元スレほむら「まどかのことが(友達として)好きなの」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
102 = 67 :
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まどか「うぅ……まさか2時間待ちだなんて……」
ほむら「本当に人気のお店みたいね、仕方ないわ」
まどか「ごめんねごめんね、でも、どうしよう……」
まどか(どこか適当なところで済ませちゃう?でもせっかくのデートの締めくくりなのに、そんなの……)
ほむら「……もし良かったら、ウチで食べない?」
まどか「えっ……?」
ほむら「実は早めに使ってしまわないといけない食材が少し多く残ってて……」
まどか「も、もしかして……ほむらちゃんの手料理!?」
103 = 67 :
ほむら「お昼はまどかに作ってもらったわけだし、そのお礼も兼ねて……。
あ、でも本当に、まどかが構わなければだけど。今からだと少し遅くなってしまうし、
家もあまり近くじゃないから、何かこの辺りで適当に済ませてしまうのも……」
まどか「う、ううん!ほむらちゃんのお家に行こう!」
ほむら「良いの?面倒じゃないかしら」
まどか「そんなことないよ!それに、ほむらちゃんの、て、手料理も、食べてみたいし!」
ほむら「そう?だったら、行きましょうか」
まどか「うん!」
まどか(やった……ほむらちゃんの手料理だ!嬉しすぎるよぉ……!)
104 = 67 :
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ほむら「ごめんなさい、わざわざこんな距離を歩かせてしまって」
まどか「ううん、大丈夫!気にしないで」
まどか(どっちにしろお別れはほむらちゃんのお家の前の予定だったし……あ。
そ、そうだ、そこでわたし、ほむらちゃんと、き、キスしなきゃいけないんだ……!)
ほむら「……キスにチュー……物騒ね」
まどか「ふぁえぁああッ!?」
105 = 85 :
あ、キスね
106 = 86 :
このまどかだけが振り回されてる感
嫌いじゃない
107 = 67 :
ほむら「!?ど、どうしたのまどか」
まどか「ほ、ほほほむほむらちゃん、いい今なんて!?」
ほむら「いえ、この貼り紙を……」
『空き巣に注意』
まどか「あ……あキスにチューい……」
ほむら「……ねぇ、まどか……」
まどか「えっ!?あ、え、な、なに……?」
108 = 67 :
ほむら「あなたもしかして……」
まどか「っ……」
まどか(だ、だめ、キスのことばっかり考えてるいやらしい子だって思われちゃう……!)
ほむら「空き巣が怖いのね。あんな怯えた声まで出して……」
まどか「へっ?」
ほむら「大丈夫よ、まどか。空き巣だろうと強盗だろうと、私があなたを守ってみせるわ」
まどか「あ、う……うん、ありがとう、ほむらちゃん」
まどか(た、助かったぁ。でも危ないなぁ……まさかあんなおかしな聞き間違いしちゃうなんて。
だめだめ、もっと落ち着かなきゃ、わたし!ほむらちゃんを見習わなきゃ!)
109 = 88 :
ハッピーエンドがいいなあ~
110 = 67 :
ほむホーム
ほむら「それじゃあ、早速ご飯作るわね。まどかは適当に座って待ってて」
まどか「ううん、わたしも手伝うよ!」
ほむら「ありがとう、でも、私に作らせて欲しいの。お昼ご飯のお礼だから。
それにウチのキッチン、あまり広くないもの」
まどか「うーん……じゃあ、食器運んだりするね!他にも何か手伝えることがあったらなんでも言ってね!」
ほむら「えぇ、ありがとう。あ、そうだわ……まどか、お魚は大丈夫?」
まどか「お魚?うん、平気だよ。あ、でもお刺身はちょっぴり苦手かも……」
ほむら「そう、良かった。安心して、お刺身じゃないから。私も家ではあまりお刺身は食べないの。
寄生虫なんかも、ちょっと怖いから……アニサキス、だったかしら」
まどか(あ、あにさ……!)
111 = 88 :
まどほむがあれば生きていける
112 :
やっぱデミさんよりまどほむだわ
113 = 86 :
>>112
あのさぁ…
114 = 67 :
まどか(……って、さすがに意識しすぎだよね、これ。
だめだめ、一旦キスのことからは離れよう、うん!)
まどか「そ、そうだ!ちなみに、ご飯は何を作ってくれるの?」
ほむら「主食はシチューのつもりだけど、大丈夫?」
まどか(し、しチュー!)
まどか「……だ、大丈夫、大好きだよ!チュ……じゃなくて、シチュー!大好き!」
ほむら「良かった。待っててね、まどか。すぐに作ってあげるから」
まどか(すぐに、あげるから……すぐにチュー、あげるから……。
だ、だめだめ!何考えてるの!これじゃほんとに変な子だよ……!)
まどか「う、うん、楽しみに待ってるね、ほむらちゃん」
115 = 83 :
>>112
土俵
116 = 112 :
>>113
ごめんな実はほむまどだったのか
117 :
まどかわ
118 = 88 :
>>115-116
屋上
119 = 67 :
・
・
・
まどか(ふー……なんとか、落ち着いてきたかな……)
ほむら「お待たせ、まどか」
まどか「わぁ……!すごいよほむらちゃん!とっても美味しそう!」
ほむら「味見もしっかりしたし、失敗はしてないはずだけど……」
まどか「いただきまぁす!……ん!やっぱり美味しいよ、ほむらちゃん!」
ほむら「良かった……」
まどか「あ、これが最初に言ってたお魚?」
ほむら「えぇ。シチューの中に入れるのは合うのかどうか分からなかったから、別に料理してみたんだけど」
まどか「そうなんだ。なんていうお魚なの?」
ほむら「キスよ」
まどか「ぶーーーーーーッ!?」
120 = 85 :
合うのか合わないのか
121 = 74 :
>>1からかなりのアンジャッ臭がするな
期待
122 = 67 :
ほむら「ま、まどか!?」
まどか「げほっ、げほっ……ご、ごめんね、ちょっと、むせちゃって……」
ほむら「大丈夫、まどか?ほら、口の周りがこんなに汚れて……」
まどか「えっ!?い、良いよ、自分で……んむっ」
まどか(ほ、ほむらちゃんに口の周り拭かれてる……か、顔、近いよぉ……)
ほむら「……なんだか顔が赤いわ」
まどか「へっ?」
ほむら「熱でもあるのかしら……」
まどか(え、ちょ、ちょっと待って……た、確かにわたし、少女漫画でいっぱい勉強してきたけど!
こんな展開もいっぱいあったけど!ま、まさか現実で、そんな熱の計り方……)
123 :
胸がちくちく
124 = 67 :
ほむら「…………」
まどか(あぁあ……ほ、ほむらちゃんのおでこと、わたしのおでこが……顔が、こんなに近く……。
うう……もうわざとやってるとしか思えないよ、ほむらちゃん……)
ほむら「……熱はないみたいね。でも、本当に大丈夫?体調が悪いなら……」
まどか「だ、大丈夫だよ!なんともないよ、全然平気だよ!
それに、まだほむらちゃんのお料理も食べてないもん!
せっかく作ってくれたんだから、全部食べなきゃ!ハムッ ハフハフ、ハフッ!!」
ほむら「もう、そんなに慌てなくても良いのに」
まどか「ご、ごちそうさま!とっても美味しかったよ、ほむらちゃん!」
ほむら「ふふっ……えぇ。ありがとう、まどか」
125 = 67 :
ほむら「ところでまどか、時間は大丈夫?」
まどか「えっ?あ……ほんとだ、も、もう、帰らなくちゃ……」
まどか(帰るっていうことは……つ、ついにこの時が……!)
ほむら「もう遅いけど、大丈夫?家まで送りましょうか?」
まどか「!ううん、大丈夫!」
ほむら「とりあえず、家の外まで出るわね」
まどか「う、うん」
126 = 88 :
くるぞ…
127 = 112 :
キマ…
128 = 93 :
さてどうなるやら…
129 = 67 :
ほむら「もう真っ暗ね……。本当に送らなくても大丈夫?」
まどか「だ、大丈夫、平気だよ」
まどか(……今、やらなきゃ……。せっかく、決めたんだから……。
ここで、今ここで、ほむらちゃんと、キスしなきゃ……!)
まどか「ほ、ほむらちゃん……!」
ほむら「?何かしら」
まどか「……ま、またね。バイバイ」
130 = 88 :
やったか⁉
131 :
このヘタレが
132 :
まあまだ昨日からおつきあい始めたばかりだ、急ぐ必要はない
133 = 67 :
ほむら「えぇ、バイバイ」
まどか「…………」
まどか(うぅ……わたしのバカ、意気地なし……)
ほむら「……待って、まどか」
まどか「え?」
まどか(な、なに……?ほむらちゃんが、近付いて……)
ほむら「……目を瞑ってちょうだい」
134 = 67 :
まどか「!は、はい!」
まどか(う、うそ、まさかほむらちゃんから……!?
も、もしかしてほむらちゃんも、わたしとキスしたかったのかな……。
そ、そうだよ、だって、ほむらちゃんの家に来てからおかしかったもん!
あんな、空き巣に注意とか、アニサキスとか、わざわざあんな言葉を出してくるなんて変だもん!
お料理だって、シチューとかキスとか……それに最後の熱の計り方だって……。
う、うん、きっとそうだ!ほむらちゃんも、わたしとキスしたかっ……)
ほむら「はい、取れたわ」
まどか「……え……?」
ほむら「顔にゴミが付いてたから。それじゃ、気をつけて帰ってね、まどか」
135 :
ほむら「はい、取れたわ」
まどか「……え……?」
ほむら「顔に眼が付いてたから。それじゃ、気をつけて帰ってね、まどか」
136 = 93 :
>>135
こえーよ
137 = 131 :
きめーよ
138 = 67 :
まどか「…………」
ほむら「まどか?」
まどか「……してくれないの……?」
ほむら「え?」
まどか「キス……してくれないの……?」
ほむら「……え?」
139 :
急いてはことを仕損じる
140 = 67 :
まどか「…………」
ほむら(え、なに、なんて?キス?
あぁ、わかったわ。お魚ね。キスね。キスがまだ欲しいのね)
ほむら「ごめんなさい、まどか。キスはさっきので、もうなくな、ちゃっ……て……」
まどか「…………」
ほむら(え、何その顔は。そんな目を潤ませてまでお魚が欲しいの?
もう、まどかってば意外に食いしん坊なのね)
142 = 93 :
(アカンてこれは)
143 = 131 :
鈍感にもほどがあるだろラノベの主人公かよ
144 = 93 :
いや男女ならまだしも同性だからな
145 = 112 :
ほむほむきゃわわ
146 = 67 :
ほむら(……何を考えてるの私は。そんなはず、ないじゃない。
いつまでもごまかすのはやめなさい。まどかの言ってるキスというのは……つまり……)
ほむら「あ、あの、え、えっと、その……ま、まどか、一回、落ち着いて……」
ほむら(そうか、今思い返すと……そういうことだったんだ。
私はただ単にまどかと友達として、今日1日遊びまわったつもりだったけど、
まどかはそうじゃなくて……この子はずっと……)
まどか「……ほむらちゃんは、わたしのこと、好きじゃないの……?」
148 :
ああ…
149 = 67 :
ほむら「っ……!」
まどか「わ、わたしは、ほむらちゃんのこと、す、好き、だよ……?だ、だから……」
ほむら「ごっ……ごめんなさい、まどか!1日だけ、考えさせて!」
まどか「え……?」
ほむら「あ、明日返事するから!ごめんなさい!さよなら!」
まどか「あ、ほむらちゃん……!」
150 :
あほむらちゃん
みんなの評価 : ★★★
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