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    元スレ弦太朗「千早! 学校に行くぞ!!」千早「今日は仕事が……」

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    みんなの評価 : ★★
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    1 :

    弦太朗「仕事仕事って、お前そればっかりじゃねぇか!! 学校は心のホームグラウンド!! 青春の甲子園球場なんだ!!」

    千早「……あの」

    弦太朗「確かに!! 仕事に打ち込むのもいい! 汗と涙と努力が実を結ぶ、心がスカッとするだろうな!
         でも、仕事はいつだってできるけど、青春は学生時代しかできないんだぞ?」

    千早「あの、兄さん……」

    弦太朗「ほら、ユウキに行って手に入れてもらった、天高女子の制服もある!!
          青春するなら今しかねぇ!! さぁ、俺と一緒に青春スイッチ・オンだ!!」    トントン   キュピーン

    千早「兄さん!」

    弦太朗「……な、なんだよ……」

    千早「……あんまり騒がないでください……その、兄さんは、良くも悪くも、目立つから……」

    弦太朗「お? そうか、そりゃ悪い。それでだな、今日のお前の時間割も考えてあるんだ!
         一時間目から六時間目まではうちのクラスで一緒に勉強! そして放課後は!」

    千早「ごめんなさい、兄さん」

    弦太朗「俺と一緒にライダー部、に……?」

    千早「私、そろそろ事務所に行かないと……」

    弦太朗「ええっ!? おい、千早ァ!! 兄ちゃんの話を聞けぇえええ!!!」

    2 :

    如月つながり

    3 :

    そういや天高のキングの人はガチオタなんだっけ

    4 :

    なんだこの組み合わせ…

    5 = 1 :






                           「宇宙」

              無限のコズミック・エナジーを秘めた、神秘の世界。

            若者達は、アストロスイッチでその扉を開き、未来を創る!

                Space on your hand! その手で宇宙を掴め!





    6 :

    如月だったな~

    弦ちゃんは事故で死んだ弟がいることになるのか

    7 :

    両方知ってる奴いるのか

    8 = 6 :

    なんでわざわざ平日の早朝に立てるんだろう
    保守面倒じゃん

    9 = 1 :

    ――― 放課後 ラビット・ハッチ

    弦太朗「はぁーーー……」

    JK「あれあれ? どーしたんすか弦太朗さん、ガラにもなくため息なんかついちゃって」

    弦太朗「いや、ちょっとな……」

    ユウキ「……あ! もしかして、千早ちゃんのこと?」

    友子「……千早、ちゃん?」

    賢吾「聞かない名前だな。この学校の生徒に、そんな奴居たか?」

    ユウキ「違う違う! 妹だよ、弦ちゃんの妹の、千早ちゃん!」

    JK「い、妹ォ!? 弦太朗さん、妹なんて居たんスか!?」

    弦太朗「ああ……って、話してなかったか? 高校に行かずにアイドルを目指してるらしいんだけどよ……」

    JK「ふむ……待ってください。年齢が高校生、アイドルをしてる、弦太朗さんの妹の、千早ちゃん……
       も、もももももしかしてその人!! 如月千早さんっすかァ!?」

    弦太朗「おお、よく知ってるな」

    JK「知ってるも何も!! 如月千早さんって言ったら、注目度ナンバーワンアイドルっすよ!?
       えっ、えっ!? マジに妹さんなんスか!? 如月千早さんが!?」

    弦太朗「有名かどうかは知らねーが、如月千早は俺の妹、俺は千早の兄ちゃんだ!」

    10 = 1 :

    流星「それで……その千早って子がどうしたんだ?」

    弦太朗「……天高に、来たがらねぇんだ……」

          ボヘーン

    友子「……は?」

    弦太朗「一度の人生!! 一度の青春!! 楽しまなきゃ損だろ!?
         だってのにあいつは口を開けばレッスン・仕事・レッスン・仕事!! 聞いてるこっちが息苦しくなる!!」

    JK「そりゃあ、まぁ、アイドルですし……」

    弦太朗「今朝は時間があったから、一緒に学校に行って授業を受けようって誘ったんだけどよ、断られちまって……
          あぁ、どうしてなんだ千早ぁぁぁ~~~~~!!! 昔はあんなに素直ないい子だったのに!!」

    賢吾「ちょっと待て、まさかお前、天高に引っ張ってこようとしたのか?」

    弦太朗「へ? 当たり前だろ」

    賢吾「……」

    JK「あのー……弦太朗さん、無理っす、それ」

    弦太朗「へっ? 何がだ」

    JK「部外者は、授業受けられないんで、学校来ても門前払いっすよ、基本」

    弦太朗「な、なにィィィ―――――!?」

    11 :

    ユウキの人でもバスト79あるのか

    12 :

    やよいちゃんも呼ぼう(提案)

    13 = 1 :

    弦太朗「な、なんてこった……それで千早は、誘いを断ったのか!?」

    JK「いやいや、聞かれても分かんないっすよ! もしかしたら本当に嫌がってたのかもしれないし」

    弦太朗「チクショウ……だったら! 昴星で!!」

    流星「昴星も部外者は追い出されるぞ……というよりも、普通はどの学校もそうじゃないのか?」

    弦太朗「マジか……だったら……だったら千早はどうやって青春するっていうんだよ!?
         まさか、青春を経験しないまま、味気ない人生を送れって言うのか!?」

    賢吾「……それがアイドルってもんなんだろうな。
        脚光を浴びるために血と汗と涙を流して、私を滅して努力して、それで初めてスタートラインに立てる」

    弦太朗「そんなのおかしいだろ!! 一番大事な時期に、ダチと思い出作らないでなにしろっていうんだよ!!」

    友子「……アイドル活動とか」

    弦太朗「ちっがーーーう!!! そういうことを聞きたいんじゃねぇ!! あいつの青春は、どこにあるのかって聞いてるんだ!!」

    流星「……アイドル活動じゃないのか?」

    ユウキ「んー……だったらさ」

    ユウキ「調べてみれば? 本当に千早ちゃんの青春がどこにあるのか」

          ペコンッ

    弦太朗「何……?」

    14 = 4 :

    >>12
    30分後の世界のやよいちゃんを呼ぼう(提案)

    15 :

    朝からいいスレを見つけた

    16 = 1 :

    ――― 765プロ

    千早「……はぁ……」

    春香「あれ、千早ちゃん? どうしたの、ため息なんかついて」

    千早「……なんでもないわ」

    春香「そう? ならいいけど」

    千早(兄さん、今日からずっとあんな感じで絡んでくるのかな……出来れば、今日みたいにすぐ引きさがってくれればいいけど……)

        ドンドンドン!!    ドンドンドンドン!!!

    春香「あれ? 小鳥さーん、お客さんみたいですよー!」

    小鳥「へ? 誰かしら……はーい、ただいまー」

    雪歩「あ、あの……千早ちゃん……これ、お茶ですぅ……」

    千早「……ありがとう、萩原さん」

    千早(あんまり邪魔されると仕事にも支障が出るし……帰ったら一回ハッキリ言って、誘うのは辞めてもらわないと……)

    <だ、誰ですか貴方!? 警察呼びますよ!?

    <うるせぇ!! 俺は、妹に、会いに来たんだ!!

    千早「……? この声……」

    18 = 15 :

    そういやフォーゼにもやよいってキャラいたよな

    19 :

    支援
    なんという俺得

    20 = 1 :

          ガチャッ

    弦太朗「千早ぁ!! 兄ちゃんだぞ!!」

    雪歩「ひぃっ!」

    千早「ぶっ……くっ、げほっ……!!」

    小鳥「千早ちゃん、逃げて!! この人、自分を千早ちゃんの兄だって言って聞かないの!!!」

    弦太朗「だから俺は千早の兄ちゃんなんだって!! お、居た居た! よう、今朝ぶりだな!」

    千早「へっ、えっ!? に、兄さん!? なんでここが……」

    小鳥「……ってええええっ!? に、お、お兄さん!? ホントに!?」

    弦太朗「JKに頼んで調べてもらったんだ! お前の青春っぷりを、観察するためにな!!」    シュピーン!

    千早「な、ななな、えっ!? な、なっ!!」

    春香「ち、千早ちゃん、ホントにこの人、お兄さんなの……?」

    雪歩「お、おと、おとおとおとおと」    ガタガタガタガタ

    弦太朗「だから、何度も言ってるだろ! 俺は如月弦太郎!! そこに居る如月千早の兄だ!!」

    小鳥「でもでも、でも……この髪型って……えぇー……」

    千早「……えっと……音無さん、春香、萩原さん、ごめんなさい。少し、兄と二人きりにしてもらってもいいかしら?」

    21 :

    誰かその内やるんじゃないかなーって思ってたけど遂にきたか
    期待

    22 = 4 :

    弦ちゃんマジさわやかイケメン

    23 = 1 :

    ―――

    千早「……で?」

    弦太朗「おう」

    千早「何しに来たんですか」

    弦太朗「言っただろ、お前の青春を見定めに来たんだ!!」

    千早「それの意味が分からないから聞いてるんです。なんですか、青春の見定めって」

    弦太朗「聞いての通りだ! お前の青春を、見定める!!」

         ・   ・   ・   ・   ・   ・

    千早「……はぁ……じゃあ、聞き方を変えます。どうやって青春を見定めるんですか?」

    弦太朗「……ん? そうだな……まぁ、それは後々でなんとかなるだろ!!」

    千早「は?」

    弦太朗「方法なんて関係ねぇ、大切なのは心だ!! お前の心が青春してれば、俺の心もつられて青春するはずだ!!」

    千早「……あのですね、兄さん」

         ごそごそ

    美希「……さっきからうるさいの」

    25 = 1 :

    弦太朗「き、金髪!?」

    美希「……もう、失礼しちゃう。うるさいからミキ、起きちゃったじゃん」

    千早「……美希、居たの?」

    美希「居たよ。後から入ってきて邪魔するのってどうかと思うな」

    千早「……寝てただけなのに、邪魔もなにもないでしょ」

    美希「ミキが先に居たんだから、ミキの方が正しいの。だからミキが邪魔って言ったら邪魔なの。おわり」

    弦太朗「おい、千早……お前、ガイジンと知り合いだったのか!?」

    千早「……えっ? いや、こっちは私の同僚で、星井美希って言ってですね……髪の毛は金色だけど、立派な日本人で……」

    美希「……んー、そこの人」

    弦太朗「へっ……俺か?」

    美希「そうそう。そこの人はなんで頭に取っ手付けてるの?」

    弦太朗「取っ……!?」

    千早「ぷっ! ……く、くくく……」

    美希「あはっ☆ よく見るとすーっごく握りやすそうだね、それ! ねぇねぇ、ミキも引っ張ってみていい?」

    弦太朗「なっ、こ、これは取っ手じゃねぇ!! これは、男の魂が詰まったリーゼントだ!!」

    26 :

    弦ちゃんはもうちょっとリーゼントにボリュームを持たせるべきだった
    ホモ田ホモ男かと思ったわ

    27 = 21 :

    取っ手クソワロタ

    28 = 4 :

    >>26
    変身した時に髪型崩れるだろうが

    29 :

    弦ちゃんがちーちゃんにうざがられるのが目に浮かぶ

    30 :

    千早ちゃんのゾディアーツ化まだー?

    31 :

    これで、社長がゲンちゃんにティン!と来てしまうのか

    32 = 1 :

    美希「とにかく、ここであんまり騒がないで欲しいな。ミキ、眠れないの」

    弦太朗「そうか……じゃあ、どうするかな。どこか話が出来る場所があればいいんだけど……」

    千早「気にしなくていいです。美希はいっつもこうなんで」

    弦太朗「駄目だ駄目だ! 睡眠は心の充電だ!! 邪魔は出来ねぇ!!」

    美希「……へぇ。そこの人、いいこと言うね」

    弦太朗「そこの人じゃねぇ、如月弦太郎だ!」

    美希「あっそ。じゃあ弦太朗、ミキが寝るの邪魔しないでね」

    弦太朗「任せろ!! よし、千早。場所を変えるぞ!」

    千早「……はぁ」

    ―――

    千早「……兄さん」

    弦太朗「ん、なんだ?」

    千早「青春をしてるかどうか見定めるって言ったけど……本当に方法、なにも考えてないんですか?」

    千早(とりあえず、言い出したら聞かない人だし、さっさと満足してもらうのが一番よね……)

    弦太朗「大丈夫だ、一つだけ方法に心当たりがある!!」

    33 = 30 :

    弦ちゃんマジイケメンだからな

    34 = 1 :

    千早「……それって?」

    弦太朗「傍に居る!!」

    千早「……は?」

    弦太朗「傍に居て、千早を見てれば分かるはずだ!! 本当に青春してるかどうかがな!!
          だから、今日からしばらくの間、千早のアイドル生活を見せてもらう!!」

    千早「しばらくの間って……その間、学校はどうするんですか!?」

    弦太朗「大丈夫だ!! 手は打ってある!!」

    ―――

    大杉「『大杉先生へ。家庭の事情でしばらく学校を休むけど、心配しないでくれ!! ゾディアーツが出たら帰る!  如月弦太朗』」

          わなわなわなわな……

    大杉「……きィィ~~~さァァァ~~~~らァァァ~~~~ぎィィィ!!!!」

    大杉「まったく、アイツは! また何も言わずに! 担任をなんだと思ってるんだぁ―――!!!」

                 バッチィィィ――――ン!!

    ―――

    千早「で、でも、仕事に一般人を連れて回るのは……」

    弦太朗「駄目なのか?」

    35 :

    そういえば大杉って名前だったな
    ずっと田中先生だと思ってた

    36 :

    似たようなの前にみたな

    37 = 15 :

    田中の形相再生余裕

    38 = 29 :

    なんだかんだ良い先生だったなアンガールズ大杉

    39 = 1 :

    千早「それは、その……部外者は立ち入り禁止の場所とかもあるし……」

    弦太朗「部外者、また部外者か!! ったく、心と心に境界線なんてねぇのに、なんだって部外者だなんて……」

    千早「だから、もっと別の方法で……」

    千早(よかった……これなら兄さんも引きさがってくれそうね……)

    高木「いや、その方法でもどうにかなるぞ、如月君!」

    千早「……へ? しゃ、社長……?」

    高木「話は聞かせてもらったよ。つまり、そちらのお兄さんが君の付き人になればいいんだ。
        そうすれば、彼は部外者ではなくなるし、こちらとしても人出が増えて楽が出来るからね!」

    弦太朗「アンタは?」

    高木「おや、自己紹介が遅れてしまったかな。私はこの765プロの社長をしている高木だ」

    弦太朗「社長? つまり一番偉い人か」

    高木「ああ、そうだ。君を見ていてティンと来た!! どうかね? 社会勉強ついでに、しばらく我が765プロで働いてみるというのは?
        それならば、君の青春観察計画も実行できるし、こちらも助かるのだが……」

    弦太朗「なんだかしらねぇが、それで千早の青春を見られるんだな!!」

    高木「ああ、そうだ。頼めるかね?」

    弦太朗「勿論だ!!」

    41 :

    やっぱりカミナと似たようなベクトルだな弦ちゃん

    42 :

    千早がゾディアーツになると思ったらそんなことは無かった

    43 = 1 :

    高木「よろしい! じゃあ採用だ!! 早速明日から頼むよ、如月弦太郎プロデューサー!!」

    弦太朗「プロデューサー就任キタ――――――――――ッ!!!!」

    千早「あ、ああ……」

    高木「詳しい仕事内容は……そうだな、この後音無君と律子君に聞いてくれ。
        期待しているぞ、如月……いや、弦太朗君!」

    弦太朗「ああ、任せてくれ!」

    高木「ハッハッハ、いい返事だ。じゃあ如月君、後は任せたね」

        カツッカツッカツッ……

    千早「……安請け合いしてよかったんですか?」

    弦太朗「他ならぬ妹のためだ!! 例え炎の中だろうと、水の中だろうと、どこだって行ってやるぜ!!」

           トントン    キュピーン!

    千早「……そういうのを安請け合いって言うんですよ。何をするのか全く分からないのに」

    弦太朗「大丈夫だ! 困難は心のアクセルペダルだからな!!」

    千早「……また、意味の分からないことを……」

    弦太朗「それより、その……なんだ、『オトナシ』とか『リツコ』ってのはどこに居るんだ?」

    千早「ああ、それなら……」

    44 :

    >>5
    檜山脳内再生できるもんだな

    45 :

    フォーゼ序盤でブン投げてたけどツタヤ行ってくるかな

    46 = 1 :

    ―――

    速水「……天ノ川学園の生徒以外の、ゾディアーツ……ですか?」

    我望「そうだ、頼めるかね?」

    速水「いえ……ザ・ホールの真下に設立してあるこの学園にゾディアーツが発生するのは分かりますが……
        ここ以外の場所でも、ゾディアーツは生まれるのですか?」

    我望「……立神はもともと、私がその才覚を見出してゾディアーツになった。江本もそうだ。
        ザ・ホールの影響下に居なかったにもかかわらず、ゾディアーツとしての才能を持ち、ホロスコープスにまでなった……これがどういうことか分かるかね?」

    速水「……ホロスコープスが、外に居る可能性がある、と」

    我望「可能性としては、だがね」

    速水「しかし、天高内だけならまだしも、外を調べるとなると、それこそどれだけ時間があっても足りないのでは」

    我望「フフフ……なにも虱潰しに探せと言っているわけじゃない。心当たりがあるから、その子に会ってみてはどうか、と言ってるのだ。
        当たりならば、天ノ川学園に連れてきて、覚醒させればいい。それだけの話だ」

    速水「心当たり!? そ、そいつは、一体……」

    我望「……幼いころから宇宙に近い場所に居、今なお大量のコズミックエナジーを受け続けている人物……
        スイッチを押す『きっかけ』もあり、その一歩を踏み越える『狂気』も持ち合わせている者……」

    速水「それは……」

    我望「如月―――如月 千早……如月弦太郎の、妹だよ、君」

    47 :

    ありそでなかった期待

    48 :


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