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元スレ末原「うわあああああああああああああああん」漫「先輩……」

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101 = 69 :

まあお気に入りだしな

102 = 8 :

末原「すずちゃ!すずちゃ!」

「……」

船久保「ほら早く、恭子ちゃん欲しがってるで」

末原「ばぶ~」

「あの先輩……」

末原「はぁいはぁい」

「もうこんなことやめにしませんか……恥ずかしいですよちょっと……」

末原「ちゃああい?」

「たしかに辛いのはわかりますけど……これはちょっと人間としてどうなんですか……」

末原「きゃっきゃっきゃっ!」パチパチ

「他にもっと方法はあるでしょ……現実逃避の方法ぐらい……」

末原「ばぁぶばぁぶ」

「これはただのバカ……」

末原「漫ちゃんいい加減にしてくれませんか?怒りますよ」スタッ

「うわっ!急に立った!」

103 :

漫ちゃん空気読んで

104 = 8 :

末原「何なんですかさっきから漫ちゃんは」

「え、え、え?」

末原「そりゃわたしだって恥ずかしいですよ
   なにが悲しくてこんなアホみたいな格好をしなきゃいけないんですか」

「一応恥ずかしいと自覚はしてはるんですね……」

末原「わたしだってね、恥を忍んで漫ちゃんにおねだりしてるんですよ!そこんとこ空気読んでくださいよ!!」

「空気は読むものじゃなくて吸うものですよ……」

末原「ん?なにか言いましたか?」

「いえ、なにも……」

由子「ねぇ恭子?なんでこんな幼児退行なんかするのよー」

末原「楽しいからですよ、他に理由なんて要りますか?」

由子「そう……」

末原「ではまたここから始めますよ!はい!」ぱちん!

末原「ばぁぶばぁぶぅ!すずちゃ!おっぱ!おっぱ!!」

「わかりましたよぉ……」ボロン

末原「きゃっきゃっきゃっ!」

106 = 8 :

 それから数十分後・・・

末原「ふなきゅー!ふなきゅー!」

船久保「ほぁ~、さすがに高校生とお馬さんごっこするのは辛いわ……」

「ううう……胸が唾液だらけで気持ち悪い……」

末原「ふぁっきゅー!ふぁっきゅー!]

「やかましいわ!」パチコン!

末原「びえええええええええええええん!!!!」

洋榎「なに泣かしとるんや!!」バチコン!

「ギニヤ!!」

絹恵「大丈夫でちゅか~怖かったでちゅね~」

末原「きぬちゃ!だいすき!!」

絹恵「ま///照れるやないかぁ///」

「泣きたいのはこっちや……」

由子「もう遅いしそろそろ帰るのよー」

107 = 8 :

船久保「おばさんの晩御飯楽しみやなぁ」

絹恵「さぁて先輩、帰りましょうねぇ」

末原「は~い!」

「明日からこれが続くんか……」

  ガチャン

末原「さてと……」ムクッ

「うわっ!また立ちあがった」

末原「みなさんお疲れ様でした、おかげで今日一日楽しめました」

洋榎「そ、そうか……」

末原「ではまた明日」

「あの先輩……」

末原「ん?どうしましたか漫ちゃん」

「部室の外では普通なんですね……」

末原「当たり前やないか、さすがに部室外では恥ずかしいわ」

「部室の中でも恥ずかしいですよ……」

108 = 29 :

良かった、幼児退行化した末原先輩はいないんだね

109 = 8 :

 それからも末原の赤ちゃんの日々は続いた・・・

末原「たたたたたたたたたたた!!!」ハイハイ!

絹恵「ちょっと先輩のハイハイ速すぎて追いつかへ~ん!」

末原「たいっ!たいっ!!」キュッキュッ!

「ちょっとデコに落書きやめてくださいよ!」

末原「きゃっきゃっきゃっ!」

「うわ!鰻って書いてるやないですか!幼児がこんなん書けるわけないでしょ!」

末原「うわあああああああああああああん!!!」

洋榎「だから泣かすな言うたやろ!!」

2年生部員A「ああもう漫お姉ちゃんは酷い人でちゅね~」

2年生部員B「この鬼」

1年生部員「もっと優しくはなれないんですかあなたは?」

「なんやこの言われようは……」

それから数日が経ったある日・・・

110 = 83 :

途中から手に負えなくなったんだないくのん…

111 = 8 :

  姫松高校麻雀部部室にて  放課後

末原「た……た……」ヨロヨロ

絹恵「頑張れ!あともう少しや!」

末原「あ……あ……」フラフラ

洋榎「いけいけ!その調子や!!」

末原「あ!あ!あ!」

船久保「もうちょい!あと一息や!」

末原「たぁ!!」ジャジャ~ン

絹恵「やったああああああああああ!!!恭子ちゃんが立ったあああああああ!!!」

洋榎「立派に成長したでホンマに」ジーン

末原「はぁい!ちゃーい!」スタスタっ

船久保「歩いてるで!ほぉらこっちやで!」

絹恵「すごいわぁ、ホンマすごいわ感動や……」グジュ

「もう18なんやから歩けて当然ですやん……」

112 = 14 :

 

113 = 66 :

なぜか馴染んでる・・・

114 = 8 :

末原「ていっ!」

「ギニヤ!!」

絹恵「ほぉらおしゃぶりは人に投げたらあかんで!めっ!」

末原「ううう……」グジュ

船久保「相変わらずウナギは好かれてるのか嫌われてるのかわからんね」

「ウナギちゃうわ!くそお……なんでまたここにカトQがいるんや……」

船久保「カトQちゃうわ!フナQや!」

洋榎「相変わらず仲ええな二人」

末原「うん……うん……」ウトウト

由子「……」

絹恵「なんか眠そうやな恭子ちゃん」

115 = 8 :

洋榎「漫、なんか子守唄歌ってやりーや」

「え、嫌ですよ……なんでうちが……」

船久保「あーうちも聴きたいわ、アナゴちゃんの美声を披露してや」

「アナゴちゃうわ!」

末原「すずちゃ……」

絹恵「ほら恭子ちゃんも上重さんの歌聴きたがってるよ!」

「わかりましたよ歌いますよ……」

船久保「ウナギちゃんリサイタルやな」

「Oh~愛されたいなら~戸惑いする~だろ~♪」

洋榎「なんやその歌は!」

「え、サザンの「松田の子守唄」ですやん、有名やないですか」

洋榎「知らんわそんな歌!」

末原「すずちゃへたっぴ!」

116 = 69 :

アナゴちゃんが一瞬愛宕のもじりに思えてしまった

117 = 8 :

「おどま盆ぎり盆ぎり~盆から先ゃおらんと~♪」

船久保「五木の子守唄かいな……よくそんな歌知っとるな……」

末原「きゃっきゃっきゃっ!」

絹恵「なんか逆に目がさえたみたいやね……」

洋榎「まぁ別にええやん!楽しそうでなによりや!」

末原「すずちゃ!おっぱ!おっぱ!」

洋榎「漫ぅ~おっぱいの時間やで~」

「嫌や!あれ気持ち悪いから絶対に嫌や!」

船久保「将来の予行練習やと思えばええやん、ほらさっさと出し!」

末原「うわああああああああああん!!」

絹恵「ほら上重さんが冷たいから泣いとるで!」

「それでも嫌や!絶対嫌やああああ!!!」

  バンッ!!!

由子「もういい加減にするのよー!恭子っ!!」

118 = 8 :

末原「!!」

洋榎「ちょ、由子どうしたんや急に…」

由子「どうしたもこうしたもないのよー!もう我慢の限界なのよー!!」

末原「ゆ、ゆーこ……」

由子「いったいいつまでもそんなことしてるん?こんなことしてなんか解決するん?」

末原「は、はぁいちゃあいばぶー!」

由子「いい加減にしなさぁああいい!!」バシーン

末原「ギニヤ!!」

由子「早く目を覚ますのよー!」

「こんなキレてる真瀬先輩を見るの初めてや……」

洋榎「うちもや……」

119 = 10 :

ついにゆーこが・・・

120 = 8 :

由子「本当にこのままでいいの?こんなこと一生やり続けるつもりなの?」

末原「……」

由子「本当は恭子もこんなことやめたいとココロの中では思ってるんやろ?」

末原「……」

船久保「なんか意外な人が熱くなってるんやな……」

由子「もうこんな恭子を見るのは辛いのよー……前見たいに堂々とした恭子に戻ってほしいのよー……」

末原「……」

由子「辛いことならうちらも一緒に背負ってあげるから……そやし元の恭子に戻ってなのよー……」ポロポロ

絹恵「真瀬先輩……」

末原「……」

「末原先輩……」

末原「たしかに……わたしが間違ってしました……」ムクッ

121 :

由子ちゃんマジ天使

122 = 29 :

毎回「ムクッ」で吹くわ

123 = 8 :

「うわっ!立ちあがった」

末原「わたしは逃げたかったんです……赤ちゃんになることによって辛い現実から……」

由子「それで逃げることはできたの?」グジュ

末原「最初のうちは楽しかったんです……昔の……赤ん坊のころのように何から何までみんながしてくれるし……」

由子「たしかに周りもはしゃぎすぎなのよー」チラッ

洋榎「う……」

船久保「な、なんのことやら」

絹恵「す、すいません……」

末原「みんなは悪くないんや!わたしが甘え過ぎたんや!」

由子「それで?」

末原「それで最初は楽しかったけど段々辛くなってくるんや、ホンマにわたしはこのままで良いのかと」

洋榎「恭子……」

末原「このままでは自分が腐ってしまうと毎日思ってました、やめなあかんと思っててもやめられんかった
   だからさっき由子に言われた時はホッとしたで、ああもうこれでやめられるんやと……」

絹恵「先輩……」

124 = 8 :

末原「ありがとう由子、これでわたしも目が覚めました」

由子「わかってくれたらいいのよー」グジュグジュ

洋榎「しかしなんで赤ちゃんなんかになろうと思ったんや?よりによってや」

末原「代行に薦められまして……」

洋榎「あのオバハンの言うことを聞いたらダメや!あいつは生粋のペテン師や!」

絹恵「そういえば最近代行見ないね?どうしたんやろ」

末原「腰を痛めて静養中らしいです」

船久保「これやから年増は……」

末原「みんないままで迷惑をかけてすいませんでした!これからもよろしくお願いします!」

洋榎「よろしく頼むで!」絹恵「よろしくお願いします!」由子「ヨロシクなのよー」船久保「よろしゅう」

「……」

末原「漫ちゃん、迷惑かけてすまんかったな」

「あのわかりましたから早く着替えてください
  そんなオムツ姿とよだれかけ姿で語られても恥ずかしいだけですよ……」

125 = 8 :

末原「あ……」

洋榎「たしかにその格好は恥ずかしいな」

船久保「恭子ちゃんかなりマニアックな趣味しとるな」

絹恵「冷静に考えたらたしかに恥ずかしいな……」

「冷静に考えなくても恥ずかしいやん……」

末原「でも着替えが……」

由子「着替えならここにあるのよー」ササッ

末原「さすが由子やな!気がきくな!」

「ハァ……それにしても疲れたで……」

末原「漫ちゃん、わたしの赤ちゃん姿はどうでしたか?」うんしょうんしょ

「え?いやなんというか……」

末原「可愛かったですか?」

「いやその……」

126 = 8 :

絹恵「めっちゃ可愛かったですよ!」

末原「それはよかったで」

絹恵「うちも早く子供が欲しいなぁ~」チラリ

洋榎「ん?どうしたや絹?うちの顔になんか付いとる?」

絹恵「な、なんでもないで///」

洋榎「どうしたんやいったい?」

船久保「そういえばiPS細胞というもので同性の間でも子供が作れるらしいで」

由子「フナQちゃんは博学なのよー」

「……」

末原「わたしも赤ちゃん欲しくなってきたんやな」

「へぇそうですか……」

末原「す、漫ちゃんとの子供が欲しいんや///」

「は?」

127 = 8 :

洋榎「おう!告白かいな!」

由子「大胆なのよー」

「な、なに言うてるんですか……うちら女やないですか……」

船久保「人を好きになるのに性別なんて関係ないと思うで」

「モロQは黙っといてや!」

船久保「フナQや!」

末原「ダ、ダメですか?」

「いやそういうわけでは……」

128 = 8 :

洋榎「やったやん!結婚おめでとう!」

絹恵「おめでとうございます先輩!」

末原「みんなありがとう」

「え、なんやこの有無を言わさぬ強引な展開……」

由子「今夜はお赤飯なのよー」

船久保「ホンマにiPS細胞で女同士でも子供ができるのか楽しみやな」

「嫌や!うちはノンケや!」

末原「うわああああああああああああああん!!」

洋榎「なに泣かしとんねん!」

「あ、あ、あ!す、すいません!」

末原「じゃあ結婚してくれる?」グジュ

「ああもう……なんでこうなるんや……」

こうして上重漫と末原恭子はめでたく結ばれ、末原恭子は上重恭子になりましたとさ・・・

    末原「うわあああああああああああああああん」漫「先輩……」    カン

129 = 8 :

以上です
読んでくれた人サンキュー

130 :

おつおつ

131 = 121 :

これはヒドイ(褒め言葉)

132 :

乙だけど
改造の人とちゃうんか

133 :

おっつ

134 :

おつなのよー

135 :

乙。これは結婚するしかないな

136 :


毎日襲われるウナギが目に浮かぶな・・・

137 :

恭子かわいい記念

138 :

乙乙

139 :

素晴らしい
素晴らしい・・
乙乙


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