私的良スレ書庫
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元スレ鳴上「桜が丘高校に転校…ですか?」
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番長「梓ぁ!」
直感で分かる
あの流星攻撃を受けてはならない
ましてや、戦闘には不慣れな梓ではまともに受けることさえ難しいだろう
もし、あの距離でまともに喰らってしまえば…!
間に合え!!
番長「デカラビア!」『テトラカーン』
直感で分かる
あの流星攻撃を受けてはならない
ましてや、戦闘には不慣れな梓ではまともに受けることさえ難しいだろう
もし、あの距離でまともに喰らってしまえば…!
間に合え!!
番長「デカラビア!」『テトラカーン』
番長「ぐあっ…!」
とっさの判断で梓と律に盾を張ることは出来たものの
さすがに自身には間に合わず、その苛烈な流星攻撃をまともに受けてしまう
梓「番長さん!」
律「番長!」
とっさの判断で梓と律に盾を張ることは出来たものの
さすがに自身には間に合わず、その苛烈な流星攻撃をまともに受けてしまう
梓「番長さん!」
律「番長!」
梓「しっかりしてください!」
なんとか防御姿勢はとれたものの、右足が動かない
律「…ひどい怪我だ、折れてるかもしれない」
確かに…不思議と痛みは無いが右足が変な方向へと曲がっている気がする
…痛みがないってまずいんじゃないか?
律「退がっててくれ、番長」
しかし…
梓「ム、ムギ先輩!番長さんの手当を!」
なんとか防御姿勢はとれたものの、右足が動かない
律「…ひどい怪我だ、折れてるかもしれない」
確かに…不思議と痛みは無いが右足が変な方向へと曲がっている気がする
…痛みがないってまずいんじゃないか?
律「退がっててくれ、番長」
しかし…
梓「ム、ムギ先輩!番長さんの手当を!」
紬「番長君!」
唯「だ、大丈夫!?って大丈夫じゃないよね!?」
二人が駆け寄ってくる
とても心配そうな表情だ
番長「唯、落ち着け」
不安を広がらせてはいけないと感じ、唯を落ち着かせる
紬「唯ちゃん、添え木になりそうなものを探して来て」
紬はどこで覚えたのか、応急処置を的確にこなしている
唯「だ、大丈夫!?って大丈夫じゃないよね!?」
二人が駆け寄ってくる
とても心配そうな表情だ
番長「唯、落ち着け」
不安を広がらせてはいけないと感じ、唯を落ち着かせる
紬「唯ちゃん、添え木になりそうなものを探して来て」
紬はどこで覚えたのか、応急処置を的確にこなしている
律「梓、あたしらでやるぞサポート頼む」
梓「はいです!」
二人は澪の影へと向き直す
澪の影「なんだ、生きてるんだぁ…つまらない」
澪の影「さっさと居なくなってよ!」『アタック』
澪の影は翼を広げると律を目がけて振り下ろす
律「体動かすのはあたしの得意分野なの知ってるだろ?」『真・物理見切り』
律は翼をギリギリまで引きつけ、紙一重で避ける
梓「はいです!」
二人は澪の影へと向き直す
澪の影「なんだ、生きてるんだぁ…つまらない」
澪の影「さっさと居なくなってよ!」『アタック』
澪の影は翼を広げると律を目がけて振り下ろす
律「体動かすのはあたしの得意分野なの知ってるだろ?」『真・物理見切り』
律は翼をギリギリまで引きつけ、紙一重で避ける
律「行くぜ、澪!」『デスバウンド』
タムリンの構えた槍先から斬撃が放たれる
これなら距離を取りつつダメージを与えられそうだ!
だが、澪の影も黙ってやられる訳ではない
澪の影「お前はぁ!いつもぉ!」『ブフダイン』
巨大な氷の塊が律へと襲いかかる
律「タムリン!」『ガード』
ペルソナを呼び戻し、防御姿勢を取る
しかし、かなりの威力だ
致命傷ではないものの、そう何回も受けてはいられない
タムリンの構えた槍先から斬撃が放たれる
これなら距離を取りつつダメージを与えられそうだ!
だが、澪の影も黙ってやられる訳ではない
澪の影「お前はぁ!いつもぉ!」『ブフダイン』
巨大な氷の塊が律へと襲いかかる
律「タムリン!」『ガード』
ペルソナを呼び戻し、防御姿勢を取る
しかし、かなりの威力だ
致命傷ではないものの、そう何回も受けてはいられない
梓「律先輩!…ネコショウグン!」『メディラマ』
ダメージを受けた律の体が軽くなる
律「梓のペルソナ、回復も出来るのな」
梓「私の力は軽音部を守るための力ですから」
攻撃はあたし、回復は梓、これならなんとか対抗出来そうだ
ダメージを受けた律の体が軽くなる
律「梓のペルソナ、回復も出来るのな」
梓「私の力は軽音部を守るための力ですから」
攻撃はあたし、回復は梓、これならなんとか対抗出来そうだ
紬「これで処置は完了よ」
紬は ふう と額の汗を拭った
番長「ありがとう」
唯「痛々しいね…」
唯は包帯でぐるぐる巻きの俺の右足を見つめている
番長「大丈夫、痛みは無いから…それより、秋山さんを」
澪は客席に横になっている
とても辛そうにうなされているが…
紬は ふう と額の汗を拭った
番長「ありがとう」
唯「痛々しいね…」
唯は包帯でぐるぐる巻きの俺の右足を見つめている
番長「大丈夫、痛みは無いから…それより、秋山さんを」
澪は客席に横になっている
とても辛そうにうなされているが…
唯「…澪ちゃんがこんなに悩んでたなんて知らなかった」
唯「…いつも楽しそうで怒りんぼでりっちゃんと笑いあってたのに」
紬「澪ちゃんは繊細だから…女の子が好きなんて言えずにため込んじゃったのかな」
…
唯「私、全然駄目だね…友達なのに何も知らなくて」
紬「私だって…誰よりも理解はあるつもりなのに」
唯「…いつも楽しそうで怒りんぼでりっちゃんと笑いあってたのに」
紬「澪ちゃんは繊細だから…女の子が好きなんて言えずにため込んじゃったのかな」
…
唯「私、全然駄目だね…友達なのに何も知らなくて」
紬「私だって…誰よりも理解はあるつもりなのに」
二人は今にも泣き出しそうだ…
番長「…友達だからこそ、言えないこともある」
番長「だからこそ、もし悩みを打ち明けてくれたなら…力になってやれば良い」
番長「軽音部の絆の強さは皆を見てれば分かる」
番長「誰かが悩んでいるなら五人で分け合えば良い」
番長「誰かに嬉しいことがあったなら、五人で五倍にして喜べば良い」
番長「だから今は泣いてちゃ駄目だ」
番長「秋山さんの悩みを五人で分け合うんだ」
番長「…友達だからこそ、言えないこともある」
番長「だからこそ、もし悩みを打ち明けてくれたなら…力になってやれば良い」
番長「軽音部の絆の強さは皆を見てれば分かる」
番長「誰かが悩んでいるなら五人で分け合えば良い」
番長「誰かに嬉しいことがあったなら、五人で五倍にして喜べば良い」
番長「だから今は泣いてちゃ駄目だ」
番長「秋山さんの悩みを五人で分け合うんだ」
紬「ありがとう…私、澪ちゃんの力になってあげたい」
唯「うん…!」
二人は笑顔を取り戻した
唯「でもね、五人じゃないよ!番長君も入れて六人なんだからね!」
唯…
皆の優しい想いが伝わってくる
唯「うん…!」
二人は笑顔を取り戻した
唯「でもね、五人じゃないよ!番長君も入れて六人なんだからね!」
唯…
皆の優しい想いが伝わってくる
みんなとは普通に友情がいいな
HTTのみんなが仲違いするのは見たくないしハーレムはちょっと…
HTTのみんなが仲違いするのは見たくないしハーレムはちょっと…
澪の影「く、くそぉ…!」
律「はぁ…はぁ…」
澪の影「嫌だ…嫌だ嫌だ嫌だ」
澪の影「どうせ、私の想いは届かない!なのに優しくされても傷つくだけなんだよ!」『コンセントレイト』
澪の影は精神を集中している…
梓「律先輩!何か大きいのが来ます!離れて下さい」
律「…逃げないよ」
律「はぁ…はぁ…」
澪の影「嫌だ…嫌だ嫌だ嫌だ」
澪の影「どうせ、私の想いは届かない!なのに優しくされても傷つくだけなんだよ!」『コンセントレイト』
澪の影は精神を集中している…
梓「律先輩!何か大きいのが来ます!離れて下さい」
律「…逃げないよ」
律「澪の闇を一緒に背負うって決めたんだ!」
律「全部…全部受け止めてやる!」
澪の影の頭上に冷気が収束している…!
律が危ない!
!?
右足のせいで思うように動けない…!
律「全部…全部受け止めてやる!」
澪の影の頭上に冷気が収束している…!
律が危ない!
!?
右足のせいで思うように動けない…!
やめろ…やめろぉぉぉ!!!
唯「りっちゃあん!!!」
紬「りっちゃん!!!」
梓「律先輩!!!」
澪の影「りぃぃぃぃつぅぅぅぅ!!!」『ニブルヘイム』
カッ…!!!
澪「り…つぅ…」
唯「りっちゃあん!!!」
紬「りっちゃん!!!」
梓「律先輩!!!」
澪の影「りぃぃぃぃつぅぅぅぅ!!!」『ニブルヘイム』
カッ…!!!
澪「り…つぅ…」
凍てついた冷気が肌を襲う
あまりの威力にステージは粉々に砕け
砕けた破片は全て凍り付き、その時を止めている…
り、律は…!?
澪の影「なんで…」
澪の影「もう、顔なんてみたくないのに…」
澪の影「忘れたいのに…」
澪の影「本気で殺そうとしたのに…」
あまりの威力にステージは粉々に砕け
砕けた破片は全て凍り付き、その時を止めている…
り、律は…!?
澪の影「なんで…」
澪の影「もう、顔なんてみたくないのに…」
澪の影「忘れたいのに…」
澪の影「本気で殺そうとしたのに…」
澪の影「なんで…立ってるんだよぉ…」
澪の影「なんで…助けようとするんだよぉ…」
律「…言っただろ」
律「澪の闇は…」
律「あたしも一緒に背負うって…!」『不屈の闘志』
澪の影「なんで…助けようとするんだよぉ…」
律「…言っただろ」
律「澪の闇は…」
律「あたしも一緒に背負うって…!」『不屈の闘志』
律「澪、おいで」
澪「律…」
律「自分と向き合わなきゃ、いつまでも進めないよ」
律は優しく語りかけている…
澪「私…は」
澪の影が人の姿へ戻ってゆく…
澪の影「…」
澪「律…」
律「自分と向き合わなきゃ、いつまでも進めないよ」
律は優しく語りかけている…
澪「私…は」
澪の影が人の姿へ戻ってゆく…
澪の影「…」
澪「私は…律が好きだった…」
澪「私に無いものを沢山持ってて、いつも格好良くて…」
澪「私は女なのに…律が好きという想いを伝えたら、全てが壊れる気がして…」
澪「だから、男の人を好きになろうとした…諦めたかった…」
澪「で、でもやっ、ぱ、り、律が忘、れられ、なくて」ぽろ…
澪の影「…」
澪「私に無いものを沢山持ってて、いつも格好良くて…」
澪「私は女なのに…律が好きという想いを伝えたら、全てが壊れる気がして…」
澪「だから、男の人を好きになろうとした…諦めたかった…」
澪「で、でもやっ、ぱ、り、律が忘、れられ、なくて」ぽろ…
澪の影「…」
澪「じぶ、ん、を必死に、だまそ、うとして…」
澪「あ、なた、を生み出し、た…」
澪「私、律が、好き…忘れるな、んて出来ない」
澪「あなたも…同じ気持ちの、はずだよ…」
澪「あなたは、私、私は、あなたなんだから…」
澪の影「私も…律が大好き…」
自分の弱さを認め、澪は新たな強さを得る…
我は汝…汝は我…
澪は神々の支配者『セト』を得た
澪「あ、なた、を生み出し、た…」
澪「私、律が、好き…忘れるな、んて出来ない」
澪「あなたも…同じ気持ちの、はずだよ…」
澪「あなたは、私、私は、あなたなんだから…」
澪の影「私も…律が大好き…」
自分の弱さを認め、澪は新たな強さを得る…
我は汝…汝は我…
澪は神々の支配者『セト』を得た
澪「これ…私…?」
律「…醜いあひるの子は、どこまでも羽ばたける竜だったんだ」
律「澪が無理して変わる必要は無いよ…だって澪にはこんな大きな翼があるんだから」
律「…醜いあひるの子は、どこまでも羽ばたける竜だったんだ」
律「澪が無理して変わる必要は無いよ…だって澪にはこんな大きな翼があるんだから」
澪「りづぅ…!」
律「澪は…強い子だよ」
二人は強く抱きしめあっている…
この絆が切れることは二度とあり得ないだろう…
唯「りっちゃん!澪ちゃん!」たたたっ
紬「まぁまぁまぁまぁまぁ」とととっ
梓「律先輩!澪先輩!」とてとて
律「澪は…強い子だよ」
二人は強く抱きしめあっている…
この絆が切れることは二度とあり得ないだろう…
唯「りっちゃん!澪ちゃん!」たたたっ
紬「まぁまぁまぁまぁまぁ」とととっ
梓「律先輩!澪先輩!」とてとて
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