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    元スレ魔王「女ってことがバレちゃったよ!」

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    1 :

    魔王「クフフ……美味だ」

    部下「取れたての新鮮な人肉でございます」

    魔王「しかし量が足りぬな。もっと持って参れ」

    部下「ハッ!」

    魔王「クフフ……」

    バン!

    部下「魔王様!城内に町民と見られる人間が侵入して参りました!」

    魔王「なに?チッ、警備の者は何をやって……まあいい。丁度食後の運動をしたかったところだ」

    魔王「私が出よう」

    2 :

    ほう…

    3 = 1 :

    ザッ!

    魔王「控えろ愚民ども!!」

    「あ、あれが魔王!?」「なんて強そうなんだ」「あの装備は何だ!?」

    魔王「私は今気分が良い。今なら命だけなら見逃してやらんこともないぞ」

    町民「ふざけんな!うちの村、何人がてめえのエサになったと思ってんだ!」

    魔王「ふん。貴様は今までに食べた飯粒の数を覚えているか?」

    町民「この野郎……!みんな、かかれェーッ!!」

    魔王「一分、いや三十秒だな」

    ザクッ!グサッ!ギャシュ!

    町民「ぐああーっ!」

    魔王「他愛もない……。部下ども、きちんと食料室まで運んでおけよ」

    4 = 1 :

    魔王「ふう。疲れてはいないが、汗をかいてしまった」

    魔王「私は今からシャワーを浴びる。誰も入ってくるでないぞ」

    部下「ハッ!了解しました!」

    ガチャッ!

    魔王「…………」

    魔王「あー、つかれたぁ……。よっこらせ」

    ガシャン、ガシャン

    魔王「装備めっちゃ重いし……女だと舐められるから、わざと重装備にしたんだけど失敗かなあ」

    魔王「でも今更バラすことなんて出来ないよね。魔王だし」

    魔王「……シャワー浴びちゃおっ」

    5 :

    人肉とはこれまた

    6 :

    二番煎じと逃げがないことを祈るよ

    7 = 1 :

    魔王「ふんふふ~ん♪」

    魔王「泡風呂~!くらえ泡光線ーっ」

    魔王「あはははっ!ぎゃあ~」

    魔王「よーし今度はすぺしゃる泡ミサイルを」

    コンコン!

    魔王「あおうッ!!」

    部下「魔王様!」

    魔王「…………なんだ!私は今入浴中だぞ」

    部下「申し訳ございません。しかし、どうやらあの騒ぎは陽動だったらしく、町民の一人が城内へ侵入している模様です」

    魔王「なに……?フン、ネズミ一匹。放っておいても問題ないだろう」

    部下「ですが万が一に備えて、魔王様のお部屋も警備の増強を……」

    魔王「いらんいらん!ネズミ一匹殺せぬようで何が魔王だ。私のことは心配せず、とっととひっ捕らえてこい!」

    部下「ハッ!了解しました!」

    魔王「……もお。せっかく楽しんでたのにぃ」

    8 = 1 :

    魔王「でも町民もよくやるよなあー。死ぬって分かるでしょフツー」

    魔王「たっく命知らずはこれだから……」

    ドン!

    魔王「んぁ?」

    町民「ついに突き止めたぞ魔王部屋!出て来い、諸悪の原因よ!!」

    魔王「げっ、まじかよ。あいつら何やって……」

    町民「っ!?な、何故こんなところに裸の娘が……!貴様、もしや囚われて」

    魔王「わわ!こっち見んな変態!まおうキック!」

    町民「げぷやぁッ!!」

    魔王「ふう。この魔王の肉体が見れるとは運の良いやつめ……」

    部下「いたぞ!!侵入者だ!!」

    魔王「んあ?」

    9 :

    ククク…さすが魔王様だぜ!

    10 = 1 :

    魔王「侵入者なら私が倒して……」

    部下「早く取り囲め!魔王様の安否を確かめるんだ!!」

    魔王「わっ、何で私を囲むんだよ!服、服着させろ!」

    部下「魔王様の姿がないぞ!!」

    部下「貴様ァ!魔王様をどこにやった!!」

    魔王「魔王ならここにいるわ!早く服――」

    魔王(っ!そっか、この姿だと私がわからないのか!)

    魔王「み、皆の者、一度下がれ!」

    部下「黙れ暴君めが!一糸纏わぬ身とは舐められたものよ!」

    魔王「わ、こっち見んなよ変態!」

    11 :

    もちろん美少女なんだろうな

    12 :

    機体

    13 = 1 :

    部下「さて、もう逃げ場はないぞ。大人しく魔王様の居場所を吐け」

    魔王「だから魔王は私だっつに……頼むから服だけでも着させてよ」

    部下「娘の分際で何を申すか!その命今に終わらせてくれる!」

    魔王「やば……」

    魔王(さすがにこの人数で装備無しはキツイ……ど、どうしよ)

    部下「かかれェ!!」

    魔王「くっそ、魔王チョップ!」

    部下「ぐひ!」

    魔王(ひとまず撤退しかないっ!)

    部下「!窓から飛び降りたぞ!追え、追ええ!」

    14 = 1 :

    魔王「いっててて……部屋が四階なの忘れてた」

    魔王「どーしよ。城はお祭り騒ぎだし、しばらくは近づけないよなぁ……」

    魔王「てか私裸。こんなの見られたくない」

    魔王「どうしよどうしよ!寒いし!外出たから体汚れちゃったし!」

    部下「いたぞ!あそこだ!」

    部下「侵入者め、覚悟しろォ!!」

    魔王「わわ、もう見つかっちった……!」

    部下「逃げるな!観念しろ!!」

    魔王「ひい、服欲しいよぉ……」

    16 = 1 :

    タタタタッ!ザッザッザッ!

    魔王「はあ。はあ。とりあえずあそこに身を隠すか」

    部下「……!チッ、見失ったか。探せ、この辺りにいるはずだ!」

    魔王「…………」

    部下「魔王様の居場所を何としても吐かせるのだ!!」

    魔王「……だから魔王は私だってのぉ……ああ、寒い」

    魔王「へっ……へっくしょーん!!」

    部下「いたぞ、あそこだ!」

    魔王「うわっ、何故バレた!?やば!」

    部下「もう逃げられんぞ!くらえ――グハッ!?」

    魔王「……え?」

    勇者「よってたかって女の子相手に武器向けんなっつの。大丈夫か?」

    魔王「あ……はい」

    17 :

    しえん

    18 = 1 :

    魔王(え、こいつもしかして……)

    勇者「みんな!この娘を守るぞ!」

    魔法使い「ええ!」

    戦士「おうよ!」

    賢者「了解ですっ!」

    ザシュッ、ガキンッ!

    部下「ぐああああああ」

    魔王(勇者御一行……!?)

    19 :

    信奈みたいな

    20 = 1 :

    勇者「ふう……怪我、してねえか?」

    魔王「え、あ……おう」

    魔王(どうしよ……でもま、私が魔王なんて分かるはずないし)

    魔王「フン。一応礼を言っておこうか」

    勇者「ああ。……でさ、」

    魔王「?」

    勇者「その……とりあえず、服。着たほうがいいんじゃねーか」

    魔王「わわぁっ!!」

    21 = 1 :

    村・宿舎

    賢者「でも良かったんですか?魔王城に向かう途中だったのでは……」

    勇者「女の子をあのままにしてらんねーだろ。仕方ないさ」

    魔法使い「そんなこと言って、魔王にビビッてたんじゃないの~?」

    戦士「はは!勇者は臆病者だな!」

    勇者「アホか……お、上がったみたいだな」

    魔王「え……あ」

    魔法使い「湯加減どうだった?この温泉結構有名なんだよー」

    魔王「ふ、ふん。悪くはなかったな」

    魔王「…………」

    23 = 1 :

    魔法使い「にしても可愛いね~!どこ出身?可愛いもの好きの賢者にはたまらないでしょ~」

    賢者「え、あ……はい」

    魔王「!?」

    勇者「おいやめろって。困ってんじゃんか」

    魔法使い「なによー。この娘の裸見たやつが気取ってんじゃないわよぉ」

    勇者「ふ、不可抗力だ」

    戦士「ははは!裸ならいくらでもワシが見せてやるぞ!」

    賢者「ちょっ、戦士さん脱ぎ始めないでください!」

    魔王「…………」

    24 :

    戦士の裸キタアッー!

    25 :

    ありきたりすなあ

    26 :

    戦士が女かどうかで反応が変わるぞ!
    どっちだ!?

    27 = 1 :

    魔王「おい、主ら」

    勇者「うん?」

    魔王「主らは……勇者一行で、間違いないのよな?」

    勇者「ああ。そうだぜ」

    魔王「フン。そうか」

    魔王(やっぱそうなのかぁ……。ど、どうしたらいいんだろ。油断しているうちに倒す?)

    魔法使い「やーん、何でそんな仏頂面なのー?ほら笑顔笑顔~!」

    魔王「ぬ、ぐ……」

    勇者「おい魔法使い!」

    戦士「ガハハハ!パンツを穿き忘れた!」

    賢者「もうっ、やめてください戦士さん!」

    魔王(……四対一だし、まだいいよね……)

    28 = 1 :



    魔王「はあ……やっと外に出てこられた」

    魔王「にしてもどうしよ……。今城に向かったところで、部屋に入れなければ意味ないし」

    魔王「最悪味方に殺されるかもしれんのよなあ」

    魔王「……いやでも、もし勇者たちの首を持っていけば、すんなりいくのではないか……?」

    魔王「そうだ。それがいい。今やつらは寝ているし、私なら音を立てずに」

    勇者「よっ。こんなところで何やってんだ?」

    魔王「わああ!!」

    勇者「うわあっ!?」

    30 = 1 :

    勇者「どうしたんだよいきなり……びっくりした」

    魔王「そ、そっちが急に話しかけるから!」

    勇者「くすっ」

    魔王「……?」

    勇者「ああいや、やっと砕けた話し方になったなあって。今まで無理してたからよ」

    魔王「む、無理などしておらんわ。こっちが素である」

    勇者「そうかあ?俺はさっきの方が好きだけど」

    魔王「!き、貴様の好みなど関係ないわ!」

    勇者「あはは。ま、元気そうでよかったぜ」

    勇者「一人でこんなとこいるから、落ち込んでるのかと思ってさ」

    31 = 1 :

    魔王「別に……」

    勇者「そっか」

    魔王「……な、何故隣に座る」

    勇者「ん? 駄目か?」

    魔王「だ、だめじゃないけど……フン。まあよいわ」

    勇者「…………」

    魔王「……お主ら、魔王城に向かう途中だと行ったな」

    勇者「え?ああ」

    魔王「やめておけ。返り討ちにあうのがオチだ」

    勇者「…………」

    魔王「あの城の魔物は特別強い。命を捨ててまで向かうところではなかろう」

    勇者「……そういうわけにもいかねーよ」

    33 = 1 :

    勇者「ここの村。最初は百人くらいいたんだ」

    魔王「?」

    勇者「それがさ、日に日に減って行って、今じゃ二十人もいない」

    勇者「俺が向かうのを止めるってのは、つまり、その二十人を見殺しにするってことだ」

    勇者「んなことはできねー。絶対にな」

    魔王「…………人を殺す奴らが、憎いということか?」

    勇者「憎い? あー、ま、そうだな」

    魔王「フン。しかし主らも、あちらからしてみれば同じことだろう。同胞を殺されてるのには変わりない」

    勇者「殺してなんかいねーよ」

    魔王「え?」

    勇者「動けなくするだけだ。命まで取りはしねえ。そんなことしたら魔王と一緒だからよ」

    34 = 26 :

    この勇者は良い勇者だ

    35 = 1 :

    魔王「フンッ。戯言だな。たとえ貴様がそんなマネをして、村人を救おうとも、それは一時的な終戦に過ぎない」

    魔王「魔王を殺したところで次の魔王が生まれ、そして貴様が命を奪わなかった輩は再び武器を取り戦う」

    魔王「同じだ。いたちごっこを悠々とやるに過ぎん」

    勇者「……俺は殺さない」

    魔王「?」

    勇者「俺は魔王を殺さない。魔王と話して、そして魔物を解放してもらうんだ」

    魔王「なッ……」

    勇者「もう戦うのは止めよう。人と争うのは止めようってな」

    魔王「…………そんなの、無理に決まってる」

    勇者「でもそうしなきゃ、お前の言った通り何も変わらねえ。そうだろ?」

    魔王「…………」

    勇者「っと、そろそろ寝ないとな。お前も早く戻れよ?風邪引くぞ」

    36 = 11 :

    うむ、続けるがよい

    38 = 5 :

    暴君めが、って気付いてないかこの部下

    39 = 1 :



    戦士「ぐはぁー、よく寝た!体力満タンだぜえ」

    魔法使い「いよいよだね。道具もばっちし!」

    賢者「あれ、そういえば昨日の女の子はどこに行ったのでしょうか……?」

    勇者「あ、そういや……」

    勇者(アイツ……)

    魔王「おい!」

    勇者「おわっ、びっくりした。いたのか」

    魔王「私も魔王城へ連れて行ってもらおうか!」

    40 :


    これはまとめに載る

    41 = 1 :

    勇者「は?」

    魔王「だから、私も魔王城までお供すると言っているのだ!」

    賢者「え……でも、それは」

    魔法使い「そうよ。これは遊びじゃないんだから、そもそも誰のためにここまで戻って来たと思ってんの」

    魔王「フン。しかし戦力が増えるに越したことはないはずだが?」

    戦士「オイオイー。娘一人増えたところで足手まといになるだけだぜー?」

    魔王「ほう。ならば試してみるか……?」

    戦士「はん。ガキだからってワシは容赦せんぞ」

    勇者「やめろ、戦士!」

    戦士「しかしのう!」

    勇者「相手は、俺がする」

    42 :

    おいついた

    43 = 17 :

    パンツ脱いだ

    44 = 1 :

    勇者「どちらかが参ったと言うか、気絶した時点で負けだ」

    魔王「ふん、ぬるいな。よいぞ、かかってこい」

    勇者「……いくぞ!」

    ガシャン!

    魔王「遅い」

    勇者「ッ!」

    魔王「くらえ魔王……じゃなかった。普通のキック!」

    ゲシィ!

    勇者「ぐはッ!?」

    魔法使い「勇者ぁ!」

    勇者「く……っそ!」

    45 = 1 :

    魔王「本気でかかってこないか。私はただの娘じゃない」

    勇者「……そう、みてえだなァ!」

    魔王「っ!」

    勇者「悪いがお前はここでお留守番だ!」

    魔王「遅いと言っておろう!」

    勇者「おわっ!?」

    魔王「ハッ!」

    カキィン!

    賢者「勇者さんの剣が!」

    魔王「……ふん、勝負あったな」

    魔王(普段の装備をしていないおかげで、体がめっちゃ軽いわ)

    勇者「お前、一体……」

    48 = 1 :

    勇者「いや、分かった。俺の負けだ。お前を連れて行くよ」

    魔王「ふん」

    戦士「なぬぃ?そんなに強いならばワシとも手合わせ」

    勇者「やめろ。俺の実力はお前も分かってるだろう。味方同士体力を削りあう必要はない」

    戦士「ぐぬぬ……」

    魔法使い「まさかあの女の子がこんなに強いなんて」

    賢者「驚きです……」

    勇者「だけど仲間にするには一つだけ条件がある!」

    魔王(別に仲間じゃなくてもでいいのに……)

    勇者「仲間ってのは、信頼し合うものだ。お前の話し方にはどうも壁を感じるから、素のままでいてもらう」

    49 = 19 :

    魔王チートか

    50 :

    もうええっちゅうにこの手のSSおまえら厨房かいな


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