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    元スレ灼「何で優勝出来なかったのに皆ヘラヘラ笑ってられるの……?」

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    51 = 9 :

    女の恋愛は上書き保存やで

    52 = 1 :


    「…………」

    (へ、下手くそ……)

    (しかも無理してAKBとか歌ってるのが丸わかりなほど歌詞間違えてるし……)

    (そこまでしてもらってるのに私AKB分からないし……)

    晴絵「どうだったー?」 ニコニコ

    「じょ、上手……だよ」

    53 = 48 :

    この空気www

    やだでもこのレジェンドカッコいい・・・

    54 = 16 :

    4位は末原高校か

    55 = 1 :


    晴絵「灼も歌いなよ」

    「えっ」

    晴絵「ほらほら」

    「わ、私歌とかあんまり聞かないから……」

    晴絵「いいからホラ、聞かせてよ」 ニカー

    (晴ちゃんがわかる歌って何なんだろう)

    (お母さんがよく聞いてる米米CLUBとかかな……?)

    (でも浪漫飛行とか私の音程にあってないし、できればゆったりしたのが歌いたい……)

    (演歌とか……は、さすがに晴ちゃんには早いよね?)

    「じゃ、じゃあブルーハーツの青空を……」

    晴絵「え、あ、うん」

    晴絵(タンバリン準備してたんだけどな……)

    56 = 46 :

    お互い気を遣いあうこの涙ぐましさ

    57 = 1 :


    「……」

    晴絵「お、おーうまいうまい」

    晴絵「カラオケ慣れてないって言ってた割に、音程凄い取れてるじゃん」

    晴絵(ただしすっごく棒だったけど……)

    晴絵(あそこまで感情のないパンクとか初めて聞いたわ……)

    「そ、そんなこと……」 テレ

    晴絵「よし、次はデュエット行きましょうデュエット」

    「え、でもわかる歌がほとんど……」

    晴絵「大丈夫大丈夫、こう見えて今の高校生の流行りの曲は抑えてるから!」

    晴絵「はつおとみくだっけ、あれ行ける?」

    (はつねじゃなかったっけ……しかも分からない……)

    58 = 6 :

    支援やな

    59 = 48 :

    支援やで

    60 = 1 :


    「はるちゃん……私に気を使わなくていいよ」

    晴絵「む、それは私がナウなヤングに合わせるおばさんみたいだと?」

    「カラオケのことだけじゃなくて……」

    晴絵(否定はしてくれないんだ……)

    「皆の元で、祝勝会してきていいよ」

    「初出場でブランク持ちばっかりなのにベスト3」

    「十分、偉業だよ」

    「……納得できてない私がきっとおかしいから」

    61 = 1 :


    晴絵「……別に気を使ってるわけじゃないわ」

    晴絵「私がやりたいからやりたいだけ」

    「……」

    晴絵「……納得出来ない?」

    晴絵「だったら、とりあえずカラオケで見せてあげるわ」

    晴絵「阿知賀のレジェンドの力ってやつを……!」

    「……?」

    (靴を脱いで机に登った……?)

    晴絵「勝利をつかめ、ソフトバングホォォォォォォォォクス!!」 魂のシャウト

    「……???」

    63 = 16 :

    定番なはずなのに何故か無かったSS

    64 = 1 :


    晴絵「ふぅ、すっきりしたわ……」

    「そ、そう……」

    晴絵「ちなみに気を使わないとこんなんばっかり入れるわよ」

    晴絵「まあ、元は気を使って福岡時代覚えた曲だけど……」

    晴絵「ひたすら私の中高時代のシャウトソング入れたっていいんだから」

    「う、うん……」

    (意外、というか、なんというか……)

    65 = 48 :

    いいなぁ

    66 = 1 :


    晴絵「いやー歌った歌った」

    (疲れた……)

    晴絵「若者が次に行く所って言ったら、どこかしら」

    「え、まだいくの……?」

    晴絵「じゃあ聞くけど、もう気分は晴れた?」

    「そ、それは……」

    晴絵「次は……ショッピングかしら?」

    67 :

    68 = 1 :


    晴絵「デートと言ったら洋服かしら……」

    晴絵「でもこの辺、しまむら全然見当たらないのよね……」

    晴絵「やっぱり都会はユニクロなのか……?」

    (はるちゃん、しまむら派だったんだ……)

    晴絵「灼は普段どこの服買ってるの?」

    「えっと……」

    69 = 67 :

    さるよけ?

    70 = 1 :


    晴絵(……来たはいいけど……)

    「あ、このシャツ可愛い……」

    晴絵(だ、ださい……見ていて痛々しいほどに……)

    「……これ、はるちゃんに合うかも……」 ボソッ

    晴絵(何やら恐ろしいこと呟いてらっしゃる……!)

    「……」 ウーン

    晴絵「…………」

    晴絵「そ、それ、着てみよっかなー!」

    「え?」

    晴絵「ほら、この、なに、ワンポイント? のアライグマとか可愛いし!」

    「だ、だよね……!」 パァァァァ

    「似合うと思うよ!!」

    71 = 1 :


    晴絵「……ど、どうかな」 ズーン

    「すっごく似合ってるよ、はるちゃん……!」 キラキラ

    晴絵「それはよかった……」 ズーン

    晴絵(ワンポイントどころか全体に占めるアライグマのインパクトよ……)

    「あと、このパーカーとかも似合うんじゃ……」

    晴絵(あ、アライグマのフード付きパーカー!?)

    晴絵(灼……美的センス大丈夫かしら……)

    晴絵(似合うって言われるのがもはやショックなんだけど……)

    73 = 48 :

    あれはよう知らんなぁ
    とりあえず④

    74 = 1 :


    「あ、お金は……」

    晴絵「いいって、私が着る分だし、私が出すよ」

    晴絵(気を使うならおすすめしないって形のほうが有りがたかったかな)

    晴絵「ていうか灼こそ、何も買わなくていいの?」

    「私は……」

    「買ってもらう理由がないし……」

    「……私は、ベスト3でお祝い貰っても嬉しくないから」

    晴絵「…………」

    晴絵「よし次!」

    晴絵(えーっとえーっと、若者のデートスポットだから……)

    晴絵「ジャスコに行くわよ!」

    75 = 1 :


    晴絵「…………」

    「…………」

    晴絵(な、何もない!)

    晴絵(奈良に居た頃のクラスメート達、皆どうやってジャスコでデートしてたの!?)

    晴絵(麻雀に青春捧げた枯れ女だから何も考えつかないの!?)

    「……はるちゃん?」

    晴絵「え、ええと、ちょっと都心部から離れすぎちゃったわね」

    晴絵「ジャスコは奈良にもあるし、別の所にしましょうか」

    (カラオケも奈良にあるけど……)

    晴絵(でももうデートスポットほとんど知らないのよね……)

    晴絵(ええっとええっと、他にデートスポットは……)

    晴絵「そうだ、>>77に行きましょう」

    77 :

    えいがかん

    78 = 48 :

    いいじゃん

    79 = 1 :


    晴絵「映画館よ!」

    晴絵「デートと言ったら映画だしね!」

    「でももう時間遅いし……」

    晴絵「大丈夫大丈夫、なんだっけ、ナイトショーだとかいうのがあるわ」

    (レイトショー……?)

    晴絵「とりあえず行きましょう!」

    80 = 1 :


    晴絵「とりあえず、恋愛映画が一番よね!」

    (茶番……はるちゃんにお金を溝に捨てさせたくない……)

    (でもはるちゃんが折角気遣ってくれてるんだし……)

    晴絵(ホントはスプラッタホラーとか好きだし、灼を怖がらせて抱きつかせたりしたいけど……)

    晴絵(無表情で見られても困るしね)

    晴絵「それじゃ、この流行りの邦画でも見ましょうか」

    晴絵「何か主演の人も有名みたいだし、外れないでしょう!」

    晴絵(私は洋画派なんだけどね!)

    「はるちゃんに任せるよ……」

    (邦画だったらVシネマとか見たいなぁ……)

    81 :

    このすれ違いである

    82 = 77 :

    なんて噛み合わないふたりなんだ……

    83 = 48 :

    お互いがお互いのこと思ってるのになぁwww

    84 = 1 :


    「…………」

    (面白くない……)

    (言葉にすればすぐ伝わるのにグダグダ黙って揉めるとか……)

    「…………」

    (ホント、馬鹿みたい……)

    (……もっと上手く喋れたら、こんなことにはならなかったのかな……)

    (コミュ力、欲しかったなぁ……)

    (そしたら、皆と素直に3位を喜び分かち合えてたのかな……) グスッ

    85 = 1 :


    (いけない、こんな顔してたらはるちゃんに訝しまれ……)

    (あ、でも、映画に夢中でこっちなんて見てな――) チラッ

    晴絵「ゴガー……スピー……」

    (ね、寝てるーーーーー!?) ガビーン

    (お、大口開けてヨダレタラシてる……)

    (ていうか寝てるって気づいてみると結構寝息五月蠅いし……)

    (ま、周りに迷惑かけてないかな……) オドオド

    87 = 48 :

    レジェンドwwww

    88 = 49 :

    レジェンドさぁ・・・

    89 = 1 :


    (は、はるちゃん!) 肘でつんつん

    (起きてはるちゃん……!)

    晴絵「……私も愛してるよ……○△×……」

    「!!」

    (い、今の寝言……!?)

    (よく聞こえなかった……!) グググッ

    「…………」

    「!!」 ハッ

    (いけない、はるちゃんの口元に耳を近づけてる場合じゃなかった……)

    (はるちゃん起きてーーーー!) ツンツンツン

    90 = 77 :

    おいおっさん

    91 = 1 :


    (うう、もう全然映画に集中できない……) ツンツンツン

    (元からまともに見てなかったけど、今ヒロインっぽい人が話題にしてる名前が誰かも分からない……) ツンツンツン

    (はるちゃん~~~~~っ!) ツンツンツン

    ぐらっ

    「え?」

    (しま……強くつつきすぎてバランスが崩れ……!)

    キャッチ

    (あ、危ない……)

    (……隣の人に迷惑はかけられないし……)

    (とりあえず私の肩にもたれさせておこう……) ヨイショット

    93 = 1 :


    (……はるちゃん、結構重いんだ)

    (髪の毛もいい匂い……何系の匂いっていうのかな、これ)

    (…………) スンスン

    「!!」 ハッ

    (そんな場合じゃないし、これじゃ私変態さんみたい……!)

    (お願いだから起きてよはるちゃん~~~~~っ!) ツンツンツン

    94 = 1 :


    (うう……肘がつかれてきたし、もう諦めようかな……) ツンツンツ……

    ぽよん

    「!?」

    (今の感触、まさかはるちゃんのおおおおお……!?) チラッ

    (や、やっぱり……)

    (顔が近くて直視できないのに惰性で肘を動かしてたから腕を掠めて体に当たっちゃったんだ……)

    (……結構、大きかったな……)

    (私のと違って、柔らかかったし……)

    (…………)

    (まだ起きない、よね……) ふよん

    「!!」 ハッ

    (だ、だめ! はるちゃんにそんなことしちゃ……) ブンブンブン

    96 :

    灼ちゃんかわいい

    97 :

    ラブホに連れ込めば一発やでコレ

    98 = 1 :


    (や、やっと終わった……) ゲッソリ

    (もう全く見てなかったけど、どうせはるちゃんと映画の話は出来ないだろうから別にいいよね……)

    (もういいだろうし、強めに揺すろう)

    (出来れば寝てたの気づかないことにしてあげたいけど……)

    「はるちゃん、そろそろ……」 ゆっさゆっさ

    ぐらっ

    トン

    「え」

    「あわわわわわ……!」

    (膝に倒れてきた……こ、ここここれ膝枕……?)

    99 = 49 :

    手すりがお腹に食い込んで大変痛そうな予感しかしないwww

    100 = 1 :


    「髪の毛さらさら……」

    「!!」 ハッ

    「わ、私またはるちゃんに何を……」 ワナワナ

    「ご、ごめんはるちゃん!!」 ダッ

    ごちーん ←灼が走り去ったことにより自然落下

    晴絵「あたっ」

    晴絵「いったー……頭ぶったうえにお腹にすっごく何かがめり込み……」

    晴絵(やば! 私寝てた!?)

    晴絵(あ、灼にバレて……)

    晴絵「あれ?」

    晴絵「灼いない……?」

    晴絵「おーい灼ー?」 キョロキョロ

    晴絵「灼帰った?」 キョロキョロ

    晴絵「……嘘だよね灼」 キョロキョロ

    晴絵「おーい?」 キョロキョロ


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