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元スレ真美「亜美が死んでから5年…か…」
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あの日もこんなに晴れた日だった気がする。亜美が…妹がこの世を去ったのは…。
真美「っと…もう事務所か。暗い顔しちゃいらんないしね…」
ガチャッ
真美「おはようございます。小鳥さん、プロデューサーさん」
私はあの日から…変わった。
真美「っと…もう事務所か。暗い顔しちゃいらんないしね…」
ガチャッ
真美「おはようございます。小鳥さん、プロデューサーさん」
私はあの日から…変わった。
小鳥「あら、真美ちゃんおはよう。この前のグラビアの見本誌あがってるわよ」
真美「そうですか。後で確認させていただきます。あの…プロデューサーは?」
小鳥「プロデューサーさんなら今日は春香ちゃんについていったわよ?」
真美「そうですか…わざわざ忙しいのにありがとうございます」
真美「あの今日のスケジュールって特に入っていませんでしたよね」
小鳥「そーねぇ…じゃあ今日はもう上がりにする?」
真美「そうですね…来たばかりですがそうさせていただきます」
小鳥「お疲れー!」
真美「えぇ…また明日」
真美「そうですか。後で確認させていただきます。あの…プロデューサーは?」
小鳥「プロデューサーさんなら今日は春香ちゃんについていったわよ?」
真美「そうですか…わざわざ忙しいのにありがとうございます」
真美「あの今日のスケジュールって特に入っていませんでしたよね」
小鳥「そーねぇ…じゃあ今日はもう上がりにする?」
真美「そうですね…来たばかりですがそうさせていただきます」
小鳥「お疲れー!」
真美「えぇ…また明日」
私は仕事がない日もこうして事務所にできる限り毎日出入りするようにしている。
あの事務所にはまだあの子がいる気がして…寂しがってるんじゃないのかって…
そんなことないのに…
真美「亜美…………」
__________________
_______
小鳥「ふぅ…仕事も一段落ね…」
小鳥「それにしてももうすぐ5年か…」
小鳥「年相応とはいえ、すっかり変わっちゃったわね」
小鳥「真美ちゃん…まだ辛いわよね…」
あの事務所にはまだあの子がいる気がして…寂しがってるんじゃないのかって…
そんなことないのに…
真美「亜美…………」
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小鳥「ふぅ…仕事も一段落ね…」
小鳥「それにしてももうすぐ5年か…」
小鳥「年相応とはいえ、すっかり変わっちゃったわね」
小鳥「真美ちゃん…まだ辛いわよね…」
真美「ただいま」
……シーン…
真美「まぁ誰もいないよね…」
昔は二人で「ただいま」「おかえり」っていいあったものだ。だからこそ今のこの一人きりの状態に耐えられそうにないのだけれど…
真美「うっ…ひぐ…亜美…亜美ぃ…」ポタ…ポタ…
寂しいのは私だよ。亜美…ごめんね駄目なおねぇちゃんで…
……シーン…
真美「まぁ誰もいないよね…」
昔は二人で「ただいま」「おかえり」っていいあったものだ。だからこそ今のこの一人きりの状態に耐えられそうにないのだけれど…
真美「うっ…ひぐ…亜美…亜美ぃ…」ポタ…ポタ…
寂しいのは私だよ。亜美…ごめんね駄目なおねぇちゃんで…
ひとしきり泣いた。こんなに泣いたのは久しぶりかもしれない。やっぱりもうすぐ5年ってこともあるからだろうか…
真美「今日はとりあえずお風呂に入って寝よう…」
ご飯を食べる気力さえ今の私にはなかった。
真美「お休み…亜美…」
真美「……」
_______
_____
真美「もう朝か…」
真美「今日はとりあえずお風呂に入って寝よう…」
ご飯を食べる気力さえ今の私にはなかった。
真美「お休み…亜美…」
真美「……」
_______
_____
真美「もう朝か…」
真美「今日はドラマの撮影があったっけ…」
学校に欠席を伝える。私はもちろん高校に進学したが仕事の影響もあり卒業できるだけの単位・出席日数分しか出ていない。
学校に行ったところで私だってアイドルなのだ…まともな授業にもならないし、正直意味もない。
真美「とりあえず事務所に顔だそう」
今日は確か現地集合だがとりあえず小鳥さんと「あの子」に顔だけ見せておこうとそう思った。
______
___
真美「おはようございます。小鳥さん」
P「あぁ真美か…おはよう」
真美「プロデューサー…おはようございます」
今日は小鳥さんはいなくてプロデューサーがいるらしい…
P「あれ?今日は現地集合じゃなかったか?」
学校に欠席を伝える。私はもちろん高校に進学したが仕事の影響もあり卒業できるだけの単位・出席日数分しか出ていない。
学校に行ったところで私だってアイドルなのだ…まともな授業にもならないし、正直意味もない。
真美「とりあえず事務所に顔だそう」
今日は確か現地集合だがとりあえず小鳥さんと「あの子」に顔だけ見せておこうとそう思った。
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真美「おはようございます。小鳥さん」
P「あぁ真美か…おはよう」
真美「プロデューサー…おはようございます」
今日は小鳥さんはいなくてプロデューサーがいるらしい…
P「あれ?今日は現地集合じゃなかったか?」
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`ヽ、 \ ,: : : :l: : : ',: :ー':、 ( ア 人: : : :{ はよ
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ヽマー'`ヽ、 \〉 {`ヽ: : : :/、//////\ {/∧、: :,: : : : : :{: : .
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ヽ /////} \//////介// ̄`ヽ、:_: : :.!: : : :.
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真美「はいそうです。行く前に顔だけ出しておこうと思いまして」
P「ん。いいことだぞ偉いな真美は」
真美「いえ…私としては皆さんに支えていただいている身ですから」
もちろん本心だ。「あの子」だってここにプロデューサーや小鳥さんがいてくれれば安心だろう。
真美「それでは行ってきます」
P「おう。いってらっしゃい…」
_____
___
P「大人になったな…真美…けどあの頃のお前の方が…」
P「いや、どうにもならなかった。そうだ…」
P「…本当にそうかな………」
P「ん。いいことだぞ偉いな真美は」
真美「いえ…私としては皆さんに支えていただいている身ですから」
もちろん本心だ。「あの子」だってここにプロデューサーや小鳥さんがいてくれれば安心だろう。
真美「それでは行ってきます」
P「おう。いってらっしゃい…」
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P「大人になったな…真美…けどあの頃のお前の方が…」
P「いや、どうにもならなかった。そうだ…」
P「…本当にそうかな………」
撮影は順調に進む。私はあの日から一切の失敗を自分に禁じた。
言われたことは100%こなす。無理と言わない。今までの自分を戒めるために。
「あの子」の分までアイドルをやるために…
スタッフ「真美ちゃん、今日も良かったよ」
真美「はい。ありがとうございます」
スタッフ「その…ちょっと表情が…いや!なんでもないや!気にしないで!」
真美「はぁ…?そうですか」
なんだったんだろう?表情が…?少し硬かっただろうか…いや…そんなことはない。
今回だって完璧だった。完璧だけが今の私を支えているものだから。
言われたことは100%こなす。無理と言わない。今までの自分を戒めるために。
「あの子」の分までアイドルをやるために…
スタッフ「真美ちゃん、今日も良かったよ」
真美「はい。ありがとうございます」
スタッフ「その…ちょっと表情が…いや!なんでもないや!気にしないで!」
真美「はぁ…?そうですか」
なんだったんだろう?表情が…?少し硬かっただろうか…いや…そんなことはない。
今回だって完璧だった。完璧だけが今の私を支えているものだから。
真美「お疲れ様です」
スタッフ「お疲れ!また次よろしくね!」
真美「はい。お先失礼します」
今日の仕事も終えた。事務所に戻ろう。本来なら電話で報告して帰宅でもよいのだが私は一刻も早く事務所に戻りたかった7.
______
____
真美「戻りました」
P「おーお疲れ!どうだった今日の撮影は?」
真美「極めて順調といったところですね」
P「そっかそっか…」
真美「プロデューサーは今日はずっと事務所に?」
P「ん?あぁ、春香と千早がね…アイツらも二十歳超えたからなーって」
真美「プロデュースの方針ってことですか?」
P「ん!正解って感じかな」
よくよく考えればこの人は今日はオフのはずだ。休んでてももやもやして事務所まできてしまったんだろう。
本当に昔から変わらない…真面目で誠実なお兄さん…
スタッフ「お疲れ!また次よろしくね!」
真美「はい。お先失礼します」
今日の仕事も終えた。事務所に戻ろう。本来なら電話で報告して帰宅でもよいのだが私は一刻も早く事務所に戻りたかった7.
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真美「戻りました」
P「おーお疲れ!どうだった今日の撮影は?」
真美「極めて順調といったところですね」
P「そっかそっか…」
真美「プロデューサーは今日はずっと事務所に?」
P「ん?あぁ、春香と千早がね…アイツらも二十歳超えたからなーって」
真美「プロデュースの方針ってことですか?」
P「ん!正解って感じかな」
よくよく考えればこの人は今日はオフのはずだ。休んでてももやもやして事務所まできてしまったんだろう。
本当に昔から変わらない…真面目で誠実なお兄さん…
____
___
P「おい!真美!真美!」
P「まいったな…寝ちゃった…疲れてたのかな?いや……疲れてるだろう」
P「真美、そんなに肩ひじ張らなくてもいいんだぞ」ナデナデ
真美「ん…にぃ…ちゃん…にぃちゃん…」スゥースゥースゥー
P「真美……」
___
P「おい!真美!真美!」
P「まいったな…寝ちゃった…疲れてたのかな?いや……疲れてるだろう」
P「真美、そんなに肩ひじ張らなくてもいいんだぞ」ナデナデ
真美「ん…にぃ…ちゃん…にぃちゃん…」スゥースゥースゥー
P「真美……」
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真美「ん…こ、ここは…事務所?」
P「おー!真美起きたか」
真美「ぷ、プロデューサー!ああれ?私いつ寝て…ってすみませんでした!」
P「いいのいいの。コーヒー飲むか?」
真美「あっはい…いただきます…」
しまった。完全に油断してた。これは、いつぶりの失敗だろう。事務所の中で「あの子」が笑ってる気がする。
P「ほい!砂糖2つで良かったよな」
真美「ありがとうございます…」
___
真美「ん…こ、ここは…事務所?」
P「おー!真美起きたか」
真美「ぷ、プロデューサー!ああれ?私いつ寝て…ってすみませんでした!」
P「いいのいいの。コーヒー飲むか?」
真美「あっはい…いただきます…」
しまった。完全に油断してた。これは、いつぶりの失敗だろう。事務所の中で「あの子」が笑ってる気がする。
P「ほい!砂糖2つで良かったよな」
真美「ありがとうございます…」
ズズゥー…
………ズズゥー…
P「なぁ…真美」
真美「なんでしょう?」
P「無理するな…」
真美「何のことですか?」
いきなり何を言っているのだろう?よくわからない。
P「真美。そのまま眼…触ってみな」
真美「はい?」
真美「………え…」
濡れてる…私は…泣いてた。泣いていたのだろう。自分でさえ気づかないところで。
………ズズゥー…
P「なぁ…真美」
真美「なんでしょう?」
P「無理するな…」
真美「何のことですか?」
いきなり何を言っているのだろう?よくわからない。
P「真美。そのまま眼…触ってみな」
真美「はい?」
真美「………え…」
濡れてる…私は…泣いてた。泣いていたのだろう。自分でさえ気づかないところで。
P「真美、お前一人で背負いすぎなんだよ…」
真美「そ、そんなことありません!」
P「嘘つくな!」
真美「嘘じゃありません!」
大嘘だ。一人で泣いてるくらいだったらみんなで笑っていたい。ホントはもっと馬鹿やっていたい。それが…私。それが…私達。
P「真美…俺…そんなに頼りないかな」
真美「そんなこと言っているんじゃ…」
真美「そ、そんなことありません!」
P「嘘つくな!」
真美「嘘じゃありません!」
大嘘だ。一人で泣いてるくらいだったらみんなで笑っていたい。ホントはもっと馬鹿やっていたい。それが…私。それが…私達。
P「真美…俺…そんなに頼りないかな」
真美「そんなこと言っているんじゃ…」
P「真美…今まで言いにくかった…」
真美「何が…ですか…?」
言わないで…お願い…「あの子」のことは…
P「亜美があの日…いなくなってから、お前…どうしたんだよ」
真美「…あ…あ…」
P「真美?おい!真美!?」
真美「いや…一人に…しな…いで…」
P「真美!真美!」
ごめんね…ごめんね…おねぇちゃんが代わりになれば良かったね…
真美「亜美…亜…美…ごめ…ん…」ポロポロポロポロ…
P「真美…すまない…真美ぃ…」ギュゥゥゥゥ
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真美「何が…ですか…?」
言わないで…お願い…「あの子」のことは…
P「亜美があの日…いなくなってから、お前…どうしたんだよ」
真美「…あ…あ…」
P「真美?おい!真美!?」
真美「いや…一人に…しな…いで…」
P「真美!真美!」
ごめんね…ごめんね…おねぇちゃんが代わりになれば良かったね…
真美「亜美…亜…美…ごめ…ん…」ポロポロポロポロ…
P「真美…すまない…真美ぃ…」ギュゥゥゥゥ
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あの日…私達…私とプロデューサーと「亜美」は一緒にオーディションへ向かった。
オーディションはAランクへの昇格をかけたオーディション。合格者は1名のみ。難関だった。
亜美「真美ー!今回ばっかりはライバルだかんね!ぜーったい負けないから!」
真美「んっふっふー!亜美には姉の実力をとくと見せつけてあげるよ!」
亜美「いったなー!」
真美「とーぜんしょ!」
P「こらこら!亜美も真美も、オーディション前に怪我したらどうするんだ!」
亜美・真美「はーい!兄ちゃんごっめーん!」
P「心がこもってないな…」
オーディションはAランクへの昇格をかけたオーディション。合格者は1名のみ。難関だった。
亜美「真美ー!今回ばっかりはライバルだかんね!ぜーったい負けないから!」
真美「んっふっふー!亜美には姉の実力をとくと見せつけてあげるよ!」
亜美「いったなー!」
真美「とーぜんしょ!」
P「こらこら!亜美も真美も、オーディション前に怪我したらどうするんだ!」
亜美・真美「はーい!兄ちゃんごっめーん!」
P「心がこもってないな…」
亜美「んー!待ってよ!兄ちゃんはどっちが合格すると思う?」
亜美がそんなこと言い出した。
P「亜美…また馬鹿なことを…お前らは実力としては他のアイドルを圧倒するだろう」
亜美「おおう!さっすが兄ちゃん!わかってる!」
P「けど亜美と真美で比べると正直真美の方が上だ…」
亜美「兄ちゃん…オーディション前にそこまでズバッという?」
亜美がそんなこと言い出した。
P「亜美…また馬鹿なことを…お前らは実力としては他のアイドルを圧倒するだろう」
亜美「おおう!さっすが兄ちゃん!わかってる!」
P「けど亜美と真美で比べると正直真美の方が上だ…」
亜美「兄ちゃん…オーディション前にそこまでズバッという?」
P「おう!もちろんいうさ。だから実力以上を発揮してみろ!亜美!」
亜美「おう!もちろんだ兄ちゃんも乗せるのがうまいね!」
P「はっはっは!俺はプロデューサーだからな!真美もいつも通り実力出し切れば大丈夫だから!」
P「二人とも頑張れ!!」
亜美・真美「うん!」
ごめんね…亜美…兄ちゃん、今回は亜美に譲ることにしてるんだ…だって真美はおねぇちゃんだもん。我慢…しなきゃね…。
亜美「おう!もちろんだ兄ちゃんも乗せるのがうまいね!」
P「はっはっは!俺はプロデューサーだからな!真美もいつも通り実力出し切れば大丈夫だから!」
P「二人とも頑張れ!!」
亜美・真美「うん!」
ごめんね…亜美…兄ちゃん、今回は亜美に譲ることにしてるんだ…だって真美はおねぇちゃんだもん。我慢…しなきゃね…。
オーディションが終わった…合格者は…
審査員「今回のオーディション合格者は…」
亜美「ゴクリ…」
P「ゴクリ…」
真美「…」
審査員「双海亜美さんです」
亜美「…ふぇ!?」
P「亜美!」
亜美「えぇ!亜美!?」
P「そうだよ!お前だよ!」
亜美「亜美なの!?ホントに?」
真美「亜美…良かったね」ニコ
亜美「真美ぃ…ありがとー!」ギュッ
審査員「今回のオーディション合格者は…」
亜美「ゴクリ…」
P「ゴクリ…」
真美「…」
審査員「双海亜美さんです」
亜美「…ふぇ!?」
P「亜美!」
亜美「えぇ!亜美!?」
P「そうだよ!お前だよ!」
亜美「亜美なの!?ホントに?」
真美「亜美…良かったね」ニコ
亜美「真美ぃ…ありがとー!」ギュッ
よかったね…亜美。念願のAランクアイドルだよ?トップアイドルも目の前だね…姉として喜ばしいよ。
真美「うん…本当によかったね。亜美」
亜美「うん…うん…」グズグズ
P「亜美!ホンット良かったな!良かったな!」
亜美「兄ちゃん良かったしか言ってないしー」グスグス
P「うるへー…」グスン
真美「あー!兄ちゃん泣いてる!」
P「うるへー!!!」
亜美・真美・P「あははははは」
真美「うん…本当によかったね。亜美」
亜美「うん…うん…」グズグズ
P「亜美!ホンット良かったな!良かったな!」
亜美「兄ちゃん良かったしか言ってないしー」グスグス
P「うるへー…」グスン
真美「あー!兄ちゃん泣いてる!」
P「うるへー!!!」
亜美・真美・P「あははははは」
帰り道も兄ちゃんが泣き出したり、亜美が泣き出したりで大変だった。あの瞬間まですごく…幸せだったのに…
P「そういえば真美は今日調子悪そうだったな…」
真美「そ、そんなことなかったしょ!真美だって実力出し切ったんだから!」
流石兄ちゃん…スカウトから今までずっと一緒だったこともある。どこかで引っ掛かりを覚えたんだろう…
亜美「…」
真美「ねぇ?亜美!今日の真美すごい真剣だったっしょ?」
私はここで亜美に話を振ったこと。亜美の本心を見抜けなかったこと。一番後悔している。
P「そういえば真美は今日調子悪そうだったな…」
真美「そ、そんなことなかったしょ!真美だって実力出し切ったんだから!」
流石兄ちゃん…スカウトから今までずっと一緒だったこともある。どこかで引っ掛かりを覚えたんだろう…
亜美「…」
真美「ねぇ?亜美!今日の真美すごい真剣だったっしょ?」
私はここで亜美に話を振ったこと。亜美の本心を見抜けなかったこと。一番後悔している。
亜美「…Do-Daiの入り、ダンスのキレ、いつも通りじゃなかった」
真美「え…?亜美、どうしたの…」
亜美「声も…いつもより通ってなくて、おかしかったよ真美」
真美「なんで…そう思ったの?」
亜美「真美…亜美はね、今回のオーディション絶対真美が受かるって!そう思ってた」
亜美「だけど…受かったのは亜美。亜美なんだよ…なんで!なんで真美じゃないの
真美「え…?亜美、どうしたの…」
亜美「声も…いつもより通ってなくて、おかしかったよ真美」
真美「なんで…そう思ったの?」
亜美「真美…亜美はね、今回のオーディション絶対真美が受かるって!そう思ってた」
亜美「だけど…受かったのは亜美。亜美なんだよ…なんで!なんで真美じゃないの
亜美「妹の亜美が!真美に勝てるわけないじゃんか!」
真美「あ、亜美…けど実際受かったのは亜美っしょ!真美は受かんなかった!実力が足りないのは真美だったってことっしょ!!」
亜美「うそつき…手を抜いたくせに…」
真美「え…」
それは初めてといっていい。亜美が…妹が初めて見せた私への敵意。正直怖かった。逃げたかった。泣きたかった。
亜美「兄ちゃん…おろして…」
P「あ…亜美、いや…もうすぐ事務所なんだが…」
真美「勝手にすれば…」
P「真美!!」
亜美「勝手にするよ!!おろして!!」
P「おい亜美!亜美ー!!!」
真美「フン!亜美の分からず屋!」
私は後悔している。これが「あの子」との
最後の会話になるなんて…知らなかったから…
真美「あ、亜美…けど実際受かったのは亜美っしょ!真美は受かんなかった!実力が足りないのは真美だったってことっしょ!!」
亜美「うそつき…手を抜いたくせに…」
真美「え…」
それは初めてといっていい。亜美が…妹が初めて見せた私への敵意。正直怖かった。逃げたかった。泣きたかった。
亜美「兄ちゃん…おろして…」
P「あ…亜美、いや…もうすぐ事務所なんだが…」
真美「勝手にすれば…」
P「真美!!」
亜美「勝手にするよ!!おろして!!」
P「おい亜美!亜美ー!!!」
真美「フン!亜美の分からず屋!」
私は後悔している。これが「あの子」との
最後の会話になるなんて…知らなかったから…
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P「ただいまー!」
真美「ただいま…」
小鳥「ぷぷぷプロデューサーさん!!!!!!!!!!!!!」
P「小鳥さん!?どうしたんですか?」
小鳥「亜美ちゃんは!亜美ちゃんはどこに!!」
P「亜美…ですか?さっき近場のコンビニにおろしましたけど…」
真美「フン!」
小鳥「あ…ああ…嘘…じゃあ…ホントに…」
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P「ただいまー!」
真美「ただいま…」
小鳥「ぷぷぷプロデューサーさん!!!!!!!!!!!!!」
P「小鳥さん!?どうしたんですか?」
小鳥「亜美ちゃんは!亜美ちゃんはどこに!!」
P「亜美…ですか?さっき近場のコンビニにおろしましたけど…」
真美「フン!」
小鳥「あ…ああ…嘘…じゃあ…ホントに…」
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