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    元スレ魔王「勇者待つの飽きた」

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    タグ : - 前スレ→1352215475 + - 勇者 + - 魔王 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    魔王「勇者まだー?」

    側近「まだきませんねぇ」

    魔王「勇者が旅立ってからもう5ヶ月だよ?遅いよね?」

    側近「2ヶ月目あたりで失踪したらしいですが」

    魔王「勇者待つの飽きたー、遊びに行きたいー」

    2 :

    勇者が来たら殺されるだろ

    3 :

    バカ魔王

    4 = 1 :

    魔王「側近!旅に出よう!」

    側近「それはどうかと…」

    魔王「いいじゃん!勇者もいないみたいだしさー」

    魔王「私もおしゃれとかしたいしさー、いつも黒装束はやだよ」

    側近「しかし…」

    5 :

    こないだの人か
    期待

    6 = 1 :

    言い忘れていましたが、このSSは勇者「魔王倒す旅飽きた」の続編っぽいものです
    暇ならそちらもご覧くださいね!

    7 = 1 :

    側近「遊びに行くと言われても、仮にもあなた様は魔王ですよ?見つかったら攻撃されますよ?」

    魔王「倒すからいい」

    側近「それでは遊べませんが」

    魔王「しまった!」

    側近「ではこの話はなしと言うことで」

    8 = 1 :

    魔王「えー!やだー」

    側近「ですが…」

    魔王「あ!わかった!山越えた先の街行こう!」

    側近「は?」

    魔王「だからここから南の山の先の街だよ!あそこなら私のこと知ってる人間も魔物もいないよね」

    側近「なるほど」

    9 = 1 :

    側近「そういうことなら、勇者もきませんし」

    魔王「よし!決定だね!」

    魔王「じゃあ転移魔法でも…」

    側近「使うなら目的地の手前にすべきですな、転移魔法は目立ちます」

    魔王「じゃあ小さめの山の中にしよっか、遠い街のほうが安心だしね」

    側近「そうですな、まさかあんなところに人はすんでないでしょうし」

    魔王「じゃあ決定だね!」

    11 = 1 :

    ~そのころ勇者~
    勇者「ふぅ、鍛治場が完成したぞー!」

    勇者「これでボロくなった鎌も綺麗になるな!」

    勇者「最初は街いけなくなったのしんどかったけど、2ヶ月も過ごしてたら慣れてきたな」

    勇者「あ、でも鉄鉱石とかこの山にあるのかな…エルフ娘ー!」

    エルフ娘「なんですか?勇者様」

    12 = 1 :

    勇者「この山って鉱脈とかないの?」

    エルフ娘「私の村にはなかったですね…」

    エルフ娘「ただ、私の村の反対方向にドワーフの村があったはずです。そこに行けばあるかもしれませんね」

    勇者「エルフといいドワーフといい、ここの魔物は一箇所に固まってるなぁ」

    エルフ娘「人間にあまり見られると困りますからね」

    勇者「そうだね、じゃあちょっといって見ようか」

    エルフ娘「はい!」

    13 :

    うわつまんね

    14 = 1 :

    勇者「ドワーフの村まではどのくらい?」

    エルフ娘「1日もあれば往復できますね、ただ行きは坂を登らないといけないので半日とちょっとでしょうか?」

    勇者「じゃあ食べ物とテントいるかな?用意するからまってて」

    15 = 1 :

    勇者「じゃあ出発しようか」

    エルフ娘「ええ、行きましょう」

    ~そのころ魔王~
    パァァァ
    魔王「ついたかな?」

    側近「ええ、どうやらついたようですね」

    魔王「街はどっち!?」

    側近「ここから北に山を下ればいけそうですね」

    魔王「急ごう!」

    16 = 1 :

    側近「このあたりは大きな川がありますから、そこを辿れば楽でしょう」

    魔王「わかった!」

    側近「川はこっちですかね」
    ザクザク

    魔王「川についたね」

    側近「ずいぶん大きい川ですな」

    魔王「じゃあ、下流に進もっか」

    側近「あまり急ぐと転びますよ」

    魔王「大丈夫!」

    17 :

    なんでこんなパクリでスレたてられるんだろ
    恥ずかしく無いのかな

    18 = 1 :

    側近「む?」

    魔王「どうしたの側近?」

    側近「いえ、あそこに家が…」

    魔王「本当だー」

    側近「人が住んでるみたいですな」

    魔王「いいなー、私も家欲しい」

    側近「街に滞在するよりここらに家を建てたほうが安全かもしれませんな」

    側近「とりあえず街に向かいましょうか」

    19 = 1 :

    ~そのころ勇者~
    勇者「お、あれかな?」

    エルフ娘「みたいですね」

    勇者「門まであるや、結構発展してるね」

    エルフ娘「門番さんもいますねー」

    勇者「すいませーん」

    門番「誰だ?」

    勇者「こんにちは、僕は勇者といいます」

    エルフ娘「私はエルフ娘です」

    門番「ふむ、人間が何の用だ」

    勇者「いえ、ここにくれば鉱脈があると聞いたので」

    門番「人間なら街に行けばよかろう」

    勇者「諸事情でちょっと…」

    20 :

    勇者マサヒコ?思い出した

    21 = 1 :

    門番「まあいいだろう、鉱石が掘りたいのなら街で鉱山長に許可を貰うんだな」

    勇者「はい、分かりました。ありがとうございます」
    ギィィィ

    エルフ娘「うわー、家が木製じゃない!」

    勇者「けっこういろんな種類の鉱石が取れるみたいね」

    勇者「鉱山長さんはどこだろう」

    22 = 1 :

    勇者「お、ここに鉱山の会ってある、すいませーん!」

    ドワーフA「はいよ、どちらさんだい?」

    勇者「勇者といいます、鉱山長さんはいらっしゃいますか?」

    ドワーフA「いま新しい鉱脈確認しに行ってていないねぇ、どうしたんだい?」

    勇者「鉱山長さんに採掘許可を頂きたくてきました」

    ドワーフA「25番鉱脈にいると思うから行ってきなよ。地図もあげよう、まあ上がりな」

    勇者「ありがとうございます」

    エルフ娘「友好的な方達ですね」

    勇者「だね」

    23 :






























    きめえなにもんだこいつ

    24 = 1 :

    ~そのころ魔王~
    魔王「街広いなー」

    側近「魔王城の2倍くらいですかね」

    魔王「側近!工具買って家建てよう!」

    側近「おや、目的が何時の間にか変わってる」

    魔王「早くー」

    側近「魔王様もまだまだ子供だなぁ」

    26 = 1 :

    魔王「この鋸と金槌とあとそこの…」

    側近「魔王様工具わかるんですか?」

    魔王「憧れだったからねー」

    側近「そうですかー」
    マイドアリー

    側近「これだけあれば十分でしょう」

    魔王「森帰ったら作業開始だー!」

    側近「何日かかりますかね…」

    27 = 1 :

    ~そのころ勇者~
    勇者「お、ここが25番鉱脈かな?」

    エルフ娘「暗いですねー」

    勇者「まだ新しいみたいだからな」
    カツーンカツーン

    勇者「こういうとこはゴーレムみたいな硬い魔物が多いんだよな…」

    エルフ娘「え?ここら辺でそんな魔物みませんよ?」

    勇者「いや、僕の故郷の話」

    勇者「お?明かりだ」

    エルフ娘「鉱山長さんですかね?」

    28 = 1 :

    勇者「こんにちは」

    鉱山長「おお、こんにちは。こんなところに人間とは珍しいねえ」

    エルフ娘「鉱山長さんって女の人だったんですね」コソッ

    勇者「ああ、男勝りな感じするけどなー」コソッ

    勇者「鉱山での採掘許可を頂きたくて来ました」

    鉱山長「ああ、ドワーフAから聞いてるよ」

    勇者「へ?どうやって?」

    鉱山長「電話って機械があるんだ。遠くのヤツとも話せるのさ」

    勇者「へぇー、便利ですね」

    鉱山長「いいよ、好きなときに掘りな」

    鉱山長「1~5番鉱脈が鉄鉱石が多く掘れるからそこ使いなよ」

    勇者「ありがとうございます」

    鉱山長「取れた石の3割は置いてってくれ、それが決まりだ」

    勇者「わかりました」

    29 = 1 :

    勇者「ツルハシまでくれたぞ!いい人だなー」

    エルフ娘「ええ、良かったですね」

    勇者「じゃあ、1番鉱脈にいってみるか!」

    エルフ娘「おー!」

    ~そのころ魔王~
    魔王「ここらへんに建てよう!」

    側近「あっちの家と近くないですか?」

    魔王「だって川の近くで開けてるのはここら辺までだもん」

    側近「確かにそうですな、では作業に取り掛かりますか」

    30 = 1 :

    トントン…トントン…
    魔王「ふぅ、とりあえず小屋ができた」

    側近「ひとまずは休憩ですな」

    魔王「ここを増築していく感じかな?」

    側近「そうですな」

    魔王「あとは…家具だね」

    側近「家具も作りますか?」

    魔王「家具はちまちま作っていこうか」

    側近「とりあえずベッドに取り掛かりましょう」

    31 = 1 :

    側近「釘がたりませんな」

    魔王「木で作ると脆いからねー」

    側近「まあベッドが完成したので良しとしましょう、あとは明日ですな」

    魔王「うん、おやすみー」

    側近「では」

    ~そのころ勇者~
    勇者「結構掘れたな」

    エルフ娘「半分置いてってもいいくらいですよね」

    勇者「だな、じゃあ帰ろっか」

    エルフ娘「ええ」

    32 = 1 :

    勇者「お?なんか小屋ができてる」

    エルフ娘「こんなとこに住むなんて物好きな人がいるものですね」

    勇者「僕らもだけどねー」

    エルフ娘「もう夜も遅いですし、明日挨拶しますか」

    勇者「そうだね」

    33 = 1 :

    勇者「朝かー」

    エルフ娘「おはようございます」

    勇者「おはよう、ちょっと鍛治台見てくる」

    勇者「昨日採った鉄鉱石を使って鎌作るかな」

    勇者「この量だと鎌どころか剣何本か作れそうだなー」

    勇者「趣味にでもするか」

    34 = 1 :

    勇者「ん?隣の小屋から誰か出て来たなー」

    勇者「おはようございます!」

    魔王「ふぁ!?」ビクッ

    魔王「あ、おはようございます」

    勇者「はじめまして、勇者と言います」

    魔王「あ、ああ。よろしく」

    35 = 1 :

    魔王(ふーん、隣の人か…)

    側近「おや、魔王様どうされました?」

    勇者「あ、おはようございます」

    側近「おや、隣の」

    勇者「勇者です」

    側近「側近と、こちらは魔王様です」

    勇者「よろしくお願いしますね」

    側近「ええ、こちらこそ」

    36 = 1 :

    側近「こちらには長く住んでおられるんですか?」

    勇者「いや、3ヶ月ほど前からです」

    側近「3ヶ月…ですか」

    勇者「ええ、どうかしましたか?」

    側近「いえ、こんなところに住むなんて、もしかして先祖代々ここに住んでるのかと思いましてな」

    勇者「いえ、ただ自分の生活を変えたくて逃げ出して来たんですよ」

    勇者「ここは平和でいいところです」

    側近「そうみたいですな」

    魔王(話に入れないや…)グスッ

    37 :

    ふむ

    38 = 1 :

    勇者「では、また」

    側近「ええ」

    勇者「隣人ができた、なんか嬉しいな」
    勇者は隣人を手に入れた!

    39 :

    エルフ娘と同棲してるじゃん

    40 :

    ふむ…

    1~2人GET(勇者小屋)→小さいハーレム(勇者村の村長)→ハーレム(勇者町の町長)→真ハーレム(勇者城の王座)になるのか…

    期待

    41 = 1 :

    勇者「よし!剣できたぞー」

    勇者「結構上手くいくもんだな」

    勇者「楽しいかも、でもこれどうしよう。使わないし場所取るだけだよねー」

    勇者「どっかで売れないかな…」

    エルフ娘「勇者様、ご飯ですよー」

    エルフ娘「あれ?剣なんて作ったんですか?」

    勇者「うん、鉄鉱石余ったからね。そうだ!エルフ娘つけてみなよ。軽いからさ」

    エルフ娘「そうですか、でも先にご飯食べましょうよ」

    勇者「そうだね」

    42 = 1 :

    エルフ娘「剣あってもこの辺りじゃあ使い道ないですよね?」モグモグ

    勇者「うん、あんまりないね。平和なのはいいことだけどさ」モグモグ

    勇者「でも山賊とかもたまに出るし、護身用にね?」

    エルフ娘「そうですね」

    勇者「ごちそうさま」

    エルフ娘「お粗末さまでした」

    43 = 1 :

    魔王「隣の人いい人そうだねー」

    側近「ですね、でもあれ多分勇者ですよ」

    魔王「ええ!?本当に!?」

    側近「ええ、倒します?」

    魔王「めんどくさいしいい。まだこの生活楽しみたい」

    側近「じゃあやめときますか」

    魔王「だね」

    44 = 1 :

    勇者「久々に街行くかな」

    エルフ娘「え?見つかると大変なんじゃないんですか?」

    勇者「でもそろそろ調味料が無いでしょ?」

    エルフ娘「じゃあ私が…」

    勇者「僕も行きたいからいいの、行こっか」

    エルフ娘「わかりました」

    ガチャ
    側近「おや、お出かけですか?」

    勇者「ええ、ちょっと街に」

    45 = 1 :

    ガヤガヤ
    勇者「街ももう1~2ヶ月ぶりかな?」

    エルフ娘「相変わらず賑やかですね」

    勇者「ん?また掲示板に人が集まってる」

    エルフ娘「なんですかね?」

    勇者「えっと…魔物の被害の張り紙だね。うわ…ひどい」

    エルフ娘「村が潰されたなんて…」

    勇者「なんか最近魔物が増えたみたいよ」

    エルフ娘「気をつけないとダメですね」

    46 = 1 :

    勇者「剣の需要でそうだなー。退治の依頼でもいいお小遣い稼ぎになりそう」

    エルフ娘「勇者様お強いですもんね」

    勇者「魔物相手だとどうだろう」

    勇者「じゃ、買い物して帰ろっか」

    47 = 1 :

    エルフ娘「塩買ったから、今日の晩御飯は秋刀魚の塩焼きなんてどうでしょうか?」

    勇者「いいね!魚好きだし」

    エルフ娘「じゃあ、秋刀魚も買ってきますねー」

    48 = 1 :

    今から晩御飯なので暫く休憩です
    落ちてたら改めて立てるのでよろしくお願いしますね

    49 :

    VIPじゃなくてSS速報ででもやりゃあいいのに

    50 :

    勇者仕事しろ


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