。故に、食べ終えた物はただ去るのみ」
真美「うぅ……じゃあどうすれば……」
貴音「行きましょう」
真美「どこへ?」
貴音「二軒目へ」
亜美「…………うぷっ」
…………
翌日 765プロ
真美「ごめんね、昨日のことあんまり覚えてないんだ」
真美「おぼろげにお姫ちんと暴虐の限りを尽くした覚えはあるんだけど、気がついたら……」
真美「気がついたら亜美が隣でガチ泣きしてたんだよ」
亜美「……」
亜美「……いいよ、昨日のことは亜美も忘れるよ……っていうか忘れたいよ」
真美「……吐いたの?」
亜美「言わせないでよ」
翌日 765プロ
真美「ごめんね、昨日のことあんまり覚えてないんだ」
真美「おぼろげにお姫ちんと暴虐の限りを尽くした覚えはあるんだけど、気がついたら……」
真美「気がついたら亜美が隣でガチ泣きしてたんだよ」
亜美「……」
亜美「……いいよ、昨日のことは亜美も忘れるよ……っていうか忘れたいよ」
真美「……吐いたの?」
亜美「言わせないでよ」
真美「さてさて、今日は誰に借りようかなー♪」
亜美(あかん、こいつ楽しみはじめた……)
ガチャ
小鳥「おはようございまーす」
真美「…………」
亜美「…………」
小鳥「な、何?」
亜美(あかん、こいつ楽しみはじめた……)
ガチャ
小鳥「おはようございまーす」
真美「…………」
亜美「…………」
小鳥「な、何?」
真美「まあ、とりあえず借りてみるよ」
亜美「うん……」
小鳥「?」
真美「ピヨちゃん、カチューシャ借りていい?」
小鳥「えっと……どなた?」
真美「えぇぇ……」
亜美「うん……」
小鳥「?」
真美「ピヨちゃん、カチューシャ借りていい?」
小鳥「えっと……どなた?」
真美「えぇぇ……」
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