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元スレ美希「もうミキには何にも見えないけど」

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P「よっ、美希」
美希「ハニー!もう約束の時間よりも1時間遅れてるの!」
P「ああ、ごめんな、ちょっと道に迷って」
美希「そういう嘘はいいの、ハニーが病院までの道を何回も間違えるなんて絶対有り得ないの」
P「俺だって道に迷うさ、というか何だかそういう言い方だと俺が完璧超人みたいじゃないか」
美希「ミキはその通りだと思うな~」
P「ははは…俺は一体美希にどう見られてるんだよ…」
美希「………」
最近のハニーはミキにつまんない嘘ばっかり付いてる
前はお土産を買い忘れて一回コンビニに戻ったとか
今日みたいに道に迷って結局タクシーを使って来たとか
そんな嘘
美希「ハニー!もう約束の時間よりも1時間遅れてるの!」
P「ああ、ごめんな、ちょっと道に迷って」
美希「そういう嘘はいいの、ハニーが病院までの道を何回も間違えるなんて絶対有り得ないの」
P「俺だって道に迷うさ、というか何だかそういう言い方だと俺が完璧超人みたいじゃないか」
美希「ミキはその通りだと思うな~」
P「ははは…俺は一体美希にどう見られてるんだよ…」
美希「………」
最近のハニーはミキにつまんない嘘ばっかり付いてる
前はお土産を買い忘れて一回コンビニに戻ったとか
今日みたいに道に迷って結局タクシーを使って来たとか
そんな嘘
/ ̄ ̄ ̄ ̄\
/;;:: ::;ヽ
|;;:: ィ●ァ ィ●ァ::;;|
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ヽ;;:: ー ::;;/
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美希「ねぇ、ハニー、皆はどうなの?」
P「……皆か」
美希「うん、765プロの皆は今どんな感じなの?」
P「………」
いつもハニーはこういう話題を振ると喋らなくなっちゃう
何だかミキに皆の事、765プロの事を話したくないみたいな感じになるの
ハニーの顔は見えないけど、多分そうだと思うの
P「……皆か」
美希「うん、765プロの皆は今どんな感じなの?」
P「………」
いつもハニーはこういう話題を振ると喋らなくなっちゃう
何だかミキに皆の事、765プロの事を話したくないみたいな感じになるの
ハニーの顔は見えないけど、多分そうだと思うの
P「皆…うまくいってるよ」
美希「……春香は?」
P「春香はレギュラー番組の数をどんどん増やしていって、映画の主役にも抜擢されたよ」
美希「千早さんは?」
P「最近はアルバムを出したよ、今週で発売から3週間目なのに未だにオリコンは一位独占だ」
美希「……そっか」
正直ハニーの言ったことは全部知っていたの
見えないけどテレビの音声は聞こえるから
皆頑張ってる、テレビを付けてると皆の声がいつも聞こえてくる
ミキも一緒にいるみたいな気分になるの
でも本当は一緒にいないの
もういれないの
美希「……春香は?」
P「春香はレギュラー番組の数をどんどん増やしていって、映画の主役にも抜擢されたよ」
美希「千早さんは?」
P「最近はアルバムを出したよ、今週で発売から3週間目なのに未だにオリコンは一位独占だ」
美希「……そっか」
正直ハニーの言ったことは全部知っていたの
見えないけどテレビの音声は聞こえるから
皆頑張ってる、テレビを付けてると皆の声がいつも聞こえてくる
ミキも一緒にいるみたいな気分になるの
でも本当は一緒にいないの
もういれないの
>>8
これだ
これだ
美希「何だかミキがいなくても765プロは大丈夫なんだね…安心したの…」
P「何言ってるんだよ、お前がいないと765プロは765プロじゃない」
美希「………」
P「早く戻って来い美希、皆待ってる」
美希「………」
ハニーはこういう話題はいつも避けてる
なのにこういう話題で最後にハニーがいつも言うのは
「戻ってこい」
戻れるわけないのに
P「何言ってるんだよ、お前がいないと765プロは765プロじゃない」
美希「………」
P「早く戻って来い美希、皆待ってる」
美希「………」
ハニーはこういう話題はいつも避けてる
なのにこういう話題で最後にハニーがいつも言うのは
「戻ってこい」
戻れるわけないのに
美希「うん…ミキも頑張る…」
P「………」
P「俺も一緒だ美希、一緒に頑張ろう」
美希「………うん」
ハニーは今でも美希が事務所に戻れるって言ってくれてる
そんな嘘をついてまで励まさなくてもいいのに
もしかしてハニーは無神経さんなのかも
ミキがどれだけあのキラキラしたステージに戻りたいのかも知らないくせに
簡単に言っちゃうんだもん
………
何だかこんなこと考えてるミキ、イヤなの
P「………」
P「俺も一緒だ美希、一緒に頑張ろう」
美希「………うん」
ハニーは今でも美希が事務所に戻れるって言ってくれてる
そんな嘘をついてまで励まさなくてもいいのに
もしかしてハニーは無神経さんなのかも
ミキがどれだけあのキラキラしたステージに戻りたいのかも知らないくせに
簡単に言っちゃうんだもん
………
何だかこんなこと考えてるミキ、イヤなの
P「そういえば何で時間が分かったんだ?」
美希「テレビ番組が始まる時間帯で分かるの、今はテレビショッピングが流れてるから3時30分ごろかな?」
P「おぉ、合ってるよ美希、すごいなあ」
美希「………」
全然嬉しくない
前まではどんなことでもハニーが褒めてくれれば嬉しかったのに
ああ、そっか、目が見えなくなった途端にミキ、性格も悪くなっちゃったのかな
美希「テレビ番組が始まる時間帯で分かるの、今はテレビショッピングが流れてるから3時30分ごろかな?」
P「おぉ、合ってるよ美希、すごいなあ」
美希「………」
全然嬉しくない
前まではどんなことでもハニーが褒めてくれれば嬉しかったのに
ああ、そっか、目が見えなくなった途端にミキ、性格も悪くなっちゃったのかな
P「それで美希、ちゃんとご飯は食べてるのか?」
美希「……その話題はやめてほしいの」
P「そういうわけにはいかない、ちゃんとご飯食べないと元気になれないんだぞ」
美希「別にミキ、あんなおいしくないの食べるくらいなら元気になんてならなくてもいいの」
P「そういうこと言うんじゃない、病院食だって作ってくれる人が頑張って作ってるんだから」
美希「……でも食べられないの…」
美希「……その話題はやめてほしいの」
P「そういうわけにはいかない、ちゃんとご飯食べないと元気になれないんだぞ」
美希「別にミキ、あんなおいしくないの食べるくらいなら元気になんてならなくてもいいの」
P「そういうこと言うんじゃない、病院食だって作ってくれる人が頑張って作ってるんだから」
美希「……でも食べられないの…」
そして魔界の三大勢力となった美希
P「……それじゃあ今度、美希がちゃんと病院食を食べたら外食に連れて行ってもいいぞ」
美希「…本当?ハニー?」
P「ああ、本当だ、だからちゃんと食べてくれ、美希」
美希「……分かったの…ミキ、頑張って食べるの」
P「ああ、好き嫌いしちゃいけないぞ」
………ハニー、嘘ついてごめんね、やっぱりミキ、今日も残しちゃうの
それに全部食べたらハニーの嘘が本当になっちゃうし
それで本当に全部食べて連れてってなんて言ったら、ハニー、絶対困っちゃうの
だからきっと、また嘘を重ねるはずなの
美希「…本当?ハニー?」
P「ああ、本当だ、だからちゃんと食べてくれ、美希」
美希「……分かったの…ミキ、頑張って食べるの」
P「ああ、好き嫌いしちゃいけないぞ」
………ハニー、嘘ついてごめんね、やっぱりミキ、今日も残しちゃうの
それに全部食べたらハニーの嘘が本当になっちゃうし
それで本当に全部食べて連れてってなんて言ったら、ハニー、絶対困っちゃうの
だからきっと、また嘘を重ねるはずなの
P「でもごめんな、毎回俺ばっかり来ちゃって、皆仕事があってな…」
美希「別にミキ気にしてないの、ハニーと小鳥が来てくれてるだけでとっても嬉しいの!」
P「そっか…それじゃあ今度休みが空いた奴が居たら連れてくるから」
美希「うん、楽しみにしてるの」
P「おう…あ、そういえば響の奴最近になってまたペット増やしたらしいぞ」
美希「……へぇ~…」
P「またそいつがこの国で簡単に飼えるような動物じゃなくて…」
美希「………」
ハニーは皆のことをとっても嬉しそうに話すの
多分事務所で皆で楽しくおしゃべりしてるのかな
ミキも寝てばっかりじゃなくていっぱいお話しておけばよかったの
でもミキも自分からハニーにお話したいな
こんな所に居るから話題なんて全然無いけど
ハニーに聞いて欲しいな、ミキのこと
P「じゃあもう行くよ、また明日来るから」
美希「ハニー、ミキももう大人だから一人で大丈夫なの……だからお仕事頑張ってきてほしいな」
P「何言ってんだよ、俺のプロデュースしてるアイドルをずっと一人にさせてたまるか」
美希「……ハニーはお仕事よりもミキを優先してくれるの?」
P「当たり前だろ……でも流石にこれ以上居ると社長に怒られるな…また明日までいい子にしてるんだぞ、美希」
美希「うん…でもハニー、ミキはもう大人だからいい子って…」
P「………」
美希「ハニー、ミキももう大人だから一人で大丈夫なの……だからお仕事頑張ってきてほしいな」
P「何言ってんだよ、俺のプロデュースしてるアイドルをずっと一人にさせてたまるか」
美希「……ハニーはお仕事よりもミキを優先してくれるの?」
P「当たり前だろ……でも流石にこれ以上居ると社長に怒られるな…また明日までいい子にしてるんだぞ、美希」
美希「うん…でもハニー、ミキはもう大人だからいい子って…」
P「………」
ぎゅっ…
P「……ごめんな…美希…本当にごめんな…」
美希「………謝らないで欲しいの…ハニーは全然悪くないの」
P「………それでもだよ……お前をこんな体にさせて…ごめん…」
美希「………」
ハニーはたまに帰る前にミキを抱きしめてくれるの
でもいつも謝ってくるの、悪かった、ごめんって
数時間前の気遣いみたいなのはもう全然無くて
ミキのことを考えてるように言ってるけど、本当は考えてないような
まるで懺悔してるみたいなの、ミキ、神様なんかじゃないのに
P「……ごめんな…美希…本当にごめんな…」
美希「………謝らないで欲しいの…ハニーは全然悪くないの」
P「………それでもだよ……お前をこんな体にさせて…ごめん…」
美希「………」
ハニーはたまに帰る前にミキを抱きしめてくれるの
でもいつも謝ってくるの、悪かった、ごめんって
数時間前の気遣いみたいなのはもう全然無くて
ミキのことを考えてるように言ってるけど、本当は考えてないような
まるで懺悔してるみたいなの、ミキ、神様なんかじゃないのに
うっかり本気でジャンケンして、チョキで目つぶしカマしたのか、P
P「目が見えなくなると他の器官が研ぎ澄まされるのか…ティンときた!」
P「じゃあな美希、また明日」
美希「うん、また明日ねハニー」
P「あっ、明日は病院の庭でも散歩してみるか、ミキが良かったら帰るついでに先生に許可取ってくるけど」
美希「うん、ミキお散歩したい」
P「分かった、じゃあな美希」
美希「うん…じゃあねなの、ハニー」
美希「………」
多分また明日もハニーは遅れてくるの
言い訳も言って
本当はお仕事で忙しくてなのにわざわざ嘘なんて付いて
そんなにミキとお仕事の話したくないのかな
ミキ、アイドルのことについてそんなに気にしてないのに
気にしてるのはハニーだけなのに
あ、でもハニーの戻って来いっていうセリフはいつも引っかかるの
それは、仕方ないよね、うん、仕方ないの
美希「うん、また明日ねハニー」
P「あっ、明日は病院の庭でも散歩してみるか、ミキが良かったら帰るついでに先生に許可取ってくるけど」
美希「うん、ミキお散歩したい」
P「分かった、じゃあな美希」
美希「うん…じゃあねなの、ハニー」
美希「………」
多分また明日もハニーは遅れてくるの
言い訳も言って
本当はお仕事で忙しくてなのにわざわざ嘘なんて付いて
そんなにミキとお仕事の話したくないのかな
ミキ、アイドルのことについてそんなに気にしてないのに
気にしてるのはハニーだけなのに
あ、でもハニーの戻って来いっていうセリフはいつも引っかかるの
それは、仕方ないよね、うん、仕方ないの
>>30
後天性の場合はそんなこと滅多にありません
後天性の場合はそんなこと滅多にありません
P「いい天気でよかったぁ~、な?美希」
美希「うん、でも良かったの?ハニー?」
P「ん?何が?」」
美希「だってまだお昼前なの…お仕事だってあるのに…」
P「そんなもん、美希に会うために片付けてきたに決まってるだろ」
美希「……そっか…ありがとうなの、ハニー…」
P「おう」
美希「………」
やっぱりハニーはとっても優しいの
本当はお仕事だっていっぱいで皆のことも見なくちゃいけないのに
もうアイドルでもない美希の所に毎日来てくれる…
すごく嬉しいの…でも…
ミキって…ハニーにとって負担なのかなってたまに思っちゃうの…
……やっぱりミキってイヤな娘
美希「うん、でも良かったの?ハニー?」
P「ん?何が?」」
美希「だってまだお昼前なの…お仕事だってあるのに…」
P「そんなもん、美希に会うために片付けてきたに決まってるだろ」
美希「……そっか…ありがとうなの、ハニー…」
P「おう」
美希「………」
やっぱりハニーはとっても優しいの
本当はお仕事だっていっぱいで皆のことも見なくちゃいけないのに
もうアイドルでもない美希の所に毎日来てくれる…
すごく嬉しいの…でも…
ミキって…ハニーにとって負担なのかなってたまに思っちゃうの…
……やっぱりミキってイヤな娘
美希「ねぇハニー……ミキ、自分の足で歩けるの」
P「何言ってんだよ、今はまだ危ないから車椅子に決まってるだろ」
美希「……でもミキ…ハニーの迷惑になるようなことはしたくないの」
P「どうしたんだよ突然…ミキがそんなこと考えるなんて」
美希「っ…もう!ミキだってちゃんと人の事を考えられるよ!ハニーの馬鹿!」
P「はは、ごめんな、でも車椅子押すぐらい大した事無いって」
美希「……じゃあもういいの」
ハニーはやっぱり無神経さんなの
ミキだって自分の力でちゃんとハニーの隣を歩けるって
ミキはハニーの負担なんかじゃないって
そう、知ってほしかったのに
P「何言ってんだよ、今はまだ危ないから車椅子に決まってるだろ」
美希「……でもミキ…ハニーの迷惑になるようなことはしたくないの」
P「どうしたんだよ突然…ミキがそんなこと考えるなんて」
美希「っ…もう!ミキだってちゃんと人の事を考えられるよ!ハニーの馬鹿!」
P「はは、ごめんな、でも車椅子押すぐらい大した事無いって」
美希「……じゃあもういいの」
ハニーはやっぱり無神経さんなの
ミキだって自分の力でちゃんとハニーの隣を歩けるって
ミキはハニーの負担なんかじゃないって
そう、知ってほしかったのに
なんだっけ 目は治ってるけど勇気がないから目を開けないだけなんだって話
水瀬財閥の力でそんな感じなんだろうな今
水瀬財閥の力でそんな感じなんだろうな今
P「うーん…ちょっと暑くなってきたか…」
美希「だって夏なんだよハニー、暑いに決まってるの」
P「そりゃあそうだな、にしてもあっちー…」
美希「……もう部屋に戻ろうハニー、ミキも何だか暑くなってきたの」
P「そうだな~…じゃあ戻るか」
Prrrr...
P「あ、ごめん美希ちょっと待っててくれ……あっ、もしもし…はい…」
美希「………」
P「ごめん美希…俺もう行かなくちゃいけないみたいなんだ…」
美希「うん、了解なの、お仕事頑張ってきてね」
P「ああ、それじゃあお前の部屋までちょっと急ぐぞー!」
美希「うん!ゴーゴー!なのー!」
美希「だって夏なんだよハニー、暑いに決まってるの」
P「そりゃあそうだな、にしてもあっちー…」
美希「……もう部屋に戻ろうハニー、ミキも何だか暑くなってきたの」
P「そうだな~…じゃあ戻るか」
Prrrr...
P「あ、ごめん美希ちょっと待っててくれ……あっ、もしもし…はい…」
美希「………」
P「ごめん美希…俺もう行かなくちゃいけないみたいなんだ…」
美希「うん、了解なの、お仕事頑張ってきてね」
P「ああ、それじゃあお前の部屋までちょっと急ぐぞー!」
美希「うん!ゴーゴー!なのー!」
>>1はいいから眠いのもってこい
医者「どうでした?お散歩は?」
美希「……楽しかったの、とっても」
医者「そうですか、それはなによりです、楽しいや嬉しいという感情が一番の特効薬ですからね」
美希「………」
医者「そういえば彼はもうお帰りに?」
美希「うん、ハニーはとっても忙しいから…」
医者「そうですか…それじゃあまた来るので今日はちゃんとご飯食べてくださいね、星井さん」ガラ…パタン…
美希「はいはーいなの」
美希「………」
美希「……楽しかったの、とっても」
医者「そうですか、それはなによりです、楽しいや嬉しいという感情が一番の特効薬ですからね」
美希「………」
医者「そういえば彼はもうお帰りに?」
美希「うん、ハニーはとっても忙しいから…」
医者「そうですか…それじゃあまた来るので今日はちゃんとご飯食べてくださいね、星井さん」ガラ…パタン…
美希「はいはーいなの」
美希「………」
ちゃんと分かってるの、ハニーはお仕事が忙しいって
でもハニー言ってたの
お仕事よりもミキのことを優先してくれるって
ミキをずっと一人にしないって
美希「………ミキの…馬鹿」
こんなこと考えちゃうミキなんて、きっとハニーも嫌いなの
でも止まらないよ、ねえ早く来てよ、ハニー
でもハニー言ってたの
お仕事よりもミキのことを優先してくれるって
ミキをずっと一人にしないって
美希「………ミキの…馬鹿」
こんなこと考えちゃうミキなんて、きっとハニーも嫌いなの
でも止まらないよ、ねえ早く来てよ、ハニー
P「はぁー…まさか降って来るなんてな…」
美希「今日はちゃんと天気予報で午後から降るって言ってたの、ハニー」
P「そうだったのか……しくじったぁ…」
美希「もう…じゃあハニー、ミキのほうに頭を寄せてきてほしいの」
P「お、おお…」
美希「えっと……あっ!ハニーの頭見つけたの!…でも何だかすごいビチャビチャしてるの…」
P「仕方ないだろ、雨に濡れてきたんだから」
美希「ふふん、それじゃあミキがハニーの頭を拭いてあげるの」
P「え…べ、別に良いって…それくらい自分で出来るって…」
美希「いいからいいから、ミキに任せてほしいの、ハニー、そこのタンスの上から二番目の棚からタオル取ってほしいの」
P「こ、これか?」スッ…
美希「うん、ありがとうなの、じゃあ乾かしてあげるね、ハニー」
P「……ああ」
美希「今日はちゃんと天気予報で午後から降るって言ってたの、ハニー」
P「そうだったのか……しくじったぁ…」
美希「もう…じゃあハニー、ミキのほうに頭を寄せてきてほしいの」
P「お、おお…」
美希「えっと……あっ!ハニーの頭見つけたの!…でも何だかすごいビチャビチャしてるの…」
P「仕方ないだろ、雨に濡れてきたんだから」
美希「ふふん、それじゃあミキがハニーの頭を拭いてあげるの」
P「え…べ、別に良いって…それくらい自分で出来るって…」
美希「いいからいいから、ミキに任せてほしいの、ハニー、そこのタンスの上から二番目の棚からタオル取ってほしいの」
P「こ、これか?」スッ…
美希「うん、ありがとうなの、じゃあ乾かしてあげるね、ハニー」
P「……ああ」
美希「あーめあーめふーれふーれかあさんがー♪」
P「……美希ってそういう歌も唄うんだな」
美希「んー?ハニーはミキのプロデューサーなのにそんなことも知らなかったのー?」クシャクシャ…
P「いや…何だかミキがそういう歌唄うと落ち着くなって…」
美希「………ハニーはミキの歌好き?」
P「ああ、好きだよ、大好きだ」
美希「っ…そっか…」
P「だからもっと聞かせてくれ、今、俺だけが聞ける美希の歌」
美希「うん…ちゃんと聞いててね、ハニー」
嬉しかったの
ハニーに褒められて、素直にすごく嬉しかったの
こんな気持ち、すごく久しぶりで、とっても体が温かくなったの
そっか…やっぱりミキ、ハニーを責めたり、疑ったりしても
大好きなんだ
P「……美希ってそういう歌も唄うんだな」
美希「んー?ハニーはミキのプロデューサーなのにそんなことも知らなかったのー?」クシャクシャ…
P「いや…何だかミキがそういう歌唄うと落ち着くなって…」
美希「………ハニーはミキの歌好き?」
P「ああ、好きだよ、大好きだ」
美希「っ…そっか…」
P「だからもっと聞かせてくれ、今、俺だけが聞ける美希の歌」
美希「うん…ちゃんと聞いててね、ハニー」
嬉しかったの
ハニーに褒められて、素直にすごく嬉しかったの
こんな気持ち、すごく久しぶりで、とっても体が温かくなったの
そっか…やっぱりミキ、ハニーを責めたり、疑ったりしても
大好きなんだ
美希「はい、もう髪の毛乾いたと思うの」
P「うーん…心地よすぎて眠りそうだった…」
美希「眠っちゃったら看護婦さんに怒られるよ、ハニー」
P「ふーん…優しそうに見えるけど怒るんだな、あの看護婦さん」
美希「そうなの!あの人は優しそうに見えてミキが前にご飯残したら怒ったの……すごくうるさかったの…」
P「それは美希が悪い、それに言っただろ、ちゃんと食べたら外に一緒に食べに行くって、行きたくないのか美希は?」
美希「……ハニー…それって冗談じゃないの?」
P「冗談?何言ってんだよ、わざわざ嘘つく意味なんてないだろ、だからちゃんと残さず食べるんだぞ、美希」
美希「………うんっ」
嘘じゃなかったの
ハニーは本当に目が見えなくなったミキと一緒に病院の外に行こうと思ってたんだ
慰めるための嘘じゃなくて、本当だったんだ
他の人に見られたりしたら絶対ハニーに迷惑なことが起きるのに
それでもハニーは、ミキと一緒に行ってくれるんだ
P「うーん…心地よすぎて眠りそうだった…」
美希「眠っちゃったら看護婦さんに怒られるよ、ハニー」
P「ふーん…優しそうに見えるけど怒るんだな、あの看護婦さん」
美希「そうなの!あの人は優しそうに見えてミキが前にご飯残したら怒ったの……すごくうるさかったの…」
P「それは美希が悪い、それに言っただろ、ちゃんと食べたら外に一緒に食べに行くって、行きたくないのか美希は?」
美希「……ハニー…それって冗談じゃないの?」
P「冗談?何言ってんだよ、わざわざ嘘つく意味なんてないだろ、だからちゃんと残さず食べるんだぞ、美希」
美希「………うんっ」
嘘じゃなかったの
ハニーは本当に目が見えなくなったミキと一緒に病院の外に行こうと思ってたんだ
慰めるための嘘じゃなくて、本当だったんだ
他の人に見られたりしたら絶対ハニーに迷惑なことが起きるのに
それでもハニーは、ミキと一緒に行ってくれるんだ
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