元スレ美少女「うっせぇハゲ」 男「ハゲてないし」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
151 :
おもろい、はよはよ
152 = 74 :
美少女「本当は嫌なんだよ、女の子らしい、ちゃんとした喋り方なんて」
男「……」
美少女「本当は汚い言葉をいっぱい使いたい、クラスメイトにだって、友達にだって死ねって言いたい」
美少女「でも皆私の事を怒るんだ」
男「……」
美少女「怒られて……そのうち、何もかも、なくなっちゃうって、お母さんが」
男「……なるほどなぁ」
美少女「でもお前は」
男「おう」
美少女「いなくならなかった」
男「(まぁそりゃ、そうそう引っ越しなんてできないしな)」
美少女「あんなにひどい事言ったのに、笑いながら話しかけてきてくれて」
男「ボロクソだったな」
美少女「ゲームとかで、私がひっくり返したり、電源抜いても怒らなくて……」
男「忍耐力大切」
153 = 74 :
美少女「いちいち茶々入れんなよカス黙って聞いてろハゲ死ね!!」
男「ええ!?お、おう」
美少女「だから、だからな!」
男「おう」
美少女「……そのアレだ」
男「……うん」
美少女「……」
男「……」
美少女「……察しろ死ね!殺すぞ!!」
男「何で!?」
チュッ
男「……ッ!?」
美少女「……ぷは」
154 :
俺「!?」
155 = 74 :
美少女「……察せた?」
男「……ええと、うん?」
美少女「……察しろ死ね!!」
男「あ、はい!」
美少女「……」
ギュッ
男「……おう?」
美少女「き……」
男「き?」
美少女「今日は、このまま、ふ、ふたりで……おまつり」
男「……あ、はい」
美少女「オラ行くぞ!!ついてこい殺すぞ!」
男「いや言われなくても手ぇ握られてるからっていたいいたいいたい」
ズルズルズルズル……
156 :
おまわりさんこっちです
157 = 74 :
美少女「ただいま!」
美少女母「お帰り、楽しかった?」
美少女「うん!」
美少女母「……あら?」
男「あ、どうも、お邪魔します」
美少女母「あらおかえりなさい。どうしました?」
男「(おかえり?)いや、この子が一言言いたいらしくて」
美少女「……」ドキドキ
美少女母「一言?あらあらうふふ……」
男「がんばれ」
美少女「うん」
美少女母「(孫の顔が思ったより早く見れそうで嬉しい)」
美少女「おいババァ!!」
美少女母「えっ?」
158 :
えっ
160 :
ほお
161 = 74 :
美少女「死ねボケナス!!チビ!ナス!爪折るぞコラ!」
美少女母「……えっ?えっ?」
男「……もういいぞ」
美少女「……ふぅ!すっきり!」
美少女母「あの、これはどういう……」ウルウル
男「あああ違うんです!これはなんというか……本心というか」
美少女母「本心!?」ガーン!!
男「違います!誤解激しいです!」
美少女「いいよ」
男「お?」
美少女「お母さん」
美少女母「あ、ああいつものいとしいわが子に……」
美少女「さっきのは本音」
美少女母「ウワアアアアアア!!」ガクッ
男「お母さぁぁぁん!」
162 :
俺「ウワアアアアアア!!」ガクッ
165 = 74 :
美少女母「えっ?お義母さん?」
男「言ってません」
美少女「お前喋んな、私喋ってるだろが」
男「ごめん」
美少女「あのね、お母さん、さっきのは本音」
美少女母「……!……!」
美少女「だけど」
美少女母「……だけど?」
美少女「私を生んでくれたことも、こうやって育て来てくれたことも、全部全部、感謝してるし、
お母さんが大好きなのも、本当」
美少女母「……はい?つまり?」
男「……要は、こっちが素ってことなんです」
美少女母「……素?」
美少女「うん、死ねとかボケとか、普段は怒られるから使わない。
でもどうしても使いたくって使いたくってしょうがなかった」
美少女母「……」
166 :
ふむ
167 :
俺もチンコどうしてもどうしても使いたいんだけどどうしたらいい?
168 = 74 :
美少女「本当はもっとわがまま言いたい、皆が泣くような言葉を使いたい。
でもちゃんと我慢してるの」
美少女母「……そうなの」
男「だから……」
美少女「お願い、お母さん。ちょっとだけ、ちょっとだけでいいの……」
美少女母「……」
美少女「私の……さ、こんなひどい悪口でも、許してくれないかな」
美少女母「……ばかねぇ」
美少女「馬鹿はテメェだろ!!」
男「おい今逆ギレするところじゃない!」
美少女「あっごめんなさい!」
美少女母「娘の言う事を否定する親がどこにいるもんですか」
美少女「……!(親父は否定したけど)」
男「(言うなよ!絶対言うなよ!!)」
美少女母「そりゃあ人様の前ではちゃんとしてほしい、それはもちろんよ?」
169 = 91 :
大阪に引っ越そう(提案)
170 = 135 :
>>169
なんや?
171 = 74 :
美少女「……」
美少女母「外に出たら、貴方は一人の『女の子』なの。口汚い言葉なんて、使わないほうがいいに決まってるわ」
美少女母「でもね」
美少女母「家の中では、私の可愛い『一人娘』なの」
美少女母「どんなワガママも、どんな悪口も」
美少女母「喜んで……とは言えないけど、ちゃんと受け止めることくらいできるわよ」
美少女「……ババァ」
男「(感動台無しだよ)」
美少女母「本当に、お父さんにそっくりねぇ」
美少女「え」
男「え」
172 = 91 :
>>170
なんやねん
173 = 119 :
>>172
やんのか?
174 :
なんやなんや
175 = 134 :
>>170
飴ちゃんほしいんかい?
176 = 143 :
あー可愛い ちょ出版社押さえとけよ
177 :
>>172,173
なんやお前ら、なんやあったんか?
179 = 91 :
なんなんや・・・
180 = 131 :
なんやねん
181 = 74 :
男「おい話が違うぞ」
美少女「私もだよ喋んなカス」
美少女母「あの人もね、本当はすごく口が悪くてワガママなの」
美少女「えー……?あの堅物が?」
美少女母「高校の頃はそれはそれは恐ろしいヤンキーだったわ」
男「(遺伝かよ)」
美少女「マジか……」
美少女母「でも一本筋は通ってるいい人だったわ。
お母さんとはぐれた私を、交番まで連れて行ってくれたもの」
男「(親父さんが当時18だとすると4歳か……)」
美少女「(お母さんもしかしてその頃から親父のことを……?)」
美少女母「でも、やっぱり社会に出てからはしっかりとした口調を強制されるようになってね。
あの人も大変だったみたい。いつも私に愚痴をこぼしてたもの」
男「(ちなみに親父さん23だとしても9歳です)」
美少女「(本当にどうやって出会ったのか気になる)」
182 = 74 :
美少女母「だからあなたも、その口調を使うことを止めろとは言わないわ。
でも、使う人を一人に決めて、その人の前だけでなら、使っていいわよ」
美少女「……」コクッ
男「……ん?」
美少女「お母さんにも、たまにつかっていい?」
美少女母「もちろんよ。親は一人にカウントしないわ。『家族』ってくくりでもカウントしないけど……
家族は増えた時は、家族だけにしなさいね」
美少女「わかった」
男「ん?」
美少女母「……さて!」
男「あれ?どうかしました?」
美少女母「いや私、これから高校の頃の有人と飲み会があるんです」
男「はぁ!?」
美少女母「オールするんで明日の朝まで帰ってきません」
美少女「えー!今日どうするんだよ!オイ!」
美少女母「え?お隣さんいるじゃない」
183 = 162 :
9歳の娘に新入社員が愚痴とかシュールだなwww
184 = 91 :
一人でお留守番でいいんじゃないんですかねぇ・・・(歯ぎしり)
185 :
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186 = 74 :
美少女「あ、そっか」
男「おいそっかじゃないだろ」
美少女「うっせぇ黙れ喋んなカス殺すぞ」
男「……」
美少女母「じゃあ行ってきま~す♪布団はちゃんと敷いてあるから(一枚)
ちゃんと暖かくして寝るのよ!」
ガチャ
バタン
男「……えぇー」
美少女「さ、メシ食って寝ようぜ」
男「仕方ねぇな」
美少女「は?『ごちそうになりますありがとうございます』だろ?敬意が足りないやりなおし」
男「いやムリ、じゃあ帰るわ」
美少女「えっ」
男「その手には」
美少女「……」ウルウル ←しかも本当に目赤い
187 = 160 :
エロ展開くるか
188 = 74 :
男「くっそおお!!ごちそうになりますありがとうございます!」
美少女「はいはい。召し上がれ♪」
男「お前が作ったわけじゃないだろ……」
美少女「うっせぇハゲ文句言うならなしな」
男「わかったわかった!」
美少女「~♪」
男「(本当に、楽しそうだな……)」
189 :
しえん
190 = 91 :
男は実際にハゲているのかどうなのか、そこが問題だ
191 = 135 :
たぶん禿げててもカッコいい禿げ方なんだろ
193 = 160 :
>>190
お前みたいにツルッパゲではないだろ流石に
194 = 74 :
美少女「ごちそうさまでした!」
男「皿くらい洗えよ」
美少女「めんどい洗え」
男「ちっ仕方ねぇな」
美少女「……仕方ねぇな手伝ってやる」
男「なんだ、どういう風の吹き回しだ?」
美少女「……別に!!死ね!」
男「何でだ!?」
美少女「うっさい黙れ死ね!包丁で手首切るぞ!」
男「こわいわ!」
195 = 143 :
いいよお俺が洗ってやるよお 体も洗ってあげる
196 = 74 :
美少女「よーし寝……あ!!」
男「……ん?どした」
美少女「そこで待ってろ!!ぶっ殺すから!」
男「え!?待ってるけど殺さないで!」
タッタタタ……
タッタッタ……
美少女「みて!これ!色違い!!今日出たの!すげぇだろ敬え!」
男「えええ!?マジ!?すっげぇええええええええええ!!!」
美少女「……えへ!」
男「すげぇなぁ、野生産なんてめったにみれねぇぞ、大切にしろ」
美少女「あげてもいいけど」
男「え!?いやでも……うーん、いいよ!」
美少女「いらないのか?」
男「いいや、大切な思い出だ、とっときな」
美少女「思い出……」
197 :
俺「思い出……」
198 = 91 :
>>193
うるせーハゲデブ
199 = 74 :
男「(俺かっこいい事いったな、これは褒められてもおかしくない」
美少女「ねぇハゲ」
男「ハゲじゃないぞ」
美少女「……ばーか!!」
男「は!?」
美少女「バーカ!バーカ!さっさと死ね!ボケ!」
男「なんだよ!なんだよー!」
美少女「うっせぇバーカ!ハゲ!死ね!!」
キャッキャ
男「……(なんて楽しそうに罵るんだよ、これ怒れない)」
美少女「おら!さっさと寝るぞハゲ!早く寝ないとホントにハゲるぞ!!」
男「ハゲねぇし!!ハゲてないし!!俺はこれからもずっとふさふさだし!」
美少女「うっせぇ!黙れハゲ!!」
チュッ
終われ
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