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    元スレ洋榎「大阪デートや!」 初美「よろしくですよー」

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    みんなの評価 : ★★★
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    401 = 270 :

    >>400
    ほれ

    402 = 174 :

    死因はなんだろ……急性アルコール中毒?(無知)

    403 = 1 :


    初美「……私も……」

    初美「洋榎ちゃんに会えて、幸せでしたよー」

    初美「こんなカタチになっちゃったし……」

    初美「別れがくるのが、辛いですけど……」

    洋榎「……」

    初美「それでも……」

    初美「出会わなければよかったなんて言えないほど、洋榎ちゃんのこと、好きになっちゃいましたから」

    洋榎「……あーあーまた鼻水垂れ流しちゃって」

    洋榎「……それでもよーやく、また笑ってくれたなぁ」

    初美「……だって、私は笑顔がチャームポイントですからー」

    初美「最後まで……可愛いって思われたいんですよー……」 ズズッ

    404 = 348 :

    >>167
    これ伏線かよ……

    405 = 193 :

    この>>1出来る

    406 :

    >>196
    これも伏線かな?
    素晴らしい

    407 = 1 :


    初美「……そういえば……」

    洋榎「ん?」

    初美「いつ、気付いたんですか?」

    洋榎「……確信したのは、道頓堀でやな」

    初美「……」

    洋榎「あんとき、一回一人になったやろ?」

    初美「はい」

    洋榎「そんとき違和感あったねん」

    洋榎「歩いてて、歩きにくさが尋常じゃない」

    洋榎「まるで皆が、ウチのこと見えてへん風に歩いてきよる」

    初美「……それで……」

    洋榎「しまいには――あの宮守のちまっこいの、おったやろ」

    洋榎「ちまっこすぎて見えとらんかったんやけどな、まぁ向こうもこっちを見えとらんわけで……」

    洋榎「見えてへん同士で見事にぶつかって、そんでもって体をすり抜けられたら、誰でも気づくわ」

    洋榎「漫の会話も、死んだウチの分まで頑張ろういうことやったとしたら、スジが通るしな」

    408 = 302 :

    すり抜けちゃったかー

    409 = 48 :

    >>402
    車に轢かれて頭打ったんじゃね。アルコール云々は頭痛いことからの推測だし

    410 :

    >>145
    >ちゃちゃのん「あんまり引きずっとっても、あの人に笑われそうやしな」

    あの人も愛宕ネキやろなあ

    411 = 174 :

    特訓に集まったメンツも葬式か……

    413 :

    >>145
    気づかないように上手く会話をつないでいたんだな・・・

    414 = 270 :

    やはり愛宕ネキの存在はそれだけ大きかったんだろうな
    1回雀卓囲めば忘れられるわけがないよ…

    415 = 48 :

    >>169ですげえびっくりしてんの胡桃がすり抜けたのか

    416 :

    >>283
    もしかしてここの手があったかいってのも伏線 だったんじゃ....

    417 :

    すげー伏線すげー

    418 = 396 :

    改めて読めば、読むほど伏線がどんどん出てくる
    この>>1やりおるで

    419 :

    >>1に出会えたこと感謝だわ

    420 :


    洋榎「ウチが死んだと考えたら、他の皆の行動も納得いくねん」

    洋榎「絹があんな寝言を言うとった意味も」

    洋榎「ゆーこがプロになって自慢したいって言うた相手が、ウチ一人やったことも」

    洋榎「あの監督代行が、元気づけなアカンと思ってUSJに連れていくほどゆーこが落ち込んどった理由も」

    洋榎「……ああ、絹が疲れ果てて眠っとったのも、飲み過ぎやのうて、多分ウチが死んだことによる泣き疲れやな」

    洋榎「それにゆーこの服装」

    洋榎「初美はすかさずスーツっちゅーたけど、あれ、喪服として着とったんちゃうかな」

    洋榎「多分ゆーこや、家におる絹は、今日の通夜に出るんやろ」

    洋榎「仕事で来とった佐々野だけでなく、岩手や長野、鹿児島からわざわざ来てくれたのも、明日葬式があるからやろ」

    洋榎「多分あんな吐きそうになったのにゲロすら吐かずにサクッと復活したんも、もう幽霊やったからやろ」

    洋榎「コースターみたいに知らん人が隣に座ってきにくいもんをチョイスしたのも――」

    洋榎「店員が人数分のグラスを運んでくる飲食店に入りたがらず屋台のたこ焼きにこだわったのも――」

    洋榎「全部、ウチに自分が幽霊やってことを悟らせないためやったんやな」

    初美「……なんでもお見通しなんですねー」

    洋榎「惚れたオンナの気遣いくらい、気づかないようじゃ失格やからな」 ハハ

    421 :

    びっくりした上手いな
    あとはオチやで

    422 :

    >>139の無視も伏線だったのね

    423 :

    やるじゃーん

    424 = 421 :

    もっとイチャラブが見れると思ったらこの悲しさ
    >>1さんはホンマ鬼畜やでぇ…

    425 :


    洋榎「あと、ウチからは普通に物が動いて見えとったけど、多分実際は何も動いてないんやろ」

    初美「……はいー」

    洋榎「まあ、そうやなかったら大混乱やろうしなぁ」

    洋榎「でもそれで、インターホンあんな鳴らしても絹が起きなかったことにも説明がつく」

    洋榎「初美がリスクを犯してまで窓を自ら叩き割ったり、毛布を引っ張りだしてきたことにもな」

    洋榎「タオル一枚で風呂場から出てきた割に、すぐ水滴も廊下から消えてた時点でおかしいとは思っとったんやけどね」

    洋榎「切符も実際には買ってないし、幽霊だから改札も通れてたっちゅーことか」

    初美「はい……」

    洋榎「あ、もしかして、改札通るときに違和感ないように、混雑した駅ばっかり選んどった?」

    初美「……正解ですよー」

    初美「何でもお見通しなんですねー」

    洋榎「普通の幽霊やったら騙されとったんかもしれんけど、一緒にしてもろたら困る」

    洋榎「格が違うわ!」 ドヤドヤ

    426 :

    ここでwww

    428 :

    >>425
    相変わらず鋭い読みだ…
    さすが愛宕姉 (´;ω;`)

    429 = 422 :

    >>263
    >初美「……別れはいつか来るものですよー」

    この状況になってから再度読むと・・・・・・・・


    しかし、伏線の貼り方と回収の仕方が凄いわ

    430 :

    つくりこまれとる

    431 :

    咲SSは結構な頻度でこういう完成度の高い作品が出てくるから困る

    432 = 425 :


    初美「そういえば……」

    初美「もう一個謝っておきますよー」

    洋榎「何や?」

    初美「日記、見ちゃいましたー」

    洋榎「おまっ……!」

    初美「……想いは、ちゃんと生きてる内に伝えないとダメですよー」

    洋榎「ウチへの告白せんまま逃げようとしてた奴のセリフとちゃうな」 クスクス

    初美「うう……否定出来ないですよー」

    洋榎「……しゃーないやん、伝えたかってんけど、その前に事故ってもうたんやから」

    洋榎「頭痛かったし、服は着てたのに財布も鍵も携帯すらも吹っ飛んでたことから見て――」

    洋榎「持ち物吹き飛ぶ勢いで車にでもツッコまれたんやろうなぁ」

    初美「ボケ冥利につきますかー?」

    洋榎「せやなあ、初美のツッコミよりキレはよかったかもな!」

    初美「むむ、そこまでいうならこの神事に使う有難い棒を突っ込んでもいいんですよー!」

    洋榎「ひい、胎内から逝ってまうぅ!」

    434 = 425 :


    洋榎「まぁ、でも、初美のおかげで楽しい幽霊ライフやったで」

    初美「……そのまま続けますかー?」

    洋榎「冗談」

    洋榎「それじゃヤバイから、わざわざ大阪くんだりまで来てくれたんやろ」

    初美「……はい」

    初美「そのままだと、地縛霊になってしまうですよー……」

    洋榎「そらゴメンやな」

    洋榎「佐々野の奴にされたように、会話してもらえへんことがずっと続くようになるわけやろ?」

    洋榎「大阪人として、ボケ・ツッコミ出来へんとか考えられへんわー」

    初美「……」

    洋榎「……まもなく地上につくな」

    洋榎「ジンクス通り、これで、うちらも、お別れになってまうな」

    初美「……お別れ、したくないですよー」 ウルッ

    436 :

    ビックリするほど面白い

    437 :

    あれすればいいんや

    438 :

    そうやあれや!ぐう聖のイッチなら分かるやろ(ニッコリ

    439 = 428 :

    >>434
    観覧車まで伏線だったのか…
    安価でusj指定されて即伏線に活かしたり
    この>>1はできる>>1

    441 = 425 :


    洋榎「……なあ」

    初美「はい……?」

    洋榎「ウチの体、幽霊やけどあったかかったか?」

    初美「……はい」

    初美「私にだけは、生前と同じように感じることが出来るんですよー……」

    洋榎「……そうか、ほんなら……」

    洋榎「胸か手のひら、貸したるわ」

    洋榎「胸はないけど初美のよりはぷにぷにやでー」

    洋榎「手のひらは、何か雀力的なのがあって有り難そうやん?」

    洋榎「……ああ、太もももありやろなー」

    洋榎「ウチの太ももは気持ちええって絹が!」

    初美「……そのどれも、多分妹さんのお下がりですよー」

    洋榎「……ま、まあな」

    初美「……それじゃ、嫌ですよー」

    初美「まだ地上まで、もうちょっと時間ありますから――」

    442 :

    二人ともかわいい

    443 = 425 :











    初美「妹さんですら触れたことない……洋榎ちゃんの一番大事なところをください……」











    445 = 431 :

    キマシタワー

    446 = 436 :

    うおおおお

    447 :

    ふぅ・・・

    448 :

    申し訳ないがグロはNG

    449 :

    待ってた

    450 :

    ふうっ…


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