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    元スレ魔王「女ってことがバレちゃったよ!」

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    101 = 1 :

    勇者「は?」

    魔王「ほら、どけ愚民。邪魔だ」

    町民「ぐあっ」

    魔王「ふぅー。うん、まだ使えるな。ようやくこれで本領を発揮できる」

    勇者「おい!待てよ!!」

    魔王「なんだ?まだ交わす言葉が必要か?」

    魔王「私は魔王だった。この姿を見せていなかったから部下に疑われた。追い出されたところにお前らが来た」

    魔王「そして再びここへ戻るために、利用させてもらった。どうだ、まだ疑問があるか?」

    勇者「なんで…………そんな……」

    魔法使い「うそでしょ……?」

    戦士「…………」

    賢者「っ……」

    102 = 1 :

    魔王「かかってこい勇者。戦いを終わらせたければ私を殺せ」

    勇者「ふざけんな……ふざけんなッ」

    魔王「私はお前の安い説得など受ける気にはならん。来ぬならこちらから行く」

    ブンッ!

    賢者「きゃあっ!」

    勇者「賢者ッ!?」

    ブンッ!

    戦士「うごぉっ!」

    勇者「やめろォ!!」

    103 = 1 :

    魔法使い「勇者、もう黙っていられないわ……」

    勇者「おい待てよ、おい」

    魔法使い「このままじゃやられる。そういうわけにはいかないのよ」

    魔王「フン。貴様は少しだけ賢いようだな」

    魔法使い「黙りなさい、魔物風情が……!勇者の気持ちを何だと思っているのよ!!」

    勇者「やめろ!」

    ブゥンッ!

    魔法使い「うあァッ!」

    魔王「ハッ……脆い」

    104 = 1 :

    勇者「…………」

    魔王「さあ、どうする?お仲間はみんなやられたぞ」

    勇者「俺は……お前とは戦いたくない」

    魔王「甘えもいいところだな。よくここまで死なずに来れたものだ」

    魔王「ならば貴様も死ぬがいい!!」

    勇者「ッ……!」

    魔王「ハアッ!!」

    勇者「う、あああああああああああ!!!」

    グサァ

    105 = 1 :

    勇者「ッ……」

    魔王「…………」

    勇者「…………え?」

    魔王「……ぐっ、ガハァッ」

    バタリ

    勇者「え、な……なんで」

    魔王「フン…………ふんっ…………」

    魔王「……これか。城内、いや、この辺り一帯に聞こえればいいけど……」

    魔王『あー、あー、すべての魔物に命ずる!!』

    106 = 1 :

    魔王『今すぐ戦いをやめ、武器を捨てよ!!』

    魔王『もう争う必要はない!命を奪い合う必要はない!!』

    魔王『この戦を始めたのは、すべての元凶は私にある!私に怒りをぶつけ、私に憎しみをぶつけろ!!』

    魔王『もう――戦いは、終わりだ』

    勇者「お前……なんで、どうして……」

    魔王「……言ったでしょ。おまえのはただの理想論だって」

    魔王「何の犠牲もなしに戦いが止むことはないのよ。だとしたら私が、たくさんの命を奪ってきた私がすべてを背負う」

    魔王「ま、それでもどうにもできないものは、あんたが何とかして。私もうすぐ死ぬし」

    勇者「最初からそのつもりで……?」

    魔王「えへへ。かっこいいでしょ」

    勇者「…………」

    107 = 19 :

    素敵!抱かせて!!

    108 = 37 :

    自害か

    109 = 75 :

    勇者つぇぇぇー

    110 :

    勇者「ちっ、死姦は趣味じゃねーんだけどな」モゾモゾ

    111 = 1 :

    魔王「女ってことをひた隠しにして、悔やんだこともあったけど、今思えば悪くなかったかな」

    魔王「こうして、恋も出来たし」

    勇者「おまえ、おまえ……っ」

    魔王「あはは。あー、いってて。やば、そう長くないな……ほら泣くな」

    勇者「もう戦いは終わったんだから……勇者と魔王が仲良くなっていても、大丈夫だよな」

    魔王「え?……っ」

    勇者「っ…………ありがとう。本当にありがとう」

    魔王「…………」

    魔王「私も、ありがとう」

    112 = 19 :

    なに勝手に恋愛感情芽生えてんだよwww

    113 = 75 :

    まぁ、生きてても魔王ちゃん人間食うからあかんやろ

    114 :

    きっと町民とだよ(棒)

    115 = 1 :

    数年後

    勇者「世界は平和になった」

    勇者「そりゃ、あの後もいろいろあったけど。でも本当に、魔物たちの憎しみはあいつが請け負ってくれたらしい」

    勇者「それだけあいつが、信頼されていたってことかもしれない」

    勇者「もう魔物と人間が争うことはないと思う。俺がさせないしな」

    勇者「あいつのためにも、俺は――」

    魔法使い「ちょっとあなたー!早く晩御飯の支度してー!」

    勇者「あ、おう!今行く!」

    戦士「勇者~、腹減ったぜえ」

    賢者「ちょっと戦士くん。いじきたないって」

    勇者(俺は行きぬくよ。本当に……)

    勇者「ありがとう。魔王」

               Fin

    116 = 37 :

    魔王ちゃんなんで魔王なったん?ていう質問は無しか

    117 = 65 :

    やはりこの>>1 いつぞやの二重人格勇者
    SSの奴か?

    119 = 29 :

    おい

    120 = 19 :

    つーか数年後て

    122 = 6 :

    >>113
    カニバリズムから生まれる愛もある

    123 :

    戦士女だと思ってた
    脱ぐっていうくだり誰得なんだよ

    124 :

    よくこんな便所の落書きみたいな文章晒せるな!

    125 :

    町民が魔王あたりまでは良SSだったのにどうしてこうなった


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