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元スレP「恋人生活シュミレーター?」

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P「何ですか? その世にも奇妙なお話に出てきそうな名前のモノは」
高木「いやね。実は水瀬君の実家の方で独自にスーパーコンピューターを開発する計画があったらしいんだよ」
高木「元々は災害時のシュミレーションを目的に開発されていて、随分とピーキーな性能になってしまったらしい」
高木「しかし不況のあおりを受けて開発計画は頓挫。残ったのは性能が偏り過ぎで、使い道の乏しい置物だけ……」
P「はあ。それが『恋人生活シュミレーター』と何の関係が?」
高木「まぁ……詳しい事情は言えないが、その途中開発したスパコンを引き取った変わり者が知り合いにいてね」
高木「そのシュミレーション機能に特化したスパコンを用いて、人の行動を予想するマシンを作ったのだよ。だが……」
高木「どこかで手違いがあったらしくてね。出来上がったのは恋人生活を予想するシュミレーターだったのだ」
高木「開発者は挙ってテストを拒否するし、今さら新しいシチュエーションを作成するには時間がかかる」
高木「そこで、旧知の仲である私の所に話が来たのだよ」
高木「もしテストを引き受けてくれるなら、サービスを開始した際のイメージガールにうちのアイドル達を使ってくれるとね」
P「そんな。それってモルモットを引き受けてくれって言ってるようなものじゃ……」
高木「確かにそう聞こえなくはないがね……。そう、こう考えてみるといい」
高木「『記念すべき最初のサービスを自分が受けられるんだ』ってね」
P「……」
高木「た、頼むよ。既婚者の私だとデータが取れないらしくて、キミくらいしか頼れる人がいないんだよ」
P「……はぁ。わかりました。引き受けさせていただきます」
高木「おぉー。引き受けてくれるか、そうかそうか」
P「それで、相手役の人は誰がやるんですか?」
高木「おぉ、それなら律子くんが引き受けてくれるそうだ。話ももうつけてある」
P「えっ。律子が?」
高木「そうだね。最初は彼女も乗り気ではなかったが、キミの名前を出したら引き受けてくれたよ」
P「へぇ。それはお堅い律子にしては珍しい……ん? 私の名前をですか?」
高木「まあ深く考えなくともいいよ。どうしても気になるのなら本人から聞きなさい」
P「は、はぁ」
高木「それでは頼んだよ!」
- 同時刻、扉の外にて -
真美「聞きましたかな、亜美隊員」
亜美「うむ。これは皆に広報する余地がありそうですな、真美隊員」
2人「クスクスクスクス……」
- 数日後 -
P「はぁ~、とうとうこの日が来たか。律子との結婚生活のシュミレート」
P「今でこそ同僚だが元アイドル。シュミレートとはいえ、あいつを恋人にした生活を味わえるんだよな……」
P「あー、ヤバイ。そう思うと何だか緊張してきたぞ。さっさと律子を見つけて終わらせちまおう」
P「確か現地で落ち合いましょう、って言ってたハズだけど……まだ来てないのかな?」 キョロキョロ
??「あ、プロデューサー殿。もういらしてたんですか」
P「ん? その声は――おぉ、やっぱ律子か。いや、俺も今しがた着いたばかりなんだ。タイミングが良かったな」
律子「そうですか? それは良かった。ちょっと厄介事に巻き込まれてたので、お待たせしてしまったのかと……」
P「いや、それは大丈夫だけど……厄介事? 何かあったのか?」
律子「はぁ。それがですね――」 チラッ
真美「厄介事だなんて酷い言い草ですな、律っちゃん隊員」 ヒョコッ
亜美「やっほ→、兄ちゃん。ついて来ちゃった」 ヒョコン
P「真美と亜美?! お前らどうして……」
律子「この子らだけなら、どうにでもなったんですがね……」 ハァッ
春香「えへへ……。どうも、プロデューサー」
真「2人だけで楽しもうだなんてズルいですよー。ボクらも混ぜてくださいよ!」
P「春香に真まで……。と、いうことは――」
美希「ハァァァァニイィィィィッッッ!!」 ガシィッ
P「ぐほっ! み、美希……やはりお前もか」
律子「スイマセン……。何だか例の話をどこかで耳にしてたらしく、気が付いたら全員ついてきてしまって……」
美希「当たり前なの! 1人だけハニーとラブラブ生活を楽しもうなんて許さないの!」
律子「ラブラ……ッ!! ……あのねぇ。何度も言ったけれど、これはあくまでテスターとしての参加であって……」
真美「またまたそんなこと言って→。律っちゃん隊員、ここ数日気持ち悪いくらいに上機嫌だったじゃないのさ→」
律子「あ、あれはあなた達がスケジュールを自己管理するって言ってきて、成長したものだと思っていたから……っ」
P「……なるほどな。念のために聞いておくが、お前ら今日の予定は――」
千早「当然、全員真っ白です。緊急の仕事がない限りは」
伊織「ふん。まあ何かあれば小鳥から連絡がくるわよ。それに新堂を車で待たせてあるから緊急の用事でも大丈夫よ」
律子「いつもこれ位の気構えで過ごしてくれたらいいのに……」 ハァ...
P「しかし、先方にどう言おうか……。急にこんな大人数で押しかけたら――」
伊織「それも平気。社長にちゃーんと言ってあるから。多分ここにももう伝わってるハズよ。……あ、ホラ。誰か出てきた」
P(アイドルに甘すぎだろ、社長……) クルッ
社員「あの、スイマセン。765プロの方々でよろしいでしょうか?」
P「あ、はい。はじめまして。私は765プロのP、こちらは秋月と申します」
秋月「本日はこのような形で、それにお出迎えまでさせてしまい大変ご迷惑を……」
社員「いえいえ。こちらこそアイドルの方々を前に、こんな野暮ったい格好で申し訳ありません。ささ、どうぞこちらへ」
P「はい。ご丁寧にどうもありがとうございます。……こうなったら仕方無いな。ホラ、行くぞ」
全員「「「はーい」」」 ゾロゾロ ワイワイ
- 実験ルームにて -
ワタクシ ハ コノプロジェクト ノ チーフ ヲ... コチラ ハ ワガシャ ノ アイドル ノ... ハジメマシテー
社員「……では、堅苦しい挨拶も終わったところで、早速本題に入りましょうか」
P「はい。今日はよろしくお願いします」
社員「はは、そうお堅くならずに。ちょっとしたアミューズメントだと思ってくだされば結構ですよ」
P「恐縮です」
社員「それでは最初に適性検査と性格診断テストを行ってもらいます。それが終わりましたらあちらの方で実際に体験していただく流れになりますが――何かご質問は?」
美希「あ、はーい! おじさん、ミキから質問いーい?」
律子「こ、コラ。美希あんた! ……申し訳ありません。この子少し頭が」 アセアセ
美希「むぅ! 頭なら海老フライだった頃の律子のが一番――」
律子「あ?」 ギロッ
美希「なん、でもないのー……」 ビクッ
社員「はっはっは。いえ、合ってますよ。ここにいるのは全員枯れに枯れた爺婆だけです。お気になさらず」
P「大変恐縮です」 アセダラダラ
シュミ×
シミュ○
な
ところで、小鳥さんはなんでいないんですかねぇ・・・・・・
シミュ○
な
ところで、小鳥さんはなんでいないんですかねぇ・・・・・・
社員「それで――ご質問の内容は何でしょうか?」
美希「あふぅ。えっと……その恋人生活の模様って、体験する2人にしか見られないの?」
社員「あぁー……。それを言うのを失念していました。本来ならば答えはYesです。プライベートということもありますから」
社員「しかし今回に限ってはNoです。データ採取のためにシュミレート結果を映像化して、それを見ていく形になります」
律子「え、ちょっ……! そんな聞いてませんよ!?」
社員「こちら側で閲覧するのは女性一人。覗き見る内容も主要個所を除いては脳波などの図形データです
社員「当然守秘義務も貫かせます。それは一応承知していただきたいのですが――」
律子「うぅぅぅ……それは別に構わないのですが……。アンタ達、もしかして――」 チラッ
真美「当然見るに決まってるっしょ→!」
亜美「うへへ、これはポップコーンとコーラの準備をしなくてはいけませんなぁ」
律子「くっ……!」
社員「AV室は基本入れる状態にしておきますので、そちらで閲覧する方はそちらの方でお決め下さい」
社員「他に質問が無いようでしたら、あちらの検査室でテストをお受けになってください。では、失礼します」 ペコリ
>>12
小2用の国語のテストで78点だったんだ……誤字許してぇ。
律子「うぅぅぅぅ……。あ、あの子らに恋人生活を見られる……これはとんだ誤算だわ。どうする? どうする?」 ブツブツ
美希「あふぅ……。そんなに悩むくらいなら最初からミキに役目をパスしてくれたらいいのに」
響「うーん。自分も参加したかったけど、今回は見るだけでいいや。恥ずかしいし」
春香「ねぇ、プロデューサーさん。このサービスが正式に稼働したら、一緒に受けに行ってみません?」
P「いや、それはマズすぎるだろ。イメージガール的にも、アイドル的にも……」
律子「どうせ見るなと言っても覗きこむだろうし……騒いで迷惑をかけるなんて事あってはならないし……」 ブツブツ
P「随分と悩んでるなぁ……。なあ律子、別に断っても良いんだぞ? 幸い美希がやるって言ってくれてるし――」
律子「し、しかしですね、プロデューサー殿」
あずさ「うーん。ならこんなのはどう? 『もし他の人の恋人生活を見たい人は、自分も皆に恋人生活を見せる』って」
真美&亜美「え゛っ!?」
真「えぇっ!? そんなぁ! そ、それじゃあボクとプロデューサーの……ゴニョゴニョ……も見せなきゃいけないってコト?」
響「そんなのないぞー!」
美希「あふぅ……どっちでもミキは構わないの。さっさとテスト受けてくるの」 テクテク
小2用の国語のテストで78点だったんだ……誤字許してぇ。
律子「うぅぅぅぅ……。あ、あの子らに恋人生活を見られる……これはとんだ誤算だわ。どうする? どうする?」 ブツブツ
美希「あふぅ……。そんなに悩むくらいなら最初からミキに役目をパスしてくれたらいいのに」
響「うーん。自分も参加したかったけど、今回は見るだけでいいや。恥ずかしいし」
春香「ねぇ、プロデューサーさん。このサービスが正式に稼働したら、一緒に受けに行ってみません?」
P「いや、それはマズすぎるだろ。イメージガール的にも、アイドル的にも……」
律子「どうせ見るなと言っても覗きこむだろうし……騒いで迷惑をかけるなんて事あってはならないし……」 ブツブツ
P「随分と悩んでるなぁ……。なあ律子、別に断っても良いんだぞ? 幸い美希がやるって言ってくれてるし――」
律子「し、しかしですね、プロデューサー殿」
あずさ「うーん。ならこんなのはどう? 『もし他の人の恋人生活を見たい人は、自分も皆に恋人生活を見せる』って」
真美&亜美「え゛っ!?」
真「えぇっ!? そんなぁ! そ、それじゃあボクとプロデューサーの……ゴニョゴニョ……も見せなきゃいけないってコト?」
響「そんなのないぞー!」
美希「あふぅ……どっちでもミキは構わないの。さっさとテスト受けてくるの」 テクテク
律子「ナイスです、あずささん! と、言う訳よ。私だけ恥ずかしい目には会わないわ!」
伊織「っていうか、シミュレーションを諦める選択肢は最初から無いのね……」
律子「と、言う訳です。プロデューサー殿、さっさと行きましょう。アンタ達はそこでせいぜい悩んでるといいわ!」 ガシッ
P「ちょっ!? 俺まだ何にも決めてないんだけど――ていうかお前少しテンションおかしくないか?」 ズルズル
亜美「うぅ~……姉ちゃん→、余計な事言わないでよぉ」
真美「真美たちも見せなきゃだなんて、とんだ誤算だよ→><」
あずさ「あらあらー?」
千早「結果は知りたい……けど他の人に見られるのは……」 ブツブツ
雪歩「は、恥ずかしすぎるよぅ~……」 マッカッカ
伊織「ぐぅ……。で、でもどうせアイツが私にメロメロな光景しか映らないに決まってるわ!」
響「そ、そうだぞ! 結果は分かってるんだから、恥ずかしい事なんてないんだぞー!」
春香(あ、フラグ)
やよい「うっうー……でも覗き見はいけないと思いますー」
貴音「そうですね……。ですがやよい、覗き見られる事がその人にとってプラスに働く事もあるのですよ」
やよい「え? そ、そうなんですかぁ?」 キョトン
貴音「はい。そう、春香が以前発言していたのを聞いた事があります」
春香「え? そんな事私言ってたっけ?」
貴音「えぇ。確か貴女が『ばらえてゐ』に出演していた時に、『こういうのがおいしい』と……」
真「それは意味合いが違うと思うけど……まぁいいか。春香だし」
春香「ちょっと、人を芸人みたいに扱わないでよー!」
貴音「とにかくです。ここで燻っていては何も始まりません。行きましょう、やよい。私も心を固めます」
やよい「うっうー……本当にいいんでしょうかぁ……」 トボトボ
雪歩(恥ずかしい、けど……やよいちゃんも勇気を出したんだもの。わ、私だって!) オドオド
千早「――そうよ。恥ずかしいのは皆だって同じハズよね……それならっ」 スタスタ
真美「あぅぅー。えっちぃ結果が出たら何て思ってたけど、コレ完全に天唾だよー」
亜美「で、でも機械なんだし、変な結果は出さない……よね?」 テクテク
あずさ「あらあら、みんな決心したみたいねぇ。ウフフ、良かったわぁ」
伊織「何だか掌で踊らされている気分……」
P「……で、結局全員受けたと」
律子「いーい、アンタたち。他の人のを見ておいて、やっぱ見せないーなんて言ったら承知しないわよ」
亜美「なんでそれを亜美たちに言うかなぁ」
真美「もうとっくにお腹くくったよー」
真「それでもイマイチ信用できないなぁ」
P「しかし……急遽この人数でテストしていただいても良かったのですか?」
社員「えぇ、勿論です。数値が多い事に越したことはありません。大いに結構ですとも」
社員「ただ……デフォルトで『男女』と決めてしまってるので、女性同士という訳にはいきませんが――おっと、失礼」
やよい(……? なんだか変な視線を感じますー)
千早「……」
伊織「……」
社員「何もともあれ、皆様テストお疲れ様でした。結果が出次第、連絡させていただきます。では、失礼します」 ガチャッ
P「ふぅー……。とにかくあとは結果を見るだけだな」
春香「最初は――律子さんからですね。じっくり観察してやりましょう」 ワクワク
真「春香、なんか芸人臭いよー」
美希「芸人っていうより、もはやえっちなオジさんなの」 アフゥ
真美「でもお堅い律っちゃん隊員のデレ姿を拝めるんだよー」
亜美「これは永久保存版ですかな」 ウシシ
律子「ぐう、自分達の番になったら覚えてなさいよアンタたち……」
P(俺が一番恥ずかしいと思うんだけどなぁ)
ピンポーン タダイマ カラ ジッケンケッカ ノ ジョウエイ ヲ ハジメマス
765プロ ノ カタ ハ AVルーム ニ アツマッテクダサイ
オコマリノサイ ハ チカク ノ シャイン ヘト オキガル ニ コエ ヲ オカケクダサイ
やよい「わぁっ。お部屋が暗くなってきました!」
響「どうやら始まるみたいだぞー」
美希「こういう仄暗いオレンジ色の照明は、なんだか眠くなるの」 アフゥ
真「うーん、楽しみだなぁ。……後の事を考えなければだけど」
律子「これって強制停止スイッチとかないんですかね」
P「ないんじゃないかな」
ウィーン ガガガガ....
- 恋人生活 律子の場合 -
pipipi...
P「うーん……もう朝か。さっさと起きないと……」 ギシッ
P「んー……。律子はもう起きてるみたいだな――ふわぁ」 ガチャリ
律子「あ、おはようございます、Pさん。今日は珍しく早いですね」 トントントン
P「んー、そうだな。きっと新しく買った目覚ましのおかげだな」
律子「まーたそんなこと言って、無駄な買い物を正当化させようとする……」
P「いいじゃないか。2人で選んだものなんだしさ」
律子「そんなこと言ったって乗せられませんよーだ。……はい、朝食です」
P「おぅ、ありがと」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
春香「おぉー、いきなり同棲ときましたか」
真「でもずいぶんと淡泊な会話だなぁ。所々敬語だし」
伊織「まぁ名前呼びは予想通りだけど、律子の『よーだ』か。にひひっ、いいのが聞けたわ」
律子「ぐぬぬぬぬ……っ」
pipipi...
P「うーん……もう朝か。さっさと起きないと……」 ギシッ
P「んー……。律子はもう起きてるみたいだな――ふわぁ」 ガチャリ
律子「あ、おはようございます、Pさん。今日は珍しく早いですね」 トントントン
P「んー、そうだな。きっと新しく買った目覚ましのおかげだな」
律子「まーたそんなこと言って、無駄な買い物を正当化させようとする……」
P「いいじゃないか。2人で選んだものなんだしさ」
律子「そんなこと言ったって乗せられませんよーだ。……はい、朝食です」
P「おぅ、ありがと」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
春香「おぉー、いきなり同棲ときましたか」
真「でもずいぶんと淡泊な会話だなぁ。所々敬語だし」
伊織「まぁ名前呼びは予想通りだけど、律子の『よーだ』か。にひひっ、いいのが聞けたわ」
律子「ぐぬぬぬぬ……っ」
P「所でさあ、律子。ちょっとお願いがあるんだけどさ……」
律子「ダーメ。どうせまた高い買い物がしたくなったんでしょ」
P「頼むよー。大特価セールで、アレをあの値段で買えるのは今日までなんだよー」
律子「もう。お金ならちゃんと持ってるでしょう? それで何とかしてください」
P「それが、今週は出費が嵩んでさ……。あとちょっと手が届かないんだよ」
律子「だからって貯金から降ろすのはダメです。2人で決めた事ですよ? 式の費用を貯めるんだって」
P「だよなぁー……。分かった、諦めるよ」 ションボリ
律子「まったく……。ちなみに欲しい物って何ですか?」
P「ん? 腕時計だよ。スカーゲン」
律子「はぁ……また性懲りもなく高そうなものを……」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
真美「あちゃ~。こりゃ兄ちゃん完全に管理されてるねぇ」
千早「と、いうよりプロデューサー……。素ではあんな感じなんですか?」
春香「なんていうか、だめんずっぽいよね」
P「お、俺はあんな感じじゃないぞ! 本当だって!」
P「ふぅ、ごちそうさま。おいしかったよ」
律子「お粗末さまでした。さて、そろそろ支度を済ませないと」
P「あぁ、食器なら俺が洗うから支度してろよ。今日は大勢と会うんだろ?」
律子「えぇ、ありがとうございます。でもご褒美はありませんよ?」
P「ちぇー」 カチャカチャ
律子「ふふふ。じゃあよろしくお願いしますね?」
P「はいよー」
律子「~♪」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
亜美「うーん、進展がないなぁ。えっちぃ展開はまだ→?」
真美「せめておはようのチューくらいは欲しいよね→」
律子「お黙り」
あずさ「でも相性は良さそうよね。2人とも、とっても幸せそうだもの」
システムがよくわからん…
夢見せる系じゃなくてデータ打ち込んで映像化してるから本人も見てるのか
夢見せる系じゃなくてデータ打ち込んで映像化してるから本人も見てるのか
P「さて、じゃあ行くか!」
律子「はい。じゃあ、その。車までは――」
P「手を繋げばいいんだっけ。……そういえば理由を聞いて無かったけど、何でこんな事するんだ?」
律子「えっ? だって、その……短い間だけど、毎日恋人気分を味わいたいじゃないです、か」 ホホソメ
P「え? あ、あぁ。そういうことか。ふーん……。だったらキスとかの方が良くないか?」
律子「それはダメです! ……恥ずかしいですから」 ボソッ
P「そうか……それなら仕方ないな。じゃ、手を繋ごうか」
律子「……はい」 ギュッ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
律子「」
響「うぎゃーっ! 言ったそばからラブラブタイム始まったぞー!」 ギャーギャー
美希「う~ん……でもデレるのがちょっと早い気がするの。もう少し後でも良かったと思うな」
雪歩(…………!) ドキドキ
真美「ゆきぴょん、すっごいガン見してるねぇ」
P「……」 スタスタ
律子「……」 テクテク
P「……今日は随分と人通りが少ないな。いつもと早く出たくらいでこんなにも違うのか」
律子「え? あ、そうですね。急に寒くなりましたから、皆ギリギリまで布団の中にいたいのかもしれませんね」
P「その点、俺は偉いだろう。しっかり起きられたぞ。やっぱ時計が変わると違うもんだなぁ」
律子「あまり調子に乗らない。どっちにしろ腕時計の件は諦めてください」 ペシン
P「あたっ。うーん……残念だなぁ――お? 紅葉だ」
律子「あ、本当だ。仄かに淡くて綺麗です」
P「……なぁ律子」
律子「……何ですか? Pさん」
P「紅葉綺麗だしさ。家も早めに出たし――今日は歩いていかないか?」
律子「気が合いますね。私もそう思っていたところです」
P「じゃあ、行くか」 ギュッ
律子「あ、Pさん……」
P「ん? あぁスマンスマン。やっぱ外じゃあ手は離した方が良かったか」
律子「いえ、その――今日は寒いですから」 ギュゥ...
P「! お、おぅ。そうだな。今日は寒いからな」 ギュッ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
律子「はい、終了ー! ここで上映会は終了でーす! 終わりでーす! はい次行きましょうー! 次ー!!」
伊織「亜美、真美。律子を押さえつけなさい」
真美「合点承知→!」 ガシッ
亜美「まだ終わらんよ! 諦めんしゃい!」 ガシッ
律子「止めてー! 見ないでー! いっそ殺してー!」
真「でも、確かにこれは恥ずかしいね ///」
やよい「な、なんだかとっても恋人らしいです ///」
春香「今さらだけど、これってストイックな律子さんにとっては公開処刑同然だよね」
P(俺にとってもな)
- シュミレーション内、事務所にて -
P「おーっす。お前らおはよう」
亜美「あ、兄(C)と律っちゃんだー! ムフフ、今日はお揃いで出社ですか」
真美「やっぱ同棲とかしてるのかな? ん? ん? 正直に言うてみなさい」
律子「そんなわけないでしょ。偶然そこで出会っただけよ。ほら、散った散った」
美希「うぅー……! ハニィィィィ!」 ガシッ
P「おぅふっ! な、なんだ美希。いきなりタックルなんてしてきて……」
美希「ハニー分を充電してるの! これくらい許してくれたっていいと思うのー!」
律子「こら、美希。プロデューサー殿が動けないじゃない。さっさと退きなさい」
美希「やっ!!」 ガシィィッ
P「おーっす。お前らおはよう」
亜美「あ、兄(C)と律っちゃんだー! ムフフ、今日はお揃いで出社ですか」
真美「やっぱ同棲とかしてるのかな? ん? ん? 正直に言うてみなさい」
律子「そんなわけないでしょ。偶然そこで出会っただけよ。ほら、散った散った」
美希「うぅー……! ハニィィィィ!」 ガシッ
P「おぅふっ! な、なんだ美希。いきなりタックルなんてしてきて……」
美希「ハニー分を充電してるの! これくらい許してくれたっていいと思うのー!」
律子「こら、美希。プロデューサー殿が動けないじゃない。さっさと退きなさい」
美希「やっ!!」 ガシィィッ
律子「まったく……。すいませんプロデューサー殿。少しの間このままでよろしいですか?」
P「ああ。別に大丈夫だけど……」
律子「まったく……。ホラ、皆。今日のスケジュールの確認をするわよ――」 スタスタ
P「やれやれ……」
美希「~♪」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
春香「恋人持ちを『ハニー』って……」
真「未練タラタラだねぇ。まあ容易に想像はつくけどさ」
美希「ミキ、あんな諦めの悪い女じゃないの。ちゃんと祝福して身を引くの!」 ギュウゥゥゥゥッ
P「イテテテテ……。な、何で腕を掴むんだよ」
伊織「それにしても律子の反応がアッサリしてるわね。どういうことかしら」
あずさ「余裕……ってやつなのかしらねぇ。大人だわ~」
美希「でも、こういう当て馬みたいな役回りはないと思うの。ヒドいの」
このイチャラブ上映会 全員分やったらえらい事になるんじゃ…
とても楽しみです!
とても楽しみです!
- お昼時 -
P「さて、そろそろ飯にするかなー」
真「あっ、お弁当。もしかして手作りですか?」
P「あぁ。どうも最近金欠気味でさ……。真は外で食事か?」
真「いえ。ボクはロケ弁で済ませました。美味しくないけど腹もちは良いんですよね、あれ」
P「そっか……って、ん? おい亜美と真美。お前ら何してるんだ?」
亜美「あ、バレちゃったよ、真美!」
真美「仕方ない、こうなりゃ速攻勝負だ!」
亜美「そりゃー! 弁当箱の中身を見せろー!」 ガシッ
真美「そして律っちゃん隊員のLove×2メッセージを見せるのだー!」 ガシッ
P「うわわっ、危ないって! ていうかそんなメッセージ無――あっ」 パカッ
真美「よっしゃー! 弁当の箱が開いたぞー!」 ガバッ
亜美「中身を写メして待ち受け画像にしてやるー――って、ありゃ?」 ヒョコッ
真「……」 ボク モ ツイデニ
P「ほら見ろ、何ともないだろ? 何度も言う様に、これは俺の手作りなの」
真美「ちぇー。恋人弁当見たかったのにー」 シブシブ
亜美「兄(C)が作ってるのなら、律ちゃん隊員の弁当も調べたいけど――うぅ、止めとこ」 トボトボ
P「まったくあいつらは……」
真「まあ恋とかに興味ある年頃なんですよ、あの2人は」
P「お前もそう歳は離れて無いだろう?」
真「アハハ、そうですねー。確かにボクも恋に興味津津でした。それじゃボクはこれで……」 タッタッタ
P「……『でした』? 今は恋に興味無いのかな。……まあいいか。さ、飯飯っと」 パカッ
P(フフフ……一見何も描かれていない様に見えるこの白米。その実、上にある米を少し除けると――)
P(御覧の通り、その下にあるメッセージが見えるのさ! さて、今日のメッセージは……『努力』、か)
P( 海苔とふりかけだけで、よくこんな達筆な文字が書けるよな……)
>>44
まあ美希SS自体は圧倒的に多いから多少はね
まあ美希SS自体は圧倒的に多いから多少はね
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
雪歩「はわわ、すごく字が上手ですー」
千早「というか、よく上のご飯にくっつかなかったわね」
真「あれ。何かボクが意味深な台詞残してるけど、なんかの伏線?」
響「ん? そういえばさっきから律子の声が聞こえないけど、どうしたんだ?」
伊織「暴れると悪いから、そこにふん縛って転がしてるわよ」
律子「ンー!」
P「今さらだけど、何で俺視点だけなんだ?」
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