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    元スレ洋榎「大阪デートや!」 初美「よろしくですよー」

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    みんなの評価 : ★★★
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    51 = 19 :

    はっちゃんかわいいです

    52 = 1 :


    初美「妹さん、ちょっと落ち着きましたねー」

    洋榎「あんまり悪夢見るようやったら起こそか思ったけど……」

    初美「寝かせておいてあげた方がよさそうですねー」 ファサッ

    洋榎「……毛布、とってきてくれたんか」

    初美「ええ、毛布かけたいとか言うてましたのでー」

    洋榎(それで躊躇なく人ン家の毛布引っ張り出せる所が凄いわ)

    53 = 1 :


    洋榎「……あ、そや」

    初美「はいー?」

    洋榎「ちーっとばっかし、シャワー浴びてきてもええやろか」

    初美「え」

    洋榎「……いやほら、路地裏みたいなとこで目覚めたし……」

    洋榎「さすがにちょっとこのままってのは恥ずいやん?」

    洋榎「思ったより臭くなっとらんけど、やっぱりほら、一応は今から観光地とか行くかもしれへんわけやし」

    初美「ふむ……」

    54 :

    一緒にお風呂タイムか

    55 = 1 :


    洋榎「それにほら、ウチって美人やから……」

    初美「BEGIN?」

    洋榎「美人や! 沖縄担当は銘苅やろ!!」

    初美「すみません、あまりに結びつかない単語だったもので……」

    洋榎「なんでやねん!」

    洋榎「これでもウチは姫松のアイドルやねんで!」 ビシッ

    初美「それで、美人だからなんだっていうんですかー?」

    洋榎「今のセリフガン無視か!!」

    56 = 1 :


    洋榎「まぁほら、ウチ財布盗られたわけやん?」

    初美「アホですねー」

    洋榎「やかまし!」

    洋榎「まぁとにかく、そのくらい爆睡こいてたわけや」

    初美「間抜けですねー」

    洋榎「黙らっしゃい!!」

    洋榎「とにかく――その、なんつーか、痴漢とかにあっても気付かなかったと思うわけで」

    初美「無防備ですねー年頃の娘なんだから気をつけましょうよー」

    洋榎「お前には言われたないわ!!!」

    洋榎「とりあえずそんなわけで、寝とる間に襲われとったかもしれんから……」

    洋榎「シャワー浴びておきたいねん」

    初美「妹さんみたいなムチムチドーンならともかく、その体を襲う人なんて……」

    洋榎「こ、これでも結構男子からえっちな目で見られとるんやで?」

    初美「痴漢冤罪だけは起こさないでくださいよー」

    洋榎「誰が自意識過剰やねん!!」

    58 = 1 :


    洋榎「あーもう!」

    洋榎「とにかく風呂に行くから!」

    初美「股間が痛まないのなら、犯されてる心配はないと思うんですけどねー」

    洋榎「髪とか肌とかに、その、なんや……」

    洋榎「こすりつけられとるのかもしれへんやん」

    初美(意外とナイーブなんですねー……)

    洋榎「とりあえず入ってくるから!」

    洋榎「冷蔵庫の中の茶でも飲んで適当にしとってや!」

    洋榎「あ、絹をいじめるのだけはアカンで!」

    洋榎「ほんなら!」 タッタッタッタッタッ

    初美「……」

    初美(さ、さすがにこの状況で適当にくつろぐっていうのは無茶ですよー)

    59 = 1 :


    初美「…………」

    初美「薄い毛布にくるまった薄着の妹さんの肢体を見ながらシャワーの音を聞くってなかなかニッチなエロスがありますねー……」

    初美「…………」

    初美「お、落ち着かないですよー」

    初美「妹さん、起きなければいいんですけど」

    初美「…………」

    初美「ていうか起きられたら完全に積みですよー……」

    初美「…………」

    初美「この場に居るのは限界ですよー」

    初美「とはいえお風呂に行くわけにもいかないですし……」

    初美「妹さんをいじめなければ何してもいいみたいですから、お部屋に避難させてもらいますー」

    60 = 43 :

    はっちゃんかわいい

    61 = 1 :


    [洋榎の部屋]

    初美「おじゃましまーすと」

    初美「……ふむ、なかなか広いですねー」

    初美「中学以降放置してたと思しき勉強机が2つ……」

    初美「姉妹で1部屋ですかー」

    初美「ベッドも2段ベッドですし、随分仲良しさんだったんですねー」

    初美「私達もなかなか仲良しこよしですけど、この姉妹には負けそうですよー」

    初美「何か二人で撮った写真とか妹さんの机に飾ってありますし……」

    62 = 1 :


    初美「……部屋も随分整理されてますねー」

    初美「予想じゃもうちょっと物が散乱しているかと思ってましたけど」

    初美「……妹さんが、頑張ったんでしょうねー」

    初美「……」

    初美「とりあえず妹さんが整理していなさそうな所をチェックしてみましょうかー」

    初美「……」

    初美「机の引き出しの一番下を全部開けて……と」 ゴトッ

    初美「その下のスペースを探れば、ほら……!」

    初美「大事そうな手帳~~!!」 ペカー

    初美「多分日記か何かですよね~」

    初美「……」

    初美「まぁ妹さんをいじめる以外は特に禁止されてませんしねー」 パラパラ

    64 = 1 :


    『今日は恭子と由子とサンマをやった』

    『いっぱい勝てた。楽しかった』

    初美「夏休みの宿題として無理矢理書かされた小学生の絵日記並の内容ですよー……」

    『今日の夕飯はコロッケだった。うまい』

    初美「うわぁ」

    『絹が告白されたらしい。どこのウマの骨とも分からん奴に絹をやれるかい!!』

    初美「これはシスコンですねー」

    『今日は官とく代行が来た』

    初美「めちゃくちゃ書き直した痕跡があるうえに誤字と平仮名ですかー……」

    『おっぱいが大きくなるための本を買う所を後輩の漫に見られた』

    『あいつ気付かん振りしとったけど後ろ姿がプルプル笑いを必死にこらえるソレだった』

    『むかつくから今度差し入れに振りまくったコーラ渡そうと思う』

    初美「この人、わりと普通の人生なのに、日記読む限り毎日楽しそうなのよー」

    65 = 1 :


    『今日から全国大会』

    『ウチが皆とたたかえる最後の夏』

    『絶対に、勝ちたい』

    『勝ってまた、全国4強に入りたい』

    初美「……」

    初美(ちょっと胸が痛みますねー)

    67 :

    しえんた

    68 :

    語尾伸ばすキャラ3人いるもんな

    69 = 1 :


    初美「……」

    初美(大会の記録……)

    初美(見てると心が痛まないわけではないのに、目が離せない……)

    初美(初戦突破の時の喜びや打ち上げのこと……)

    初美(私達を破ったあとの姫松の人々のこと……)

    初美(……そして、敗れた時のこと)

    初美(その後の個人戦の感想も含めて……)

    初美(自分も体験したことだけに、胸がズキズキと痛みますよー)

    初美(……特に……)

    初美(友達への、面と向かって放せない本音のページはいろんな意味で読むのがきつかったですよー)

    70 = 1 :


    『明日は、打ち上げをしようと思う』

    『皆を驚かせてやるわ!』

    『色々ジョークグッズも買ったし、楽しみやわ』

    『……それか、最後やし、泣かせにいくべきやろうか』

    初美「……」

    『あいつらには、伝えたいことばがいっぱいある』

    『ありがとうじゃ足りないほどの感謝の言葉や、好きだった所』

    『思い出話に、アドバイス』

    『きりがないことをどう伝えたらええんやろ』

    初美「……ああ見えて、結構考えてたんですねー」

    初美「……私も、逃げてばっかりいないで、いい加減姫様に遺す言葉を考えないとダメですねー」

    71 = 1 :


    『皆のことがごっつ好きやけど、伝えるのは照れくさいわ』

    『黙ったまま卒業してもええ気はするねんけどなぁ』

    『それかやっぱ言うべきやろか』

    『普段のキャラにのっとって、おふざけ的に言うべきか』

    『それとも、真面目に想いを伝えるか』

    『どないしたらええんやろか』

    初美「……」 パラ

    初美(結局……どうしたんでしょうかねー)

    初美(ちょっと気になるんですけど)

    初美「……と、そろそろお風呂から上がってきそうですねー」

    初美「この日記、さすがに適当に置くことは出来ないですよー」

    72 = 1 :


    初美「かといって、机の奥に眠らせて陽の目を見せないというのももったいないし……」

    初美「えーっと」 キョロキョロ

    初美「……よし」 ヨイショット

    初美「とりあえず、共用っぽい本棚の辞書の横に挿しときましたよー」

    初美「これで妹さんがいつか見つけてくれるでしょー」 ニコー

    初美「やっぱりこういうのは、ご家族の方に発見されてなんぼですからねっ」 ウフフン

    73 :

    結果→路上放置

    74 = 19 :

    はっちゃんいいこ

    75 = 1 :


    洋榎「あがったでー」 ペタシペタシ

    初美「わわわっ、服着てくださいよー///!!」

    洋榎「えー……自分がそれ言うてまう?」

    初美「わ、私は服着てますしっ!」

    洋榎「バスタオルだけのウチより肌面積多いやんけ」

    初美「……そ、それより!」

    初美「早く着替えて大阪観光行きましょう!!」

    洋榎(話そらしおった……)

    76 = 1 :


    初美「お洋服はー」

    洋榎「着たでー」

    初美「カバンはー?」

    洋榎「持ったー」

    初美「それじゃあ、お金はー?」

    洋榎「……盗られたからない」

    初美「……貯金はー?」

    洋榎「か、関西人は宵越しの銭は持たないから……」

    初美「それこそ関東人だった気がしますよー」

    77 = 1 :


    初美「しょうがないですねー、ちょっとくらいなら奢りますよー」

    洋榎「ほんまかー!?」 オメメキラキラ

    初美「そのかわり行く所とかは決めさせてもらいますよー」

    洋榎「そらもうお任せしまくりよ!」

    初美「それじゃ、とりあえず行きましょうかー」 ガラガラ
     
    洋榎「あ、また窓から出てくんや……」

    初美「そりゃ窓から入ったんですから、窓から出ますよー」

    洋榎「普通ドアから出てかへん?」

    初美「入った所と出ていく所が異なっていて許されるのは食べ物くらいですよー」

    洋榎「可愛い顔してさらっとシモネタ言いおって……」

    78 = 1 :

    すまん、眠いから寝る。
    残ってたら続き書くし、残ってなかったらある程度続き書きためて夜にでもまたスレ立てるわ。

    79 :

    まぁとりあえず乙

    80 = 26 :

    おつおつ
    この二人なかなか相性いいな

    81 = 63 :

    乙乙

    82 = 43 :

    おつおつ
    期待してますよー

    83 :

    おもろいなー

    84 :

    こういう珍しい?組み合わせも増えると良いなー

    86 :


    87 :

    続くんか?続くんかー?
    書きための方がええかもな、期待やで

    90 :

    はっちゃんかわいいよはっちゃん

    92 = 48 :

    はっちゃんは同学年なら誰とでも良く合う魔法の素材

    93 :

    保守しろ

    94 = 22 :

    美穂子かわいいよ美穂子

    95 :

    福路美穂子ちゃんの母乳プリンを食べたい

    96 :

    新免那岐さんに切り刻まれたい

    98 = 91 :

    姫様のおっぱい吸いたい

    100 = 95 :

    ほっする


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