元スレマミ「神名あすみちゃん、って言うのね?」あすみ「…うん」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
101 = 1 :
さやか「そんじゃ、病院行きますか――とッ!?」
さやか「うっ!」ドゴッ!!
あすみ「わっ!」ドゴッ
さやか「……ってて……っ……」
あすみ「っ……ぅぅ……!」
さやか「……!」
さやか「だ、大丈夫!?怪我ない!?」
あすみ「……」ギロォッ
さやか「!?」
あすみ「……」キイイィィィン...
102 = 1 :
さやか「―!!」
さやか「……あれ、あたし今、何してたんだっけ……?」
さやか「えーっと……?」
さやか「……って、なんでコケてんのよあたし!」
さやか「あたしってホントばか!!」
さやか「しかもスカート汚れちゃってるじゃない!」
さやか「……」
さやか「……早く病院行こう……」タッタッタ
あすみ「……」
あすみ「……」ニタァ
103 = 32 :
すみすみ?
104 = 74 :
おい
105 = 1 :
あすみ「―くふ……フフフ……」
あすみ「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハ――!!」
106 = 1 :
あすみ「これは良い!これは美味しそう!良い物見つけた!!」
あすみ「上手い調理すれば、これはかなり良い味になりそう!」
あすみ「絶望風味の、不幸の味!」
あすみ「あぁ、想像しただけでたまんないわぁ……」
あすみ「けれど、まだ足りない……!」
あすみ「まだ足りないのよ!!」
あすみ「もっと、もっとよ……!」
あすみ「もっとうまい具合に不幸で彩る事が出来る筈!!」
あすみ「何か、何か無いの……?」
あすみ「うふふふ……!フフフフフフ……!!」
107 = 32 :
すみすみ
109 = 1 :
―病室
さやか「はい、これ!」
恭介「……」
恭介「何時も本当にありがとう。さやかはレアなCDを見つける天才だね」
さやか「ははっ。まぐれだよきっと」
恭介「……この人の演奏は本当に凄いんだ」
さやか「え、マジ?」
恭介「うん、本当はスピーカーで聴かせたいけど病院だしね」
恭介「聴いてみるかい?」
さやか「え……、い、いいのかな?」
恭介「うん、さぁおいでおいで」
さやか「え……えぇぇ……///」
110 = 32 :
かみかみさやさや
111 = 1 :
さやか「じゃあまたねっ恭介!」
恭介「あぁ、また明日!」
さやか「……ふぅ」
さやか「……また恭介に喜ばれちゃった///」
さやか「うふ、ふふふ///」
さやか「次、どれ買ってあげよっかなぁ」スタスタ
あすみ「……」
112 = 1 :
恭介「……はぁ」
コンコン
恭介「……?はい?」
ガラララッ
あすみ「……」
恭介「……えーっと……?」
あすみ「……」
恭介「き、君は、だ、誰かな……?」
あすみ「……」
113 = 1 :
あすみ「……」ポスッ
恭介「うわっ!べ、ベッドに座らないで!」
あすみ「……」ニタァ
恭介「……!?」
あすみ「……」キイイイィィィン...
114 = 18 :
ゴクリ…
ドピュッドピュッ…
115 = 1 :
あすみ「……ふふ、うふふふふ……!」
あすみ「今日は二人も覗いちゃったぁ……」
あすみ「片方は健気な恋する乙女」
あすみ「そして片方は腕を奪われた天才バイオリニスト」
あすみ「……けどもう、既に不幸よね、彼」
あすみ「……け、れ、ど……」
あすみ「アハッ☆」
116 = 32 :
しあわせさやさや
117 = 18 :
ぬいぐるみ
118 = 1 :
マミ「……はぁ、今日はハズレか」
マミ「まぁ、魔女なんて居ないに越したことは無いし」
マミ「寧ろ喜ぶべき事なんだけど……」
マミ「って、あら?あれは……」
杏子「うめー」ムグムグ
ゆま「うめー」モッキュモッキュ
マミ「佐倉さん……!?」
119 = 1 :
マミ「佐倉さん!?佐倉さんよね……!?」
杏子「あ?」
杏子「……げ、マミ」
ゆま「だれ~?」
マミ「……なんでこんな所に居る訳?」
杏子「……はぁぁ、ウゼっ」
杏子「アタシんトコの狩場が枯れちまってね」
杏子「ンで、ここに来てるワケ」
マミ「……へぇ」
杏子「ンだよ……」
120 = 1 :
ゆま「てぇ~い!」バッ!!
マミ「きゃっ!?」
杏子「(あ、スカートめくった)」
ゆま「こら!キョーコはわるい魔法少女じゃないよ!」
ゆま「キョーコいじめるやつはゆまがやっつけてやるんだから!!」
マミ「ちょ、やめ……!」
杏子「……はぁ」ヤレヤレ
杏子「あー、その、なんだ、いじめられてないって、な?」
ゆま「で、でもわたしの願いは……!」
杏子「……あぁもう!」ナデナデ
ゆま「!」
杏子「ンな事ぐらいわかってるっつの……!」ナデナデ
121 = 1 :
マミ「……ふふっ」
杏子「あ?」
マミ「ごめんね?お邪魔だった様子ね」
杏子「あー、良いって良いって」
ゆま「むー!」
マミ「えーっと、その子の名前は……」
ゆま「ゆま!千歳ゆま!」
マミ「あ、ゆまちゃんね?」
マミ「丁度、ゆまちゃんの少し上ぐらいの子と出会ってね?」
杏子「あ?」
マミ「うん、一緒に暮らしているの」
杏子「へぇ」モシャモシャ
122 = 30 :
あすみってまどマギ版言峰綺礼だよな
123 = 1 :
マミ「だから、良かったらまた昔みたいに遊びに来てみない?」
杏子「はあ?」
ゆま「はあ~?」
マミ「……」
マミ「よ、四人でお茶するのも悪い話じゃないと思わない?」
杏子「……」
杏子「……ま、考えといてやるよ」
マミ「……!」パァァ
杏子「ただし、行くとは言ってねえからな?ソコんトコ勘違いすんなよ?」
ゆま「すんなよ!」
マミ「えぇ、分かった、ありがとう」ニコッ
杏子「あぁ、もういいだろ?早く行けようぜぇ」
マミ「ふふっ、失礼するわね?」
124 = 1 :
―マミ宅
あすみ「あ、マミおねえちゃん!」
マミ「ふふっ、ただいま」
あすみ「マミお姉ちゃんのお友達?」
マミ「……とは言っても、そう呼べるかどうか疑問なのよね……」
あすみ「大丈夫だよ、きっと来てくれる!」
マミ「あら、どうして?」
あすみ「……」
あすみ「……マミおねえちゃん、優しいんだもん」
あすみ「なんか、お母さんみたい……」
マミ「あらあら、まだそんな歳じゃないわよ」
あすみ「ご、ごめん……」
マミ「ふふっ、いいのよ?むしろなんか嬉しいわ」ギュ
あすみ「わっ……」
125 = 32 :
ゆまゆま
127 = 1 :
マミ「じゃあ、お風呂入りましょうか!」
あすみ「うんっ!」
あすみ「(まぁ、出来ればそのダチ二人にも来てもらわない困るしね)」
―屋上
QB「やぁ」
あすみ「どうも、クソ淫獣」
QB「相変わらず酷い言われようだね」
あすみ「だって事実だもん」
QB「やれやれ……」
QB「で、どうかな?そちらの収穫は」
あすみ「みっきーちゃんが中々良さそうよ?」
QB「?」
あすみ「美樹さやか」
QB「あぁ、さやかか」
128 :
QB「どうでもいいや」
129 = 32 :
みっきーさやさや
130 = 1 :
QB「けれど今、誰にでも勝るものすごい素質を持つ子が居るんだ」
あすみ「と、言うと?」
QB「鹿目まどかさ」
あすみ「……どのくらい?」
QB「魔法少女の素質と言うのは、その者の背負った因果の量で決まる」
QB「一国の王や救世主ならともかく、何故平凡な彼女がそんな素質を兼ね備えているのかは分からない」
QB「……そんなレベルだよ」
あすみ「ふーん」
131 = 1 :
QB「けれど、中々契約を結んでくれないんだ」
QB「大抵の子なら二つ返事なのにさ」
あすみ「じゃあ契約せざるを得ない状況作れば?」
QB「と、言うと?」
あすみ「決まってるわね」
あすみ「いっそ周りの人間皆殺しにするとか」
あすみ「そしたら変化あるんじゃない?」
QB「いやいや、僕が直接手を下すのはルール違反だよ」
あすみ「淫獣のクセにヘタレねぇ」
QB「……」
132 = 1 :
あすみ「……まぁいいわ、協力する訳じゃないけどわたしやる」
QB「それは本当かい!?」
あすみ「うん、周りの人間ってみっきーとワカメでしょ?あと傲慢お姉ちゃん」
あすみ「ワカメはともかく、残り二人はわたしのターゲットだから」
あすみ「キュゥべえの足しにはなると思うわね?」
QB「いや、それがそうもいかないんだ」
あすみ「何よ?」
QB「暁美ほむら」
あすみ「この前言ってたイレギュラーね」
133 = 1 :
QB「気を付けた方が良い、彼女は何を考えているか分からない」
あすみ「契約したのに?」
QB「そもそも契約した覚えが無いんだ」
あすみ「淫獣今度は痴呆入ったのね」
あすみ「きもっ!」
QB「……だから、願いも魔法も分からないんだ」
QB「そして何より、僕が鹿目まどかと契約しようとした時に限って邪魔しに来るんだ」
あすみ「……」ピクッ
あすみ「……へぇ」ニタァ
134 = 32 :
すみすみ?
135 = 32 :
きゅっぷい
136 = 1 :
あすみ「面白そうじゃない」
QB「いや、彼女には好奇心で近付かない方が良い」
QB「さっきも言った通り、どう動くか分からない極めつけのイレギュラーなんだ」
あすみ「なぁに?わたしが負けるって言うの?」
QB「いや、それは……」
あすみ「今までも見てきた筈よ?」
あすみ「わたしがさぁ…」
あすみ「たくさんの魔法少女をグリーフシードにしちゃったトコを」
137 = 54 :
追い付いたマミさんは優しいけどデブじゃねーぞ>>86
138 = 1 :
QB「……そうだったね、まぁ勝算は無くは無い……か?」
あすみ「でしょお?だから大丈夫よ」
あすみ「魔女味の豆腐メンタルがウリの魔法少女が相手である限り」
あすみ「負ける気しないわ」
QB「……そうだね」
あすみ「あと、みっきー関連で良い事思いついたの」
QB「へぇ、聞いてみようか」
139 = 1 :
あすみ「ワカメって素質あるの?ないの?」
QB「さっきから誰だい?」
あすみ「ほら、シカメとみっきーと一緒に居る人」
QB「志筑仁美だね。あとシカメじゃなくてカナメだね」
あすみ「……」
あすみ「……無理っぽい?」
QB「……出来なくは無いね」
あすみ「……じゃあさ……」
あすみ「――」
QB「――」
140 = 32 :
ひとひと
141 = 1 :
QB「……うん、悪くは無い案だね」
あすみ「でしょお?これでシカメも狼狽えるわよ」
QB「まったく、本当に人間と言うのは」
QB「いや、感情と言うのは訳が分からないよ」
QB「今までサンプルにしてきた魔法少女の中でも、極めて稀だね」
QB「彼等人間の倫理観で言うと、惨い……が当てはまるんだろうね」
QB「まったく、よく思いつける物さ」
あすみ「当然よ、ワカメの契約はよろしく頼むわね」
QB「いや、待った」
142 = 54 :
しえん
143 = 32 :
きゅっぷい?
144 = 1 :
あすみ「なによ、もう寝たいんだけど?」
QB「最近、魔法少女狩りも出てるんだ」
あすみ「……」
QB「だから、予定より長く鹿目まどかの傍を離れなければならない頻度が……」
あすみ「ほっといたら?」
QB「えっ」
あすみ「ほっといたら?」
QB「……」
あすみ「魔法少女狩りほっといたら?」
QB「え、でも……」
あすみ「……はぁ、キュゥべえらしくないわね」
145 = 1 :
あすみ「アンタは利益重視」
QB「そうだね」
あすみ「そして一番の目的はシカメ」
QB「うん」
あすみ「けれど目先の小さい事に捕われる」
あすみ「そして営業失敗、なんてね」
QB「……」
QB「……本当、僕の唯一の理解者だね君は」
あすみ「ううん、みっきーちゃん達を不幸にするには、アンタを扱き使う必要があるの」
あすみ「今居なくなっては困るわ」
QB「あぁ、そうだったね」
146 = 32 :
きゅっぷい
147 :
あすみ「それじゃあ、明日から行きますか!」
QB「へぇ、やるんだね?」
あすみ「うん。あの傲慢お姉ちゃんのダチって言うあんこと餓鬼も魔法少女だったでしょ?」
QB「佐倉杏子と千歳ゆまだね。そうだよ」
あすみ「一先ず、そいつらから頂くとするよ」
QB「あぁ、楽しみにしてるさ」
あすみ「……フフ」ニタァ
148 = 147 :
ご飯作ってくる
149 = 54 :
ID変わった?オリキリゆまほむまどまみあんさやあすみんエントロピー!
150 :
みんなの評価 : ★
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