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    元スレ久「大阪来て良かったやろ?」 咲「せやなー」

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    301 = 16 :

    すこやん悪魔の囁き

    302 = 163 :

    良子ちゃんかわいい!

    304 = 3 :

    …………
    二順目

    末原(チャンプ、当たり前のように張ったわ)

    照手牌 ③④⑤⑦⑧二二二四西発発発 ツモ西

    末原(もちろんダマ。洋榎は気付いてるようやけど、戒能プロはどうなんや)

    戒能「……」タン ↓東

    末原(生牌の東切り、こっちもなかなかのスピードや)

    末原(次のツモ、チャンプは安和了りの可能性濃厚。せやから、勝負放棄はありえんな)


    (……このツモで、)スチャ

    「……」 ツモ七萬

    (こういう日も、)

    戒能「こういう日もある。麻雀は絶対じゃない。……そうですかね?」

    「……」 ↓七萬

    戒能「カンします」

    305 = 16 :

    三暗待ちにしないから・・・

    306 = 3 :

     
    (なぜだ……? 盤面支配は既に終わっ、)

     グサリッ

    (なにこれ……右腕に違和感が)

    戒能「お気づきになられましたか? ひどく細く鋭く、なおかつフェイタルな支配です。『真髄の針』とでも言っておきましょうか……」

    戒能「あなたのツモ運はここで終わる」

    (場の支配は無くなってはいなかった。ただ単に絞っただけ。私達が気付けない程度に)

    (そして腕に何かが突き刺さっている。邪悪な影が)

    洋榎「なんの話しとるん?」

    戒能「力は伸縮自在ということです。……」タン ↓八萬

    洋榎「うち、物理わからんからな。何言ってんのかさっぱりや」

    絹恵「お姉ちゃんは全部さっぱりやろ」

    洋榎「なぁ!? うち数学だけは赤点とったことないで!」


    戒能「……」

    307 = 3 :

     
    …………
    八順目

    (恐ろしいな。まるで呪いだ。イタコとは聞いたがそれを麻雀に応用できるのか)

    (これで外せないかな)ギュルルル!

     モワモワ

    (む、駄目か)

    (……しょうがない、こいつは貸しだぞ。洋榎)ギロリ

    洋榎(おお? チャンプの殺し屋のような目つきがうちに突き刺さる)

    洋榎(うちを殺しに、ていうわけやないみたいやな)

    洋榎(……)スチャ 

    洋榎(きたっ。テンパイ。サンキューチャンプ)

    洋榎手牌 ①①①ⅡⅡⅡⅢⅣⅤⅥⅧⅨⅨ ツモⅦ索

    洋榎(ダマかな。でも裏ドラ期待できるし……)


    戒能(――スキあり、です)ズルリ

    309 = 3 :

     
      『リーチやろ洋榎』

    洋榎(せやかな~)

      『四面待ちやぞ。自分のツモ信じられんのか』

    洋榎(だって怖いんやもん。対面とか上家とか……)

      『自分自身に言うのもなんやけど、ほんまなっさけないわー』

    洋榎(なんやと)

      『嫌な予感なんかそうそう当たらん』

    洋榎(でも、)

      『自信持てや、な?』

    洋榎(そこまで言うなら……やったるよ)

    洋榎「……リーチ」タン ↓Ⅸ索

      『大丈夫大丈夫、ほんま気にせんでええ――って普通は思いますよ』

    洋榎「あ?」

    戒能「どうかしましたか?」ニコッ

    洋榎「お前、まさか」ガクガク

    310 = 98 :


    テレパシーわろす

    311 :

    フェイタス

    312 = 163 :

    イタコこええ

    313 = 3 :

    末原「年上、それもプロにお前はまずいやろ洋榎……、洋榎?」

    洋榎(頭ん中入られた)

    洋榎(汚され、――あ)

    洋榎(駄目――中見られ――、思考の操――て過)

    洋榎(なん――この声)



    『言うほどやないなぁ』   『これがあの愛宕?』   『親の七光やしゃあない』   『弱っ』    『口だけかいな』

       『元主将がこれって……』   『何が後ひっかけの洋榎や』   『からあげラーメンなんて食えるわけないやろ!』



    洋榎(心の声……?みんな、そんなこと思ってるんか……?)

    由子「洋榎……、すごい汗かいてるのよー?」

    洋榎「あ……ああ、大丈夫や。気にせんといて」カタカタ

    絹恵「ちょっと止め「ええからっ!」

    洋榎「大丈夫やから。うちはこんなんじゃどうにもならへん」カタカタ

    洋榎「早く牌、切ってくれ」グッ

    314 = 213 :

    ほぞがこんなところにまで…

    315 :

    からあげラーメンなんて食えるわけないだろ

    316 :

    洋榎ちゃんは涙目になるのが一番映える

    317 = 137 :

    それでも天使なら

    318 = 58 :

    唐揚げラーメンは割と一般的やろ!!

    319 = 175 :

    カップラーメンで一時期売ってたよな、からあげラーメン

    320 :

    >>315

    お前は俺を怒らせた

    321 = 3 :

     
    「う、うん」タン ↓八萬

    戒能「ポンです」タン

    洋榎「八萬をポン? さっき自分で捨てて……ポン」

    洋榎「おか……しいやろ、そんなの――!」

    戒能「現状で必要なのは、誰に、いつ、当たり牌を掴ませられるか」

    戒能「どんなに読みが鋭くとも、リーチはまるでその意味をなくす」

    戒能「握ったら最後、捨てるしかない。つまるところ凡俗に成り下がるわけです。……次、槓したら嶺上開花で和了ります」

    洋榎「んなこと……!」スチャ

    洋榎(Ⅴ索……一枚も見えてへん)

    洋榎(まさか、ほんまに)ポロ

    戒能「……カン」

    戒能「リンシャンを、」パシ

    「それ、ロンです。聞こえませんでしたか?」

    戒能「……ロン?」

    322 = 98 :


    その嶺上取る必要なし!

    323 :

    >>3
    元のスレタイって木曜スペシャルで4週連続でやってた某クイズ番組?

    324 = 3 :

    「洋榎さんのⅤ索で、白のみ2100」

    戒能(何を言っている?)

    洋榎「お、おう。すまん。ぼーっとしてた」ジャラ

    洋榎(なんや?急に気が楽になったわ)

    「戒能さん、『これ』すごいですね。みんなの気持ちが透けて見えてくる」

    戒能(完全に使役しているのか……? そんな、いくらなんでも早すぎる)

    「ほら、戒能さんの『それ』も、」ズイ

    「……咲?」

    戒能(この子、わざと私――、まずい、汚染が始――止め、)


      『さようなら』


        「た、たすけ、――」




           咲『駄目』

    325 :

    ヒーハー

    326 = 3 :

     
    ◇◆◇◆◇◆

    「あの、そろそろ……」

    郁乃「ええ~、もうちっとお話しようよ~。大会とか長野とか話してないこと盛りだくさんやん~」

    「そうはいっても……。ほら血は止まりましたし、もう大丈夫です」

    郁乃「んなこと言うて、また自傷されても困るしな~」

    「――気付いてたんですか?」

    郁乃「竹井ちゃん、ちょ~っと嘘下手なんやもん」

    「初めて言われました。……すいません、このことは、」

    郁乃「ああ、誰にも言わんよ~。だからもうちっと、」

    プルルル

    「あ、雅枝さんからだ。すいません、失礼します」

    ガチャ

    郁乃「……も~。せや、そろそろうちも健夜ちゃんにお電話しとこ」

    327 = 3 :

     
    「どうしました?」

    雅枝『絹もヒロも出えへんからな。ちょっと戒能に代わってもらえへん?」

    「なぜ、その名前を……」

    雅枝『あれ?おるやろ?』

    「き、来てますよ。そうじゃなくて、」

    雅枝『……ここらでプロの会合あってな。うちも関係者やし、ついでやから乗っけていこうと思って』

    「咲の原因、あの人です」

    雅枝『……その話、あとで本人から聞いとく』

    328 = 3 :

     
    「戻りました」ガチャ

    「あれ?」

    洋榎「おーおかえりー。指大丈夫かー?」

    「あ、部長、おかえりなさい」

    (思ってたよりほんわかしてるわね。もっと殺し合いのような雰囲気を予想していたのだけれど)

    「ロン」

    戒能「はい」ジャラ

    「戒能プロ、今いいですか?……お電話です」スッ

    戒能「お借りします」スカッ

    「?」

    戒能「ごめんなさい、少し疲れが……。ここですね」スッ

    (『ここ』……? まさかね)

    戒能「お電話代わりました、戒能です――」

    329 = 131 :

    さるよけ④

    333 = 3 :

     
    洋榎「はぁーつかれたわー」

    「あら、今のオーラス?」

    洋榎「ああ、チャンプがチャンプ通りチャンプしてくれたわ」

    「意味わからないわよ」

    洋榎「点数見ろって」

    42100 照
    22200 戒能
    20700 洋榎
    15000 咲

    「あーなるほど……え? 咲がラス!?」

    「一歩及びませんでした……」タハハ

    「咲さん……」

    「和ちゃん、私、もっと強くなるから!」

    「――そうですよね。咲さんはこれからももっといけるはずです! 一緒に頑張りましょう」

    334 = 16 :

    代行がこわい

    335 = 23 :

    俺の戒能プロが…

    336 = 3 :

     
    戒能「ソーリーです。みなさん、少し早いのですが、急用ができたのでここいらでお暇させてもらいます」

    由子「プロは忙しいのよー」

    「ありがとうございました」

    ゴザイマシター

    洋榎「来年まっとれい!」

    末原「こらこら」

    戒能「ふふ、あ、咲さん」

    「はい」

    戒能「さきほどの一撃、覚えておきますよ」

    「……はい」ニコ

    戒能「」ゾクッ

    337 = 3 :

    ◇◆◇◆◇◆

    戒能「ようやく校外……ですよね」フラフラ

     「おーい」

    戒能「愛宕さんですか?」

    雅枝「なにフラフラしとんのや。ほら、車こっち」

    戒能「……すいません」フラ

    雅枝「お前、もしかして、目が」

    戒能「やられました。完全に失明してます」

    雅枝「っ、とにかく車乗り」


    雅枝「目の他は?」

    戒能「親指以外の指先の感覚がほとんどナッシングです」

    雅枝「……わかった。『あれ』が起こしたストレス性の一時的なショックや。安心せえ。じき治る」

    338 = 16 :

    咲さんがだんだん・・・

    340 :

    ヌージャン……

    341 :

    戒能「ごめんなさい」

    雅枝「なんでお前があやまんのや」

    戒能「私、ヒロエを壊そうとした……」

    雅枝「……ヒロはどなった」

    戒能「寸でに咲さんに助けられました」

    雅枝「……今うちは、はらわた煮えくり返ってる。やけど、お前が抵抗できなかったということも分かってる」

    戒能「私は酔っていました。完全確実に支配していると思って、解放し続けてしまいました」

    雅枝「だから甘いんよお前は。どうせ、咲のために自分を犠牲にしようとでも思ってたんやろ」

    戒能「……はい」

    342 :

    これはあわあわ殺されるだろ確実に

    343 :

    咲 淡 健夜 あと1人誰かで最終決戦希望しとこう

    344 = 341 :

     
    雅枝「その結果が、両目と指や。やっぱりあの子は、」

    戒能「いえ、咲さんは麻雀を続けるべきです」

    雅枝「小鍛治の意志やろ。騙されんな」

    戒能「……潰そうと思えば、やれたのに、それでも彼女は私をこの程度で許してくれた。あれは善良な人間です」

    雅枝「……」

    戒能「そして、彼女からまた麻雀を奪えば崩壊するでしょう。異常なまでにのめりこんでますよ」

    戒能「それでも?」

    雅枝「……お前の言いたいことはわかった」

    戒能「……」

    345 :

    >>343
    照か戒能プロがいいかね

    346 :

    原作以上にとんでもないオカルトなストーリーやな

    347 :

    これで善良・・・

    348 = 341 :

     
    雅枝「なにがお前をそこまでにさせるんや」

    戒能「昔の自分を見てるようでしてね。……個人的に応援してあげたいんです」

    雅枝「咲はええ子やと思う。小鍛治のように他人を蟻ん子みたいにいじくらんやろう。やけどな」

    雅枝「……人は無意識に負の感情を持ち歩いてる。咲がいつそれを爆発させるかわからんぞ」

    戒能「その時はその時です。相手が悪い。なぜなら咲さんを怒らせたのだから。人を怒らせたら報いをうけるべきです」

    雅枝「つくづくお前のそういうところは好きになれんわ。白か黒で生きられる人間はおらんぞ」

    戒能「それでも私は、あの子がよければいいと思います」

    雅枝「自分勝手やな」

    戒能「そうですかね」

    雅枝「……ほんま、馬鹿ばっかやわ」

    349 = 346 :

    淡への死刑宣告やで・・・

    350 = 347 :

    大人がいい味出してんな


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