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    元スレ妹「そこにいたのお兄ちゃんだったんだ、私てっきり」

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    101 = 94 :

    >>99
    ファミリーのチキンとかワロエナイ

    102 = 4 :

    「は……三人……?」

    『お母さん、お父さん、そしてお兄ちゃんの友達』

    「なっ……父さんは会社に行って……」

    『お父さんの分も朝食作ってあげたんだ。私特製毒薬入りの』

    「なに……!?」

    『そういえば、お兄ちゃんも美味しそうに食べてたよねえ』

    「ッ」

    『あはは、大丈夫大丈夫。いくら私でも二人分の毒薬は用意できないって』

    「お前……自分がしてること、分かってんのか……!」

    『わかってるよ?これからすることも』

    『早く帰ってきて、お兄ちゃん』

    103 :

    三人?

    104 = 4 :

    ガチャリ

    「…………」

    「あの、大丈夫ですか?何があったんですか、今の誰ですか?」

    「殺したとか、物騒な言葉が聞こえてきたんですけど……」

    「……行かなきゃ」

    「えっ?」

    「君のお兄さんが死んだのは、俺の責任だ。俺だけ逃げていられるか」

    「説明を、してくださいよ。一体何がどうなってるんですか!」

    「知ってるか……?俺の妹って、人殺しなんだ」

    105 = 73 :

    みんな「ドッキリ大成功~!」

    106 = 1 :

    妹とはいったい・・・うごご

    107 = 38 :

    ぺろろろろぺろろろろろ

    108 :

    マジ怖ぇけどおもしれー

    109 :

    なにこれ怖い

    110 = 46 :

    oh…

    113 = 4 :

    「家族全員、殺そうとしてるんだぜ」

    「え……?」

    「笑えるよなあ。何年付き合ってきたと思ってんだ。てめえに感謝の気持ちとかはねえのかよ」

    「ざっけんな。俺はもっと、楽しく、平和に、毎日を送っていくつもりだったんだ……」

    「あいつだって、死ぬつもりなんてなかったんだ……!」

    「…………」

    「……ごめん。君の兄貴を奪ったのは俺だから、どんな罰でも受けるよ」

    「どうせこの命だって……」

    「……ありませんか?」

    「え?」

    「私にできること、ありませんか?」

    114 = 65 :

    友妹までも

    115 = 108 :

    腐ォォオォォォォォォォォォォオォォ

    116 = 4 :



    「おかえりっ、お兄ちゃん!」

    「ただいま」

    「ちゃんと帰ってきてくれたんだねっ!どこか遠いところに行っちゃうかと思った!」

    「妹一人置いて……友達も、両親も置いて、逃げることはできないよ」

    「えへへっ。優しいなあ。私のお兄ちゃんだ」

    「私も最初の場面を見られたとき、焦ってたんだけどさ。お兄ちゃんだから、安心した」

    「だってお兄ちゃん、優しいもん!」

    「お前は……優しくないな」

    118 = 4 :

    「え?そうかな?」

    「ああ、酷くて、怖い」

    「ちょっとぉ、それ実の妹に言うセリフーっ?」

    「……どうするつもりなんだ」

    「何が?」

    「みんなを殺したこと、お前だってバレないとは思っていないだろ。事件はいずれ明るみに出る」

    「そうだね。そしたら私捕まっちゃう。でも、大丈夫だよ?」

    「……」

    「お兄ちゃんを殺して、私も死ぬから」

    「……そうか」

    「あはは。一度このセリフ言ってみたかったんだよね~」

    119 :

    お兄ちゃんどいてそいつ殺せない

    120 = 4 :

    「じゃあ、もう終わるんだな」

    「うん。フィナーレだよ。私とお兄ちゃんで飾ろう」

    「……ごめんな」

    「え?」

    「日記読んだ。母さんに酷いことされてたんだろ?気づけなくて、ごめん」

    「あはは、何それ。命乞いのつもり?」

    「父さんも知っていたら、きっと謝ると思う」

    「だから、そんなこと言っても無駄だって。私が憎くないの?」

    「ああ、憎いよ。殺したいほど憎い」

    121 = 4 :

    「ふーん。だから後ろ手に、ナイフなんか隠しているんだ」

    「まあな。はい殺されに来ましたじゃ、締まらないだろ」

    「そうだね。じゃあ勝負する?でも負ける気はしないなあ。だってお兄ちゃん優しいし」

    「いざとなったら、きっと躊躇うよ」

    「お前は兄貴のことをよく知っているんだな」

    「うん、大好きだもん」

    「そっか。俺も好きだけどな、お前のこと」

    「殺したいほど憎んでいるのに?」

    「ああ、殺したいほど憎んでいるのに」

    122 = 4 :

    「それじゃ終わろう。喋ってるだけじゃ物語は進まない」

    「そうだな。やっぱストーリーには動きがなくっちゃ」

    「いくよ。言っとくけど、私はもう三人経験しているから。躊躇なんてない」

    「ああ。俺は一人も殺してないから、多分躊躇う」

    「なにその余裕……気に食わないなァ」

    「お兄ちゃんが悪いんだから……私が悲しんでいるのに気づかないで、笑っていて」

    「一度リセットしないといけないんだ。ゲームの選択肢間違えちゃったら、お兄ちゃんもやり直すでしょ?」

    「いや、俺はセーブ地点からやり直すよ」

    「そう。興味ないけど……ねッ!」

    ざくり

    123 :

    なんだこれなんか切ない

    124 = 1 :

    悲しみの

    125 = 4 :

    「う、ぐぐぐ、あああああああああ!!!」

    「……」

    「痛い、痛い、痛い!うっがああああ痛いッッ!!」

    「……なんで」

    「あぐうぐぐぐぐぐっあああああああ!!!」

    「何で抵抗しないの!?」

    「あっぐ……うう、が。言っただろ……俺は殺したいほど憎んでるって……」

    「殺そうなんて、思っちゃいねえ……」

    「意味分からないよ!自殺しに来たの!?」

    「だからそれじゃ、締めくくれねえって……おら、手、離せ」

    「なに、何なの……何なのよこれ!!」

    「そんで、俺が自分のナイフも持って……」

    「いってえ……。お前も甘いなあ。一発で殺せるようにしとけよ」

    126 :

    ジョニーデップまで読んだ

    127 = 112 :

    悲しみの向こうへ…

    128 = 108 :

    終わり?

    129 = 46 :

    これでドッキリの線は消えた訳だ

    130 :

    ひぐらしっぽい

    131 = 109 :

    まだあると思うな

    132 :

    携帯小説にありがちな話だな

    134 :

    てす

    135 = 4 :

    「なに?それで私を殺そうっての?いいよ、やってみなよ!!」

    「だから殺す気はねえっつってんだろ!」

    「じゃあ何なの、お兄ちゃんは何がしたいの……ッ!!」

    「……お前の友達に怒られたんだ」

    「家族を殺すのに、躊躇わない、悲しまない人はいないって」

    「思い出せば……そうだな。母さんをやった時だって、お前は今みたく泣いていた」

    「……っ」

    「友達をやった時も、そうだったんだろ?電話したとき、お前はあいつが俺のために演技したっつってたが、」

    「違うな。お前のためだよ。お前を救ってほしいって、あいつは思ったんだ」

    「何をわけわかんないこと……!!」

    「時間を稼いで、逃げて……お前を助ける手段を探せって、あいつは言いたかったんだと思う」

    「俺を逃がしたいだけなら、そう言えば済むだろ。あいつはお前のことを、冗談で終わらせたかったんだ」

    136 = 108 :

    お兄ちゃん・・・

    137 = 4 :

    「はあ?自分を殺すやつのことを考えてたなんてありえるはずないでしょ!」

    「あいつは自分の妹を信頼していた。そしてそいつが作った友達のことも、信頼していた」

    「ありえないありえないありえない!!ふざけないでよ!!」

    「ま、そうだな……。今となっちゃ聞けないし、俺の身勝手な妄想かも」

    「でも、こうして死にそうになって思うよ」

    「……」

    「俺はお前の兄貴なんだから……助けなきゃなあって」

    「携帯?一体何をするつもり……!」

    「……もしもし、つながってるか?」

    『ええ、もう、いいんですね』

    138 = 24 :

    ハッピーエンドにならんものか…

    140 = 4 :

    バタン

    「ッ!?」

    「妹ちゃん!!」

    警察「動くな!武器を捨てろ!」

    「チッ、警察を用意して……!」

    「誰が捨てるかバーカッ!!」

    「え?」

    「てめえらこそ一歩でも動くなよ!この女を殺すぞ!」

    「俺はもう三人も殺しているんだ!!こいつくらい何でもねえんだよ!!!」

    141 = 46 :

    えっ














    えっ

    142 = 44 :

    兄ちゃあああああああああああああああん

    143 :

    なんて優しい兄貴だよ

    145 = 95 :

    なん...だと...

    147 :

    そして3年の月日が経った


    「ガンダムつくろう!?」

    「おおいいぜ」

    「大好きお兄ちゃん!!」


    おしまい

    148 = 24 :

    兄はそこまでするのか(;ω;)

    149 = 109 :

    この兄










    いいやつやん

    150 = 38 :

    兄貴・・・怪我・・・


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