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    元スレP「真にストレッチマフラーかけたら人生がメチャクチャになった」

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    みんなの評価 :
    タグ : - アイドルマスター + - 菊地真 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 1 :

    「……これは、夢……そうだ、夢なんだ……たかがプロレス一回で俺の人生がこんなに変わるはずがない……」

        ふらっ……

    律子「あれ、どこに行くんですか?」

    「……なんか、熱出てきた気がする……書類は処理済ましておくから、早めに帰っていいか?」

    律子「……まぁ、無理に止める理由はありませんね」

    「ありがとう……今日はゆっくり休ませてもらうよ」

    律子「あ、そうだ。ついでに真を送って行って貰ってもいいですか?」

    「えっ」

    律子「ほら、もう外も暗いですし。それに、負けて心が弱ってるところを一人で帰すのも……なんだかちょっと怖いじゃないですか」

    「で、でも、だな……今、真に会うのは……」

    律子「今日のうちに話を付けておいた方がいいと思いますよ。明日、皆が居る前であれだと、それこそ業務に差し支えますし」

    「……」

    律子「じゃあ、早退の手続きはこっちでやっておきますから、真のこと、お願いしますね」

    小鳥「送り狼になっちゃ駄目ですからねー」

    「……」

    52 :

    良い

    53 = 1 :

    ―――

    「えへへ~♪」

          ぎゅーっ

    「ま、真……腕掴むの、やめてくれないか?」

    「えーっ!! いいじゃないですかー、子どもが産まれたらイチャイチャなんて出来なくなっちゃうんですよ?」

    (駄目だ……まだ頭の中が茹だってる……)

    「でも、でも……嬉しいなぁ……! ボク、ずっと前からこうやって、好きな人と腕組んで歩いてみたかったんです」

    「……意外と乙女チックだよなぁ、お前……」

    「あれ、今頃気付いたんですか?」

    「レッスンあがりにプロデューサーに向かって喧嘩吹っ掛けてくるような奴が乙女チックだとは思わないだろ……」

    「アハハ! ボクだって女の子ですから! 恋愛にも興味ありますし、夢だっていくつもありますよ」

    「……そうか」

    「そうですよ。だから、もう少し……こうやっててもいいですか?」

    「……駄目って言ったら?」

    「ちょっと寂しいですね」

    54 = 1 :

    「……だったら、もう少しだけな」

    「いいんですか!? じゃあ、もう少し強く抱きついちゃいますね!」

           ぎゅーっ!

    (さて、どうやって真を落ちつかせるべきかな……律子も言ってたけど、このまま明日はヤバすぎる……)

    「……ねぇ、プロデューサー」

    「……なんだ?」

    「……ボクのこと、好きですか?」

    「……」

    「その……嫌い、だったら、言ってくださいね? ……ボク、その……そういうのに疎くて……
       あ、でも! 本とか読んで勉強はしてるんですよ!? でも、実際に、自分がこんな風なことするのは……初めて、だから……」

    (あ、駄目だ……この子意外と可愛い……)

    「だから、その……なんて言うか……プロデューサーはボクのこと、どう思ってるんですか!?
       そこだけ、ハッキリ教えてください!! もし、嫌いなら……ボクも諦めがつきますし……」

    (嫌いです!! なんて心にもないこと言えれば、どれだけ楽か……それに、嫌いなんて言ったら、真が事務所やめかねないしなぁ……)

    「……好き、ですか?」

    「……嫌いじゃない。うん、嫌いじゃない……」

    55 :

    真はかわいいなぁ

    56 :

    まことが可愛すぎて昇天する

    57 :

    濃厚なホモスレかよ

    58 = 1 :

    「もう! さっきからそればっかりじゃないですか!!
      いいですか、プロデューサー!? ボクは、好きですか? って聞いてるんです!!」

    「……嫌いじゃない、です」

    「……ちぇっ、プロデューサーの、イジワル」

    「じゃあ真は、俺のこと好きなのか?」

    「へっ? 好きですよ? これ以上ないくらい大好きですけど」

    「えっ」

    「でも確かに、あのストレッチマフラーもきましたねー! もう、バッチリボクの好みって言うか、運命の人に出会えたっていうか!」

    (……顔色一つ変えずに大好きだなんて……やばい、惚れそう……)

    「そりゃあ、もし嫌いな人だったら結婚してなんて言いませんよ!
       プロデューサーが好きで、その上ボクより強かったから、ボクは結婚したいって思ったんです!!」

    「……うん」

    「……ちょっぴり、グッと来ました?」

    「……正直、かなりグッと来た」

    「じゃあ、結婚しちゃいますか?」

    「……い、いや……それは……まだ……」

    60 = 1 :

    (このままじゃヤバい……俺の方が流されちまう……ここは一旦体制を立て直さないと……)

    「と、とりあえず! 事務所では結婚とか、そういう話は禁止だ!」

    「嫌ですか?」

    「ああ、事務所でされると困るし嫌だ」

    「そうですか……じゃあ、こうやって二人きりの時だけにしますね!」

    「ああ、頼む。じゃあ、さっさと帰るぞ」

    「えーっ、もうですか!?」

    「夜遅くに出歩いてたら危ないだろ。ほら、家どっちの方だ?」

    「んーっと……あっちです」

    「よし、あっちだな」

    ―――

    ――― P家前

    「……」

    「あ、ここです! ここ!」

    「……えっ?」

    61 :

    真が策士だなんて

    62 = 36 :

    これは…夜のプロレスが始まる予感…!!

    63 = 1 :

    「……」

    「あれ、プロデューサー? 入らないんですか?」

    「いや……ここ、俺の家……」

    「はい! 今日からお世話になります!」

    「いやいや、な、なんで……?」

    「結婚を前提にお付き合いするわけですから、出来るだけ時間は共有したいなぁって……えへへ。
      あ、心配しないでください! その……婚前交渉とか、そういうのは……えっと……ボク、頑張りますから!!」

    「……」

    (落ちつけ……ここを超えられたら、おそらくそのまま一気に同棲とかが始まりかねない……なんとかして、真を追い返さなきゃ……)

    「プロデューサー? どうしました?」

    「……真、着替えとかは……?」

    「え? 急なことなんで持ってきてないですけど」

    「ないのか? ないよな!? いやあ残念だ!! ということで、今日は素直に家に帰ってくれ!! な!?」

    「んー、大丈夫だと思うけどなぁ。ほら、今日着てる分もあるし、いざとなったらプロデューサーの下着借りちゃいますし!」

    「現役アイドルが下着二日使い回しとか男の下着穿くとか言うな! 夢が壊れるだろ!」

    64 :

    いや、ありだろ

    65 :

    次は布団でプロレスごっこやね

    66 = 36 :

    夢がひろがりんぐ

    68 = 1 :

    「……だったら、必要な物は後で取ってきます。それなら、一緒に住んでもいいですよね?」

    「だ、駄目だ! 今日は、その……部屋が散らかってるし!」

    「大丈夫です! 片付けるの手伝いますよ!」

    「いや、真には見せられないようなゴミとかもあるから、な!?」

    「……それって、どういうゴミですか?」

    「いや、それは、その……」

    「まぁいいや。とりあえず、立ち話もなんなんで、家に入って話しましょうか!」

    「だから待てって! 話を聞いてくれよ!」

    「駄目です! あ、鍵貸してください!!」

               むぎゅっ

    「わっ!? お、おい、真!? いきなり抱きつくな!!」

    「どこに隠してあるんですか~? ほら、出すなら早いうちがいいですよー!」

                     むぎゅっむぎゅっ!

    (助けて……誰か助けて……!!)

    ―――

    69 = 26 :

    最高やないか…

    70 :

    俺が代わるで!!

    71 :

    オレは雪歩みたいなおしとやかな子が好きだって言ったらどうなるのっと

    72 :

    さすが73から75に成長しただけある

    いや、72も充分魅力的デスヨ?

    73 = 1 :

    「へえ、キチンと整理整頓されてる。ちょっと意外だなぁ」

    「……お茶飲んだら帰れよ」

    「えーっ!!」

    「えーじゃない! 明日も早いんだし、さっさと帰って寝ろ!」

    「うわっ、エッチな本がある……見てもいいですか?」

    「やめろ、真。そういうのは、見つけたとしても見ちゃ駄目だ」

    「でも、その……今晩の予習をしておきたいし……」

    (……どうやっても、ソッチ系に行こうとする運命からは逃れられないのか……)

    「……」

           ぺらっ…… ぺらっ……

    (やっぱり、ここは一発、ガツンと言って、分からせるべきか……)

    「……わっ、嘘……うわ、うわー……」

    「……ちょっといいか、真」

    「ひゃ!? は、はい!?」

    「とりあえず、俺の話を聞いてくれるか?」

    74 :

    アイドル全員をプロレス技でねじ伏せてく話かと思ったら…

    支援

    75 = 52 :

    ドキドキ

    76 :

    おう…どの口がメチャクチャと言ったんだ?オラ!

    77 :

    真SS、しかもなんか良さげだぞ
    支援

    78 :

    真は俺の嫁異論は認める

    79 = 1 :

    「いいか、真。俺たちはアイドルとプロデューサーだ。だから、今はまだ、お前が望んでるような関係にはなれないんだ」

    「だったらボク、アイドルやめます」

    「えっ」

    「来る途中、ずっと考えてたんです。アイドルやめてプロデューサーのお嫁さんっていうのも、結構いいかなぁって……へへ」

    「い、いや、でも……その……そういうのってそんな簡単に決めることじゃないだろ……もっと考えて……」

    「結局、考えても答えが出ない問題ですし。どっちも取る、なんてのは、いくらボクでも無理だって分かりますからね。
      だから、プロデューサーが立場が気になるっていうんなら、ボクがアイドルをやめて、ずっと支えていってあげますよ!!」

    「真……」

    「とりあえず、明日も仕事があるし、今日はそろそろ寝ましょう! お布団敷きますね!!」

    「……いや、待て、待て待て。いいこと言ったような雰囲気で流そうったってそうはいかないぞ」

    「……駄目ですか?」

    「駄目だ」

    「……んー、じゃあ、結婚はもう少し先でもいいです! よし、じゃあ寝ましょう!」

    「無理やり流そうとするな。俺はお前にアイドルをやめてほしくない。
      だから、もし、それでも真がアイドルをやめるっていうんなら、俺は真の事を軽蔑するし、やっぱり真とは付き合えない」

    「……そっかぁ……」

    80 = 72 :

    >>78
    奇遇だな
    俺の嫁もまこちんなんだ

    81 = 78 :

    >>80
    え?そうなん?いや本当奇遇ね

    82 = 1 :

    「だから、もう少し真は、自分の身をそんな安売りしないで……」

    「分かりました!」

    「……は?」

    「じゃあ恋人から始めましょう!! そういうことでいいですよね?」

    「……」

    「えっ」

    「見ててくださいね、いつか、アイドルしながらプロデューサーと結婚出来るようになりますから!!
      その時までは、恋人同士ってことで!」

    (おかしい……思ってたのと違う……)

    「んー、でも、恋人同士かぁ……あれ? 恋人同士でも一緒に住んだりしますよね?
      だったら、やっぱり今日からここに住んでも大丈夫、っと」

    「えっ!? いや、大丈夫じゃないと思うけど……」

    「そうだ! 恋人同士なら、いっぱいデートとかしましょうね! 二人で手を繋いで公園に行ったり、休みの日は暗くなるまで一緒にジョギングしたり!!」

    「なにそれキツそう……じゃなくて、一緒に住むとかそういうのは」

    「えへへ、それじゃあ、恋人ってことで……ふつつか者ですが、よろしくお願いしますね、プロデューサー!」

    (駄目だ……人の話をやっぱり聞いてない……)

    83 :

    Pの往生際の悪さは異常

    84 :

    >>80
    >>81
    俺の嫁もまこりんなんだよ
    すごい偶然だね

    85 :

    あなた達の言うまこりんとは想像上の存在にすぎないのではないでしょうか?
    何が言いたいかって真は俺の奥さんなんだ

    86 = 84 :

    それほく

    90 :

    何があった

    91 :

    仕方ない
    保守だ

    92 = 76 :

    紳士が多いSSですね

    94 = 26 :

    ほっ

    95 :



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