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元スレほむら「「泣いた赤鬼」を慰めてあげたかったの」杏子「…」
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見滝原という町に杏子という魔法少女がおりました。
杏子は、見滝原に住む他の魔法少女たち、マミやさやか達と本当は仲良くしたいと思っているのですが、
気持ちのすれ違いから嫌われておりました。
杏子「よお、おまえら、魔女退治に行くのか?」
マミ「……佐倉さん。また縄張りを奪いにきたの?
今日は使い魔退治よ。あなたは魔女以外とは戦わないんでしょう?」
さやか「どうせあなたはグリーフシードが欲しいだけなんでしょう。
あんたみたいな奴、同じ魔法少女だと思いたくないのよね。」
杏子「……いや、だって一度魔力が使えなくなったら
魔女を倒すこともできなくなるし、そしたらグリーフシードも手に入らなくなっておしまいじゃねえか。
使い魔退治にいちいち力入れたって意味ないだろ?
だからそのなんならあたしもてつだ……」
マミ「何をたくらんでいるのか知らないけど、もう私たちに関わらないでちょうだい」
さやか「それ以上近づかないでよね!」
杏子は、見滝原に住む他の魔法少女たち、マミやさやか達と本当は仲良くしたいと思っているのですが、
気持ちのすれ違いから嫌われておりました。
杏子「よお、おまえら、魔女退治に行くのか?」
マミ「……佐倉さん。また縄張りを奪いにきたの?
今日は使い魔退治よ。あなたは魔女以外とは戦わないんでしょう?」
さやか「どうせあなたはグリーフシードが欲しいだけなんでしょう。
あんたみたいな奴、同じ魔法少女だと思いたくないのよね。」
杏子「……いや、だって一度魔力が使えなくなったら
魔女を倒すこともできなくなるし、そしたらグリーフシードも手に入らなくなっておしまいじゃねえか。
使い魔退治にいちいち力入れたって意味ないだろ?
だからそのなんならあたしもてつだ……」
マミ「何をたくらんでいるのか知らないけど、もう私たちに関わらないでちょうだい」
さやか「それ以上近づかないでよね!」
長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいました!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです(正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じています。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸れたのか、それは人それぞれだと思います。
少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちになってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にありがとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお願いします!ではこれにて。
皆さんお疲れ様でした!
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいました!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです(正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じています。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸れたのか、それは人それぞれだと思います。
少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちになってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にありがとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお願いします!ではこれにて。
皆さんお疲れ様でした!
まどか天使
ほむらちゃんは翼を隠した天使
杏子は折れた翼を癒す天使
デミはマブ
ほむらちゃんは翼を隠した天使
杏子は折れた翼を癒す天使
デミはマブ
杏子「何だと!?」
まどか(びくっ)
さやかの友人であり、普通の女の子のまどかも杏子を怖がって敬遠しておりました。
マミ「鹿目さん、大丈夫よ。あなたに手出しはさせないから」
さやか「ふん、あたしたち二人には勝てそうにないから、普通の人間のまどかにすごむの?
程度が知れるわね。」
まどか(杏子ちゃんって、やっぱり怖い人なのかなぁ)
杏子「そんなんじゃねえよ!…………ちっ! うざい奴らだ。
勝手にしな! せいぜい二人で頑張って使い魔を狩っていろよ」
さやか「ふん! 二度と来ないでよね!」
その日も杏子はマミたちと仲たがいして、去っていきました。
>>1からゲロ以下の臭いがプンプンする
杏子は自分の気持ちが分かってもらえないのが悔しくて、悲しくてたまりませんでした
杏子(また喧嘩になっちまった。…………なんでこうなっちまうんだろ)
杏子(でもあいつらだってあそこまで言うことないのになぁ)
杏子(…………マミには昔世話になってたんだよなぁ。
それなのに、父さんたちが死んだときのいら立ちをぶつけて、気まずくなったまんまだし。
さやかは最初の印象が悪かったからなぁ。
…………昔のあたしと似てるから、つい絡む感じになっちまったし。
でもだからこそ、なんか放っておけない気がするんだよなぁ)
なんかこのSSも>>1も気持ち悪い
そこへ、ほむらというもう一人の魔法少女がやってきました。
ほむらはこの街にもうすぐやって来る強力な魔女、「ワルプルギスの夜」を迎え撃つために
杏子に協力を頼み、それから時折、一緒に過ごすようになったのでした。
ほむら(どうにかお菓子の魔女はマミたちと接触する前に倒せたけれど、
美樹さやかは結局契約してしまった…………。この先どうしたものかしら・・・あら?)
ほむら「どうしたの? こんなところで。なんだかずいぶんしょぼくれているけれど。
おなかでもすいているの?」
杏子「…………」
ほむら「?」
杏子「いや、今日魔女狩りしてたらさあ、マミたちと出くわしちまってな。
あいつらがグリーフシード持ってない使い魔なんて狩ろうとしてるから
そんなこと意味ないって言ったら、喧嘩腰になってきてさ・・・」
ほむら「…………」
杏子「マミの奴もさ、正しい魔法少女はこうあるべきだ、
あなたは間違ってるって決めつけてきやがるんだよ。馬鹿じゃねえのか?
…………何でもかんでも救おうとして自分一人で抱え込みやがって
いつか限界が来て、心も体もぽっきり折れちまうぜ、あれじゃあ」
ほむら「?」
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/10/28(日) 10:46:35.74 ID:T/Mo2CNeP
見滝原という町にマミという魔法少女がおりました。
マミは仲間と一緒に魔獣を退治して、街の平和を日々守っておりました。
マミ「……今日も瘴気が濃いわね。暁美さんたちに手伝ってもらえばよかったかしら」
QB「頑張って、マミ!」
キュウべえはマミを契約によって魔法少女にした張本人です。
マミは交通事故にあって、両親を失った際に、自分も死に瀕したため
生き延びることをキュウべえに願い、代わりに魔獣を退治する魔法少女になったのでした。
見滝原という町にマミという魔法少女がおりました。
マミは仲間と一緒に魔獣を退治して、街の平和を日々守っておりました。
マミ「……今日も瘴気が濃いわね。暁美さんたちに手伝ってもらえばよかったかしら」
QB「頑張って、マミ!」
キュウべえはマミを契約によって魔法少女にした張本人です。
マミは交通事故にあって、両親を失った際に、自分も死に瀕したため
生き延びることをキュウべえに願い、代わりに魔獣を退治する魔法少女になったのでした。
うわっ>>1君くっさいなー
ファブリーズしようやファブリーズ
ファブリーズしようやファブリーズ
杏子「それで、最近契約したばかりのさやかってやつも馬鹿な奴でな、
他の人間を救うために魔法少女になったんだと!
…………人のために願いを叶えて自分はどうなってもいいなんて思っていたって
絶対心のどこかじゃ、自分だって報われたいと思ってんだよ。
そのうち無理が来るね。見ていられないぜ、まったく」
ほむら「??」
杏子「そのうえ、その二人を心配してついて来ているまどかってやつが
またどんくさいんだ。
・・・ああいう大人しそうな奴が魔法少女の戦いに首突っ込むなよな。
怪我でもしたら目も当てられねえっつうの!」
ほむら「???…………ええっと」
杏子「なんだよ?」
ほむら「もしかして、本当はみんなと仲良くしたいの?」
杏子「いっ! いつあたしがそんなこと言ったよ!?」
ほむら「…………だって悪口言いながら、なんだかんだ心配しているじゃない」
杏子「あのな、あたしは元々この見滝原っていう絶好の狩場が欲しくて来たんだよ。
なのに魔女になる前の使い魔まであいつらが狩ろうとするから (ゴニョゴニョ)」
ほむら「それ本気で言っているのかしら?」
杏子「な、何でだよ?」
ほむら「だって、そもそもあなたには元々あなたの縄張りが、別の狩場があったんでしょう?
いくら見滝原がいい魔女の狩場って言っても、もう私も含めて4人も魔法少女がいるのよ?
その時点でもうここに居るメリットなんて、有って無いようなものだわ。
前の街に戻った方がいいくらいかも知れない。
…………といって、マミたちを力ずくで無理やり排除するわけでもない」
杏子「いや、何度か衝突はしてるぜ?」
ほむら「口論が行き過ぎた時だけでしょう?
本気で排除しようと思ったら、油断して寝ているときでも、
魔女退治で力を使い果たした時でもいくらでもやり様はあるのに、そうしないで、ただただ、マミたちにちょっかいを出している。
本音は、見滝原という狩場ではなく、マミたちのほうが気になっているんじゃないのかしら?」
杏子「…………ふん」
杏子は顔を真っ赤にして、そっぽを向いてしまいました。
ほむら(…………本当は仲良くしたいのに言葉にできない、か)
ほむらは杏子をじっと見つめました。
友達になりたいのに素直な態度をとれないその姿に、身につまされるものがあったのかもしれません。
ほむら「…………ねえ、杏子」
杏子「あん?」
ほむら「もし良かったら、あの子たちと仲良くなれるきっかけを私が作りましょうか」
杏子「えっ? どうやってだよ?」
ほむら「別に複雑な話ではないわ。
私が縄張りを奪いにやってきた敵対的な魔法少女を演じるの。そしてマミたちを苦しめる。
それをあなたが正義の魔法少女として助けに来て、やっつける。
そうしたらきっと、マミたちもあなたと友達になってくれると思うわ。
…………簡単でしょう?」
杏子「で、でもそんなことしたらあんたが嫌われちまうぜ?」
ほむら「私はいま現在でも、マミたちから何を考えてるかわからないからって警戒されているわ。
…………まどかに近づこうとするキュウべえを排除しようとしたからなんだけど。
だからまあ、私のことは気にしないで。」
ほむらは優しく微笑んで杏子に言いました。
杏子はほむらと出会って、数週間ともに過ごし、一緒に魔女退治をしたこともありましたが
ほむらはどこかで他人を自分の中に踏み込ませない、かたくななところがありました。
けれども、杏子は今のほむらの目に、これまで彼女が見せようとしなかった暖かい何かを感じるのでした。
杏子「う、うん」
ほむら「よし。…………そうと決まれば細かい打ち合わせをしましょう」
ほむらは杏子に芝居の段取りを説明しました。
数日後、マミたちはいつものように魔女狩りに出かけました。
マミ「このあたりに魔女がいるみたいなんだけど」
QB「うん、間違いないね」
さやか「この路地ですかね?」
まどか「二人とも気を付けてね」
そこへ物陰からほむらが現れて立ちふさがりました。
さやか「転校生!?」
まどか「ほむらちゃん!?」
ほむら「……その魔女は私が狩らせてもらうわ」
>>27
童話っぽく(笑)してるんじゃないか
童話っぽく(笑)してるんじゃないか
マミ「暁美さん?何のつもり?私たちと一緒に魔女を狩るということ?」
ほむら「いいえこの先、見滝原の魔女はすべてわたしがもらうということよ。
貴方たちはすっこんでいてちょうだい」
QB「暁美ほむら、君は一体何を考えているんだい?」
ほむら「ふん!」ドキューン!
QB「・・・」(ドサッ)
マミ「キュウべえッ!なっ!何をするのッ! ゆるさないッ!」
ほむら「…………私はキュウべえが大嫌いなのよ。
何も知らない少女を利用するために近づいてきて、優しいふりをする態度に虫酸が走るの。
その淫獣を私に近づけないでちょうだい」
物陰で様子を見ていた杏子も迫真の演技に感心するばかりです。
杏子(…………すげえなぁ、ほむら。何というかまさに悪役だ!)
マミ「なんですって? あなただって願いを叶えてもらったのに、その態度は……」
ほむら「うるさいわね」
マミ「……なんですって?」
ほむら「胸にばかり栄養が回って、言葉も通じないほど頭が悪いのかしら?
あなたみたいに自分を盲信して、正義の味方気取ってるやつに限って
その価値観を押し付けて、周りを道連れに心中しようとしたりするのよね。
いい迷惑だわ、まったく」
マミ「…………暁美さん、三途の川の渡し賃は持っているのよね?」
ほむら「うるさいわね」
マミ「……なんですって?」
ほむら「胸にばかり栄養が回って、言葉も通じないほど頭が悪いのかしら?
あなたみたいに自分を盲信して、正義の味方気取ってるやつに限って
その価値観を押し付けて、周りを道連れに心中しようとしたりするのよね。
いい迷惑だわ、まったく」
マミ「…………暁美さん、三途の川の渡し賃は持っているのよね?」
さやか「て、転校生、あんたいくらなんでも言葉が過ぎるわよ」
ほむら「偽善者に意見されたくないわね」
さやか「ぎ、偽善者? あたしが?」
ほむら「あなたみたいに、無理して善人ぶってるやつに限って
自分に都合の悪い展開になると、とたんに周りに泣き言や不満を漏らし始めて
あげくに絶望して、大暴れするんだから。本当に参るわね」
さやか「何をおお!」
まどか(ほむらちゃん…………なんかすごくとげとげしい。
こんなひどいこと言える娘だったの?)
ほむら「偽善者に意見されたくないわね」
さやか「ぎ、偽善者? あたしが?」
ほむら「あなたみたいに、無理して善人ぶってるやつに限って
自分に都合の悪い展開になると、とたんに周りに泣き言や不満を漏らし始めて
あげくに絶望して、大暴れするんだから。本当に参るわね」
さやか「何をおお!」
まどか(ほむらちゃん…………なんかすごくとげとげしい。
こんなひどいこと言える娘だったの?)
マミ「どうやら実力で排除するしかないみたいね!」
さやか「二度と偉そうな口叩けないようにしてあげる!」
マミたちはほむらの挑発に乗って、魔法少女に変身してほむらに襲いかかりました。
さやかは剣で斬りかかり、その背後からマミがマスケット銃でほむらを狙います。
ほむらはあくまでも挑発的な態度を崩しません。
さやか「くらえ!」
ほむら(私がさやかの攻撃をよけようと右に避けると…………)
マミ「はっ!」
ほむら(…………おっと、マミが攻撃。
たぶんマミの攻撃をよけるとさやかが切りかかる。
…………つまりさやかはマミの射線に入らないようにしつつ、お互いの攻撃範囲をフォローしあっている。
単純だけど、この狭い路地裏では有効なフォーメーションね。…………だけど)
さやか「逃がさない!」
ほむら(時間停止)カチッ
…………
マミ「!! ちょっと、美樹さん!! なんで私に向かってきてるの!?」
さやか「あれ? あれ!? わたし確かに、転校生に斬りかかったのに?」
マミ「?? あれ、暁美さんは?」
ほむら「…………こっちよ」
マミとさやかが声の聞こえた方へ振り向いた瞬間、激しい音と閃光が二人を襲います。
カッ!!
ビイイイイイイイイン!!
マミ「う、まぶしい!」
さやか「くっ!(音で頭がくらくらする!)」
ほむら(…………スタングレネードよ、夕暮れの路地裏の薄暗さに慣れた目には効くでしょう)
ほむらは、時間を止めている間につけていた耳栓と対閃光ゴーグルを捨てると、
そのまま路地裏の奥へ走りました。
マミ「待ちなさい!」
マミはつい逃がすまいと追ってしまいます。
しかし目がくらんでしまったために、自分の足元に気がまわりませんでした。
マミ「あれ、今何か足に…………」
ブァサッ!
マミの足元に大きなネットが仕掛けられており、ネットにつながっているワイヤーが引き上げられたのでした。
マミ「くっ身動きが取れない! でもこんなネット、魔力で強化した体なら引きちぎって…………」
ほむら「無駄よ。軍用に開発された特殊繊維が編みこまれているうえに、私の魔力で強化してあるの。
…………それと無理に引っ張ると電流が流れるわよ」
マミ「うあああああ!いたたたた!しび、れ!…………」
ほむら(…………ひどいことを言ったうえに、こんな目にあわせてごめんなさいね、巴マミ。
でもあなた、まともに戦えばわたしより強いから。
命を奪わずに負かそうと思ったら、こうするしかなかったのよ)
さやか「マミさあああん! 畜生! マミさんのかたき!」
さやかも後を追って、ほむらに斬りかかります。
ほむら(…………美樹さやか)
さやか(ズルっ)「うひゃあ!こんなところにバナナの皮が!」
さやか(クイッ)「つり下がっていたひもにつかまったら、上から金だらいが!」
さやか(ゴーーン)「・・・きゅうううう」
ほむら(そこいくと、あなたの方は単純で実に助かるわ)
さやかも後を追って、ほむらに斬りかかります。
ほむら(…………美樹さやか)
さやか(ズルっ)「うひゃあ!こんなところにバナナの皮が!」
さやか(クイッ)「つり下がっていたひもにつかまったら、上から金だらいが!」
さやか(ゴーーン)「・・・きゅうううう」
ほむら(そこいくと、あなたの方は単純で実に助かるわ)
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