のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:126,368,801人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ淡「アコ。早く脱いで」憧「くっ……」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    201 = 1 :

    「ごめん、ね……、アコぉ……」

    事後。
    絶頂の感覚に頬を染めながらも、淡は泣いていた。

    「アコを手に入れるためにひどいやり方して……、そのくせ一人で先にいっちゃって……、ごめんね……」

    「だい、じょうぶ……」

    「え……?」

    「淡がいった時の震えで、あたしも……、一緒にいけたから」

    「……ふぇぇ」

    「ちょっと淡!?」

    「アコぉ……、好きだよアコぉ……」ギュッ

    「……うん。あたしも」ギュッ

    202 = 107 :

    やるじゃん

    203 = 45 :

    穏乃は玄ちゃんが大事に飼うから

    204 = 8 :

    やったねあわあわ

    205 = 107 :

    206 = 1 :

    「気持ちよかったね……。もう一回する?」

    「うーん。ちょっと疲れたかな」

    「私もー。じゃ、晩御飯食べにいこうよ!」

    「あ、それならちょっと部のみんなに連絡いれなきゃ」

    「シズノに電話かけるの……?」

    「……」

    「かけるんだね……」

    「大丈夫」

    「もう……、割りきった、から」

    「ウソ」

    「……今は嘘でも、本当にするから」

    「そっかー……。わかった。アコを信じる!」

    209 = 1 :

    「あ。もしもしシズ?」

    「うん。あの人とは……、妙に気が合って、恋人みたいな関係になっちゃった」

    「え? そんなの嫌だ、って……」

    「そんなこと言われても……、もう、遅い、よ……」

    「……」

    「うん。ありがとう」

    「……ごめんね」

    「そうそう。晩御飯、外で食べてくるから玄達にも伝えておいてくれる?」

    「うん……。大丈夫、ちゃんと帰るから……」

    「またね。バイバイ」

    210 = 165 :

    バイバイ(意味深)

    212 = 68 :

    かわいそうなしず

    213 = 72 :

    穏乃との電話で揺れ動かない憧すばら

    214 = 1 :

    「……」

    「どうして淡が沈んだ顔するのよ」

    「だってアコ、泣いてるから……」

    「……」

    「ごめんね、アコ。ごめんね」

    「……淡」

    「アコ……。それでも私、アコが欲しいの……」ギュッ

    「はじめはただ好みってだけの理由だった」

    「でも今は、私の全部がアコを求めてるの……」

    「うん……。それはあたしも」

    「今はちょっと、大人になる痛みに泣いてるだけ、だから……」

    「後悔はしてない、よ……」

    「本当?」

    「うん……」

    「よかったぁ……」

    215 :

    全部政治が悪い

    218 = 1 :

    ――――


    インターハイ会場の外に出ると辺りはすっかり日も落ちていた。
    生まれ育った阿知賀とは違う、どこか無機質な風景。

    「アコー、暗くて道がよく見えなーい」

    淡はわざとらしくおどけながら腕を深く絡めてきた。
    ひときわ小柄なシズとは違うその高さに、自分の選択の意味を改めて知る。

    「ここの空は星がほとんど見えないんだよね」

    「うん」

    「星といえば……、もしも今流れ星が見えたら、アコはなんてお願いする?」

    「願い事? そうね、あたしの願いは……」

    「願いは?」

    私の、願いは――、

    219 = 1 :

    シズと駆けずり回った山。
    水遊びした河原。
    何度も一緒に通った部室。

    全部全部、追い払って。

    「……ずっと淡といっしょに、かな」

    「わー! 私もおんなじ!」

    都会の夜風はほんの少しだけ大人の匂いがした。
    このほろ苦い空気を浴びて、きっと夢見がちな少女だったあたしも変わっていくのだろう。
    胸の痛みを夕食の考え事で無理やり追い出したりなんかして――


    おわり

    221 :

    すばらっ!

    222 :

    切ないなぁ
    おっつん

    224 = 83 :

    おっつおっつ

    225 = 9 :

    たまにこういうのが出てくるからSSから目が離せんのよー
    乙すばらっ

    226 = 72 :

    あわあわ良かったね

    227 :

    >>1乙ー、すばらでした

    228 = 8 :

    乙乙
    ほろ苦い

    230 = 72 :

    異色カプ乙

    231 = 67 :

    乙乙


    ←前へ 1 2 3 4 5 / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について