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元スレ火憐「一緒にDVD見ようぜ兄ちゃん!」

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戦いにおいて奇襲攻撃とはいつやってくるか分からない恐怖がある。
来るわけがない、当事者がそう思っていればいるほど与えられるダメージは大きいらしい。
僕は先にも言ったように気を抜いた、半ば片手間のような感じでこれを見ていたし
妹はと言えば
火憐『あたしの推理によれば……最初にゾンビに襲われるのはこの妹だな!』
などと訳のわからないことを言いながら画面に釘付けであった。
そんなに推理物が好きなら探偵映画でも見ればいいものを……
『見た目は子供、頭脳は大人!』がキャッチフレーズのあれなんかコイツにはちょうどいいのかもしれないな。
などと馬鹿な妹を脳内で馬鹿にしていたのだが、後に僕は火憐探偵の推理があながち間違いではなかったことを知る。
主に、妹が襲われるといった意味で。
来るわけがない、当事者がそう思っていればいるほど与えられるダメージは大きいらしい。
僕は先にも言ったように気を抜いた、半ば片手間のような感じでこれを見ていたし
妹はと言えば
火憐『あたしの推理によれば……最初にゾンビに襲われるのはこの妹だな!』
などと訳のわからないことを言いながら画面に釘付けであった。
そんなに推理物が好きなら探偵映画でも見ればいいものを……
『見た目は子供、頭脳は大人!』がキャッチフレーズのあれなんかコイツにはちょうどいいのかもしれないな。
などと馬鹿な妹を脳内で馬鹿にしていたのだが、後に僕は火憐探偵の推理があながち間違いではなかったことを知る。
主に、妹が襲われるといった意味で。
……まあ、後は色々と察して欲しいわけで。
家族との食事時にベッドシーンが流れたお茶の間の空気に似たものがここにある。
……というかそれよりもキツいと言えるかもしれない。
兄妹が家の玄関でヒャッホウしているシーンを実の兄妹で鑑賞……
あれ、これってどんな精神的拷問?
火憐「…………」
火憐ちゃんは俯いたまま、一向に顔を上げようとしない。
……この妹はこういったアダルト的な物に耐性がないからなぁ。
ここで一歩切り出すとすれば兄である僕だろう、こんな時くらいは僕だって気を遣うさ。
まあ、こんな時くらいしか気を遣わないけど。
家族との食事時にベッドシーンが流れたお茶の間の空気に似たものがここにある。
……というかそれよりもキツいと言えるかもしれない。
兄妹が家の玄関でヒャッホウしているシーンを実の兄妹で鑑賞……
あれ、これってどんな精神的拷問?
火憐「…………」
火憐ちゃんは俯いたまま、一向に顔を上げようとしない。
……この妹はこういったアダルト的な物に耐性がないからなぁ。
ここで一歩切り出すとすれば兄である僕だろう、こんな時くらいは僕だって気を遣うさ。
まあ、こんな時くらいしか気を遣わないけど。
阿良々木「あー……何というか、色々と凄いアニメだったな。これはさすがに知事も怒るだろうに」
火憐「…………」
マズい、なんだこの空気。
阿良々木「あ、あれだな!今度は僕がオススメの映画でも観るか!」
一瞬、プリキュアとか言いたくなったがそれは僕のダンコたる決意によってぐっと押し殺す。
……ちなみに僕は初代が一番好きだ。だけど正直、ハートキャッチも捨てがたい。
火憐「…………」
マズい、なんだこの空気。
阿良々木「あ、あれだな!今度は僕がオススメの映画でも観るか!」
一瞬、プリキュアとか言いたくなったがそれは僕のダンコたる決意によってぐっと押し殺す。
……ちなみに僕は初代が一番好きだ。だけど正直、ハートキャッチも捨てがたい。
阿良々木「とりあえず、この『シックスセンス』って映画は凄くいい……」
と、映画を選ぶ僕の言葉を遮るように
火憐「なあ……兄ちゃん」
阿良々木「ん?」
火憐「あたしたちも……する?」
阿良々木「何を?」
火憐「だから……玄関でやってた……その……」
阿良々木「…………」
退屈な夏休みと先に述べたが、どうやらそれを訂正しなければならないらしい。
まったく、退屈しない夏休みになりそうだ。
それはもう、非常に悪い意味で。
---縁物語
と、映画を選ぶ僕の言葉を遮るように
火憐「なあ……兄ちゃん」
阿良々木「ん?」
火憐「あたしたちも……する?」
阿良々木「何を?」
火憐「だから……玄関でやってた……その……」
阿良々木「…………」
退屈な夏休みと先に述べたが、どうやらそれを訂正しなければならないらしい。
まったく、退屈しない夏休みになりそうだ。
それはもう、非常に悪い意味で。
---縁物語
>>65
面白いけど矛盾ばっかじゃね
面白いけど矛盾ばっかじゃね
ちょっと待ってほしい、一旦落ち着こうか。タイムアウトだ、うん。
この妹はさっきなんて言った?
やってみないかって?さっきのアニメで双子が玄関やってたことを?
ホワイ?何故?
阿良々木「か、火憐ちゃん!?」
火憐「あたしは兄ちゃんがしたいんだったら、その……いいかなって」
いいわけないだろ、お前は何を言ってるんだ。
第一お前、彼氏いるんじゃなかったか!?
火憐「でも、さっきのアニメじゃ……兄妹で……」
阿良々木「アニメと現実を一緒にするんじゃない!」
火憐「兄ちゃんもさっきセックスセンスがどうとか言ってたし……」
阿良々木「たった一文字の違いにこれほど苦しめられたのは生まれてこのかた初めてだよ!」
この妹はさっきなんて言った?
やってみないかって?さっきのアニメで双子が玄関やってたことを?
ホワイ?何故?
阿良々木「か、火憐ちゃん!?」
火憐「あたしは兄ちゃんがしたいんだったら、その……いいかなって」
いいわけないだろ、お前は何を言ってるんだ。
第一お前、彼氏いるんじゃなかったか!?
火憐「でも、さっきのアニメじゃ……兄妹で……」
阿良々木「アニメと現実を一緒にするんじゃない!」
火憐「兄ちゃんもさっきセックスセンスがどうとか言ってたし……」
阿良々木「たった一文字の違いにこれほど苦しめられたのは生まれてこのかた初めてだよ!」
>>66
惜しかったな
惜しかったな
パンツ>>75に預けた
火憐「兄ちゃん……いいよ……」
阿良々木「いいって何が!?」
どうやらあのアニメ、ドラクエでいうメダパニを使えるらしい。いわゆる酩酊状態。
……色々と危険な気がする、人間として大切な何かが危機にさらされているような悪寒がするのだ。
はっはっはっ、いやー参ったなこれは。もうこうするしかないじゃないか。
阿良々木「さらば!」
そう叫び、僕は勢いよく部屋を飛び出た。いや、飛び出ようとした。
「ひゃっ!?」
阿良々木「うわっ!」
扉を開け走り抜けた時、何か障害物にぶつかる。
体勢を崩し一瞬だけわずかに宙を浮かんだ僕の体はすぐさま重力に捉えられ、そしてそのまま落下した。
……無駄に格好付けた言い方をしたが要するに、僕は転けたのだ。
そして転けた僕の下に
「うぅ……」
なんかいた。
阿良々木「いいって何が!?」
どうやらあのアニメ、ドラクエでいうメダパニを使えるらしい。いわゆる酩酊状態。
……色々と危険な気がする、人間として大切な何かが危機にさらされているような悪寒がするのだ。
はっはっはっ、いやー参ったなこれは。もうこうするしかないじゃないか。
阿良々木「さらば!」
そう叫び、僕は勢いよく部屋を飛び出た。いや、飛び出ようとした。
「ひゃっ!?」
阿良々木「うわっ!」
扉を開け走り抜けた時、何か障害物にぶつかる。
体勢を崩し一瞬だけわずかに宙を浮かんだ僕の体はすぐさま重力に捉えられ、そしてそのまま落下した。
……無駄に格好付けた言い方をしたが要するに、僕は転けたのだ。
そして転けた僕の下に
「うぅ……」
なんかいた。
>>81
なんでドラゴンボールとコラボしてんだよ
なんでドラゴンボールとコラボしてんだよ
>>82 ワロタ
阿良々木「…………」
小さい妹、ファイアーシスターズの頭脳担当、火憐ちゃんに件のDVDを薦めた僕の妹。
そして……死なない、不死鳥の妹。
そんな、様々な属性を持った妹。僕の大切なもう一人の妹。
そんな阿良々木月火を
月火「お、お兄ちゃん……?」
完全に、僕は押し倒してしまっていた。
小さい妹、ファイアーシスターズの頭脳担当、火憐ちゃんに件のDVDを薦めた僕の妹。
そして……死なない、不死鳥の妹。
そんな、様々な属性を持った妹。僕の大切なもう一人の妹。
そんな阿良々木月火を
月火「お、お兄ちゃん……?」
完全に、僕は押し倒してしまっていた。
阿良々木「つ、月火ちゃん!?なんで僕の下にいるんだ!?」
月火「むしろなんでお兄ちゃんは私の上に乗っかってるのさ!」
くっ、無茶な問いかけにも関わらず冷静にまともな疑問を投げつけてくるか。
さすがは参謀担当、これが火憐ちゃんだったら間違いなくテンパっているところだろうに。
月火「あと……お兄ちゃん」
阿良々木「…………」
月火「……いつまで私のおっぱい触ってるの?」
阿良々木「…………」
テンパっていたのは僕だったらしい。
そして
火憐「に、兄ちゃんと月火ちゃんが……えっ……えっ?」
もっとテンパっている奴が、僕の後ろにもう一人。
月火「むしろなんでお兄ちゃんは私の上に乗っかってるのさ!」
くっ、無茶な問いかけにも関わらず冷静にまともな疑問を投げつけてくるか。
さすがは参謀担当、これが火憐ちゃんだったら間違いなくテンパっているところだろうに。
月火「あと……お兄ちゃん」
阿良々木「…………」
月火「……いつまで私のおっぱい触ってるの?」
阿良々木「…………」
テンパっていたのは僕だったらしい。
そして
火憐「に、兄ちゃんと月火ちゃんが……えっ……えっ?」
もっとテンパっている奴が、僕の後ろにもう一人。
火憐「や、やっぱり兄ちゃん妹と……あたしたちと……!」
阿良々木「ば、馬鹿!これは違うぞ火憐ちゃん!」
火憐「だ、だって兄ちゃん……月火ちゃんを押し倒して……」
阿良々木「…………」
客観的に見れば確かにその通りだと思う。今の僕の状況を見れば誰だって火憐ちゃんと同じように考えるだろう。
ただはっきり言わせてもらいたい。今回ばかりは違うと、こんなラッキースケベなんて望むわけがないと。
て言うより、むしろアンラッキースケベだろこの状況。
阿良々木「よし分かった、今から一つずつ確認してやる。そしてこれが事故であったと証明してやるから」
阿良々木「ば、馬鹿!これは違うぞ火憐ちゃん!」
火憐「だ、だって兄ちゃん……月火ちゃんを押し倒して……」
阿良々木「…………」
客観的に見れば確かにその通りだと思う。今の僕の状況を見れば誰だって火憐ちゃんと同じように考えるだろう。
ただはっきり言わせてもらいたい。今回ばかりは違うと、こんなラッキースケベなんて望むわけがないと。
て言うより、むしろアンラッキースケベだろこの状況。
阿良々木「よし分かった、今から一つずつ確認してやる。そしてこれが事故であったと証明してやるから」
事故証明のためには警察呼ばないと
そういえばありゃりゃぎさんの両親って
そういえばありゃりゃぎさんの両親って
阿良々木「月火ちゃん、今起こったことを端的に教えてやってくれないか?」
月火「扉を開けて飛び出てきたお兄ちゃんが私を押し倒しておっぱい触った」
阿良々木「全てに於いて正しいが全てに於いて間違ってる!?」
表現の自由をこの国が認めてるのは十分に把握しているが、今回ばかりはそれを制限させてもらいたい。
よりにもよって、なんでそんな百人聞いたら百人誤解するような言い方をするんだこの妹は!
月火「でも……私でも驚いたよね、まさかお兄ちゃんがこんな暴れ馬だったなんて」
阿良々木「…………」
……ほほう、なるほど。そういうわけか。この悪意ある物言いから全て理解したぞ妹よ。
そもそも火憐があのアニメを見るように仕向けたのがコイツだった時点で何かきな臭いとは思っていた。
どうやらここまでの流れ、すなわち僕と火憐ちゃんが一緒にアニメを見て気まずくなり
そして僕が扉を開けて逃げようとするところまで、全て計算通りだったと言うわけか。
……何を狙ってやがるこのちっこい妹。
月火「扉を開けて飛び出てきたお兄ちゃんが私を押し倒しておっぱい触った」
阿良々木「全てに於いて正しいが全てに於いて間違ってる!?」
表現の自由をこの国が認めてるのは十分に把握しているが、今回ばかりはそれを制限させてもらいたい。
よりにもよって、なんでそんな百人聞いたら百人誤解するような言い方をするんだこの妹は!
月火「でも……私でも驚いたよね、まさかお兄ちゃんがこんな暴れ馬だったなんて」
阿良々木「…………」
……ほほう、なるほど。そういうわけか。この悪意ある物言いから全て理解したぞ妹よ。
そもそも火憐があのアニメを見るように仕向けたのがコイツだった時点で何かきな臭いとは思っていた。
どうやらここまでの流れ、すなわち僕と火憐ちゃんが一緒にアニメを見て気まずくなり
そして僕が扉を開けて逃げようとするところまで、全て計算通りだったと言うわけか。
……何を狙ってやがるこのちっこい妹。
>>68
途中からCV出川になったどうしてくれる
途中からCV出川になったどうしてくれる
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