元スレ灼「何で優勝出来なかったのに皆ヘラヘラ笑ってられるの……?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
101 = 48 :
すばら④
102 = 1 :
灼「……最低だ、私……」 ハァ
灼「トイレにまで逃げてきちゃうし……」
灼「結局あのあと『その方が起きやすいかも』なんて自分に言い訳しておもちを6回もつついちゃったし……」
灼「……」
灼「死にたい……」
灼「はるちゃんのために優勝すらできなくて、はるちゃんに慰められて……」
灼「はるちゃんに気を使わせて、はるちゃんに映画代まで負担させて……」
灼「挙句私がしたことなんて眠るはるちゃんに酷いことしただけ……」
灼「……帰ろう……」
灼「何も言わずに奈良に帰ろう……」
灼「それで、部室に退部届けを出して、皆とはもう会わないようにしよう……」
103 = 49 :
卑屈すぎるwww
104 = 77 :
誰かー!誰かこのふたりなんとかしてー!
105 = 1 :
灼「帰ろう……」
灼「元から真面目とかいう底辺を無理くり褒める言葉みたいな個性しか無い私なんかが」
灼「麻雀なんていう華々しい競技に混じったのが間違いだったんだ……」 ハァ…
灼「……ごめんね、皆」
灼「……さよなら、はるちゃん」
ピンポンパンポーン
『迷子のご案内を致します』
灼「……迷子、か」
灼(結局何も成せずに逃げ出す私も、人生の迷子みたいなものかな……)
『奈良県からお越しの鷺森灼さん』
『お連れ様がお待ちです』
灼「!?」 ズコーッ
106 = 1 :
洋榎「お、大丈夫か自分」
絹恵「偉い派手に転倒したけど」
灼「だ、だだ大丈夫ですから……」
洋榎「あれ、今のって……」
灼(は、はるちゃん……!?)
灼(いや大丈夫、考えようによってははるちゃんは私を見失ったってことだし……)
灼(周囲の人に気付かれたら困るし、早く映画館を出なきゃ!)
灼(それではるちゃんが映画館にいる内に東京を出れば――――)
『四球正面カウンターまで……って、お客様!?』 ドンゴソゴソ
灼「?」
『灼ァーー! どこ!? まさか迷子になって泣いてたり誘拐されたんじゃ……』
『こ、困りますお客様……!』
洋榎「何やオモロイことになっとんなー」
灼「……///!!」 カァァァァァ
107 = 77 :
四球正面wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
108 = 1 :
ダッダッダッダッダッダッ
灼「は、はるちゃん!」
晴絵「あ、灼ァー!!」 ダッ
灼「こんな恥ずかしい真似やめ――――?」
ぎゅうっ
灼「は、はるちゃん……///!?」
晴絵「バカ……心配したんだぞっ……!」
灼「……!」
灼「……ごめんなさい」
109 = 16 :
出塁してる
110 = 48 :
泣いた
111 = 1 :
灼「……」
晴絵「もう、夜も遅いな」
灼「うん……」
灼(はるちゃん、泣いてた……)
晴絵「どうだ、折角だし飲みにでも……」
灼「はーるーちゃん」 ジトー
晴絵「冗談だよ」
灼(……もう) クスッ
晴絵「ん、どうかしたか?」
灼「ううん……」
灼「でも、確かにちょっと気晴らしにはなったから……」
灼「お酒はダメだけど、もうちょっとどこか寄ってから帰るのはありかなって」
晴絵「そう?」
晴絵「じゃあ……>>113行こっか」
113 = 49 :
レジェンドの家
114 = 77 :
居酒屋
115 :
ホテル
117 = 1 :
晴絵「私の家にでも行く?」 フフ
灼「うん……」
灼「って、今から!?」
晴絵「ダメ?」
灼「ダメっていうか物理的に無理というか……」
灼「ていうか奈良までこの時間からどうやって……」
晴絵「……まあそりゃ無理だし冗談だけど……」
晴絵「ダメよ、気軽に二人っきりで家に上がっちゃ」
晴絵「私だからよかったものの、ケダモノが相手だったら危ないんだから」
灼「う、うん……」
灼(気軽に上がるわけじゃないよ……)
灼(はるちゃんだから……)
晴絵「まぁ家は無理としても、>>118になら行けるかな?」
118 = 48 :
ホテル
119 = 49 :
あぁごめん、まだ東京にいたんだったか。
安価下
121 = 1 :
晴絵「まぁ家は無理としても、ホテルになら行けるかな?」
灼「……そう、だね」
灼「帰ろうか、ホテル……」
晴絵「…………」
A:晴絵「うん。皆が待ってる」
B:晴絵「そうじゃなくて……ご休憩とか書いてある、いかがわしいホテルの方よ」
>>122(AかBじゃなかった場合安価下)
125 = 1 :
晴絵「そうじゃなくて……ご休憩とか書いてある、いかがわしいホテルの方よ」
灼「……?」
晴絵「あ、わかんない?」
晴絵「だからまぁ、有り体に言うと……ラブホテル?」
灼「…………///!!!」 ボンッ
晴絵「……やっぱり、ダメ?」 ホホポリポリ
灼「…………」
晴絵「あ、あはは、やっぱり灼の予想してた方のホテルに帰ろっかー」 ソソクサ
グイッ
晴絵「っと?」 ガクン
灼「…………」
晴絵「あ、灼?」
灼「………………ぃよ」
晴絵「え?」
灼「は、はるちゃんが行きたいなら…………いいよ…………///」 ウツムキ
126 = 96 :
かわええええええええええええええ
127 = 1 :
晴絵「そんなわけでホテルに来たわけだけど……」
灼「……」
晴絵「緊張してる?」
灼「そ、そりゃあ……」
晴絵「ま、そこはオトナの私に任せなさい」
灼「でもはるちゃん、受付の仕方すらわかってないし、こういう経験ないんじゃ……」
晴絵「そ、それはほら、あれよ……い、いつも使ってるのが別グループだからルールが違って……」
晴絵「そ、そんなこといいじゃない!」
晴絵「ホラとりあえずシャワー浴びて来なさい!」
128 = 1 :
シャアアアアアアアアアアアアア
灼「…………」
灼「はるちゃんとこんな所に来るなんて……」
灼「…………」
灼「変、だよね……女同士なんだし……」
灼「…………」
灼「それに、そういうのにだらしないはるちゃんなんて見たくない……」
灼「軽蔑だってしなくちゃいけないはずなのに……」
灼「……なんでこんなに、嬉しいんだろう……」
129 = 41 :
酒ダメで、ホテルいいのかw
130 = 96 :
咲の世界のラブホって別に女同士でくるのも普通そう
131 :
起きててよかった
132 = 1 :
晴絵「……」
晴絵「まさかホテルがオーケー出るとはね……」
晴絵「ダメ元もダメ元、怒られても冗談で済ませられると思って言ってみただけだったけど……」
晴絵「……幻滅、されたりしないかなぁ」
晴絵「一応あの子の前じゃ、かっこいいオトナであろうとしてきたはずなんだけど……」
晴絵「…………」
晴絵「と、とりあえずえっちのやり方ググっておかないと……」 カコカコカコ
晴絵「…………」
晴絵「しないで出るのもありではあるけど……」
晴絵「シャワーの音だけでこんだけだもん、灼前にして何もせずに出ていく自信がないわ……」
133 = 48 :
かわいいいいいいいいい
134 = 1 :
灼「は、はるちゃん、出たよ……」 キィ
晴絵「!!」
晴絵(ふ、振り返ると裸の灼が!?)
晴絵(い、いや、タオル一枚ってことも……)
晴絵(落ち着け、頼れるレジェンドのイメージを崩すな……) スーハースーハーシンコキュウー
灼「はるちゃん……?」
晴絵「おかえり灼ッ」 コウソクハンカイテンー
灼「!?」
135 = 1 :
晴絵「……あ」
晴絵(さっきと同じ服か……そりゃそうよね……灼だもんね……)
灼「あ、あの……」
灼(や、やっぱり勇気を出して脱いでくるべきだったのかな……)
晴絵(でもガッカリしてるって思われないようあくまでクールに振舞わなきゃ……!)
晴絵「それじゃあ次は私がお風呂に入ってくるからジュースでも飲んで待っててよ」 テヒラヒラ~
灼「う、うん……」
灼(どうしよう……はるちゃんすごく残念そうだった……)
灼(ガッカリされちゃったかな……)
136 = 1 :
灼「……」
灼(はるちゃんは、もうオトナだもんね……)
灼(美人だし、人気選手だったし……)
灼(きっと今まで恋人だってたくさんいたよね……)
灼(こういう経験だって、きっと……)
ズキン
灼「……」
灼(何でこんなに胸が痛いんだろう……)
灼(私なんて、せいぜいただのはるちゃんの1ファンなのに……)
139 = 1 :
灼「……」 カチカチ
灼「……検索しても携帯じゃ限界がある、か」 ハァ
灼「……憧が部室に持ってきてた本では、確か、手をこんな形にしてたような……」
灼「ボーリングの投法みたい……」
灼「……それならいけるっ!」 フンムッ
灼「…………」
灼「バカなこと考えてないで、とりあえず鑑の前でチューの練習しておこう……」
140 :
美穂子愛してる
142 = 1 :
晴絵「い、いやーいいお湯だったわ!」
灼「……っ///!」
灼(は、はるちゃんがバスタオル1枚……!) メヲソラシー
灼(お、落ち着かなきゃ……はるちゃんに嫌われちゃう……!)
晴絵(め、目をそらされた……?)
晴絵(いきなりバスタオルってガッツキすぎたかしら……)
晴絵(処女っぽさをごまかす作戦が裏目に出ちゃったかな……)
晴絵(ダメダメ、不安を顔に出したらイメージ崩れちゃう……!)
晴絵「横、座るわね」 ストン
灼「う、うん……」
143 = 48 :
にやにや
144 = 1 :
灼「…………」 ドキドキ
晴絵「…………」 バクバク
晴絵(ま、まずい、会話がない!)
晴絵(かといってキスするタイミングが分からない……)
晴絵(とりあえず無難な話、無難な話……)
晴絵「あー……最近学校はどう?」
灼「え?」
灼「……夏休みだし……普通、としか……」
晴絵「そ、そう……」
晴絵(そりゃそうだーーーーッ! 年単位で会話がなくて気まずい娘を相手にするパパか私はッ!)
灼(どうしよう……場を和ませる冗談だったかもしれないのに全然上手く返せなかった……)
145 = 1 :
晴絵(こ、こういうときは今日のデートの話題がいいって確か三尋木プロが……!)
晴絵「きょ、今日の映画どうだった!?」
灼「――――――――!?」
灼(え、うそ、なんでそんな……)
灼(ま、ままままさか実は起きていたのに私に気を使っていた……!?) パニクリッ
晴絵(こんなこともあろうかと、迷子センターのお姉さんに追い出された後パンフ買っておいたのよねっ!)
晴絵(相槌打つくらいなら行けるッ!!)
晴絵「ホラ、楽しかったって言ってたし……」
灼「あ、う、うん、すごくよかったよ!」
晴絵「…………」
灼「…………」
146 = 1 :
灼「えっと……」
灼「こ、告白のシーンすごくよかったよね……」
灼(ら、ラブストーリーだからあったはず……)
晴絵「え、あ、うん、そうねー」
晴絵「何か、こう、監督のこだわりみたいなのを感じたわね!」
灼「だよね……」
晴絵「うん……」
灼「…………」
晴絵「…………」
148 = 1 :
晴絵「しゅ、主題歌とかよくなかった?」
晴絵「流行りのグループではあるけど、ちゃんと映画の脚本見て歌詞書いたらしいよ」
灼「た、確かに、イメージピッタリだったね」
晴絵「でしょ?」
灼「うん」
晴絵「…………」
灼「…………」
149 = 138 :
ほ
150 = 1 :
晴絵「…………」
晴絵(こ、この話題やめたい……!)
晴絵(どうしよう、あんまりパンフ読み込んでないから自分からはあんまふれないし……)
晴絵(灼気を使ってるだけで、実はあんまり面白くなかったのかも……) アワワ
灼「…………」
灼(ど、どうしよう……このままだと全然見てないのバレちゃう……)
灼(そ、それとも起きてたわけだからとっくにバレてたのかな……)
灼(あれ、ってことはおもち触ってたのもバレ……?)
灼(うわあああああああ……ってことは、ホテルも私がそういうことしたがってると思ってのこと……?)
灼(し、死にたい……!) アワワ
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