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    元スレ女幽霊「あなたを殺して私が生き返る」

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    タグ : - シリアス + - 哀しい + - 幽霊 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 :

    完全に悪霊

    52 :

    それほど深い愛を幽霊は持ってると考えるんだ

    53 :

    ヤンデレ化する予感

    54 = 49 :

    ◇病院◇

    医者「面会はまだできる状態ではありません」

    「っ……」

    医者「まだ意識も朦朧としているので安静にしてあげてください、大丈夫、命は保証します」

    「あ、あのっ」

    医者「……」

    「どんな事故だったんですか……?」

    医者「……」

    医者「運転手はなんとか意識を取り戻したそうですが……癲癇持ちなのか、腕が硬直して動かせなかったと」

    医者「運転手は癲癇持ちではないと断言しているようですが……おそらく癲癇かなにかでしょう」

    「……」

    「ち、違う……」

    医者「……はい?」

    「……」

    (えらいことになった……これはもう偶然で片づけられない)

    55 :

    幽霊こええ

    56 = 49 :

    ◇自宅◇

    「……」

    「さぁ、今から寝る」パチッ

    「……」

    「はやく出てこい、この野郎」

    「……」

    「おい、もういいだろ、これ以上なにかしたら俺が許さないからな」

    「悪霊祓いしてやる、その前に俺からの説教を受けろ」

    「……」

    「……」

    「おい!さっさと出てこい!!」

    「……」

    「……」

    「男、どうしたのー?」

    「……」

    57 = 49 :

    「くそっ……!」

    「尻尾まいて逃げやがったか……!幽霊ってやつは本当に……」

    幽霊「誰が逃げますか」

    「……!?」

    幽霊「……」

    「お、おお……会いたかったぜこの人殺し……」

    「なんであんな真似をする……?関係ないだろ先輩は……」

    幽霊「ありますよ、だってあなたの浮気相手候補ですから」

    「は?」

    幽霊「あれ?もう忘れました?私と貴方は付き合っているんですよ?」

    「……」

    「ああ、そういうことだったな」

    幽霊「ええ」

    「で、先輩を殺そうとしたのか?」

    幽霊「はい、殺す相手ができて良かったです」

    58 :

    あくしろよ

    59 :

    こえぇ...

    60 = 49 :

    「……」

    「ふざけんな……」プルプル

    幽霊「……」

    「お前みたいなやつとだれが付き合うか……!ふざけんなよ!」

    「次先輩になにかしてみろ!お前の身元調べて墓発いてやるからな!!」

    幽霊「……」

    幽霊「あなたにとって私は、所詮その程度の人間だったんですね、いや、そんなことわかりきった事でした……」

    「ああ!?意味わかんねぇこと言ってんじゃねぇぞ!!」

    幽霊「じゃあ私との約束は破りますか?」

    「ああ破ってやるよ!」

    幽霊「そうですか……」

    「……」

    幽霊「じゃあ、あなたを殺しますけどいいですか?」

    「っ……」

    幽霊「……」

    62 = 49 :

    幽霊「私との約束を破れば、あなたは殺されるという話でしたよね?」

    「……っ」

    幽霊「勿論覚えてますよね?貴方はそこまでしてあの女の先輩を守りたいんですか?」

    「……」

    幽霊「半端な覚悟ならやめておいたほうがいいです、もっと生きたいでしょう?」

    「……」

    幽霊「どうしますか?ここで生きたいと宣言すれば、今すぐ病院にいる先輩を安楽死させます」

    幽霊「どうせ自ら死を選ぶなんてできないですから、はやくいt」

    「あーもーめんどくせー!はいはいもういいから俺をころしてくれ!」

    幽霊「……!」

    「ほら、俺の気が変わらないうちに殺してくれ!さっさと!」

    幽霊「っ……」

    幽霊「や、やけくそになりましたね……そんなもの私は認めません……」

    「なんだよ殺す事できないのか?なにびびってんだよ?」

    幽霊「なっ……!」

    63 = 49 :

    「そもそもお前人殺せるのか?ああ?ビビって中途半端に怪我負わせることしかできねーんだろ?」

    幽霊「なっ……!っ!」

    幽霊「わ、わかりました!覚悟してください!」

    「っ……」ドキッ

    幽霊「もう頭にきました!あなたの事なんかどうでもいいですっ!殺します!」

    「……っ」

    「や、やってみろよ」

    幽霊「ええ、今からします!安楽死なんかさせませんからね!苦しませて死なせてやるっ!」

    「……」ドキドキッ

    「お、おら、ど、どうした……」

    幽霊「っ……」グッ

    「っ……!?」



    ドクンッ

    64 = 49 :

    「ぐ、が……」ドタッ

    幽霊「っ……!」

    「な……!」

    (胸がちぎれる!!まるで心臓をわし掴みされているような……)

    「ぐあ゛っ……!!んぐっ!!」

    幽霊「ど、どうですか!!これでも死にたいですか!?」

    「はぁっ、ぐふっ、ぐあぁぁ……!」

    (こいつやばい!!!まじだった!!こいつがいってることまじだった!!!!)

    (こ、殺される!!!ころさr……!)

    幽霊「……っ!!」

    「ふぅっ!ふぅっ!」

    幽霊「は、はy、はやく生きたいと言わないと本当に死んでしまいますよ!?」

    「っぐ……!っっ!!」

    「さ、ざっさと、こ、ころせぼけぇっ!がふっ……!」

    幽霊「――」

    65 :

    つづきください

    66 = 55 :

    続きが気になって眠れない

    67 = 61 :

    何故か幽霊があやせで再生された

    68 = 49 :

    「げほっ!!ごほっ!けほ!」

    「ぐっ、はぁ、はぁ……!あっ!いだだだ……」

    「はぁはぁはぁ……」

    「へ、へへ……なんだ、ど、どうした……まだ生きてるぞ……?」

    「……」

    「は?お、おい……ど、どこいった……?」

    「……お、おい!お化け!どこに消えた!?」

    ガラッ

    「ちょっとあんたなに叫んでんの……?妄想とか別に良いけど声は出すのやめて頂戴」

    「……」

    「あ、わ、わりぃ……」

    「……」

    「……」

    「まさか……」

    69 = 49 :

    看護婦「な、なんですか?」

    「あ、あの!女先輩!女先輩に会わせてください!」

    看護婦「今何時だと思っているんですか?他の患者さんに迷惑です」

    「お、お願いします!命が危ないんですっ!!」

    看護婦「はぁ?あなたにいったい何がわかるんですか?」

    「む、無理なら看護婦さんあなたが今晩見張ってください!お願いします!一生のお願い!!」

    看護婦「はいはいわかってますよ……失礼な、ちゃんと働いてるんだから」

    「お、お願いします……お願い……」ヘナヘナ

    「……」

    「くそっ!!」ドンッ

    「……」

    (なんなんだあいつ……一体俺になんの因縁が……!)

    「頼む……!先輩無事でいてくれ……!」

    「頼む、お願いします神様……!」

    「ってあの話きいたあとじゃ神様あてにならねぇか……」

    70 = 61 :

    おもしろい

    71 = 65 :

    いいよー

    72 = 49 :

    ◇翌日◇

    「あ、あのっ!」

    医者「わっ、なんだあなたは!」

    「女さんの容態!!どうですか!?」

    医者「早朝からそれを聞きにやってきたのですか?昨日話した筈ですが」

    「心配なんですよ!!死ぬほど!!」

    医者「ふん、やれやれ……過剰な愛情は裏目にでるぞ?」

    「は、はい気をつけます!」

    (うっせ黙ってろデブ)

    医者「特に変わった事はないよ、予定通りに治療はすすんでいる」

    「っていうことは!?生きてる!?生きてるってことですか!?」

    医者「は、はぁ、生きてるってことだが」

    「はぁ、はぁ……」

    「よかった……よかった……」ヘナヘナ

    医者「変だな、貴方は」

    73 :

    ウッィィィィィアアアアアアアンギャアアアアアアメラチョコポッポッポッポッピリーン

    74 = 49 :

    ◇数日後◇

    「女先輩!!」

    「お、男くん!?」

    「よかった無事で!なにも後遺症とかはないんですよね!?大丈夫なんですよね?」

    「ちょ、ちょっとやだっ!化粧もしてないのにっ!///」

    「あ、あれ……?」

    「ん?」

    「あれ……先輩、もう歩けるんですか……?」

    「え、ええまぁ」

    「……」

    「先輩怪我は……?結構ひどかったって聞いてますけど……」

    「そう予測されていたそうなんだけど、大したことないみたい、っていうか足のねんざだけで済んでるし」

    「足のねんざだけ!?」

    「ええ、運転手もかすり傷程度で済んだそうなの、お医者さん奇跡っていってたよ」

    「……」

    75 = 65 :

    最後まで頑張ってね

    76 = 73 :

    モヘモヘリポポポポッピン

    77 = 49 :

    ◇自宅 夜◇

    「……」

    「……」

    「寝るぞ」

    「さぁそろそろいいだろう、出てこい……」

    「……」

    「何日我慢するつもりだ?お前俺を殺すんじゃないのか?」

    「……」

    「……」

    「おい……なんとか言えよ……」

    「……」

    「……」

    「……」

    「……」

    「今日も、か」

    78 = 49 :

    上司「おはよう」

    「おはようございます……」

    上司「……」

    上司「最近元気ないな」

    「はは、ちょっと疲れてて……」

    「……」

    「お、男君……」

    「はい?」

    「ど、どうかした?最近元気ないよ?」

    「疲れてて……大丈夫っすよ」

    「……」

    「そ、相談とか、その、悩みとか、その、きく、から……」

    「あー、その時はお願いします……」カタカタ

    「……」

    79 = 73 :

    面白い

    80 = 65 :

    ふむふむ

    81 = 49 :

    ◇自宅◇

    「あーあ……」ドサッ

    「……」

    「消化不良……まじですっきりしねぇ……」

    「なんだったんだあいつ……このまま会う事もねぇのかな……」

    「……」

    「男ー」

    「なにー」

    「これあんたの段ボールでしょー?」

    「ったく、なんだよ、段ボール?」

    「押入れにしまってたの、邪魔だからあんたの部屋に片付けといて」

    「もういいって、捨てて」

    「いいの?あんたこれ学校時代の思い出とか詰まってるのよ?」

    「あのなぁ、もう時間はもどってこねぇんだよ、そんなもんみてもかなしくなるだk」

    「……」

    82 = 55 :

    寝れない…

    83 = 49 :

    「ちょっとその段ボール貸してくれ」

    「あん、もうなによ荒いわね」

    「……」ゴソゴソ

    「中学……?これぜんぶ中学のものか?」

    「そうよ、中学よ、ほら懐かしいじゃないこれあんたが書いた絵」

    「中学……中学……卒アルは……?」

    「え?入ってない?」

    「お、おい!卒アル!卒業アルバムだよ!!ないぞ!!」

    「な、なによ、はいってない?」

    「っくそ……!まじかよ……どっかになかったか……」

    「ご、ごめん……間違って捨てちゃったかも……」

    「ちょっとごめん、友だちの家にいってくる!」

    「はぁ……」

    84 = 65 :

    「あん」ってカーチャン可愛い

    85 :

    ねれねー

    86 = 49 :

    「うおっほうwww久しぶりー男、いい男になったな!www」

    「おう、わるいが卒業アルバムをみせてくれないか」

    「卒アル?おいおいどうしたブラザー、一番後ろの落書きコーナーでも見に来たのか?お前相当恥ずかしい事書いてたよな、下ネタのオンパレードwwww」

    「ああそうそう、いいから見せてくれ」

    「勿論見せてやるよ、あがってけwww」

    「これか?」ペラペラ

    「すとーぷ!すとーっぷ!wwこれ俺です!はいこれ俺です!!」

    「ああわかったわかった、ちょっと探してるものがあt」

    「はい、この調理実習でひときわ目立つ存在俺でーすwww俺うつりすぎだよなwwww不本意だわwwwwカメラマン自重しろってなwwww」

    「おい、いいか、聞け」

    「おうなんだwwww」

    「  黙  っ  て  ろ  」

    「……」

    「……」ペラペラ

    88 = 55 :

    友ワロタ

    89 :

    友不憫すぎワロタ

    90 = 49 :

    「1組……2組……」

    「……」

    「かなり真剣だな……なに探してんだ?」

    「ちょっとな……」

    「ふーん……」

    「くそっ……いねぇ……」

    「誰探してんの?」

    「おい、うちの学校で死んだ奴っていない?」

    「は、はぁ?」

    「死んだ奴だよ」

    「さぁ……しらん……きいたことないな」

    「そうだよな……ふつう死んだってなると学校全体で黙とうとかあるはずだよな……」

    「そんな事なかったぞ……」

    「っ……じゃああいつはなんなんだ……一体俺となんの関係が……」

    「……?ああそういえば」

    92 = 49 :

    「な、なんだ?」

    「ほら、いきなりいなくなったやつならいたじゃん、中2の時に」

    「ちゅ、中2?」

    「かなり地味なやつであんまり話題は続かなかったけど、突然消えたよな、先生は転校ともなにも言わなくて謎に包まれた女の」

    「女――」

    「おい、そいつは……中2の時に消えたんだっけか……?」

    「ああ、確かそうだった、おれなんか顔も覚えてないわ」

    「ちょっとまてよ……中2……中2……」

    「お、おい、俺は、そいつの事知ってる……?」

    「はぁ?wwwwお前何いってんだよwwwwそんなの自分に問いかけろよwwwww」

    「俺はそいつと話したりしたことあるか!?」

    「そんなの知らんよwwwwいくら友だちだからってそんなマイナーな情報知ってたらお前ヒクだろwwwwwまぁある程度お前の事ならしってるけどなwwww」

    「っくそっ……!絶対そいつだ……消えたのが中2だから卒アルにはのらないか……!」

    「おい、まじでどうしたんだ?」

    93 :

    なかなか

    94 :

    面白い

    95 :

    朝まで保守よろ

    96 = 61 :

    支援させていただく

    97 = 49 :

    ◇自宅◇

    「……」

    「……」

    「……っ」

    「はぁぁぁ、くそ思い出せない……」

    「……」

    「絶対関わっている……だけど断片的にしか思い出せない……」

    「……くそ」

    「少しずつ思い出していくぞ……俺はあいつに会ったのは……放課後で……」






    99 = 49 :







    「帰ろうぜwwww兄弟wwww」

    「はいはい……」

    「おいwwwお前らも帰ろうぜwwww」

    男子グループ「ああwwwwでも俺達ちょっと用事あっからwwww儀式儀式wwwwなぁwwww」

    男子グループ「そうそう毎週この日は儀式の日だからなwww悪霊取り除かないとなwwww」

    「……」

    「悪霊?なんの話?」

    男子グループ「新しく来た女いんじゃんwwwwあいつみてるとイライラするんだわwww水でもぶっかけにいかねwwww」





    100 :

    オモシイロヨー


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