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    元スレ春香「こ、こちらスプリング。Pを発見しました!」

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    251 = 218 :

    P「周りに見られてないかな?」

    春香「私は、見られたって平気です」

    春香「きっと、プロデューサーさんが守ってくれますから」

    P「世間にばれた時は、二人きりで逃避行としゃれこむか? ジェット機チャーターして」

    春香「無人島にバカンスですか? プロデューサーさん、それは美希の曲ですよ」

    P「あはは、そうだった……」

    252 :

    さすがメインヒロイン可愛い

    253 :

    千早はこの先どうなるんだ

    254 = 248 :

    はるるんかわいい…

    255 :

    寝た?

    256 :

    (まだ寝てないよ)

    257 = 236 :

    輪姦学校のノリかよ懐かしい

    259 :

    オリンピック見てんじゃね

    261 = 260 :

    ごめんなさい誤爆した…
    ウッチー金か

    263 :

    保守は紳士の嗜み

    265 = 255 :

    寝たな。保守

    269 = 218 :

    ゴメン、完全に寝てた

    270 :

    とっとと

    271 = 218 :

    春香「プロデューサーさん……」

    P「ん?」

    春香「好きです」

    P「……」

    P「知ってるよ」

    春香「プロデューサーさんは、どうですか?」

    春香「プロデューサーさんの気持ち、伝えてください」

    P「さっきのが……」

    春香「ちゃんと言葉で言ってくれなきゃ、女の子は嫌ですよ」

    P「……」

    272 :

    きてたか!!

    273 = 218 :

    P「春香……」

    春香「はい」

    P「俺は、君のことが好きだ」

    P「お菓子が好きな可愛らしい所も、よく転んでしまうドジな所も、リボンが似合う所も」

    P「君の全てが愛おしい」

    春香「……」

    274 :

    寝たらいいのに

    275 = 218 :

    P「春香……」

    春香「はい」

    P「俺は、君のことが好きだ」

    P「お菓子が好きな可愛らしい所も、よく転んでしまうドジな所も、リボンが似合う所も」

    P「君の全てが愛おしい」

    P「俺には、力も何もない。でも、世界中のだれよりも君を愛せる自信がある。だって、俺は君のプロデューサーだから」

    P「だから、春香。俺の気持ち、受け取ってくれ」

    春香「はい……」

    P「ありがとう、春香……」

    春香「……」

    こちらスプリング……目標の獲得を確認、作戦大成功です!


    fin

    277 :

    乙乙

    278 :

    狂った千早はどうなんだろ
    とりあえず乙!

    279 = 218 :

    千早「そう……春香、おめでとう」

    千早「えっ、私のおかげ?」

    千早「よして、私は春香に何もしてあげられなかったわ」

    千早「プロデューサーを手に入れたのは、まぎれもない春香自身の力よ」

    千早「それでも、ありがとう?」

    千早「春香……あなたって、本当にお人好しね」

    千早「えぇ、それじゃあプロデューサーによろしくって言っておいて」

    千早「春香、本当におめでとう……」

    千早「……」

    280 = 218 :

    千早「……」

    千早「あの、プロデューサー」

    千早「どうした、千早?」

    千早「港に行きませんか? 海がみたいです」

    千早「あぁ、構わないぞ」

    281 :

    ちーたんこわいゆ

    282 = 218 :



    千早「……潮風が気持ちいいですね」

    千早「髪を傷めるらしいけどな」

    千早「プロデューサー。春香、プロデューサーと結ばれたそうですよ」

    千早「そっか。よかったな……」

    千早「これで、俺と千早と春香の3人ってわけだ……羽ばたく準備は出来たってわけだ」

    千早「プロデューサー、違います。全部が終わったんです」

    千早「……」

    千早「プロデューサー」

    千早「うん、知っていたよ。俺がプロデューサーでも、なんでもないってことは」

    283 = 281 :

    しえん

    284 = 218 :

    千早「私、プロデューサーに気持ちを伝えることができない臆病者です」

    千早「だから、春香に自分を映して……そういうことだろ? でなければ、あんなに必死にならないさ」

    千早「やっぱりプロデューサーには、わかってしまうんですね」

    千早「当たり前だろ。俺は千早から生まれたんだからさ」

    千早「春香と俺が結ばれた時に、そうすれば千早は幸せなはずだった」

    千早「でも、私は春香とプロデューサーが幸せそうにする姿を想像したら……春香を、親友を許せそうになかった」

    千早「そこで、俺が出来たってことだよな? 俺に依存すれば春香への憎しみも薄れる」

    千早「そうです。最初は、演技の延長でやってみただけで」

    千早「でも、気が付いたら必死になっている自分がいて……」

    千早「千早の歌に対する表現力が、演技の表現力につながって……それの結果かもな」

    千早「はい……」

    285 = 218 :

    千早「最初はうまく出来ませんでしたけどね」

    千早「それはそうだよ。だって、俺は千早の持つ俺との記憶と俺に対するイメージで作られた」

    千早「出来そこないのプロデューサーだからな」

    千早「そうです……私が作り出した、とっても稀薄な存在でした」

    千早「だからこそ、よりプロデューサーの存在を確かなものにするために」

    千早「俺の部屋、行動、予定、口調、服装、癖……おおよそ考え付く俺の全てを取り込もうとしたよな」

    千早「はい……だって、そうすればプロデューサーはいつも私のそばにいてくれることと同じですから」

    286 = 218 :

    千早「でも、いないんです」

    千早「どれだけやっても……プロデューサーはいないんです」

    千早「いるはずなのに……声を返しくれるのに、そこにいないんです」

    千早「千早、それは当たり前じゃないか」

    千早「だって、俺はそこにいないだから……」

    287 = 218 :

    千早「千早だって、わかっているんだろ?」

    千早「……」

    千早「今こうして、俺と喋っているのだって千早の頭の中で構成した脚本やら台本を……」

    千早「そこに載っている台詞を読み上げているだけだろ」

    千早「千早、いまの俺の言葉……千早の口から出ているんだぞ?」

    千早「千早が全部、考えて喋っているんだ」

    千早「プロデューサー……私、一人芝居をしているんですね」

    千早「……あぁ、このやり取りさへ芝居だ」

    288 :

    千早は脳内Pと全力でやりとりしてたのか

    289 :

    怖えぇ

    290 = 218 :

    千早「どうしようもないですね、私」

    千早「そんなことないよ」

    千早「こうやって、プロデューサーに慰めの言葉を言わせているあたりが」

    千早「もう……終わりにしないといけないのね」

    291 = 218 :

    千早「プロデューサー、お別れです」

    千早「うん、俺もそれが一番いいと思う」

    千早「プロデューサーと過ごした時間、夢のような時間でした」

    千早「俺もだよ。でも、夢はいつか覚めるものだから」

    千早「くすっ……プロデューサー、気障すぎです」

    千早「千早が言わせているんだよ」

    千早「それもそうですね」

    293 = 218 :

    千早「なぁ、千早。俺のことは忘れろよ。いや、俺のことは忘れちゃいけないんだけどさ」

    千早「あぁ、ややこしいな」

    千早「分かってますよ、プロデューサー」

    千早「プロデューサーは消えてしまいますけど、プロデューサーは確かにいますから」

    千早「なんだか、それだと用済みって感じだな」

    千早「すみません。私が弱いばっかりに……」

    千早「そっか……ならさ、せめてものお詫びに歌ってくれないか」

    千早「春香の隣にいるプロデューサーじゃなくて、千早の一番近くにいたプロデューサーである俺のために」

    千早「はい……私の最高の歌を」

    294 = 292 :

    さるでもくらったか

    296 = 218 :

    こんなに辛い気持ち、初めて感じちゃった

    映画やドラマみたいな、キレイゴトと違う

    ホントにバカな私、後悔先に立たず

    時間が戻せるなら、少しはマシになれる?

    広い世界で一人、あなたが好きでよかった

    そ・れ・だ・け

    思い出をありがとう、勇気までもらえた

    悲しみや切なさ、今日で全てサヨウナラ

    吹き抜ける秋風、涙腺も枯れたし

    行き慣れた通りを、胸を張って歩いてみる

    千早「この気持ちを今あえて言葉にするなら……『ありがとう』……かな?」

    愛嬌でごまかす、恋愛はできない

    次こそは上手にやれる、そんな気がするのよ!

    297 = 288 :

    思い出をありがとう

    298 = 218 :

    千早「……」

    千早「プロデューサーの家の鍵……」

    千早「それと、プレゼントしてくれた指輪」

    千早「……」

    千早「ごめんなさい、プロデューサー」ギュッ

    千早「……えいっ!」シュッ

    ボチャンッ!

    千早「……」


    さようなら、プロデューサー……


    fin

    300 :

    乙…か?


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