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元スレ日向「僕の食べかけのアイスが盗まれた」
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九頭龍「そもそも左右田が犯人だとわかったのは”左右田だけが犯行時のアリバイが不明”だったからだ。他に疑いようがねぇよ!」
日向「ちょっと待った!アリバイが不明ってところだけど、まだ少し不透明なところがあると思う」
ソニア「不透明…ですか?」
輝々「僕の下半身は残念ながらCEROレーティング的に不透明だけどね」キリッ
日向「ちょっと待った!アリバイが不明ってところだけど、まだ少し不透明なところがあると思う」
ソニア「不透明…ですか?」
輝々「僕の下半身は残念ながらCEROレーティング的に不透明だけどね」キリッ
ペコ「しかし、左右田と格闘家たち以外はみなコテージかプールサイド、ホテルにいた。
コテージの連中は小泉の写真ではっきりしている」
小泉「私はその写真をプールサイドで撮ったわけで、その時一緒だった九頭龍とペコちゃんの写真もある。
あ、ペコちゃんに私が撮ってもらったやつもあったっけ」
十神「格闘家共はお互いにお互いが証言者となっている。
つまりコテージにいた人間とプールサイドにいた人間、そして格闘家共は全員シロだということだ」
罪木「つ、つまり、怪しいのはホテルにいた人間…と、その、そ、左右田さん、ということに…」オドオド
コテージの連中は小泉の写真ではっきりしている」
小泉「私はその写真をプールサイドで撮ったわけで、その時一緒だった九頭龍とペコちゃんの写真もある。
あ、ペコちゃんに私が撮ってもらったやつもあったっけ」
十神「格闘家共はお互いにお互いが証言者となっている。
つまりコテージにいた人間とプールサイドにいた人間、そして格闘家共は全員シロだということだ」
罪木「つ、つまり、怪しいのはホテルにいた人間…と、その、そ、左右田さん、ということに…」オドオド
七海「…ホテルにいた人のアリバイはすでに議論したよね?」
輝々「そう!僕は鍋の件!七海ちゃんはゲームのログの件だね!」
澪田「てことはホテルにもプールサイドにもコテージにもいなかった人が犯人ってことっすねー!」
西園寺「そうだよねー、左右田おにぃ!あ、変態って呼んだほうが喜ぶのかなー?」
輝々「そう!僕は鍋の件!七海ちゃんはゲームのログの件だね!」
澪田「てことはホテルにもプールサイドにもコテージにもいなかった人が犯人ってことっすねー!」
西園寺「そうだよねー、左右田おにぃ!あ、変態って呼んだほうが喜ぶのかなー?」
狛枝「差があるよね」ボソッ
日向「えっ?」
狛枝「このアリバイはいくつかの種類に分類できる」
日向「アリバイの…種類?」
日向「えっ?」
狛枝「このアリバイはいくつかの種類に分類できる」
日向「アリバイの…種類?」
閃きアナグラム(改)!!
日向「そうか!アリバイの根拠だ!」カッ
日向「このアリバイには自己証言、写真、そして第三者による証言の3種類に分類できる!」
日向「そうか!アリバイの根拠だ!」カッ
日向「このアリバイには自己証言、写真、そして第三者による証言の3種類に分類できる!」
ソニア「つまり、左右田さんのアリバイが自己証言」
十神「コテージとプールサイドのアリバイが写真」
狛枝「ホテルと格闘家2人のアリバイが第三者による証言、だね」
十神「コテージとプールサイドのアリバイが写真」
狛枝「ホテルと格闘家2人のアリバイが第三者による証言、だね」
田中「ふ、フハハハハ!他人や写真などただの幻影!真に信じられるは己のみ!!」
十神「フン、そんなわけがあるか。一番アリバイとして怪しいのは自己証言だ」
ペコ「逆に一番信頼できるアリバイは写真」
左右田「しゃ、写真だって編集するくらいできんだろーがよ!」
十神「フン、そんなわけがあるか。一番アリバイとして怪しいのは自己証言だ」
ペコ「逆に一番信頼できるアリバイは写真」
左右田「しゃ、写真だって編集するくらいできんだろーがよ!」
西園寺「なに?変態のくせに小泉おねぇの写真にケチつける気?」
九頭龍「小泉の写真はデジカメで撮られたもんだ。俺らはデジカメごしにそれを見た。
編集するとなると一度パソコンにでも出さないと不可能だろ」
小泉「言っとくけど、私の部屋にパソコンなんてないからね?」
猫丸「うむ、プールサイドとコテージにいた連中は間違いなくシロだというわけじゃな」ガハハ
九頭龍「小泉の写真はデジカメで撮られたもんだ。俺らはデジカメごしにそれを見た。
編集するとなると一度パソコンにでも出さないと不可能だろ」
小泉「言っとくけど、私の部屋にパソコンなんてないからね?」
猫丸「うむ、プールサイドとコテージにいた連中は間違いなくシロだというわけじゃな」ガハハ
左右田「ちょい待ち!第三者の証言が弱いってんなら格闘家2人もそうじゃねーか!」
終里「なんだてめー俺らを疑うってんのかよ!」
左右田「い、いや、そういう訳じゃねーけどよ…」
ペコ「しかし彼らはホテルの連中とは違い互いに合っていたわけだ」
猫丸「それにわしらがおったのは海岸じゃ。アイスを取りに行くにはむかん場所じゃあ」
終里「なんだてめー俺らを疑うってんのかよ!」
左右田「い、いや、そういう訳じゃねーけどよ…」
ペコ「しかし彼らはホテルの連中とは違い互いに合っていたわけだ」
猫丸「それにわしらがおったのは海岸じゃ。アイスを取りに行くにはむかん場所じゃあ」
狛枝「とりあえず彼らのことは無関係だとして考えてみたほうがよさそうだね」
日向「じゃ、じゃあ整理すると、疑わしいのは自己証言の左右田と、第三者の証言のホテル組ってことになる」
七海「…あれ?花村クンはともかく私は違うよ?ゲームのログは第三者の証言とは言えないんじゃないかな?」
輝々「花村クンはともかく…」ズーン
九頭龍「確かに、ゲームっつったらコンピュータだからな。写真と同じくらい正確なんじゃねーのか?」
日向「じゃ、じゃあ整理すると、疑わしいのは自己証言の左右田と、第三者の証言のホテル組ってことになる」
七海「…あれ?花村クンはともかく私は違うよ?ゲームのログは第三者の証言とは言えないんじゃないかな?」
輝々「花村クンはともかく…」ズーン
九頭龍「確かに、ゲームっつったらコンピュータだからな。写真と同じくらい正確なんじゃねーのか?」
狛枝「そうだね、ゲームのログは正確だ。
犯行時刻、誰かがゲームをしていたことは間違いないと思うよ」
日向(あれ、今少し違和感が)
日向「”誰か”がゲームをしていた…?」
日向「つまり、”誰が”ゲームをしていたのかは不透明なんだ」
犯行時刻、誰かがゲームをしていたことは間違いないと思うよ」
日向(あれ、今少し違和感が)
日向「”誰か”がゲームをしていた…?」
日向「つまり、”誰が”ゲームをしていたのかは不透明なんだ」
七海「…日向クン?」
日向「つまりこのアリバイは3種類じゃない!
”誰か”を特定できない不透明なアリバイという例外的なアリバイを含めた4種類のアリバイに分類できるんだ!」
小泉「ちょっと待ってよ。確かに誰がゲームをしていたかはわからないけど、
誰かは確実にその時間ゲームをしていたわけでしょ?」
十神「仮に七海が犯人だとすると、誰がゲームをしていたのか、という疑問が残る」
日向「つまりこのアリバイは3種類じゃない!
”誰か”を特定できない不透明なアリバイという例外的なアリバイを含めた4種類のアリバイに分類できるんだ!」
小泉「ちょっと待ってよ。確かに誰がゲームをしていたかはわからないけど、
誰かは確実にその時間ゲームをしていたわけでしょ?」
十神「仮に七海が犯人だとすると、誰がゲームをしていたのか、という疑問が残る」
澪田「そりゃー残りのアリバイが不透明な2人のどっちかじゃないっすかー?」
十神「そうなると、共犯というわけだ」
九頭龍「こんな気色の悪いことをした人間が2人もいるってのは、ちょっと考えたくねーな」ヘッ
輝々「そもそもこれはプラトニックな愛のカタチなんだよ。それを2人でやるだなんて、考えられないね」
十神「そうなると、共犯というわけだ」
九頭龍「こんな気色の悪いことをした人間が2人もいるってのは、ちょっと考えたくねーな」ヘッ
輝々「そもそもこれはプラトニックな愛のカタチなんだよ。それを2人でやるだなんて、考えられないね」
狛枝「とりあえず、確認のしようがないんだし、この3人は同列に扱うべきなんじゃないのかな?」
左右田「そーだそーだ!不公平だ!」
西園寺「あれー?どうしたんですか変態さん?自分の容疑が薄れたから喜んでるんですかー?
怪しいですねー?やましいことでもあるんですかねー?」
左右田「ち、ちげーよ!」
左右田「そーだそーだ!不公平だ!」
西園寺「あれー?どうしたんですか変態さん?自分の容疑が薄れたから喜んでるんですかー?
怪しいですねー?やましいことでもあるんですかねー?」
左右田「ち、ちげーよ!」
狛枝「こんなところで議論してても埒が明かないし、とりあえずホテルの方に行ってみない?」
ペコ「確かに。我々はまだゲームのログが本当に残っているかも確かめていない」
猫丸「厨房の鍋の焦げ付きもじゃあ!」
七海「…無駄だと、思うけど」ムー
ペコ「確かに。我々はまだゲームのログが本当に残っているかも確かめていない」
猫丸「厨房の鍋の焦げ付きもじゃあ!」
七海「…無駄だと、思うけど」ムー
連打コントローラーとかで無限レベルアップできたRPGもあるし
そっちの線かな
そっちの線かな
澪田「あっれー!確かに昨日の夜誰かがゲームしてたみたいっすねー!…かなりずっと」ウヘー
十神「七海と共に厨房の鍋も見てきてやった。フン、だいぶ焦げ付いているようだったな」
七海「…うん、やっぱり昨日よりも焦げ付きがひどくなってるみたい、だったよ」
九頭龍「結局ふりだしだな」
十神「七海と共に厨房の鍋も見てきてやった。フン、だいぶ焦げ付いているようだったな」
七海「…うん、やっぱり昨日よりも焦げ付きがひどくなってるみたい、だったよ」
九頭龍「結局ふりだしだな」
西園寺「というか怪しさで言ったら花村おにぃの方なんじゃないの?」
罪木「た、確かに、その、だ、男性の方もいけるんですよね…?
……そういうのはリアルだとやっぱりちょっとアレですけども」ブツブツ
輝々「へ?へ?へ?い、いや、だから!!僕はずっと言ってるでしょ!
こういうのは当人の許諾を得るべきだって!」
西園寺「なんでそんな必死になってんのー?あっやしー」
罪木「た、確かに、その、だ、男性の方もいけるんですよね…?
……そういうのはリアルだとやっぱりちょっとアレですけども」ブツブツ
輝々「へ?へ?へ?い、いや、だから!!僕はずっと言ってるでしょ!
こういうのは当人の許諾を得るべきだって!」
西園寺「なんでそんな必死になってんのー?あっやしー」
ペコ「アリバイにしてもそうだな。鍋の焦げ付きなら鍋を煮た状態で厨房を離れれば済む話だ」
輝々「は!?今なんて言った?鍋を煮た状態で持ち場を離れる?あぁ!?」
輝々「そったことったら火事ば起きるべよ!
食堂ばちんさいごぎゃあわらもんだらっちいば!
んだぁ?こんそがぁこといいちけぇばってんだら!?」
狛枝「…モノミ」パンパン
輝々「は!?今なんて言った?鍋を煮た状態で持ち場を離れる?あぁ!?」
輝々「そったことったら火事ば起きるべよ!
食堂ばちんさいごぎゃあわらもんだらっちいば!
んだぁ?こんそがぁこといいちけぇばってんだら!?」
狛枝「…モノミ」パンパン
モノミ「はーい!うわぁ!花村クンがすんごい形相!!」
狛枝「えーっと、彼、なんて言ってる?」
モノミ「んーっと、『そんなことしたら火事になる!
食堂とか小さな場所でそんなことしたら一発だ!
超高校級の料理人がそんなことすることがあるかいボケェ!』でちゅ」
日向「…花村はどこの出身なんだよ」
狛枝「えーっと、彼、なんて言ってる?」
モノミ「んーっと、『そんなことしたら火事になる!
食堂とか小さな場所でそんなことしたら一発だ!
超高校級の料理人がそんなことすることがあるかいボケェ!』でちゅ」
日向「…花村はどこの出身なんだよ」
狛枝「確かに『超高校級の料理人』の行動としてはお粗末だよね」
日向「それで決めつけていいわけない!これだって自己証言だろ?」
左右田「そーだそーだ!不公平だ!」
西園寺「左右田おにぃ、会話についていけないからって、
そればっかり言うのは止めたほうがいいよ?馬鹿みたいに見えるから」ププ
日向「それで決めつけていいわけない!これだって自己証言だろ?」
左右田「そーだそーだ!不公平だ!」
西園寺「左右田おにぃ、会話についていけないからって、
そればっかり言うのは止めたほうがいいよ?馬鹿みたいに見えるから」ププ
>>76
そのまんまだ!
そのまんまだ!
輝々「あ!ちょっと待って!」
狛枝「あ、口調が戻った」
輝々「そう言えば昨晩朝の料理の仕込みをしてた時、
燻製を作ってたら煙を出しすぎて警報機が作動したんだ!」
七海「…」
狛枝「あ、口調が戻った」
輝々「そう言えば昨晩朝の料理の仕込みをしてた時、
燻製を作ってたら煙を出しすぎて警報機が作動したんだ!」
七海「…」
輝々「その時びっくりしたんだけど料理人、いや、
超高校級の料理人として毅然と素早く滑らかに警報機を止めたんだ。
それも何かログとか残ってないかな?」
狛枝「…モノクマ」パンパン
モノクマ「よばれてとびでて!モノクマくん」テテーン
日向(狛枝、やけにモノクマやモノミの扱いに長けている。いや、慣れたというべきか…)
超高校級の料理人として毅然と素早く滑らかに警報機を止めたんだ。
それも何かログとか残ってないかな?」
狛枝「…モノクマ」パンパン
モノクマ「よばれてとびでて!モノクマくん」テテーン
日向(狛枝、やけにモノクマやモノミの扱いに長けている。いや、慣れたというべきか…)
モノクマ「まぁ僕は生徒思いの学園長ですから。
警報機が作動したかどうかくらい答えてやるのが世の情け」
モノクマ「えーっと、うん、昨日の夜9時頃に厨房の警報機が作動してるね」
モノクマ「うぷぷぷ、つまり花村クンは犯人じゃないのかな?うぷぷぷぷ」
モノクマ「あれれ?なんでモノミがこんなとこにいるのさ」
モノミ「あんたが引っ張ってきたんでしょー!」
モノクマ「まっちなさーい!」ヒュンッ
モノミ「あーれー」ヒュンッ
警報機が作動したかどうかくらい答えてやるのが世の情け」
モノクマ「えーっと、うん、昨日の夜9時頃に厨房の警報機が作動してるね」
モノクマ「うぷぷぷ、つまり花村クンは犯人じゃないのかな?うぷぷぷぷ」
モノクマ「あれれ?なんでモノミがこんなとこにいるのさ」
モノミ「あんたが引っ張ってきたんでしょー!」
モノクマ「まっちなさーい!」ヒュンッ
モノミ「あーれー」ヒュンッ
日向「えっと、とにかく、花村のアリバイは立証されたか」
七海「…えっと、それはおかしいよね?」
七海「確かにその時間厨房に人がいたみたいだけど、それも誰なのかは不透明だよ」
十神「フン、それはない。さっき厨房を見た時に警報機も確認したが、あれは鍵がかかっていた」
輝々「あー、これだね?」チリン
十神「この鍵は初日に厨房を花村に任せる意味で渡したものだ」
十神「貴様らもそれは覚えているはずだ」
七海「…えっと、それはおかしいよね?」
七海「確かにその時間厨房に人がいたみたいだけど、それも誰なのかは不透明だよ」
十神「フン、それはない。さっき厨房を見た時に警報機も確認したが、あれは鍵がかかっていた」
輝々「あー、これだね?」チリン
十神「この鍵は初日に厨房を花村に任せる意味で渡したものだ」
十神「貴様らもそれは覚えているはずだ」
日向「花村、その鍵は確かに昨日の夜から今まで持っていたんだよな?」
輝々「もちろんさ、厨房を任されるのはシェフとしての最高の誉れ」
輝々「肌身離さず常に持ち歩いているよ」ンフフ
狛枝「うん、花村クンのアリバイは警報機の作動という客観性が認められるね。シロでいいんじゃないかな」
輝々「だから何度も言ってるんだよ!アブノーマルな趣向ほど当人の許諾を得るべきなんだと!」
輝々「もちろんさ、厨房を任されるのはシェフとしての最高の誉れ」
輝々「肌身離さず常に持ち歩いているよ」ンフフ
狛枝「うん、花村クンのアリバイは警報機の作動という客観性が認められるね。シロでいいんじゃないかな」
輝々「だから何度も言ってるんだよ!アブノーマルな趣向ほど当人の許諾を得るべきなんだと!」
日向「つまり、残るは…」
狛枝「七海さんと左右田クンだね」
九頭龍「七海はゲームのログという不透明ではあるが一応のアリバイがある」
九頭龍「しかし、左右田は自己証言のみだ」
十神「疑わしさで考えるのなら、左右田だな」
狛枝「七海さんと左右田クンだね」
九頭龍「七海はゲームのログという不透明ではあるが一応のアリバイがある」
九頭龍「しかし、左右田は自己証言のみだ」
十神「疑わしさで考えるのなら、左右田だな」
終里「そういえばよ、さっきから何の話をしてんだ?」
左右田「…お前、それすら理解してなかったのかよ」
狛枝「泥棒の犯人探しだね。昨晩の左右田クンと七海さんのアリバイについて話し合ってる」
終里「ん?左右田?左右田なら昨日空港の方へ歩いてたよな」
左右田「…………………あ?」
左右田「…お前、それすら理解してなかったのかよ」
狛枝「泥棒の犯人探しだね。昨晩の左右田クンと七海さんのアリバイについて話し合ってる」
終里「ん?左右田?左右田なら昨日空港の方へ歩いてたよな」
左右田「…………………あ?」
左右田「え?ちょ?えっ、ちょっ、ちょいちょいちょい!それ!それ!み、見かけたのか?」
終里「なんだよ、自分のことだろ?」
終里「トレーニング場の海岸からは空港は見えねぇけど、そこを通る道くらいは見えるからよ」
日向「それは間違いなく昨日の夜なんだな?」
終里「あぁ、左右田が空港の方へ歩いて行ってんのを昨日の夜に見たぜ?」
左右田「さ、先に言えよ」ヘナヘナ
終里「なんだよ、自分のことだろ?」
終里「トレーニング場の海岸からは空港は見えねぇけど、そこを通る道くらいは見えるからよ」
日向「それは間違いなく昨日の夜なんだな?」
終里「あぁ、左右田が空港の方へ歩いて行ってんのを昨日の夜に見たぜ?」
左右田「さ、先に言えよ」ヘナヘナ
七海「…あれ、困っちゃったね。これで不透明なのは私だけ」
七海「…でも、ゲームのログから考えると誰かがあの時間ゲームしてることは確かだよね」
日向「そ、そうか!仮に七海が犯人だとしてもその間にゲームをする人間なんていないのか!」
七海「…仮にだとしても面白い話じゃないね」ムー
九頭龍「いや、待て。鍋をずっと煮て放置するみたいな感じで、
誰もいねーけどゲームをしてるようにすることくらいはできんじゃねーのか?」
七海「…ゲームは思考が伴うからね。現実的じゃない、と思うよ」
七海「…でも、ゲームのログから考えると誰かがあの時間ゲームしてることは確かだよね」
日向「そ、そうか!仮に七海が犯人だとしてもその間にゲームをする人間なんていないのか!」
七海「…仮にだとしても面白い話じゃないね」ムー
九頭龍「いや、待て。鍋をずっと煮て放置するみたいな感じで、
誰もいねーけどゲームをしてるようにすることくらいはできんじゃねーのか?」
七海「…ゲームは思考が伴うからね。現実的じゃない、と思うよ」
左右田「つまり全員のアリバイがある状態でアイスが盗まれたってわけか?」
狛枝「正しくは、七海さん以外の全員のアリバイが明らかになったことで、
七海さんのアリバイが確からしくなったってとこだね」
九頭龍「んだよ、もったいぶりやがって」
九頭龍「そりゃあ”全員のアリバイが明らかになったことと一緒”じゃねーか!」
日向「それは違う!七海のアリバイとそれ以外のアリバイは違う種類のアリバイだ!」
狛枝「正しくは、七海さん以外の全員のアリバイが明らかになったことで、
七海さんのアリバイが確からしくなったってとこだね」
九頭龍「んだよ、もったいぶりやがって」
九頭龍「そりゃあ”全員のアリバイが明らかになったことと一緒”じゃねーか!」
日向「それは違う!七海のアリバイとそれ以外のアリバイは違う種類のアリバイだ!」
左右田「まーたアリバイの種類かよ」
日向「今回のアリバイで異なるのはアリバイ自体じゃない」
日向「それの成り立ち、つまり方法論だ」
罪木「方法…論?」
十神「七海以外のアリバイは簡単だ。何かしらによって確認ができる。つまり、結果を観測している」
狛枝「対する七海さんのアリバイは情況証拠から推論し、論理的に結果を導き出しているわけだね」
日向「今回のアリバイで異なるのはアリバイ自体じゃない」
日向「それの成り立ち、つまり方法論だ」
罪木「方法…論?」
十神「七海以外のアリバイは簡単だ。何かしらによって確認ができる。つまり、結果を観測している」
狛枝「対する七海さんのアリバイは情況証拠から推論し、論理的に結果を導き出しているわけだね」
左右田「それが違うからどうなるんだ?」
日向「結果を観測している方は揺るぎようがない」
日向「でも、論理的推論は仮定の上での話だ」
十神「…つまり、貴様はこれまでの議論でのどこかで、その仮定とやらを誤っていたとでも言うのか」
日向(大丈夫だ、後のことは気にせず、一歩一歩進んでいくんだ)
日向(そうすれば、その先に真実があるはずなんだ!)
日向「結果を観測している方は揺るぎようがない」
日向「でも、論理的推論は仮定の上での話だ」
十神「…つまり、貴様はこれまでの議論でのどこかで、その仮定とやらを誤っていたとでも言うのか」
日向(大丈夫だ、後のことは気にせず、一歩一歩進んでいくんだ)
日向(そうすれば、その先に真実があるはずなんだ!)
日向「”全員のアリバイが明らかなら七海のアリバイは明らかになる”」
日向「これ自体は正しかったんだ」
日向「ただ、俺達の考える”全員”と実際の”全員”が違っていたんだ」
ペコ「待て、”島にいるのはここにいる我々だけだ”」
ペコ「その我々のアリバイは七海以外全て明らかになったぞ?」
日向「それだ、その過程こそが誤りの中心部分だ」
日向「島にいるのはここにいる人間だけじゃない!」
日向「…そうだよな、狛枝」
日向「これ自体は正しかったんだ」
日向「ただ、俺達の考える”全員”と実際の”全員”が違っていたんだ」
ペコ「待て、”島にいるのはここにいる我々だけだ”」
ペコ「その我々のアリバイは七海以外全て明らかになったぞ?」
日向「それだ、その過程こそが誤りの中心部分だ」
日向「島にいるのはここにいる人間だけじゃない!」
日向「…そうだよな、狛枝」
狛枝「…モノクマ、モノミ」パンパン
モノクマ「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!」テテーッ
モノミ「こらー!生徒同士での争いはやめなさーい!」
日向「そう、これでさっきの仮定が正しくなる」
日向「これが、この状況が、”この島にいる全員”だ」
モノクマ「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!」テテーッ
モノミ「こらー!生徒同士での争いはやめなさーい!」
日向「そう、これでさっきの仮定が正しくなる」
日向「これが、この状況が、”この島にいる全員”だ」
十神「馬鹿な!こいつらがこんなこそ泥に付き合ったとでも言うのか?」
狛枝「性格からすれば、モノミの方かな」
七海「…それは違うよ。モノミはさっきも言ってたけど、生徒同士の争いに対して否定的だよ」
左右田「確かになー、モノクマのほうがよっぽど似合ってるぜ」
モノクマ「…左右田和一、後でオシオキっと」ブツブツ
左右田「わー!ウソウソ!嘘ですってー!」
狛枝「性格からすれば、モノミの方かな」
七海「…それは違うよ。モノミはさっきも言ってたけど、生徒同士の争いに対して否定的だよ」
左右田「確かになー、モノクマのほうがよっぽど似合ってるぜ」
モノクマ「…左右田和一、後でオシオキっと」ブツブツ
左右田「わー!ウソウソ!嘘ですってー!」
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