元スレ小鷹「いてっ…」竜児「いたっ…」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
251 = 153 :
幸村「なにかを掴むとるために あねごたちはしにものぐるいで まえにすすもうとしていると…」
小鷹「…そう、お前は思うのか?」
幸村「はい そのようにおもいます」
幸村「… ですがあにきはそれがとおいものだといいました それはつまり」
幸村「……あにきは がんばっておられないのですか?」
小鷹「っ……俺は…」
幸村「わたしくし とても謀反たることを くちにしていることは理解してるしょぞんです」
幸村「あにき ばつはなんだって受けます」
小鷹「……いや、罰はない。いいんだ、ありがとな幸村」
幸村「………」
小鷹「そう、か……頑張ってない、か」
小鷹「…いや、そうじゃないな。俺は……」
幸村「…あにき」
252 = 153 :
小鷹「ん、なんだ…?」
幸村「……」すっ
小鷹「え…? これ、なんだ?」
幸村「──けいたいでんわです あにき」
小鷹「でもこれ、お前のじゃないだろ…?」
幸村「そのとおりです これは わたくしのぼすからいただきました」
小鷹「……ボス?」
幸村「……あにき わたくしの心は あにき一色です」
幸村「なにがあろうとも この身がよごれようとも 楠木幸村… あにきのもとにもどってまいります」
小鷹「お、おう。……えっと、それでこのケータイはなんだ?」
幸村「すぐに いまからでもおかけください」
小鷹「…どこに?」
幸村「はいってるばんごうにです」
253 = 153 :
小鷹「どういうことだ? お前、一体……」
幸村「……」
小鷹「…俺に、内緒なことなのか?」
幸村「……すみません あにき」
小鷹「…そう、か。めずらしいな幸村、お前が俺に秘密ごとってのは」
幸村「……あいきのためです」
小鷹「…わかった、じゃあよくわからんが、かけるぞ?」
幸村「……」こく
小鷹「えっと、番号は……ぜんぜん知らない番号だな、えっと…これか、よし」ぴっ
prrrrrr
小鷹「……」
prrrrrrr──…かちゃ
小鷹「あ、つながった…」
255 = 153 :
「はろー? こんにちはでガンス~」
小鷹「……こんにち」
「あれ? ノリがわるいな~、羽瀬川小鷹くん……でいいんだよね?」
小鷹「は、はあ…確かに羽瀬川ですけど…アンタは?」
「やっちゃんだよ~」
小鷹「…やっちゃん?」
「あ、こらやっちゃん! ここはちゃんとビック・ママって言わなきゃだめ!」
「えー! だってやっちゃん、アレ好きじゃ無いし…」
「わがままいわないで、ね? お願いやっちゃん!」
小鷹「…誰か周りにいるのか? あれ、この声どこかで…」
256 = 153 :
「……ぐすん、じゃあビック・ママから小鷹くんに、言いたいことがありまーす!」
小鷹「は、はあ……」
「そうだよー、言いたいことはね~……」
「……君が一番好きな女の子と、やっちゃんの息子を~」
「──結婚させちゃいま~~~す! でガンスぅ!」
小鷹「………」
小鷹「は?」
「あれ? 聞こえなかったかな? もう一回、いうべき?」
「ううん、一回で十分だよ。…ちょっと変わってくれない?」
「…久しぶりね、羽瀬川小鷹。私よ、わかる?」
小鷹「あ、ああ……今、思い出した…たしか逢坂さんだろ?」
257 = 254 :
会長が結婚するのか
258 = 91 :
驚きの展開過ぎてワロタ
259 = 17 :
じゃあ夜空だな
260 = 153 :
大河「そう、わたし。よかった、覚えててくれて」
小鷹「…その、色々と俺…聞きたいんだが…」
大河「今はダメ、ちょっと大人しく聞いてて羽瀬川」
小鷹「あ、うん……」
大河「いい? しっかり聞いておくのよ、羽瀬川。
……アンタは今、とある作戦の対象になってるの」
小鷹「……作戦?」
大河「そうなの、バカみたいでしょ? 始まり方というか、
もともとの根本的な実行原因も、実はしょうもないオチだったりするんだけど」
大河「……始まったからには、もう止められない」
小鷹「……行ってる意味が、ちっとも理解ができねえんだが…」
大河「今はいい、理解しなくても。そっちの流れはだいぶ…こっちより遅れてるから、あれだけど」
261 = 153 :
小鷹「そっちとかこっちとか、どういう意味だよ…?」
大河「じきに分かる。分かりたくなくても、
ちゃんとわかる…いい? 最後に一つだけ、アンタに言っておくわよ?」
大河「アンタ、本当にどうにかしないと……盗られるわよ、竜児に」
小鷹「っ……本当に言ってる意味がわかんねぇんだけど!」
大河「……バス停で、私が言った通りのことよ、羽瀬川」
小鷹「バス停で…っ?」
大河「しっかりしなさい、男でしょ? 鷹なんでしょ! だったやる、ぜんりょくをもって!」
大河「──馬鹿な奴らを、蹴散らしなっ!」
ぴっ
小鷹「お、おいっ! 逢坂っ!? おいっ…!」
小鷹「……くそ、どういう意味だっ…?」
川嶋「っ…今、逢坂って言った? なん、それ、電話? アイツから?」
262 = 153 :
小鷹「……あ、ああ…逢坂…さんに電話がつながった」
川嶋「つながった…? どういう意味よ、それ」
小鷹「あ、うん…さっき幸村からこれを渡され──…あれ?」
夜空「…幸村? いないぞ?」
小鷹「え、なんで……さっきまで俺の隣に…」
夜空「……その電話、ちょっと見せてくれ小鷹」
小鷹「お、おう…」
夜空「……。これ、理科が作ったやつだぞ」
小鷹「…へっ? なんでわかるんだ?」
夜空「ほら、ここに名前が掘ってある」
『rika』
小鷹「…わかりやすいな、オイ!」
夜空「……なんだ、理科が関わってるのか…? もしかすると、あの人物も…」
小鷹「な、なんだ? 夜空、お前なにか知ってるのか…?」
263 = 153 :
川嶋「──ちょっとまって!」
小鷹&夜空「っ……」
川嶋「良く私にもわかるように、説明して」
夜空「……貴様には関係ない」
川嶋「あるわよっ! チビトラがでたんでしょその電話に!?」
夜空「な、なんなのだっ…急に怒るなびっくりするだろっ…!」
小鷹「待て待て、喧嘩するな。とりあえずだな……」
「───んちゃーーーんっ…!!」
小鷹「…え?」
「──あんちゃ、あんちゃーんっ!」だだだ
小鷹「この声……まさか、小鳩!?」くるっ
小鳩「あんちゃーーーんっ!」ばっ だきっ
264 = 153 :
小鷹「こ、小鳩っ…!? 小鳩だよなっ?」
小鳩「あんちゃ、あんちゃっ……!」ぎゅう…
小鷹「お、お前……なんでこんなところに…やっぱり、来てたのかこの街に…」
小鳩「あんっ…ちゃっ…ずっと、探しちょったんよっ…ウチ、ウチ…!」
小鷹「お、おう…探しにって、お前…家で留守番しとくよう言ったじゃねえか俺…」
夜空「………」ダラダラダラ…
小鳩「……ううっ…ぐすっ…」ぎゅう
小鷹「…とりあえず、落ち着け、な? 飴食べるか?」
小鳩「……っ……あ、違うと! こげんことしとるばあいじゃなかっ…!」
小鷹「え?」
小鳩「た、助けて…!」
小鳩「──にいちゃんを、助けてあんちゃん…!」
265 :
こんなに自然に混ざれるんだな
もう誰がどっちの登場人物かわからなくなってきた
266 = 153 :
小鷹「へ? 助けてって……」
どっごーん
川嶋「きゃっ…!」
夜空「な、なんだ!? 爆発!?」
小鷹「爆発っ…!? スーパーで爆発ってオイ…!?」
川嶋「い、いや違うみたい……あれ、見て!」
小鷹「なんだ、人が……?」
櫛枝「……」
ペガサス「……」
川嶋「……」
小鷹「……」
川嶋「み、みのりちゃん!?」
小鷹「天馬さんっ!?」
267 = 14 :
なんかゲームの『街』を思い出した
268 = 153 :
夜空「天馬……ああ、理事長か」
小鷹「い、いやっ…冷静に判断してる場合か!? なんだよあれ!?」
川嶋「み、実乃梨ちゃん…なんでバット持ってるの…?」
櫛枝「……やっと見つけた、大河に繋がる人物」
ペガサス「……いきなり現れ、いきなり突っ込んでくるとは」
櫛枝「教えなッ! 大河はどこにいるのっ!」
ペガサス「…それは叶わん」
櫛枝「なに、それっ……」
ペガサス「この私にたどり着いたことは褒めよう。だが、それだけだ」
ペガサス「その先は、もう褒める値に達することは出来ぬ」
ペガサス「計画の邪魔だ──……ステラ、あとは頼むぞ」
ステラ「了解致しました」
269 = 153 :
お花をつみに…
270 = 167 :
>>269
うんこですね
271 = 39 :
まーたうんこか
272 = 2 :
うんこと偽ってオナニーしてる可能性
273 :
もはや病気
274 = 17 :
天才とうんこは紙一重か
275 :
まーたうんこか
276 = 153 :
櫛枝「……」
ステラ「──逢坂様のご友人の方、ですね」
櫛枝「っ…大河を知ってるんだ、教えな! あの娘は今どこにいるのっ!?」
ステラ「……」
櫛枝「……いわねーんだったら……無理矢理にでも、吐かせるよあたし」
ステラ「出来れば、の話です」
櫛枝「上等ッ…!」だっ
ステラ「参ります」だっ
ががががっ!
小鷹「………」
夜空「………」
川嶋「………」
小鷹&夜空&川嶋(突っ込みたいけど、突っ込みたくない……)
小鳩「はわっ…はわわっ…!」
278 = 171 :
うんこ行きすぎでちょっと心配になってきた
279 = 48 :
まだ残ってんのかよwww
280 = 153 :
川嶋「えっとー……」
夜空「う、うむ………」
小鷹「そうだなー……」
小鷹「…とりあえず、逃げるか」
夜空「…そうだな、巻き込まれたくないし」
川嶋「そ、そうよねー…うん、私も勘弁…」
小鳩「あんちゃんっ…!」
小鷹「あ、うん…小鳩、お前も逃げるぞ」
小鳩「ウチ、にいちゃんのこと置いていけんっ…!」
小鷹「え? あ、さっきから言ってる…そのにいちゃんって誰だ?」
小鳩「えっとな、そのな……ウチを助けてくれた人じゃけんっ!」
小鷹「助けてくれた?」
川嶋「…もしかして、高須くんのこと?」
281 = 93 :
再開くるか?
282 = 153 :
夜空「……?」
小鳩「あ、うんっ…そう! そう言っとった!」
川嶋「そう、なんだ……今まで一緒に居たの?」
小鳩「うんっ…そんでな、ウチだけ逃げろってっ…にいちゃんが…言っとって…」
小鷹「…さっきの助けて、とはどういう意味だ小鳩」
小鳩「っ…じゃけん! にいちゃんがっ…連れて行かれそうになってるんよっ!」
川嶋「連れて行かれ…?」
小鷹「…おいおい、物騒過ぎるだろ。なんだそれ」
夜空「っ……小鷹!」
小鷹「えっ…? なんだ夜空───」
「──ああ、それはこういうことだよ。羽瀬川小鷹」ぐいっ
小鷹「なん───……ぐっ!?」
283 = 153 :
夜空「小鷹っ!?」
小鳩「あんちゃんっ!?」
小鷹「ぐっ…なん、だっ…!? だれ、だっ…!?」
「──ふむ、案外重いな。筋肉か? うまい育て方だ、片手で持ち上げるのがやっとだぞ」
小鷹「っ……!?」
夜空「だ、誰だお前っ!? 何者だっ!?」
「何者か、あっははは! いいな、そんな事生きてる中で言われてみたかったセリフだ!」
川嶋「……なにやってんの、アンタ」
「…お? ここに居たのか、亜美。昨日ぶりだな」
川嶋「呑気に言ってる場合じゃないでしょ……本当に、アンタなにやってんの」
川嶋「──…祐作」
北村「ん? 知らないのか、いや、知らなくて当然だろうな! ムハハ!」
285 = 153 :
川嶋「…そのキモい笑い方やめて」
北村「…そうか、キモかったか。けっこう気に入ってたんだがな…」
夜空「な、なんなのだっ…!? 貴様、知り合いなのか…っ?」
川嶋「幼馴染、私の」
夜空「……幼馴染?」
川嶋「そう、だけど…今のコイツはただの犯罪者」
川嶋「見知らぬ、他人よ」
北村「これはこれは……冷たいな亜美、裏の表情を使ってまでの暴言とは」
川嶋「本気で怒ってるから、離しなさいよその手」
北村「それは…無理な相談だ」
川嶋「どうしてよ…っ! あんた、本当に捕まるよこんなことしたらっ…!」
286 = 153 :
北村「………」
川嶋「…なに、言えないってワケ?」
北村「ああ、だがこれだけは言えるな」
北村「──全部、高須のためだ」
川嶋「…高須、くん?」
北村「む? なんだその表情は……もしやそこまで見破っていたのか?」
川嶋「…高須くんのお母さんに、頼まれたんでしょアンタ」
北村「……。これはこれは、ますます高須と羽瀬川を合わせたらいけないな」
夜空「っ…なんなのだ、そこの筋肉ダルマ! 小鷹になにが関係ある!?」
北村「…ふむ、羽瀬川くんの知り合いか? すまない、こんな手荒な真似をしてしまって」
夜空「手荒いって、問題じゃないぞ…!? 私は今すぐにでも、警察に電話する! 絶対にだ!」
北村「それは勘弁して欲しい……だが、この手を離す事もできない」
北村「──そうかっ! こうすればいいのだな!」ぬぎっ
288 = 146 :
>>287
おいやめろwww
289 = 165 :
まるおは相変わらず勘違いも甚だしいなぁ!
290 :
北村やっちゃったのか
291 :
ゆうさくかわいいよゆうさく
292 = 17 :
勢力が二分してますな
295 = 273 :
ここまで来ると>>1のお腹が心配
296 = 48 :
>>1は多分裸で書いてるから
お腹冷えるんだよ
297 = 275 :
うんこ長いな
299 = 14 :
しえん
みんなの評価 : ★★
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