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    元スレ唯「私の名前は平沢唯!えら~い…」梓「待ちなさい」

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    201 = 45 :

    さわ子「…最悪、唯ちゃん抜きね」

    「!」

    「…まぁ、そうなるよな」

    「悪ぃ…ゴホッ!」

    「…仕方無いな」

    「唯はもう帰って休むんだ」

    「私達はもしもの為に、唯無しのパターンを想定して練習しよう」

    「…うん」

    「分かった」


    「待って下さい!」がたっ

    202 = 140 :

    おやっ?

    204 = 45 :

    「梓ちゃん?」

    「私は反対です」

    「唯センパイが出れないのであれば学祭は辞退すべきです」

    「私は忘れません、新歓で見た皆さんの演奏を」

    「つたない技術ながらも、心のこもった演奏を」

    「私はそれに感動した。だからこの軽音部に入ったんです」

    「私は…」

    「誰一人欠けずに学祭で演奏したい」


    「…」

    「…」

    「…」

    さわ子「…」


    「ぶえっくしょいっ!」

    205 = 140 :

    あずにゃんも風邪か?

    207 = 45 :

    「唯…ちょっと空気読もうよ」

    「出るもんは出るんだ」ぐしゅっ

    「梓」

    「似合わんことグダグダ言ってないで、私抜きで練習しろ」

    「しかし…」

    「心配するな、本番までには治す」

    「私を誰だと思ってる」

    「七千年に一人の天才、平沢唯だぞ」

    「…」

    208 = 43 :

    ゆいゆい

    209 = 140 :

    順調に増えとる増えとる

    210 :

    a

    211 = 210 :

    あうーあうーあうあうーああうああうあうあ

    213 = 45 :

    「分かったか?」

    「…信じます」

    「良い子だ」


    がらっ


    「お姉ちゃん、大丈夫!?」

    「おお憂か、見ての通りだハッハッ…ゲホッゲホッ!」

    「ごめん、私のせいで…」

    「気にするな、それより帰っから肩を貸してくれ。フラッフラして歩けん」

    「分かった…ほら捕まって」

    214 = 45 :

    「それじゃあ諸君、また会う日まで」すたすた

    「失礼しました…」すたすた


    「大丈夫かな…」

    「信じて待つしかないさ、あたしらはあたしらに出来ることをやろう」

    「そうね…そうしましょう?」

    「…」


    「ゴッホ!おえっ!リバース!リバースしちゃう!」

    「わわわっ!トッ、トイレぇー!?」


    「…」

    「…やっぱ駄目かもな」

    215 :

    シエスタ

    216 = 130 :

    しえーん

    217 = 45 :

    がくえんさい!

    「結局、本番まで唯ちゃん一回も来なかったわね…」

    「律、連絡は?」

    「コールはしてんだけど出ないな…」

    「間に合わなかった…ということでしょうか」

    さわ子「まだ演奏までは時間があるわ」

    さわ子「それまでにどうするか決めなさい」

    さわ子「演奏するにしろしないにしろ、貴方達の判断を尊重するわ」

    「…はい」

    「…」

    219 = 45 :

    「…辞退しましょう」

    「マジ?」

    「大マジよ」

    「唯ちゃんのギター無しで演奏しても、それは私達の音楽じゃないわ」

    「唯ちゃんのギターと梓ちゃんのギター」

    「澪ちゃんのベースにりっちゃんのドラム」

    「この全部が揃って初めて、私達の音楽になると思う」

    「おいおい、自分を忘れてるぞ?」

    「あっ//」

    「わ、私のキーボードも!」

    「くすっ」

    「ふっ…」

    221 :

    ちえ

    222 = 45 :

    「…」

    「よし、演奏は辞退しよう」

    「やっぱり私達は五人揃ってこそだ」

    「だな、それにこれっきりってワケじゃない」

    「あたし達はまだ来年がある」

    「その時に今年の分もまとめて、演奏すれば良いさ」

    「そうですね」

    「うん、来年頑張ろー!」

    「じゃあ、さわちゃんに私達の気持ちを伝えに行こうか」

    223 = 45 :



    さわ子「どうするか決めた?」

    「はい、辞退することにします」

    「私達は五人揃って軽音部ですから」

    さわ子「…ん、分かったわ」

    さわ子「じゃあ私はプログラムの変更をお願いしに行くから」

    さわ子「貴方達は演奏を楽しみにしていた皆に『ごめんなさい』してきなさい」

    「うん、あたしらの勝手な都合で期待を裏切るんだ」

    「ちゃんとケジメはつけるよ」

    「私が行きます」

    「辞退すべきと最初に言い出したのは私です」

    「ですから私が行きます」

    224 = 45 :

    「待って」

    「誰が言ったからとかじゃないだろ、梓」

    「これは皆で決めたことだ」

    「だから皆で謝ろう?」

    「…分かりました」

    「どうやって謝ろうか?」

    「ジャンピング土下座とか!」

    「じゃあ律はそれな」

    「いや、冗談だから!!」

    「真面目に考えなさい」


    さわ子「(唯ちゃん、貴方は幸せ者ね)」

    225 = 215 :

    しえん

    226 = 45 :

    二十分程離れます

    227 = 140 :

    なんと!

    228 = 183 :

    ほれ

    229 :

    へい

    230 = 114 :

    待ってる

    231 = 45 :

    再開します

    232 = 45 :

    『お知らせです』

    『次は桜高軽音部による演奏の予定でしたが』

    『プログラムを変更し、吹奏楽部の演奏を始めます』


    「え?軽音部のライブやらないの?」ざわざわ

    「去年の演奏凄かったから今年も期待してたのに」ざわざわ

    「平沢さんのMC聴けないんだ…」ざわざわ

    「(唯…やっぱり治らなかったみたいね)」


    『また、演奏の中止理由についてですが…』

    『そのことについて軽音部から説明がございます』

    233 = 45 :

    またちょっと離れます
    本当にごめんなさい

    234 = 89 :

    うい

    235 :

    ゆい

    236 = 221 :

    あすにゃん♪

    237 = 215 :

    りっちゃん!

    238 :

    誰か前スレ教えて下さい

    239 = 45 :

    今度こそ再開
    ラストまで走ります

    242 = 45 :

    「こ、こんにちは!軽音部です」

    「突然、演奏発表を中止してごめんなさい」

    「でも、これには理由があるんです」

    「言い訳みたいになっちゃうから、細かくは言わないけど」

    「今のあたし達はベストではありません」

    「このままの状態で演奏しても、きっと皆には楽しんで貰えないし」

    「私達もきっと後悔すると思うんです」

    「ですから…」

    「私達は…」


    ギィィィ…バタン!!


    「!」


    「私の名前は!!!」

    「平沢唯!!!」

    「えら~い人だ!!!」

    244 = 140 :

    第2部の終わりが近い

    245 = 183 :

    待ってた

    246 = 45 :

    「えっ?」

    「この声…」

    「まさか…」

    「…唯センパイ!?」


    「いずれ私の功績は伝記として語り継がれ」

    「私の音楽は永く後世に伝わるだろう!!!」


    わああああああああああ!


    「平沢先輩だー!」

    「ああ、そういう演出なのかな?びっくりしちゃった!」

    「これこれ、これが聞きたかったの!」

    247 = 45 :

    「ハッハッハッ、宜しくー皆のアイドル平沢唯を宜しくー」

    「おっと、サインは一人一枚までだ」

    「だが愛なら、望むだけやろう!」

    「唯!」

    「おお、織姫!」

    「貴方、風邪はもう大丈夫なの?」

    「そんなものとっくの昔に治っている」

    「じゃあなんで、こんなギリギリまで…」

    「それはだな」

    「…」

    「なんでだっけ?」

    「な!」

    「さーて、早くにステージ上がらなければ」たたたっ

    249 = 45 :

    ミス
    ○早くステージに ×早くにステージ

    250 = 140 :

    今作中に10000年突破は無理か!


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