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    元スレ怜「演技の練習……?」

    SS覧 / PC版 /
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    201 = 4 :

    竜華「ウチはちょっと見てみたいかも……なんて」アハハ

    「し、清水谷さん……?」

    「そうよね清水谷さん! 学校一の人気教師荒川先生が演技するところなんて、このチャンスを逃せば一生見れないものね!」

    「そう言われれば確かに……」

    「気になる……!」

    「な、何言うてんのみんな。保健室の先生ってこう見えて忙しいんやで?」

    「こんなくだらんことに付き合わせたらアカンに決まってるやろ」

    「不良の怜がまともなこと言ってる……」

    「明日は槍でも降るのか……?」

    「ウチも驚きやわ……」

    「どういうキャラやねんウチは……」

    202 :

    テルは本編じゃガチガチの演技派なのにな
    SSではポンコツイメージが先行して何やってもダメだな

    203 :

    咲さん誕生日おめでとう

    204 :

    てるてるもやる時はヤるやろ

    205 = 4 :

    竜華「怜は改心したもんな! やさぐれてたのなんて昔の話やもんな!」

    「確かに……将来保健室で働きたいとか言い出すほどウチのとこに入り浸ってた頃のこと考えるとだいぶマシにはなったけども……」

    「怜……」

    「おのれらぁ……!」

    「園城寺さんの素行不良の話題は置いといて」アハハ

    「お願い出来ませんか荒川先生? これも生徒のためだと思って」

    「せ、生徒のためとかずるいこと言われても出来んものは出来ません」

    竜華「先生忙しいんですか?」

    「いや、忙しいってわけではないけども……」

    「暇じゃないと30秒でここまで来れませんよね」

    「いつもは宮永さんらのおかげで忙しいんですけどねー。今日は大人しいから暇ですわー」ジトー

    「あはは……」

    207 :

    「なあ竹井。荒川先生は流石に厳しく無いか?」ボソッ

    「まあ、交渉してる感じだとねー……」

    「ここはもう諦める方が早いと思うんだが……」

    「うーん……穏便に済ませたかったんだけど、しょうがないか……」

    「た、竹井……?」

    「荒川先生、ちょっちナイショの話が」チョイチョイ

    (内緒の話て……)ハァ

    「……なんですか、竹井さん」

    「荒川先生って……園城寺さんとすごく仲良いですよね」ボソッ

    「!?」

    「ただならぬ関係だという情報をつかんでいるんですが……」ニヤ

    (こ、この子はホンマに……!)

    208 :

    久さんマジ悪女

    209 = 207 :

    「お、園城寺さんはよく保健室に来るだけなんやけども」ピクピク

    「本当にそれだけですか? 聞くところによると、およそ教師と生徒がするようなこととは思えないをしているらしいですが……」

    「ここにこんな写真が……」ピラ

    「!!」

    竜華「二人とも、さっきから何の話してはるの……?」

    (まさか竹井のヤツ……)

    「な、なんでもあらへんよ? すぐに終わるから」アハハ

    「……その写真渡しなさい」ギロ

    「もちろん等価交換、ですよね?」ニコ

    「はぁ……ホンマ、あんたには一回痛い目遭わせなあかんらしいな……」

    「もう、そんなこと言って。痛い目なら常に遭ってますよ♪」

    210 = 207 :

    二行目修正
    「およそ教師と生徒がするようなこととは思えないことをしている~~」

    211 :

    久さん怖いわぁ

    212 :

    痛い目(物理)ではなく痛い目(精神)ってことか

    213 = 207 :

    「……こんなことが許させるのは今回だけやで」ジト

    「ふふ、ありがとうございます……みんな、荒川先生やってくれるって!」

    「えっ?」

    竜華「すごいすごい!」

    「本当ですか……」

    (憩……ネタは分からんけど脅されたか……)

    「で、演技の練習って言っても具体的になにしたらええの」ハァ

    「簡単に説明すると、宮永さんと一緒に寸劇をしてもらいます」

    「宮永さんと?」

    「よろしくお願いします」キリッ

    (なんでやる気になってんねん……)

    215 :

    >「むかつくわぁ……年下のクセに……」
    >
    >憩「……何度も言っとるけど、年齢について他の子に話したら怒るからな」
    >
    >「ウチと憩だけの秘密やな」
    >
    >憩「先生方は知っとるけどな」



    >竜華「誰に電話してたん?」
    >
    >久「優しい後輩♪」


    部長って物知りなんですね

    216 :

    部長って便利なキャラだよね
    いい意味でも悪い意味でも

    217 :

    >>215
    普通に感心した

    218 = 207 :

    「とりあえず台本渡すんで、途中までその通りに演技してください」

    「途中から台詞がなくなるんで、そっからはアドリブで」

    「エチュードみたいな練習しとるんやね……」

    「流石先生、博識ですね」

    「まあウチもテレビで軽く見たくらいやけど……」

    竜華「ウチ、先生の演技とかめっちゃ楽しみわ!」

    「確かに興味深いな……」

    「私は宮永さんがこの脚本でどんな演技するのかが気になるわ」

    「当事者置いてけぼりでえらい盛り上がって……」

    「緊張するけど……頑張る」

    (照が意外と演技上手そうだな……)

    「憩が演技なぁ……」ボソッ

    「ちょ、ちょっと!」

    「ふふ、それじゃあ、早速スタートで」

    219 :

    怜以外も憩ちゃんがきゃぴきゃぴのセブンティーンって知ってたのか

    220 = 207 :

    ごめん、どんなシチュエーションにするかガチで悩む
    ちょっと自保守しながら考えます

    221 :

    お医者さんごっこだろー

    222 :

    医者テル

    223 = 203 :

    医者照とナース憩のいけない関係

    224 = 219 :

    全国1位2位コンビだなそういや

    225 = 207 :


    ――――――――――――

    コンコンコン

    『どうぞ』

    『失礼します、宮永先生』

    『……荒川さん』

    『まだ働いてはるんですか? もう勤務時間も過ぎてるんですから、お帰りになった方が……』

    『……まだ書類仕事が残ってるから。それを終わらせたら、帰ろうと思う』

    『終わらせてからって……昨日もそんなこと言って結局病院に泊まってましたやん……』

    『あんまり無理せんとってください。宮永先生が倒れたりしたら、患者さんにしわ寄せが来るんですから』

    『……私は倒れたりしない』

    『5日も家に帰ってないんですよ……? 顔色も悪いし……ホンマに無理せんとってください』

    226 :

    きたか・・・

    227 = 212 :

    >>215
    一応先生なんやから後輩ではないんじゃない?しらんけど

    228 :

    院長と婦長か……
    アリですね

    229 = 207 :

    『ちゃんと休む時は休んでるから、心配しないで。昨日は3時間も寝たし』

    『3時間って……』

    『それに、夜は急患が多い。人が足りなくて夜勤の人たちだけじゃ手が回らなくなってるときもよくある』

    『緊急のときに対応出来る人間がいないと……人命に関わることだってある』

    『そんな命を救うためにも、私がこうやって待機しておかないと……』

    『それは確かに、そうですけど……』

    『それに、叩き起こされるよりかは起きている方がマシ。だから心配しないで』

    『宮永先生……』

    230 = 228 :

    >>227
    先生やって言うたらバレバレになってまうやん
    “年下だと私は知っている”オーラを垣間見せる+他の面子へのサプライズ的意味のセリフやろ

    232 = 212 :

    >>230
    俺が言いたかったのは電話の相手が憩ちゃんではないんじゃないかってこと
    電話と会ったときの口調も違うし、普通に後輩つかって先生呼んでもらったってことじゃないの?
    まぁ、保健室でのこと知ってるんだから年齢のこと知ってても不思議じゃないけど

    233 = 207 :

    『私のことを言うなら、荒川さんもとっくに勤務時間が過ぎてる』

    『ナースをこんな遅くまで働かせるわけにはいかない。早く帰って休んで』

    『荒川さんは今日は休みのはず。ここにいることはまずおかしい』

    『宮永先生がこんなにも遅くまで働いてるのに、ウチが休める訳わけありません……!』

    『……私と荒川さんじゃ立場が違う。これは上の人間の務め』

    『そんなこと……』

    『帰ってください。上司命令です』

    『……!』

    『お願いします。荒川さん』

    「ウチは……先生のお力にはなれないんですか……?』

    『……あなたが辛そうにしている姿は、見たくないです』

    234 :

    ふんふむ

    235 = 204 :

    これは照の本気ですわな

    236 = 207 :

    『っ……』

    『自分では気付いていないかもしれませんが、荒川さんも相当に顔色が悪いです』

    『まだまだ経験の浅いあなたには……夜勤の仕事は負担が大きすぎる』

    『私としては、あなたに倒れられる方がよっぽど困ります』

    『先生……』

    『だから、無理をしないでください』

    『休める日にはしっかり休んで、遊ぶときにはたくさん遊んで息を抜いて……』

    『そして、働くときには一生懸命働いてください』

    『患者さんのためにも……私のためにも』

    『……』ウルウル

    『駄々をこねて、勝手な事をして……申し訳ないです』

    『ただ……ここに、宮永先生と一緒におるだけでもダメですか……?』

    238 = 207 :

    『……そこの私の仮眠用のベッドでよければ、使ってください』

    『……!』

    『本当なら、今すぐにでも帰って欲しいですけど……』

    『……言う事、聞いてくれそうにないから』ハァ

    『宮永先生……ありがとうございます……』

    『こんなところで寝ても、疲れなんて取れないのに……あなたも物好きですね』

    『……宮永先生が、好きなんです』ボソッ

    『えっ?』

    『な、なんでもありません! それじゃあ、何か用があったら声かけてください!』

    「了解です。それじゃあ、ゆっくり休んで』フフ

    『は、はい……おやすみなさい……』

    『おやすみなさい』ニコッ

    『宮永先生のベッド……ふふ……』

    239 = 222 :

    クンクナー憩

    240 = 204 :

    照憩最高や!!

    241 = 212 :

    怜はどんな心境でみてるんだろ

    242 = 207 :

    「なんやねんこの背筋かゆなるような脚本は……」

    「緊急病棟で働く外科医とナースよ」フフン

    「照に白衣まで着せて……」

    (似合ってるのがまたなんとも……)

    竜華「荒川先生も本物のナースみたいやし、話に引き込まれるわ……」


    『荒川さん……荒川さん……』ユサユサ

    『んぅ……ふぁ……?』

    『起きてください。そろそろ勤務時間ですよ』

    『ふぇっ……う、うそ、もうそんな時間……!?』

    『はい。あっという間に朝です』

    『ってことは……宮永先生は……!』

    『まあ、一日くらい寝ないってのは、よくあることですから』

    『そ、そんな……ウチのせいで……!』

    243 :

    しえん

    244 = 228 :

    いいゾ~これ

    245 = 207 :

    『荒川さんのせいじゃないです。気にしないでください』

    『深夜に来た急患の対応とかもしてましたし……今日は元から眠れない日した』

    『宮永先生、ダメです……こんな生活繰り返してたら本当に……』

    『仕事ですから。生き甲斐でもあります』

    『この生活が命を縮めていたとしても……それで死ぬなら本望です』

    『そんなっ……死ぬなんて、言わんとってください……』

    『お、大げさに言っただけですから。だから、その、そんな顔しないで……』

    『それに、今日の昼頃には仮眠も取れますから……』

    『ほら、呼ばれてますよ荒川さん。早く行ってください』

    『宮永先生……』

    『命に関わる仕事です、気を引き締めて。それじゃあ』テクテクテク

    『このままじゃ……いつかホンマに……』

    247 = 207 :

    「どんだけ忙しいねん。ブラック過ぎるやろ」

    「フィクションなんだから、あんまりツッコミ入れ過ぎるのは無粋よ?」アハハ

    竜華「そろそろ一波乱ありそうやね……!」

    (清水谷もこういう点は照に似ているな……)


    『失礼します……宮永先生、いますか?』

    『……』

    『宮永先生?』

    『すぅ……すぅ……』

    『寝てる……昼頃に仮眠取る言うてたけど、やっぱり……』

    『……』

    『全然眠ってないんやろうな……死んだみたいに寝てる……』

    248 = 228 :

    机で寝っこけてる相手に何かしら掛けてあげる動作ってなんであんなに見てて暖かいんだろう

    249 = 207 :

    『宮永先生……』

    『仕事には熱心で、院内での信頼も厚くて……患者さんからは好かれてて……』

    『すごく、綺麗で……』


    (な、なんやねんこの雰囲気……ま、まさか……)

    竜華「……」ドキドキドキ


    『宮永先生……』ギュ

    『好きです……宮永先生……』ギュウゥ

    『ん……』


    「……なんやねんこの脚本」イライラ

    「ふふ……」

    竜華「うわぁ……職場恋愛や……甘酸っぱぁ……」

    250 = 207 :

    『はぁ……このまま時間が止まってまえばええのに……』

    『すぅ……ん、んぅ……』

    『ずっと、このまま……』

    (……宮永さん良い匂いするなぁ)スンスン

    (む、胸があたって……)ドキドキ

    (っとアカンアカン。話進めな……)

    『……宮永先生、起きてますか?』

    『すやすや……』

    『寝てます、よね……』

    『……』

    (な、なにされるんだろ……)


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