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元スレ咏「もっと甘えて良いんだぜ?」
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咏「…怖かったんだね…」
えり「……っ…」コクッ
えり「それ以来…なんだか、その…」
えり「い、一応…全部未遂では…あるんですが…」
咏「…………」
咏「…ちょっと待って?」
えり「は、はい…?」
咏「“それ以来”?“全部”?」
えり「え、ええ……途中で、助けていただいたり…あとは…」
咏「…ごめんね、ちょっとツラいこと聞くかも」
えり「…どうぞ…」
咏「…どれくらいの人に、何回くらい、襲われた?」
えり「……ええと……」
えり「……っ…」コクッ
えり「それ以来…なんだか、その…」
えり「い、一応…全部未遂では…あるんですが…」
咏「…………」
咏「…ちょっと待って?」
えり「は、はい…?」
咏「“それ以来”?“全部”?」
えり「え、ええ……途中で、助けていただいたり…あとは…」
咏「…ごめんね、ちょっとツラいこと聞くかも」
えり「…どうぞ…」
咏「…どれくらいの人に、何回くらい、襲われた?」
えり「……ええと……」
えり「高校ではその最初の人と……それから、…2人がかりで、体育館倉庫に…とか…」
えり「中学は近所でしたから徒歩だったんですけど、高校からは電車通学になりまして」
えり「…満員電車…とか……その…スカートの、………っ」
えり「…さすがにもう電車に乗るのは、と思って免許をとって…それ以来は車で…」
えり「あと、仕事で上司の……」
えり「…………っ」ジワ
えり「………も、もう……いいですか……?」プルプル ウルウル
咏「…ごめん、ありがと」クラッ
えり「中学は近所でしたから徒歩だったんですけど、高校からは電車通学になりまして」
えり「…満員電車…とか……その…スカートの、………っ」
えり「…さすがにもう電車に乗るのは、と思って免許をとって…それ以来は車で…」
えり「あと、仕事で上司の……」
えり「…………っ」ジワ
えり「………も、もう……いいですか……?」プルプル ウルウル
咏「…ごめん、ありがと」クラッ
咏「とりあえず、最初の男だれ?」
えり「?」
咏「調べて殴ってくる」
えり「あの…私、女子校で……」
咏「…え?」
えり「男性では……」
咏「………」
咏「うん、何でもない。気にすんな」
えり「は、はい…」
咏「………」
えり「……多分……」
咏「え?」
えり「?」
咏「調べて殴ってくる」
えり「あの…私、女子校で……」
咏「…え?」
えり「男性では……」
咏「………」
咏「うん、何でもない。気にすんな」
えり「は、はい…」
咏「………」
えり「……多分……」
咏「え?」
えり「…多分、それがきっかけ…なんです…」
咏「…何が?」
えり「“私”が」
咏「……!」
咏『初めて出てきたのはいつ?』
えり『高校…でしょうか』
咏『……結構早いねぃ』
えり『……昔のことです』
咏「…裏…えりちゃん…」
えり「……」コクリ
咏「…何が?」
えり「“私”が」
咏「……!」
咏『初めて出てきたのはいつ?』
えり『高校…でしょうか』
咏『……結構早いねぃ』
えり『……昔のことです』
咏「…裏…えりちゃん…」
えり「……」コクリ
えり「女子校だったから、クラスメイト同士のスキンシップ…とか。あるでしょう?」
咏「あー、ある…んだ?知らんけど」
えり「ええ。それが、ちょっと過激なものだったりして…」
咏「例えば?」
えり「た、たとえば………ボディタッチがエスカレートして、その……素肌……に…」
咏(それスキンシップじゃねぇ。ただのセクハラだ)
咏「あー、ある…んだ?知らんけど」
えり「ええ。それが、ちょっと過激なものだったりして…」
咏「例えば?」
えり「た、たとえば………ボディタッチがエスカレートして、その……素肌……に…」
咏(それスキンシップじゃねぇ。ただのセクハラだ)
えり「私もその、色々あって…冗談として受け止められないレベルにまでなったときに…」
えり「…私が」
咏「…なるほど」
えり「表には何がなんだか判らなかったでしょうね」
えり「意識が戻ったら、同級生が反省文50枚土下座しながら渡してきましたから」
咏「…おお…」
えり「それ以来、過激なスキンシップは無くなりましたけど…」
えり「…私が」
咏「…なるほど」
えり「表には何がなんだか判らなかったでしょうね」
えり「意識が戻ったら、同級生が反省文50枚土下座しながら渡してきましたから」
咏「…おお…」
えり「それ以来、過激なスキンシップは無くなりましたけど…」
えり「まぁ、そんなに回数裏の私にはなりませんでしたけどね…」
咏「そっか…」
えり「あ、でも。こういうことばかりじゃないんですよ?」
咏「?」
えり「誰かに…その、身体を…まさぐられて……怖くて、嫌と言えない自分、だけじゃなくて」
えり「仕事で、絶対に間違ってると思っても話が進んでいってしまっているとき、とかに呼ばれたりもしました」
咏「…大変だねぃ」
えり「言いたいこと、言えちゃいますから。そのときはちょっとスッキリしました」ニコ
咏「そっか…」
えり「あ、でも。こういうことばかりじゃないんですよ?」
咏「?」
えり「誰かに…その、身体を…まさぐられて……怖くて、嫌と言えない自分、だけじゃなくて」
えり「仕事で、絶対に間違ってると思っても話が進んでいってしまっているとき、とかに呼ばれたりもしました」
咏「…大変だねぃ」
えり「言いたいこと、言えちゃいますから。そのときはちょっとスッキリしました」ニコ
えり「だから……初めてなんです」
咏「なにが?」
えり「今までは、嫌なことを嫌と言えない…駄目なことを駄目と言えない…」
えり「裏の私は裏らしく、負の部分ばかりをやってきました」
えり「…でも、今は…」スッ
咏「あ……」
えり「好きな人に、目を見て…はっきりと“好き”って言える」
えり「すごく、幸せなんです」ニコッ
咏「!」ドキッ
咏「なにが?」
えり「今までは、嫌なことを嫌と言えない…駄目なことを駄目と言えない…」
えり「裏の私は裏らしく、負の部分ばかりをやってきました」
えり「…でも、今は…」スッ
咏「あ……」
えり「好きな人に、目を見て…はっきりと“好き”って言える」
えり「すごく、幸せなんです」ニコッ
咏「!」ドキッ
えり「…さて。私の話はおしまいです」
咏「ん…」
えり「………」
咏「………」ウツムキ
えり「私……咏さんと…したくないってわけじゃ…ないんです」
咏「…!」
えり「…でも…私…未遂とはいえ、…唇、だけは…」
咏「あ……」
えり「…守り、きれませんでした。…この年になっても、好きな人とは……」
えり「一度も…したこと、ない…のに…」
咏「ん…」
えり「………」
咏「………」ウツムキ
えり「私……咏さんと…したくないってわけじゃ…ないんです」
咏「…!」
えり「…でも…私…未遂とはいえ、…唇、だけは…」
咏「あ……」
えり「…守り、きれませんでした。…この年になっても、好きな人とは……」
えり「一度も…したこと、ない…のに…」
えり「…だから、咏さんには…触れて欲しくないんです」
咏「な、なんで?」
えり「私の唇は……汚れているから」
えり「あなたに、そんな―――」
グイッ
…チュ…ッ…
えり「――――!?」
咏「な、なんで?」
えり「私の唇は……汚れているから」
えり「あなたに、そんな―――」
グイッ
…チュ…ッ…
えり「――――!?」
咏「……ん」
えり「う、……うた、さ……どうして……!?」
咏「知らんし」
えり「わっ…私は!わた、…し…は……!」
咏「わっかんねーよ。そんなの」
咏「えりちゃんはえりちゃんだ。汚れてなんかいない、綺麗だよ」
咏「…もし、汚れてるって思うなら…」
咏「…私が、消毒ついでに、上書きしてやる」ギュ
えり「……うた……さ…ん……」
えり「う、……うた、さ……どうして……!?」
咏「知らんし」
えり「わっ…私は!わた、…し…は……!」
咏「わっかんねーよ。そんなの」
咏「えりちゃんはえりちゃんだ。汚れてなんかいない、綺麗だよ」
咏「…もし、汚れてるって思うなら…」
咏「…私が、消毒ついでに、上書きしてやる」ギュ
えり「……うた……さ…ん……」
咏「だから、自分が汚れてるなんて思うんじゃねーよ…」
えり「…私……わたし……」
咏「えりちゃんは、綺麗だよ」
えり「でも………!」
咏「まだ言うか…もっかい消毒、するかい?」
えり「!」
咏「えりちゃんが納得するまで、何回でもしてやるよ」
えり「………」
えり「…わたしを……」
咏「…うん」
えり「…わたしを…きれいに…してください…」
えり「嫌な思い出…全部、上書きしてください…」
咏「…任せとけ」
チュ…
えり「…私……わたし……」
咏「えりちゃんは、綺麗だよ」
えり「でも………!」
咏「まだ言うか…もっかい消毒、するかい?」
えり「!」
咏「えりちゃんが納得するまで、何回でもしてやるよ」
えり「………」
えり「…わたしを……」
咏「…うん」
えり「…わたしを…きれいに…してください…」
えり「嫌な思い出…全部、上書きしてください…」
咏「…任せとけ」
チュ…
………………
翌朝
えり「……ん……」
えり「……………」
えり「………!?」ガバッ
えり「また…三尋木プロの……家……!」
咏「なにさ、文句あるかい?」
えり「!!」バッ
咏「おっはよーえりちゃん♪」
えり「み、三尋木プロ…」
咏「ほれ、一日の始まりは挨拶から。っしょ?」
えり「…おはよう、ございます…」
咏「おぅ、おはよ」ニコッ
翌朝
えり「……ん……」
えり「……………」
えり「………!?」ガバッ
えり「また…三尋木プロの……家……!」
咏「なにさ、文句あるかい?」
えり「!!」バッ
咏「おっはよーえりちゃん♪」
えり「み、三尋木プロ…」
咏「ほれ、一日の始まりは挨拶から。っしょ?」
えり「…おはよう、ございます…」
咏「おぅ、おはよ」ニコッ
えり「………」
咏「………」ニコッ
えり「……あの、私…また泊まったりなんかして…」
咏「いーのいーの、全然いーんだよ」
えり「…わ、私そろそろ仕事の……」
咏「オフ、だよねぃ?」
えり「…!」
咏「えりちゃんは今日はオフの日だぜ。忘れたん?」
えり「………そ、そう…でした、ね」
咏「………」
えり「…で、では私はお暇させていただ……」
咏「だめ」
咏「………」ニコッ
えり「……あの、私…また泊まったりなんかして…」
咏「いーのいーの、全然いーんだよ」
えり「…わ、私そろそろ仕事の……」
咏「オフ、だよねぃ?」
えり「…!」
咏「えりちゃんは今日はオフの日だぜ。忘れたん?」
えり「………そ、そう…でした、ね」
咏「………」
えり「…で、では私はお暇させていただ……」
咏「だめ」
えり「は……?」
咏「帰さない」
えり「な、何を言っているんですか…三尋木プロ」
咏「すっとぼけんのもいい加減にしな?」
えり「…と、とにかく、私はこれで…」スッ…
ジャラッ…
えり「…!?」
咏「もう既に、逃げらんないようにしてあったりするんだよねぃ~」
えり「こ、これは一体!?」
咏「手錠だよ手錠。まんま」
えり「だから、どうして私が手錠に……」
咏「…“アッチ”のえりちゃんには、言っておいたよ」ニヤ
えり「………!サァァ」
咏「帰さない」
えり「な、何を言っているんですか…三尋木プロ」
咏「すっとぼけんのもいい加減にしな?」
えり「…と、とにかく、私はこれで…」スッ…
ジャラッ…
えり「…!?」
咏「もう既に、逃げらんないようにしてあったりするんだよねぃ~」
えり「こ、これは一体!?」
咏「手錠だよ手錠。まんま」
えり「だから、どうして私が手錠に……」
咏「…“アッチ”のえりちゃんには、言っておいたよ」ニヤ
えり「………!サァァ」
咏「ちゃぁんと許可取った上で、逃げらんないよーに」
えり「………っ」
咏「一昨日ははぐらかされたし、昨日は逃げられた」
咏「…今日はどうする?」ニッ
えり「っ……卑怯ですよ」
咏「知らんし」
えり「……どうする気ですか」
咏「別に?えりちゃんとお喋りしたいだけだぜ~?」
えり「じゃあ、これを外してください」
咏「それは駄目」
えり「何故!」
咏「知らんし~」
えり「………」イラッ
えり「………っ」
咏「一昨日ははぐらかされたし、昨日は逃げられた」
咏「…今日はどうする?」ニッ
えり「っ……卑怯ですよ」
咏「知らんし」
えり「……どうする気ですか」
咏「別に?えりちゃんとお喋りしたいだけだぜ~?」
えり「じゃあ、これを外してください」
咏「それは駄目」
えり「何故!」
咏「知らんし~」
えり「………」イラッ
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