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    元スレ絢辻「まさか手帳落とした…?」

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    みんなの評価 : ★★
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    202 :

    203 = 194 :

    「そっか、それは良かった」

    絢辻「………」

    「…みんな頑張ってるんだろうな、だって凄く楽しみにしてたし」

    絢辻「…そうね」

    「特に薫の奴とか、あははっ…変に無茶して邪魔になって無い? 大丈夫?」

    絢辻「うん、大丈夫よ」にこ

    「おおっ…アイツがやる気になってるのか。それはそれは…」

    絢辻「………」

    「…僕もやっぱり参加したかったな」

    絢辻「…何言ってるのよ、創設祭までに直しちゃえばいいじゃないの、風邪なんて」

    「あはは、そうだよね!」

    絢辻「弱気になってたら、治るものも治らないわよ?」

    「うん! 確かにそうだ……僕らしくなかった」

    「……ちゃんと治さないとね、うん」

    絢辻「………」

    204 = 199 :

    205 :

    ただの風邪じゃないんすか…

    206 :

    >>204
    何故か狂気を感じる

    207 = 202 :

    208 = 194 :

    ~~~~~

    絢辻「───ん、もうこんな時間…」

    「あ、本当だ」

    絢辻「そろそろ帰らないと……」すっ

    「うん、ごめんねわざわざお見舞いに来てくれて」

    絢辻「いいのよ、お礼を言いたいのは……」

    「…絢辻さん?」

    絢辻「…ううん、なんでもない」ふるふる…

    絢辻「それじゃあ橘くん、きちんと睡眠ととって水分摂取。
       そして無駄な運動をしないで、安静に眠ること!」

    「は、はい…」

    絢辻「…本当にわかってる?」

    「わかってます! 了解しました!」びしっ

    絢辻「よろしい、じゃあこれで」くる

    「──絢辻さん」

    絢辻「…なに、橘くん」

    209 :

    かわいい

    210 :

    紳士が出るだけでこの安心感

    211 = 194 :

    「無茶、しないでね」

    絢辻「っ………」

    絢辻「…このあたしに心配だなんて、いい度胸ね、本当に」

    「とりあえずだよ、気にしないでいいよ」

    絢辻「……それじゃあ、またね」

    「うん! またね!」

    ぎぃ……ぱたん

    絢辻「…………」

    絢辻「……っはぁー…」

    絢辻「……頑張らなきゃ、私」

    絢辻「………」

    絢辻「……」すたすた…

    ~~~~

    212 :

    >>210
    禿同

    213 = 194 :

    放課後 hr

    「………」がたっ

    田中「…今日も帰るの?」

    「………」すたすた…

    田中「…そっか」がた…


    「──待って」


    「っ……」

    田中「…あ…」

    絢辻「棚町さん、まだ帰るのは待ってちょうだい」

    「………」

    絢辻「それに他の人も、もう少しだけ待ってくれたら嬉しい」

    クラス一同『………』

    214 = 199 :

    215 = 194 :

    「…なに、まだアタシに言い足りないことでもあんの」

    絢辻「……そうじゃないわ、私が言いたいことはただ一つだけ」

    絢辻「──創設祭を成功させること、だけよ」

    「っ……まだそんなこと…!」

    田中「……」

    「…まだいってるよ」

    「…委員長、本当につえーな…」

    絢辻「ただ、それだけ」

    「……はぁ、ねえ? あれだけ言われてまだ懲りないの?」

    絢辻「どう言う意味かしら」

    「勝手に一人で盛り上がってるみたいだけど、みんな態度がわからないのかしらってコトよ」

    絢辻「………」

    「成功なんて、もう無理じゃない。適当に休憩所なんて書いて提出すればオシマイでしょ?」

    216 :

    たまんねえな

    217 :

    218 = 194 :

    絢辻「………」

    「とにかくアンタがどれだけクラスの皆に言おうが、誰一人アンタの話を聞く奴なんて居ない」

    「───早くわかりなさいよ、そんな簡単なことを!」

    絢辻「…そうね、確かにそうだわ」

    「………」

    絢辻「私の言葉なんて、誰一人聞いてくれない。それはわかってる」

    絢辻「…謝っても、どんなに謝罪してもみんなの気持ちは晴れないとわかってる」

    「…わかってるなら」

    絢辻「──でも、あたしは絶対に創設祭を成功させたいっ!」

    「っ……」

    絢辻「どれだけの恨みを買ってでも、あたしはこの創設祭だけはやり遂げたいの!」

    絢辻「──だから、だから……あたしは…!」

    「………」

    絢辻「っ……これを、みんなに見てほしい!」ばさっ

    219 = 194 :

    「………!」

    田中「わぁ…っ!」

    「なにこれ……すご」

    「…すっげー細かい、計画図…?」

    「…なんなのよ、これ」

    絢辻「今回、クラスのみんなでやってほしい──お化け屋敷の図案」

    「………」

    「…衣装代、設置物からなにもかも細かく書いてある…」

    「嘘だろ、これ全部…?」

    「……一人で考えたの?」

    絢辻「この紙束に書いてるある全てをやれば、滞りなく創設祭を行えるでしょう」

    絢辻「…私が断言する。絶対に失敗は、しない」

    「……」

    絢辻「なんの心配も問題も無い。これをやるだけでいいの…本当に」

    221 = 217 :

    七咲の出番はなさそうなので
    連れて帰ります

    222 :

    私怨

    223 = 194 :

    「……やるだけでいいって、何言ってるの絢辻さん」

    絢辻「ええ、棚町さん。貴方が言いたいことも分かる」

    「……」

    絢辻「───果たしてそれが、楽しい創設祭になるかということでしょう?」

    「……」

    絢辻「勝手にきめられた物を実行するほど、楽しくないことはないわよね。
       みんなで決めて、ワイワイとやりたいことを決めて行く。それが本当に創設祭」

    クラス一同『っ……』

    「……わかってるじゃない、じゃあその邪魔な紙束をしまいなさいよ」

    絢辻「……」

    「……」

    絢辻「……まだ、言いたいこと、あるの」

    「…なによ」

    絢辻「…………この創設祭での、準備、そして全ての実行を…」

    絢辻「───私は、一切関わらないことを……誓う」

    224 :

    >>214
    こんな風に昇降口で待ち伏せされたかった
    くそっ

    225 = 197 :

    >>224
    大人になった後なら、地下鉄の出口で待ち伏せてもらえ

    226 = 224 :

    >>225
    そんな相手はいないでござる(^q^)

    227 = 194 :

    「っ……」

    田中「えっ…それ、って…」

    「……関わらないって…」

    「つまり、どういうこと…?」

    梅原「……絢辻さん、アンタは俺たちだけでやれと言ってんのか?」

    絢辻「っ……そう、よ」

    梅原「自分が考えた事を、全部?」

    絢辻「……」こく…

    梅原「……そりゃあ身勝手と思う以前に、おいおいと思うぜ」

    絢辻「…わかってる、ちゃんとわかってる」

    梅原「よんでみりゃーわかるよ、ちょっとだけだが……凄いなこりゃ」

    「……おお、マジかよ。俺たちの性格に合わせて配置とか決められてるぞ…」

    「…資金管理お前だってよ」

    「お、俺が守銭奴ってわかってたのか…」

    228 = 194 :

    「あ、あたしまで…」

    「化粧が得意だからメイク係……私も雑貨詳しいからそろえるの簡単だし…」

    「これとかすご……全員の行動範囲まで…」

    「………」

    梅原「……絢辻さん、この図案がどれだけの思い入れがあるか分かるぜ」

    絢辻「…うん」

    梅原「だが、創設祭に自分が本当に関わらなくて良いと……言うんだな?」

    絢辻「……────」

    絢辻「──うん、断言するわ」

    梅原「………」

    絢辻「…だってそうすれば、みんな…ちゃんとやってくれるでしょう」

    梅原「…絢辻さん」

    絢辻「これでいいのなら、こんなものでいいのなら……」すっ

    絢辻「……お願いします、どうか、創設祭を成功させてください」ぐぐ…

    229 :

    チン毛ウザ過ぎワロタwww

    230 = 217 :

    紳士の係が気になる

    231 :

    >>217
    ゲームやりたくなるな…

    クリスマスの予定が出来たな!

    232 = 202 :

    絢辻さんは裏表のない素敵な人です

    233 :

    もじゃがどんどん悪者になってゆく……

    234 :

    絢辻さんは裏表があっても素敵な人です

    235 = 194 :

    クラス一同『………』

    絢辻「…お願い、本当に」

    「ど、どうする…?」

    「……えっと…その…」

    「やばい…やっぱ凄いんだこの人…」

    「……どうするって、ここまでのもん見せられたら──」

    「───良いわよ」

    絢辻「っ……え…?」

    「やるわ、アタシ」

    絢辻「ほ、本当に……? やって、くれるの…?」

    「………」

    田中「薫…?」

    「───だけど、条件があるわ」

    絢辻「……条件?」

    「そう条件───……これ、全部絢辻さん一人で準備してよ」

    236 :

    ちん毛クズすぎる

    237 = 197 :

    これはもう薫とは呼べない別の何か

    238 :

    ひどいモジャ

    239 :

    ちんげさんは抱き心地よさそう

    240 = 217 :

    ジャスティスもじゃはどこいってしまったんだ

    241 :

    この薫は薫に見せかけた>>1のチン毛

    242 = 231 :

    ちん毛しね

    243 :

    プジョルしね

    245 :

    どんな薫でも愛してるよ!!

    246 = 212 :

    屑モジャ


    仕方ねぇ手伝い行くわ。お前ら手伝い参加しろよ

    247 = 194 :

    絢辻「っ…!?」

    「全部書いてること、一人で全部やってのけてよ──そしてたらアタシはやってあげる、そのお化け屋敷とやらをね」

    田中「っ……薫! それは…!」

    絢辻「………準備、すればいいのね」

    田中「あ、絢辻さんっ…!?」

    絢辻「…ううん、いいの。やってくれるって言ってくれるだけで十分だから」

    田中「なっ……薫!? ダメだよ! そんなことっ…!」

    「さ、流石にそれは…」

    「…なぁ? やっぱ…よぉ…」

    「か、薫…?」

    「あ、アンタちょっと言いすぎだって…」

    「……わかってんのアンタら? これが今までのやり方だったんじゃないの?」

    クラス一同「………」

    「…こうやって自分の凄い所を見せつけて、納得させて、良いようにさせて」

    「影ではあたし達のことを馬鹿にしたことをずっとずっと…思ってたのよ?」

    248 = 194 :

    >>244
    これ凄く好き

    トイレ

    250 = 199 :


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