私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレ咲「照さん今月の妹料金まだですか?」
![](../../../newbb/images/imagesets/default/up-a.png)
みんなの評価 : ★★
レスフィルター : (試験中)
照「ねえ咲」
咲「! な、なに? お姉ちゃん?」
照「どこか行きたいところはある?」
咲「っ、い、行きたいところ?」
咲(真っ先に頭に浮かんだのは、昔お姉ちゃんと一緒に行った、あの場所―――だけど……)
咲「……特には、無いかな。お姉ちゃんはどこかある?」
咲(……こんな偽物の私として、あの大切な場所には行きたくなかった)
照「……私も、特には無いかな。咲とこうやって街の中を歩くだけでも、満足だから」
咲「っ……」
咲(どうして、こんなにも涼しい顔で恥ずかしいこと言えるのかなぁ……)
咲(一人で色々考え込んでる私がばかみたいだよ……)
咲「! な、なに? お姉ちゃん?」
照「どこか行きたいところはある?」
咲「っ、い、行きたいところ?」
咲(真っ先に頭に浮かんだのは、昔お姉ちゃんと一緒に行った、あの場所―――だけど……)
咲「……特には、無いかな。お姉ちゃんはどこかある?」
咲(……こんな偽物の私として、あの大切な場所には行きたくなかった)
照「……私も、特には無いかな。咲とこうやって街の中を歩くだけでも、満足だから」
咲「っ……」
咲(どうして、こんなにも涼しい顔で恥ずかしいこと言えるのかなぁ……)
咲(一人で色々考え込んでる私がばかみたいだよ……)
>>848
まあいざとなったら立て直しすればいいだけだし
まあいざとなったら立て直しすればいいだけだし
――――――――
咲(特にお店に入るわけでもなく、何かをするでもなく)
咲(お互いに手を繋いだまま、私たちは延々と街の中を歩いていた)
咲(妹嬢としての役割は頭から抜け落ちていた。お姉ちゃんの真意が聞きたい。ただ、そのことで頭がいっぱいだった)
咲(どうしてお姉ちゃんは、妹嬢としての私を求めたのか。ただ、そのことが……)
照「咲」
咲「……なに? お姉ちゃん」
照「咲は働いてるとき、いつもこんなにも無口なの?」
咲「……そんなことはないかな。普段、って言ってもまだ数回しかお仕事してないけど、いつもはもっと喋るよ」
照「……そう。私といるときだけなんだね。こんなにも無口なのは」
咲「……!!」
咲(特にお店に入るわけでもなく、何かをするでもなく)
咲(お互いに手を繋いだまま、私たちは延々と街の中を歩いていた)
咲(妹嬢としての役割は頭から抜け落ちていた。お姉ちゃんの真意が聞きたい。ただ、そのことで頭がいっぱいだった)
咲(どうしてお姉ちゃんは、妹嬢としての私を求めたのか。ただ、そのことが……)
照「咲」
咲「……なに? お姉ちゃん」
照「咲は働いてるとき、いつもこんなにも無口なの?」
咲「……そんなことはないかな。普段、って言ってもまだ数回しかお仕事してないけど、いつもはもっと喋るよ」
照「……そう。私といるときだけなんだね。こんなにも無口なのは」
咲「……!!」
照「咲はこのお仕事、これで何回目?」
咲「……三回目だよ」
照「そう。まだまだ駆け出しね」
咲「……お姉ちゃんは、このお仕事がどういうものなのか、知ってるの?」
照「ええ、多少は」
咲「キスしたり、えっちなことだって……するんだよ?」
照「……そう」
咲「……それだけ?」
照「……」
咲「私が知らない人とキスしたりえっちなことしたりしてても、何も思わないの……?」
照「……咲が自分から望んでしていることなら、私が口出しすることじゃないわ」
咲「っ……!」
咲「……三回目だよ」
照「そう。まだまだ駆け出しね」
咲「……お姉ちゃんは、このお仕事がどういうものなのか、知ってるの?」
照「ええ、多少は」
咲「キスしたり、えっちなことだって……するんだよ?」
照「……そう」
咲「……それだけ?」
照「……」
咲「私が知らない人とキスしたりえっちなことしたりしてても、何も思わないの……?」
照「……咲が自分から望んでしていることなら、私が口出しすることじゃないわ」
咲「っ……!」
ありがとう、大丈夫です。ちゃんとこのスレで終わるよう計算してます
>>859
応援支援
応援支援
咲(……ああ、そうなんだ。お姉ちゃんにとって、私はたった、それっぽっちの存在なんだ……)
咲(好きの反対は嫌いじゃない。無関心。今のお姉ちゃんは、私に対して、何も……)
照「咲……?」
咲「……ごめん、お姉ちゃん。私、もう限界みたい……」
照「……」
咲「本当に、ごめんなさい。ちゃんとお仕事、出来なくて……。ちゃんとお金は返すから、だから……」
咲「……一人に、してくれるかな……」
照「っ……!」
咲「先に家、帰ってるね……!」
照「さ、咲っ……!」
咲(好きの反対は嫌いじゃない。無関心。今のお姉ちゃんは、私に対して、何も……)
照「咲……?」
咲「……ごめん、お姉ちゃん。私、もう限界みたい……」
照「……」
咲「本当に、ごめんなさい。ちゃんとお仕事、出来なくて……。ちゃんとお金は返すから、だから……」
咲「……一人に、してくれるかな……」
照「っ……!」
咲「先に家、帰ってるね……!」
照「さ、咲っ……!」
――――――――――
咲(私はただ、泣いていた)
咲(苦しくて、辛くて……悲しくて、おかしくて……)
咲(あんなにも頑張って、全国に行ってお姉ちゃんに会いにいったのに……)
咲(やっと、家族みんなで暮らせるようになったと思ったのに……)
咲(何も変わっていなかった)
咲(お姉ちゃんと私の関係は、あのときからずっと壊れたままで、あのときから今まで何も変わっていなくて……)
咲(私だけが浮かれていただけだった)
咲(何もかもが上手くいったと思い込んでいた、私だけが、ただ、ずっと……)
咲(私はただ、泣いていた)
咲(苦しくて、辛くて……悲しくて、おかしくて……)
咲(あんなにも頑張って、全国に行ってお姉ちゃんに会いにいったのに……)
咲(やっと、家族みんなで暮らせるようになったと思ったのに……)
咲(何も変わっていなかった)
咲(お姉ちゃんと私の関係は、あのときからずっと壊れたままで、あのときから今まで何も変わっていなくて……)
咲(私だけが浮かれていただけだった)
咲(何もかもが上手くいったと思い込んでいた、私だけが、ただ、ずっと……)
咲「……ホント、馬鹿みたい。頑張って働いて、プレゼントだって買ったのに……渡す意味、ないんだもんね。」
咲「お姉ちゃんは、私のことなんて何とも思ってなくて……ひぐっ、むしろ、今でも避けられてるかもしれないんだから、あんなの、受け取ってくれるわけないよ……」
咲「私、今までずっと、何してたんだろう……」
咲「麻雀部に入ってから……ひぐっ、今まで、ずっと……!」
咲「うっ……ぐずっ、えぐっ……」
咲(負の感情に押しつぶされそうになって、もう何もかもが分からなくなっていた……そのときだった)
咲(部屋の扉が開く音がしたのは)
咲「お姉ちゃんは、私のことなんて何とも思ってなくて……ひぐっ、むしろ、今でも避けられてるかもしれないんだから、あんなの、受け取ってくれるわけないよ……」
咲「私、今までずっと、何してたんだろう……」
咲「麻雀部に入ってから……ひぐっ、今まで、ずっと……!」
咲「うっ……ぐずっ、えぐっ……」
咲(負の感情に押しつぶされそうになって、もう何もかもが分からなくなっていた……そのときだった)
咲(部屋の扉が開く音がしたのは)
>>868
100レスってのは割とあるもんだぜ?
100レスってのは割とあるもんだぜ?
>>869
てるてるに言ってんじゃね
てるてるに言ってんじゃね
>>870
(そこは空気読めよわかりづらいボケかました俺も悪いけどさ)
(そこは空気読めよわかりづらいボケかました俺も悪いけどさ)
照「……咲」
咲「……!」
照「……入っていい?」
咲「……一人にしてって、言ったよね……」
照「……嫌だ」
咲「!?」
照「妹が泣いているのに……一人になんて出来ない」
咲「……!!」
咲「……出てって……」
照「……」
咲「……出てってよ……」
咲「お姉ちゃんは、私のことなんてどうでもいいんでしょ……?」
咲「お姉ちゃんに妹なんていないんでしょ……!?」
咲「出てってよ……! 早く出てっ」
照「咲」
咲「っ!?」
照「今までごめんなさい……」
照「……」
咲「……出てってよ……」
咲「お姉ちゃんは、私のことなんてどうでもいいんでしょ……?」
咲「お姉ちゃんに妹なんていないんでしょ……!?」
咲「出てってよ……! 早く出てっ」
照「咲」
咲「っ!?」
照「今までごめんなさい……」
咲(お姉ちゃんに、抱きしめられた)
咲(何が起こっているのか分からなかった。頭の中は真っ白だった)
照「全部、私が悪いの……くだらないプライドのせいで、幼い貴女を傷つけて……」
照「今、この瞬間までちゃんと謝れなかったのも、私自身の本当の気持ちをちゃんと伝えなかったせいで、咲を不安にさせてしまったのも……全部私のせい。不器用で口下手な、私のせい」
照「ごめんなさい……咲……本当に、ごめんなさい……辛い思いをさせて、寂しい思いをさせて……本当に……」
咲「おねえ、ちゃん……」
咲(お姉ちゃんは涙を流しながら、何度も何度も私にそう言葉を紡ぎ続けた)
咲(感情の起伏が薄いはずのお姉ちゃんが、私だけに見せた本当の姿)
咲(私たちは、やっと本当の姉妹に戻れたような気がした)
咲(長い間すれ違っていた心が、ようやく通じ合った瞬間だった―――)
―――――――
久「おかえりなさい。未来のNo1妹嬢」
咲「ただいま戻りました」
久「お客様には満足していただけた?」
咲「妹嬢としての仕事はまったく出来てないって言い切れます……」
久「あらら。後でクレームが来ちゃったらどうしましょう。補償問題になっちゃう」
咲「そのときは私が責任を持って対応します」
久「ふふ、そう……。良い顔をしてるわね。色々と吹っ切れた?」
咲「はい、おかげさまで。お姉ちゃんともたくさん話し合って……やっと仲直りできました」
久「そう、それはよかったわね。……私としては、貴女が妹嬢じゃなくなるのがとても残念だけど」
咲「その……たまになら、このお仕事やってみてもいいかなって」
久「あら、本当に? 一体どういう心境の変化なのかしら。その素敵な指輪とお姉さんが関係してたりするの?」
咲「ま、まあそんな感じですけど……詳しくは秘密です」
久「そう……じゃあ早速、貴女にぴったりな仕事が一件入ってるんだけど……お願いできる?」
咲「はい、よろこんで」
久「おかえりなさい。未来のNo1妹嬢」
咲「ただいま戻りました」
久「お客様には満足していただけた?」
咲「妹嬢としての仕事はまったく出来てないって言い切れます……」
久「あらら。後でクレームが来ちゃったらどうしましょう。補償問題になっちゃう」
咲「そのときは私が責任を持って対応します」
久「ふふ、そう……。良い顔をしてるわね。色々と吹っ切れた?」
咲「はい、おかげさまで。お姉ちゃんともたくさん話し合って……やっと仲直りできました」
久「そう、それはよかったわね。……私としては、貴女が妹嬢じゃなくなるのがとても残念だけど」
咲「その……たまになら、このお仕事やってみてもいいかなって」
久「あら、本当に? 一体どういう心境の変化なのかしら。その素敵な指輪とお姉さんが関係してたりするの?」
咲「ま、まあそんな感じですけど……詳しくは秘密です」
久「そう……じゃあ早速、貴女にぴったりな仕事が一件入ってるんだけど……お願いできる?」
咲「はい、よろこんで」
――――――――
咲(またこんなホテルの前で……何かの決まりなのかなぁ)
咲(まあ、もう馴れたからいいけど……あ、あの人かな。今日は一体どんな人が……)
咲「……」
照「こんにちわ。君が今日の私の相手をしてくれる子でいいのかな」
咲「おねえ、ちゃん……」
照「ふふ、この前は色々あったせいで、あまり楽しめなかったから。今日はその埋め合わせ」
照「今日一日、いっぱい楽しもう? よろしくね、咲」
終わり
咲(またこんなホテルの前で……何かの決まりなのかなぁ)
咲(まあ、もう馴れたからいいけど……あ、あの人かな。今日は一体どんな人が……)
咲「……」
照「こんにちわ。君が今日の私の相手をしてくれる子でいいのかな」
咲「おねえ、ちゃん……」
照「ふふ、この前は色々あったせいで、あまり楽しめなかったから。今日はその埋め合わせ」
照「今日一日、いっぱい楽しもう? よろしくね、咲」
終わり
と思ったら終わった
乙
照さん仲直りしたなら普通に会えww
金高いんだろww
乙
照さん仲直りしたなら普通に会えww
金高いんだろww
後日談的な感じだし、残りも少ないんで、あっさりした感じにしました
お疲れ様です。ありがとうございました
お疲れ様です。ありがとうございました
類似してるかもしれないスレッド
- 妹「兄さん……何か忘れてないですか?」 (837) - [56%] - 2012/10/25 6:00 ★★★×4
- 妹「兄さん、貴方は童貞なのですか?」 (151) - [55%] - 2012/4/2 7:30 ★
- 妹「私が義理の妹だったらどうする?」 (419) - [51%] - 2011/12/6 0:15 ★★
- 京子「綾乃、今月の恋人料金まだー?」 (205) - [51%] - 2012/2/2 0:15 ☆
- 咲「まさかこれが最終試験ですか?」 (266) - [50%] - 2013/6/6 14:45 ☆
- 妹「兄さん、私になにかした?」 (162) - [49%] - 2013/1/14 4:15 ☆
- 幼女「こんなのがきもちいんですか?」 (463) - [48%] - 2011/1/18 4:31 ★★★×4
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について