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    元スレ美少女「うっせぇハゲ」 男「ハゲてないし」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - 美少女 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 1 :

    「すみません、ポケモン映画の前売り券の引換って……」

    美少「ケルディオ!ケルディオ!」

    館員「ああ、ケルディオの引換は……(なにこれ可愛い)」

    「ここですか?」

    館員「(持って帰りた……)あ、いえ違います、5Fゲームショップで引換を行ってます。ちなみに当館でなくても大丈夫ですよ」

    「なるほど、ありがとうございます」

    美少「ありがとうございます」

    館員「どういたしまして。映画を見る前でも後でも引換できますので、ご安心くださいね」

    美少「はーい!」

    「(かわいい)」

    館員「(かわいい)」

    52 :

    かわいい

    53 = 5 :

    「(かわいい)」

    54 = 41 :

    「(かわいい)」

    55 = 1 :

    「で、映画前に行くんだな」

    美少「まだ時間あるじゃねぇかいいだろ」

    「はいはい」

    美少「……ついたよ!」

    「うんついたね」

    美少「オラ早くいくぞ!骨折るぞ!」

    「わかったわかったひっぱるな」

    56 = 1 :

    「すみません」

    美少「ケルディオ!」

    店員「ああ、映画前売り券の引換ですね?ありがとうございます」

    「はい、こちらです」

    店員「ではDSを起動していただけますか?ゲーム最初の、ふしぎなおくりものの画面で受け取れます」

    スッ

    「(あっ店員さんもDSあるんだ、配布用かな)」

    美少「あれ欲しいな……」ボソ

    店員「すみませんこちら販売してないんですよ(可愛い)」

    「あ、はい大丈夫ですすみません」

    美少「これでいいの?」

    店員「はい、大丈夫ですよ。これでケルディオが届いているはずです」

    美少「ホントだ!」

    「ありがとうございます」

    店員「いえいえ。こちらこそありがとうございます」

    57 = 37 :

    可愛いな
    支援だ

    58 = 1 :

    美少「……」カチカチ

    「……」

    美少「……」カチカチ

    「おい」

    美少「……」カチカチ

    「おーい」グワシ

    美少「なにすんだよ!殺すぞ!」

    「DSやりながら歩くな危ない」

    美少「でもケルディオがかくごのすがたにならない」

    「え、やりかた調べてねぇの?」

    美少「聞いただけなんだよ知るかハゲ」

    「家帰ったら調べんぞ」

    美少「えー今」

    「無理」

    美少「むー!」

    59 = 1 :

    「(可愛い)けど無理だ」

    美少「けど?」

    「あー気にすんな、ホラ映画の階ついたぞ」

    美少「わーい!」

    「(可愛い)」

    美少「あっ」

    「ん?」

    美少「……」

    「……パンフか」

    美少「……別に欲しくねぇし」

    「まだ何にも言ってないぞ」

    美少「うっ、うっせぇハゲ黙れ殺すぞ」

    「欲しいのか?」

    美少「……」

    60 = 1 :

    美少「別に欲しく……」

    「これから」

    美少「ん」

    「今日一日、『殺すぞ』を言わなければ」

    「買ってやろう」

    美少「えっ……」

    「……どうだ」

    美少「……我慢する」ウルウル

    「そこまで無理なの!?」

    美少「無理に決まってんだろ……殺すぞ」ウルウル

    「(涙目!?くっ、ここは心を鬼にして)」

    美少「行くぞ」グス

    「買ってやるから許して、もう耐えられないこの罪悪感」

    美少「マジで!?やった!」

    「くっそ!くっそ!」

    61 = 5 :

    甘ぇよ。

    62 = 3 :

    見た目がよければなんでも許しそうだなこの男

    63 :

    この女はB型だな

    64 = 1 :

    美少「オラ映画始まるぞ!早くしろカス!ボケ!」

    「(死ぬほど楽しそうだ……)わかったわかった」

    係員「半券をこちらにおわたしくださいね(可愛い)」

    美少「はーい!」

    「(可愛い)」

    係員「(可愛い)」

    「(可愛い)」

    警備員「(可愛い)」

    65 = 5 :

    「(かわいい)」

    66 = 63 :

    「(俺ハゲてない)」

    67 = 36 :

    パンフは観終わった後に買う
    それが俺のジャスティス

    68 :

    パンフってなんだよ

    69 = 1 :

    <エイガヲミルトキハ……

    美少「……」ワクワク

    「……」

    ―10分後

    <イケ、ピカチュウ!

    美少「……」ウキウキ

    「……」

    ―さらに30分後

    <ケルディオー!

    美少「……」ハラハラ

    「……」

    ―そこからさらに40分後

    <ウォォォ イケェェー!

    美少「……」ドキドキ

    「……」

    70 :

    やっぱり人間生まれた時に勝ち負け決定してるんだよな

    71 = 1 :

    ―さらにさらに30分後

    <アリガトウ……ミンナ……

    美少「……」ウルウル

    「……」


    ――映画終了。

    「面白い映画だったなぁ。やっぱ流石ポケモンというか、子供向けといっても大人も楽しめるよな」

    美少「は?何がだよ、全然面白くなかったし、ずっと寝てたし」

    「目赤いぞ」

    美少「えっ、は!?ちょ、ちょっと便所!」

    「声大きい」

    「(可愛い)」

    72 = 1 :

    美少「オラ帰るぞ!」ウキウキ

    「あれ?もう帰るのか?」

    美少「当たり前だろ!ケルディオフォルムチェンジさせんだよ!」

    「パフェとか食べないのか」

    美少「えっ」

    「よし、帰ろう帰ろう」

    美少「待てハゲ」

    「……食べたいのか」

    美少「別に」

    「土下座するなら」

    美少「するかボケ」

    「じゃあせめて『お願いします』って言ってみろ」

    美少「嫌だし」

    「なら帰る」

    美少「えっ」

    73 :

    簡単に性格矯正できそう

    74 :

    美少「……」ウルウル

    「もうその手には乗らんぞ!(罪悪感で胸が締め付けられる!!)」

    美少「……え、あ、う」

    「(ああああああああ痛い胸が痛い痛い!」

    美少「……お、おね」

    「(えっ)」

    美少「おね……がい、しま、す……」

    「……」プッツン

    美少「え、何の音」

    「さあ行こうぜえええええええええええ!!!」

    美少「!?」

    「何でも買ってやる!何がいい!?全部!?」

    美少「えっ、ちょ、意味が……」

    「PIYAAAAAAAAAAAAAA!」

    美少「(こ、壊れちゃったよ……どうしよう……)」

    75 = 74 :

    美少「~♪」ホクホク

    「(なんでだろう、途中からの記憶がない)」

    美少「~♪」ウキウキ

    「ま、楽しそうだからいっか」

    美少「はぁ!?冗談じゃねぇし!!全く楽しくねぇし死ね!」

    「じゃあ二度と行かない」

    美少「えっ」

    「あとこのパターンは俺の全敗が決定してるからもういい」

    美少「は?」

    「仕方ねぇな今回だけだぞ」

    美少「意味がわからん」

    「次はどこ行きたい?」

    美少「えっ、連れてってくれんの」

    「可能な範囲ならな」

    美少「……っは!ど、どこも行きたくねぇし死ねハゲ!」

    76 :

    寝れねーじゃねーか!こんな時間にやりやがって
    続けて下さいお願いします

    77 = 74 :

    「すごいムリしてるな」

    美少「してねぇし」

    「嫌ならずっと家で過ごすってのも」

    美少「……」

    「……(あれ?いつもと反応が違うな)」

    美少「(……別にいいかなぁ、それも)」

    「えっと、おーい?」

    美少「なんだよカス」

    「冗談だよ、連れてってやるって」

    美少「あ、そう」

    「(あ、あれ……本気で別にいいのか?)」

    美少「なにわけわかんねぇ顔してんだよ眉毛抜くぞ」

    「いや俺からすればお前の方が……」

    美少「は?死ねよ」

    「……(わけわからん)」

    78 = 74 :

    「ただいまー」

    美少「誰もいねぇだろハゲ死ねよ」

    「お前がおかえりって言ってくれれば」

    美少「えっ」

    「まぁそんな事言うはず」

    美少「お、おか……」

    「えっ」

    美少「言わねぇよ!じじ冗談だよ本気にすんなハゲ死ね!!!」

    「だ、だよな……びっくりした」

    美少「……っち、死ねよハゲ」

    「いつか言ってほしいけどな」

    美少「えっ」

    「え?」

    美少「死ね」

    「なんで!?」

    79 :

    設定は脳内か

    80 = 74 :

    「あ、そろそろ時間か、ちょうどいいな」

    美少「あ」

    ピンポーン

    「はいはい」

    ガチャ

    美少「すみません、もしかしてウチの子が……」

    美少「おかえり、お母さん」

    美少「やっぱり!いつもすみませんねぇ」

    「いえいえ、どうせヒマですから」

    美少「ありがとうございます」

    美少「いつもありがとうございます」

    「いえいえ」

    美少「よーし帰るよ。今日はハンバーグだよ」

    美少「わーい!」

    ガチャン……

    81 = 74 :

    「……母の前では、年相応の、可愛らしい女の子のハズなんだがな」

    「さって、バイトの支度でもするかね」

    ガサゴソ


    ――――


    美少「今日も楽しかった?」

    美少「うん!まずオセロやってチェスやって人生ゲームやってマリオカートやってね……」

    美少「そんなに!?」

    美少「あと将棋とモノポリーと囲碁と」

    美少「これは本当に今度何か持っていかないと……」

    83 = 74 :

    後輩「というわけで、明日代わってもらえませんか?」

    「……むーん、流石にお祭りじゃ仕方ないな。楽しんでこい」

    後輩「ザッス!アザッス!」

    「……あ、お前明日って昼のシフトだっけ?」

    後輩「そうですけど?」

    「そっか……」

    後輩「どうかしましたか?」

    「ん?いや別に」

    後輩「このご恩は忘れません!」

    「仕事早くしてくれたら何も言わないよ」

    後輩「が、頑張りますっす!」

    84 :

    お祭りはさすがに仕方ないのか

    85 = 74 :

    美少「ふふ……」

    美少「明日は何して遊ぼうかな」

    美少「今日は対戦ばっかりだったから、たまには協力してあげてもいいかな?」

    美少「ケルディオとか……ついにかくごのすがたになったし」

    美少「見せたらあいつ、きっとびっくりするな」

    美少「あいつが腰抜かしたら超笑ってやろ」

    美少「ふふ……へへ……」



    美少「(最近娘の部屋から話声が聞こえる……)」

    86 = 74 :

    prrrr

    美少「ん?こんな時間に誰かしら?」

    ガチャ

    美少「もしもし?」

    『もしもし、夜分遅くすみません』

    美少「ああ、どうも!どうかなされました?」

    『ええ、実はですね……』

    87 = 74 :

    ピピピピピ!  ピピピピピ!

    ミーンミンミンミン

    美少「ふあ……」

    美少「もうお昼かぁ」

    美少「ちょっと寝過ぎたかな?」

    美少「あ、あいつん家に急にいってやろ!」

    美少「それで、アイツのお昼ご飯かっぱらってやるんだ!」

    美少「……」 ベタァ

    美少「そ、その前にシャワー浴びようかな。すごい寝汗……」

    88 :

    あぁもうだめだ、可愛すぎて禿げ上がる

    89 = 74 :

    このスレハゲおおいな

    91 :

    なんかこのスレ毛がいっぱい落ちてる・・・

    92 = 74 :

    美少「……ど、どうかな?変じゃないかな?」

    美少「ちょ、ちょっとくらいおめかししても、バレないよね」

    美少「あ、あんな鈍感野郎が……気づくわけないよね」

    美少「大丈夫、大丈夫……」ゴクリ

    美少「よーし、出発!」

    ガチャ

    バタム

    美少「といってもお隣なんだけど」

    ピンポーン

    美少「……」

    美少「……あれ?」

    美少「寝てるのかな」

    ピンポーン

    ピンポーン

    93 = 91 :

    ざわ・・・

    94 = 74 :

    美少「……電話かけたら起きるかな?」

    ガチャ

    バタン

    ピッピッピ

    プルルルル……

    美少「……」

    美少「……」

    タダイマ ルスニシテオリマス
    デンワノカタハ、ピーットイウ……

    美少「もうあのハゲ、どんだけ目覚め悪いんだよ!」

    グー

    美少「……おなかすいた」

    美少「リビングになにかあるかな」

    テクテク

    96 = 91 :

    「お隣さんなら引っ越しましたよ」

    97 = 74 :

    美少「……あ、1000円みっけ」

    美少「お昼代ってことかぁ」

    美少「置手紙までわざわざ。全く、お母さんったら過保護なんだから……」


    1000円おいておきます お昼は何か買って食べてね

    あと、お隣さんは今日急にお昼のアルバイトが入ったそうで、今日は夕方までいないそうです。


    美少「……えっ?」

    98 = 74 :

    美少「……あ、そうなんだ」

    美少「……ふーん」

    美少「……まぁ、アイツだって人間だし」

    美少「そりゃあ、いないことくらいあるよね」

    美少「……うん」

    美少「……いつもみたいに、一人で遊べばいいだけだし」

    美少「1000円あるから、お菓子だって買い放題だし……」

    美少「別に、何も……」

    美少「……」

    美少「……」

    美少「……」

    99 :

    かわいい

    100 = 91 :

    >>98
    >美少「1000円あるから、お菓子だって買い放題だし……」


    まだまだ小娘だな


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