元スレ律子「彼氏のフリをしてください!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
101 :
涼ちんが新しい世界に目覚める展開はよ
102 = 1 :
P「……さて、このあとどうする?」
律子「そうね~……ちょっと早いけど、ご飯でも食べにいきますか」
P「そうだな。それじゃあ、この辺なら……」
テクテク
涼「……」トボトボ
涼「……知らなかった方がいい世界を、知っちゃった気がする」
涼「……でも……」
涼「いつか、僕に対して告白してきた男の子がいたけど……」
涼「あれは決して、おかしい感情じゃなかったんだ」
涼「愛という気持ちに、性別は関係ないんだね……!」
103 :
関係ないだろうけどりゅんりゅん♪は勘弁
104 = 1 :
涼「ふふっ……それを知れただけでも、収穫はあったかな」
涼「……って、あれ!?」
キョロキョロ
涼「……ぎゃおおん!!」
通行人「」ビクッ
涼「律子姉ちゃんたち、どこ!? 見失っちゃったよぉ!」
涼「僕ってば、夢中になっちゃって……!」
涼「……」
涼「……ま、いっか」
涼「どうせ付き合ってるんだろうし、適当に報告しよう……」
涼「それよりはやくレンタルショップに行って、猿の木星の前作を借りないと……!」タッタッタ
105 = 1 :
朝ごはん食べる
107 :
しえんぬ
108 :
とても良いと思います
超支援!
109 = 95 :
ほら、もう食ったろ?
早く続きを書くんだ
110 = 95 :
>>109
何となくだけど時間すげえ
111 = 49 :
はい
112 :
涼…
114 :
これは期待!
りっちゃんかわいいよりっちゃん
116 = 1 :
保守してもらってすまない
再開する
117 = 1 :
P「あ! す、すまん……少し待っててくれるか?」
律子「どうしたんですか?」
P「いや、社長に伝言があったのをすっかり忘れてて。ちょっと電話してくる」
律子「……ふふ、わかりました」
P「悪いな。すぐ戻るから」
律子「急がなくてもいいですよ。行ってらっしゃい」
P「ええ、はい……そうです、以前……ああ、本当ですか! よかった……」
律子「……」
律子「やっぱり、あなたはプロデューサーなんですね……」
律子「こういうときも仕事、仕事」
律子「……まあ、なんでもいいけどね……私は、今日だけの彼女だし」
律子「……うん、そうよ……べつに、気にしてなんか……」
119 = 91 :
りゅんりゅん♪
120 :
おっ
121 :
リッチャンリッチャン
122 = 1 :
P「お待たせ」
律子「なんの話だったんですか?」
P「ん、ああ……その、な。今度の千早たちの――」
律子「ああ、そういうことなら言わなくても結構ですっ」
P「えっ」
律子「……あなたがプロデュースするユニットの話でしょう? 秘密にしたいこともあるでしょうから」
P「……。うん、そうだな」
律子「こんなこと、簡単にライバルユニットのプロデューサーに言っちゃダメですよ」
P「ライバルって……まあ、そうだけどさ」
P「でもそれを聞いたって、律子は竜宮小町のプロデュースに利用したりしないだろ?」
律子「ふっふっふ……わかりませんよ~? 私は、使えるものはなんでも使う女ですから」
P「……」
律子「なーんて……ま、自分で聞いておいてあれですけど、本当に言わないでください」
律子「そんなことで、あなた達との勝負において有利になんて、なりたくありませんから!」
P「……わかった」
124 = 1 :
律子「さ、そんなことより……ご飯、行きましょう?」
P「……そうだな。でもやっぱりちょっとさ、どこかで時間潰してから行かないか?」
律子「え? どうして急に……」
P「いやぁ実は、ポップコーンがまだ腹に残ってるんだよ。ははは」
律子「……」
P「美味しいご飯を食べるのは、空腹になってるときが一番だ。あ、でも、律子はそうでもないか?」
律子「うーん……そうでも、あるかも……割とおなかに溜まるのよね、ポップコーン」
P「だろ? このへんはショッピング街だし、いくらでも暇もつぶせるだろうから」
律子「……いいんですか?」
P「なにが?」
律子「……デート、長引いちゃいますよ? 家に帰るのが遅くなるわ」
P「だから言っただろ、律子とのデートは望むところだってさ!」
律子「ま、またそういう……もう、わかりました。どこへなりと連れてってください!」
P「よしきた! それじゃあまずは……」
P(……よかった。なんとか納得してくれたみたいだ)
126 :
ん?
どこでも?
Pの家行って付き合う突き合う展開はよ
127 = 1 :
【オシャレで高級な洋服屋さん】
律子「ず、随分オシャレで高級な洋服屋さんですね」
P「たしかに……」
律子「たしかに、って……あなたが入ろうって言ったんじゃないですか」
P「いや、入りやすそうな雰囲気だったじゃないか……」
律子「……うわ。私の知ってる洋服の値段より、0がひとつ多いわ……」
P「なるほど、律子の服はそれくらいなのか」
律子「そーいうこと、計算しないでください」
P「……」
律子「……うわあ。やよいが見たら卒倒するんじゃないかしら」
律子「これで何回……これ買うくらいなら……」ブツブツ
P(……選択をミスしてしまった感がある)
128 :
追い付いた支援
129 = 1 :
P「ま、まあ見るだけならタダだし、さ!」
律子「そうですけど……」
P「律子は、こういうの憧れないのか?」
律子「……そりゃあ、私も女ですから」
律子「こういうハイブランドで身を固めてみたいって気持ちも、まあ、なくはない……かな」
P「でも買わない、と?」
律子「何か特別な日でもない限りね」
P「そうか……」
律子「……」チラ
P「……試着、してみたらどうだ?」
律子「ええ!? ほ、本気で言ってるんですか?」
P「さっきから見てるそのジャケット。きっと似合うって」
律子「で、でも……」
P「あ、店員さん、これいいですか? ええ、この子に試着を……」
律子「あーもう、勝手に話を進めないでくださいっ!!」
130 = 1 :
シャッ
律子「うう……」
P「……綺麗だ」
律子「い、いきなり何を言ってるんですか!? それにこの場合、綺麗って表現はふさわしくないです!」
P「じゃあなんて言えばいいんだよ?」
律子「……そうね、似合ってる、とか?」
P「似合ってるよ、律子」
律子「ほーんと、口が軽いんですねっ!」
P「本音だって……ああもう、律子はかわいいなあ!」
律子「!?」
P「あ、いや……」
律子「……」
132 = 5 :
少しずつ進展してる雰囲気がたまらんのう。
133 = 1 :
律子「……こんなの、全然かわいくなんてないわ」
P「えっ、実際着てみたら気に入らなかったか?」
律子「そういうわけじゃないですけど……確かに、生地も良いし、デザインも私好み」
律子「でも……」
P「……」
律子「……今日の私の格好に、合ってないです。恥ずかしいわ……」
P「そんなことないだろ」
律子「いーえ、そんなことあります。ワンピースの上にこういうジャケットって、普通はナシなんですっ」
P「そういうもんなのか……全然、不自然じゃなく見えるけどな」
律子「そういうのは疎いんですね……ステージ衣装のことは随分詳しいのに」
P「あはは……」
律子「……まあ、あなたが褒めてくれたのは、その……ちょ、ちょっとは嬉しかったですけど」
律子「でも、出来ればもっと……、ちゃんとしたくて……だから……」
P「あ、店員さん。このシャツとスカートも……ええ、この子に。いいですか?」
律子「本当にあなたって人は、私の話をへんな風に解釈するんですねっ!!」
134 = 49 :
いいんじゃないでしょうか
135 = 1 :
シャッ
律子「うう……」
P「……綺麗だ」
律子「い、いきなり何を……って、もういいですこのやり取り!」
P「今度はどうだ? 気に入ったかな」
律子「……」
律子「ま、まあ、それなり……、かな。やれば出来るんですね、あなたも」
P「そうか、それはよかった! 服も喜んでるよ!」
律子「ったく、まーた軽々しくそんなこと言っちゃって……」
P「今度はこれはどうだ? 試着してる間に見つけたんだけど」
律子「私は着せ替え人形じゃないですっ! ……それに、それはダメ」
P「えっ」
律子「それなら、こっちの方が……あ、でも、こういうのも合うかもしれないわね!」
P「……」
P(なんだかんだで楽しんでる律っちゃんかわいい!)
136 :
りっちゃんかわえええええええええ
アイマス3ではりっちゃんをちゃんとプロデュースさせろやちくしょおおおおおお
137 :
なんだ、もう追い付いちまった…
志宴
138 :
イチャラブSSは食傷気味
そんな風に考えていた時期が俺にもありました
139 = 1 :
ありがとうございましたー
律子「……あれだけ色々着て、結局何も買わなかったですね」
P「でも結構、楽しんでたじゃないか」
律子「……まあね」
P「やっぱりなんだかんだ言って、律子も女の子なんだな。ショッピングが好きなんだ」
律子「当たり前ですっ。もう……なんだと思ってたんですか?」
P「あ、いや、深い意味はないんだけど……気を悪くしたならすまん」
律子「べつに、怒ってるわけじゃないですけど……自分でも、珍しいとこ見せちゃったと思うし」
P「……」
律子「プロデューサー?」
P「……悪い、ちょっと催した。トイレ行ってくるよ」
律子「……ふふっ。ほーんと、突然ですね。ごゆっくりどうぞー」
141 :
ベタな展開だな
こんなデートなら俺も妄想で何度もしてるわ
142 = 136 :
りっちゃんはなんだかんだ、結構ダメ人間との方が合うと思うんだ
だから俺と結婚してくれ
143 = 1 :
P「お待たせ」
律子「いーえ。でも随分、時間かかりましたね」
P「ま、まあな! 大きい方だったか――」
律子「ていっ」
ピコッ
P「あ痛っ!? な、なんで……!?」
律子「そーいうことは、女の子の前じゃ言わないの。まったくもう……無神経にも程があるわ」
P「でも本当のことだったから……」
律子「また蹴りを食らいたいんですか?」
P「……なんでもないです」
律子「さっきの反省を踏まえて、デコピンにしてあげたんですからね。ふふっ」
P「うん、ありがとう……?」
律子「何言ってるんですか、ありがとうって……ふふふっ♪」
144 = 131 :
うふふ・・・うふふふふふふふふふ
④
145 = 1 :
律子「それじゃあ次は、どこに行きます? プロデューサー殿っ」
P「そうだなぁ……じゃあ――」
あずさ「あら?」
律子「……」
P「……」
あずさ「まぁ、千早ちゃんを探していたら、律子さんたちに会えるなんて~! ふふ、こんにちは」
律子「お、おはようございます……あずささん」
あずさ「もう、律子さん? 今はお仕事じゃないんだから、おはようございますじゃないでしょう?」
律子「……そうですね……あはは……」
P「……き、奇遇ですね」
あずさ「そうですね~。プロデューサーさんたちは、どうしてここに?」
P「そ、それは……」
146 = 141 :
あずさ、襲来
147 :
ラスボス臭がする
148 = 128 :
あらあら~
149 = 1 :
P「……おい、どうする……?」ヒソヒソ
律子「どう、って言っても……」ヒソヒソ
あずさ「?」
P「ここは、正直に事情を話したほうがいいんじゃないか?」ヒソヒソ
律子「……そうですね。あずささんのことだから、ポワポワしてへんな風に誤解しちゃうかもしれないし」ヒソヒソ
P「だな。よし……」
P「あずささん! 実は俺たち――」
あずさ「……あ、そうだったわ!」パンッ
P「え」
あずさ「私、元々あなたたちを追いかけていたんですー。千早ちゃんを探すのに夢中で、すっかり忘れていました」
律子「私達を……?」
あずさ「ええ。ふふっ、律子さんたちが秘密でデートするって聞いていましたから、確かめようと思って~」
P・律子「「!?」」
あずさ「……あ」
150 = 49 :
あぁん
みんなの評価 : ★★
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