元スレまどか「それはとっても意外だなって」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
251 :
寝る前に発見しえん
253 = 103 :
さやか「わーっ!わーっ!何してんのよ、あたし!」
さやか「恥ずかしい…っ!」
さやか「もっと良い台詞考えておけば良かった…」
さやか「これじゃ台無しだよぉ…」
さやか「あたしって…ほんとバカ」
仁美「……さやかさん」
恭介「やっぱり君は僕の中で……」
恭介「ありがとう、さやか…!」
254 = 119 :
さやさや…
255 = 103 :
知久「おーい、タツヤー!」
詢子「どこにいるんだー?タツヤっ!」
詢子「……タツヤ…」
知久「…ごめん、僕が目を話した隙に……」
詢子「…パパは悪くないって、それよりも早く探そう」
知久「…うん」
詢子「タツヤー!」
知久「タツ……おや?」
詢子「タツヤ?タツヤが見つかったの?」
知久「うん、あそこに…」
詢子「誰かと遊んでる…女の子か?」
256 = 103 :
タツヤ「うぇひひ!」
「てぃひひ、そんなに走ったら危ないよ」
タツヤ「こっち!ねーちゃ!」
「ふふっ」
知久「タツヤー!」
「!」
タツヤ「パパ!」
「……お父さん?」
タツヤ「あい!」
知久「ダメじゃないか、タツヤ!一人ででていっちゃ!」
タツヤ「うー」
「……」
詢子「ごめんなさい、息子が迷惑かけちゃって」
「…いえ、大丈夫です」
257 = 155 :
受け継がれる「ウェヒヒ」
258 = 103 :
知久「ごめんね、そしてありがとう」
知久「急にいなくなったから心配していたんだ」
「そうでしたか…でも、良かったです」
「幼稚園…かな?」
詢子「ええ、もう幼稚園児だよ」
詢子「いつの間にか大きくなっちゃってさ」
「そうですね…おっきくなったよ、ほんとに」
詢子「え?もしかして前に会ったことある?」
「…もしかしたら、あるのかも知れませんね」
詢子「……」
259 = 103 :
「うぇひひ!なーんて、冗談です」
「ここを歩いてたら一人でこの子が歩いてたから、一緒に遊んでもらってたんです」
詢子「あはは、そっか!タツヤとね」
「ふふっ」
詢子「お姉ちゃんはいくつ?中学生くらい?」
「はい、中学生二年生です」
詢子「そっか、中二でこの外見なら間違いなく将来は美人になるよ!」
「うぇひひ、そうかな?」
詢子「ほんと、きっとお母さんも美人なんじゃないの?」
260 = 155 :
あぁ・・・
261 = 119 :
まどまど…
262 = 177 :
カーチャン……
263 = 103 :
「……」ジッ
詢子「ん?」
「…はい、強くて優しくてカッコいい自慢のママです!」
「それひパパもすっごく優しくて自慢のパパで」
「弟も可愛くて自慢の弟です!」
詢子「そっか、きっと仲の良い家族なんだろうね」
「はいっ!」
詢子「ふふっ、あなたみたいな娘がいて、きっとご両親も自慢の娘だって思ってるはずだよ」
「……うん!」
詢子「名前は?」
まどか「まどかです」
264 = 198 :
詢子「まどか…うん、良い名前だね」
まどか「はい、パパとママが付けてくれた大好きな名前です!」
タツヤ「まろか!まろか!」
知久「こら、ダメじゃないか」
まどか「タツヤ…あ、タツヤくん」
知久「あはは、タツヤで良いよ。タツヤもまどかちゃんのこと、まどかって呼んでるからね」
まどか「……はい」
詢子「まどかちゃんもこの辺りに住んでるの?」
265 = 198 :
まどか「えと…昔、済んでました」
詢子「昔って言うと?」
まどか「二年前…です」
知久「割りと最近だね」
詢子「ならどこかで会ってたのかも知れないね」
詢子「こんな良い子近所にいただなんてさ」
知久「今日は遊びに見滝原へ?」
まどか「…はい、大切な人たちに会いに来たんです」
知久「えっ?ならこんな場所で時間を取らせるわけにはいかないよ!」
詢子「ごめんね、まどかちゃん…引き留めちゃってさ」
266 = 198 :
まどか「ううん、大丈夫です。だって今…」
詢子「ん?」
まどか「あ、いえ!何でも……」
まどか「その…か、帰ります…ね」
知久「気を付けて帰ってね」
タツヤ「まろか、またね!」
まどか「うん、またねタツヤ。パパとママを大切にするんだよ?」
タツヤ「うん!」
知久「あはは、ありがとう」
まどか「じゃあ、私はこれで」
267 :
まどっち
268 = 198 :
詢子「あっ、まどかちゃん!ちょっと待って!」
まどか「?」
詢子「その…さ、このリボンなんだけど」
まどか「これって…!」
詢子「どうしてだかは分からないんだけどさ、気がついたらもってたんだ」
詢子「この赤いリボン…それも二つもね」
詢子「買った覚えはないし、こんなおばさんには似合わないリボンなんだけど」
詢子「何故だか捨てられずにずっと持ち歩いてたんだ」
269 = 198 :
詢子「これをさ、まどかちゃん。あなたにあげるよ」
まどか「えっ…ほんとに?」
詢子「うん、あたしなんかが持ってるよりも、まどかちゃんが持ってる方がこのリボンも喜ぶよ」
まどか「ありがとうございます!嬉しいです!」
詢子「あはは、喜んでくれて嬉しいよ」
詢子「その白いリボンも似合ってるけど、この赤いリボンもきっと似合うはずだよ」
まどか「えへへ…」
270 :
も、文字が読める・・・
271 = 198 :
詢子「そうだ!結んでってあげようか?」
まどか「はい、お願いします!」
詢子「ふふっ、あたしにも娘がいたら毎朝結んでってあげるんだけどね」
まどか「………」
詢子「まどかちゃんみたいな女の子なら尚更だよ」
まどか「……うん」
詢子「できた!うん、いいじゃん!」
詢子「これならまどかちゃんのファンもメロメロだ!」
まどか「えへへ、いないですよー、そんなの」
272 = 155 :
おおお・・・
273 = 177 :
あれれ…目から汗が……
274 = 198 :
詢子「いると思っておくんだよ」
詢子「それが美人のひけつ!」
まどか「…えへっ」
詢子「よし、それじゃあこんなとこかな」
詢子「そろそろ行かないと、まどかちゃんも時間ないよね?」
まどか「……うん、そうですね」
まどか「それじゃあ、…さようなら」
詢子「またね!まどかちゃん!」
まどか「!」
まどか「…うん!またね、ママ!」タタッ
276 = 198 :
詢子「ママ…?」
知久「あはは、まるで本当の親子みたいだったよ」
詢子「……そっか」
タツヤ「まろか!まろか!」
詢子「まどか…ね」
詢子「ねえ、パパ」
知久「うん?」
詢子「もし、あたしらに女の子が生まれたらさ、名前…」
知久「まどかにしようか」
詢子「うん…!」
詢子「鹿目まどか」
詢子「きっと良い子に育つよ」
277 = 177 :
ほむら「」ガタッ
278 = 155 :
ほむら「!?」
279 = 119 :
あぁ……
280 = 198 :
マミホーム
マミ「杏子さん、いい?ここはこの数式を当てはめて」
マミ「そしてさっきの式を代入するの、わかった?」
杏子「うぅー…めんどくせぇ」
マミ「せっかく先輩が教えてあげてるんだからそんなこと言わないの」
杏子「いやさ、授業にぜんっぜん集中できなくってさー」
マミ「美樹さんが見てるのかもしれないのでしょ?それでいいの?」
282 = 198 :
杏子「違うんだよ、さやかがいると思うから集中できなくってさー?」
マミ「とにかく、来週には試験もあるんでしょ?頑張らなきゃダメよ?」
マミ「今ごろ、ほむらさんも猛勉強しているはずよ?」
キュゥべえ「いや、そうでもなかったよ」
マミ「あらキュゥべえ、おかえりなさい」
キュゥべえ「ほむらはずっとまどかに話しかけていたよ」
キュゥべえ「本当にまどかがいるだなんて分かりもしないのにね」
283 = 144 :
はよ!!まだなの!?
待てないんだけど
284 = 155 :
まぁ落ち付け
285 = 177 :
ふぅ・・・
慌てる子豚はロースが少ない
まずは紳士的に服を脱ぎ捨てネクタイを締めろ
286 = 198 :
ガチャ
キュゥべえ「僕は目の前にいるのに僕の相手をしないで」
キュゥべえ「目の前にいないまどかの相手をしているんだよ?」
キュゥべえ「まったく、本当にわけがわからないよ、きゅっぷい!」
スタスタ
マミ「びっくりするくらい分かりやすい嫉妬ね」
杏子「ほんとほんと、この問題もそのくらい分かりやすけりゃいいのにさ」
キュゥべえ「だから僕は嫉妬なんかしてないよ!」
287 = 205 :
絶賛賢者支援
288 = 198 :
マミ「ふふ、はいはい」
さやか「結局キュゥべえってほむらが好きなんだ?」
キュゥべえ「さやかまで!だから違うと言ってるじゃないか!きゅっぷい!」
杏子「ならどうしてそんなにムキになってんたろうね、なぁさやか?」
さやか「ほんとほんと、違うなら慌てなくていいじゃん」
マミ「ふふっ、美樹さんの言う通りね」
キュゥべえ「まったく、君たちは…」
290 = 155 :
ん?
んん!?
291 = 198 :
さやか「あははっ!またムキになってやんの!」
杏子「分かりやすいにもほどがあるぜ、キュゥべえ!」
マミ「うふふっ」
キュゥべえ「きゅっぷい!」
杏子「って…」
杏子「え?」
マミ「え?」
キュゥべえ「え?」
さやか「ん?」
杏子「さや…か…」
マミ「美樹…さん…?」
キュゥべえ「そんなバカな…」
さやか「………」
292 = 144 :
はやくしろやおいこら
紀伊店のか
二分に四回投下しろや
294 = 198 :
さやか「あはは…然り気無く会話に混ざる作戦は失敗かぁ」
杏子「おい…さやか…さやか…なんだよな…?」
マミ「うそ…美樹さんっ…」
マミ「あなたは逝ってしまったはずよ?円環の理に導かれて…」
マミ「なのに…うそっ?ほんとに…」
キュゥべえ「わけが…わからないよ」
さやか「あはは…」
杏子「おいっ!さやか…さやかぁっ!」バッ
さやか「うわっ?」
295 :
マミさん円環の理大好きやな
296 = 177 :
あんこちゃんさやか大好きだな
297 = 198 :
杏子「バカ野郎…バカ野郎っ!」ギュゥゥッ
さやか「わわ?ちょっ、くるしいって!」
杏子「2年も何処にいっていやがったんだよ…!」
杏子「あたし…あたしはっ…!」
さやか「杏子……」
マミ「美樹さん…あなた、本当に美樹さんなの?」
マミ「杏子さんが作った幻なんかじゃないわよね…?」
さやか「…うん、あたしは幻じゃない本物のさやかちゃんだよ」
マミ「美樹さん…美樹さんっ!」バッ
298 = 144 :
ほっこり
299 = 177 :
マミさんの場違い感
300 = 198 :
さやか「わわっ?マミさんまでっ?」
マミ「もう…心配してたのよ?ずっと、ずっと…!」
マミ「でも…良かった…本当に良かった……」
さやか「マミさん……」
キュゥべえ「美樹さやか…君はいったい…」
キュゥべえ「間違いなく君は魔力を使いきって消滅したはずなのに…」
キュゥべえ「どうして…ここに…」
杏子「愛と勇気が勝つストーリー…それがあったんだよ」
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