私的良スレ書庫
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元スレまる子「電子ドラッグ……?」

みんなの評価 : ☆
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キートン「5時間目」
藤木「永沢くん…なんとか事件が終わってよかったね」
永沢「本当にそう思うのかい」
藤木「え?」
永沢「面白い資料が図書室にあったんだよ」
藤木「面白い資料…」
……
…
パサッ
永沢「この新聞の記事、見てみろよ」
藤木「…人が突然暴れ出す…?」
永沢「さっきの山田くんと症状が似てると思わないか?」
藤木「…!!」
藤木「永沢くん…なんとか事件が終わってよかったね」
永沢「本当にそう思うのかい」
藤木「え?」
永沢「面白い資料が図書室にあったんだよ」
藤木「面白い資料…」
……
…
パサッ
永沢「この新聞の記事、見てみろよ」
藤木「…人が突然暴れ出す…?」
永沢「さっきの山田くんと症状が似てると思わないか?」
藤木「…!!」
藤木「某男性は女性に対していきなりバックドロップを…」
藤木「サッカー観戦をしていた多くの人間が突然暴れ出す事件が…」
永沢「古い記事だからこれ以上の事は詳しく分からないんだ」
藤木「だからって、さっきの山田くんの症状がこの過去の事件と一緒とは限らないんじゃ…」
永沢「だからこそ僕達で調べる必要があるのさ」
藤木(えぇ…僕そんな危険な真似したくないのに…)
―パソコン教室―
担任「はい、じゃあ一斉にパソコンの電源入れてー」
ピッ
ヴヴヴヴヴヴヴ
生徒「…」ピクピクッ
担任「どうした?」
生徒「ぎゃああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
藤木「サッカー観戦をしていた多くの人間が突然暴れ出す事件が…」
永沢「古い記事だからこれ以上の事は詳しく分からないんだ」
藤木「だからって、さっきの山田くんの症状がこの過去の事件と一緒とは限らないんじゃ…」
永沢「だからこそ僕達で調べる必要があるのさ」
藤木(えぇ…僕そんな危険な真似したくないのに…)
―パソコン教室―
担任「はい、じゃあ一斉にパソコンの電源入れてー」
ピッ
ヴヴヴヴヴヴヴ
生徒「…」ピクピクッ
担任「どうした?」
生徒「ぎゃああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
浜崎「大変だ!!他クラスでも山田と同じように発狂した生徒がいるらしいぜ!」
まる子「えぇー!?」
ブー太郎「その生徒はパソコンの画面を見た途端、暴れ出したらしいブー…」
野口「…くっくっくっ」
丸尾「ズバリ!この学校は呪われているでしょう!」
大野「まあ、呪いっていってもピンとこねーけど」
杉山「山田以外の生徒も発狂したんならそう思っても悪くないな」
まる子「ちょっとあんた等まで…呪いなんて有り得ないさ!」
野口「ありえない、なんてことはありえない…くっくっくっ」
たまえ「野口さん…」
野口「嫌な予感がしてならないね…まったく…」
まる子「えぇー!?」
ブー太郎「その生徒はパソコンの画面を見た途端、暴れ出したらしいブー…」
野口「…くっくっくっ」
丸尾「ズバリ!この学校は呪われているでしょう!」
大野「まあ、呪いっていってもピンとこねーけど」
杉山「山田以外の生徒も発狂したんならそう思っても悪くないな」
まる子「ちょっとあんた等まで…呪いなんて有り得ないさ!」
野口「ありえない、なんてことはありえない…くっくっくっ」
たまえ「野口さん…」
野口「嫌な予感がしてならないね…まったく…」
友蔵「…むぅ、パソコンのタイピングとやらは難しいのう」
すみれ「あらおじいちゃん、パソコンの練習ですか?」
友蔵「今度の老人会でパワーポインターを使って発表をするんじゃ!」
すみれ「それは大変ですね…」
友蔵「パワーポインターどころかタイピングすらまともに出来ん…ううう!!」
すみれ「夕飯の用意にしてきますね」スタスタ
友蔵「いつもご苦労様じゃ」カタカタッ
友蔵「んん?変なサイトにきてしまったぞ…」
「このアドレスクリックしたら肩こり治りますよ☆」
友蔵「ほう!このアドレスをクリックするだけで肩こりが治るとな!」
友蔵「今の時代、整骨医院に行かなくてもネットで肩こりを治す時代なんじゃな!」
キートン「警戒心が薄すぎる老人である」
友蔵「それっ!クリックじゃ!!」
すみれ「あらおじいちゃん、パソコンの練習ですか?」
友蔵「今度の老人会でパワーポインターを使って発表をするんじゃ!」
すみれ「それは大変ですね…」
友蔵「パワーポインターどころかタイピングすらまともに出来ん…ううう!!」
すみれ「夕飯の用意にしてきますね」スタスタ
友蔵「いつもご苦労様じゃ」カタカタッ
友蔵「んん?変なサイトにきてしまったぞ…」
「このアドレスクリックしたら肩こり治りますよ☆」
友蔵「ほう!このアドレスをクリックするだけで肩こりが治るとな!」
友蔵「今の時代、整骨医院に行かなくてもネットで肩こりを治す時代なんじゃな!」
キートン「警戒心が薄すぎる老人である」
友蔵「それっ!クリックじゃ!!」
カチッ
キーーーーーーンッ
友蔵「…」ぶるぶるっ
友蔵「アヒッィ…」
まる子「ただいまー!」
すみれ「おかえり、随分早かったじゃない」
まる子「それがさぁ…学校で色々あってねぇ」
すみれ「なにかあったの?」
まる子「山田の奴が急に暴れて彫刻刀を先生に投げつけたりしたんだよ~」
すみれ「まあ…山田くんが…?」
まる子「それで、今日は6時間目無しで帰ってきたって訳」
まる子「そうだ!おじいちゃんは?」
すみれ「部屋でパソコンの練習をしてるみたいよ」
まる子「パソコン…?」
キーーーーーーンッ
友蔵「…」ぶるぶるっ
友蔵「アヒッィ…」
まる子「ただいまー!」
すみれ「おかえり、随分早かったじゃない」
まる子「それがさぁ…学校で色々あってねぇ」
すみれ「なにかあったの?」
まる子「山田の奴が急に暴れて彫刻刀を先生に投げつけたりしたんだよ~」
すみれ「まあ…山田くんが…?」
まる子「それで、今日は6時間目無しで帰ってきたって訳」
まる子「そうだ!おじいちゃんは?」
すみれ「部屋でパソコンの練習をしてるみたいよ」
まる子「パソコン…?」
タッタッタ
まる子「おじいちゃーん!まる子にもパソコンやらせてよ~!」
友蔵「…おぉ、まる子や…こっちへ来なさい」
まる子「うん?」
スタスタ
友蔵「…可愛い可愛いワシの孫じゃ」
まる子「わ、分かってるよおじいちゃん…」
友蔵「ワシが…ワシがまる子を護ってやらねばならん…」
まる子(なんだろう、いつもと様子が違う気が)
すみれ「まる子!このテストの点数はなに!?」
「18点」
まる子「げぇぇーー!!どうしてお母さんがそれを!?」
すみれ「さっき、あんたの勉強机掃除してたら偶然見つけたのよ!」
まる子「おじいちゃーん!まる子にもパソコンやらせてよ~!」
友蔵「…おぉ、まる子や…こっちへ来なさい」
まる子「うん?」
スタスタ
友蔵「…可愛い可愛いワシの孫じゃ」
まる子「わ、分かってるよおじいちゃん…」
友蔵「ワシが…ワシがまる子を護ってやらねばならん…」
まる子(なんだろう、いつもと様子が違う気が)
すみれ「まる子!このテストの点数はなに!?」
「18点」
まる子「げぇぇーー!!どうしてお母さんがそれを!?」
すみれ「さっき、あんたの勉強机掃除してたら偶然見つけたのよ!」
【中国】ブナシメジが爆発、女児が怪我【散り乱れる茸】
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/kinoko/1325849195
画像 勢いよく燃え広がる爆発現場(ネット写真)

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/kinoko/1325849195
画像 勢いよく燃え広がる爆発現場(ネット写真)

すみれ「また、あんたはそんな点数取って!」
すみれ「普段から勉強してないからこんな点数とるんでしょうが!」
まる子「うわあああん!怒らないでよーー!」
すみれ「今日は夕飯までずっと勉強してなさい!」
まる子「嫌だぁーおじいちゃん助けてーー!」
グイッ
友蔵「…まる子…や……」
すみれ「いいんですよおじいちゃん、甘やかさなくても」
友蔵「…ワシのまる子になにをするんじゃアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」
バキィッ!!!
すみれの顔面にグーパンチを放つ
すみれ「ぐばっぶぁああ」
まる子「!!?」
すみれ「普段から勉強してないからこんな点数とるんでしょうが!」
まる子「うわあああん!怒らないでよーー!」
すみれ「今日は夕飯までずっと勉強してなさい!」
まる子「嫌だぁーおじいちゃん助けてーー!」
グイッ
友蔵「…まる子…や……」
すみれ「いいんですよおじいちゃん、甘やかさなくても」
友蔵「…ワシのまる子になにをするんじゃアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」
バキィッ!!!
すみれの顔面にグーパンチを放つ
すみれ「ぐばっぶぁああ」
まる子「!!?」
すみれ「……」
まる子「お、おじいちゃん!お母さんになんてことするのさ!!」
友蔵「まる子…まる子はワシが護ってやらねば…!!」
友蔵「例えがそれが身内であろうとも…!」
まる子「おじいちゃん……?」
ひろし「おぉ~い、今の音なんだようるせーな」
まる子「お父さん!」
ひろし「あぁん?なんで母さんが血だらけで倒れてんだぁ?」
ひろし「タンスの角にでも顔をぶつけたのかよ」
キートン「なぜそういう発想に至るのか、この男の思考回路が見てみたいものだ」
友蔵「ひろしィィッ!!!!」
まる子「お、おじいちゃん!お母さんになんてことするのさ!!」
友蔵「まる子…まる子はワシが護ってやらねば…!!」
友蔵「例えがそれが身内であろうとも…!」
まる子「おじいちゃん……?」
ひろし「おぉ~い、今の音なんだようるせーな」
まる子「お父さん!」
ひろし「あぁん?なんで母さんが血だらけで倒れてんだぁ?」
ひろし「タンスの角にでも顔をぶつけたのかよ」
キートン「なぜそういう発想に至るのか、この男の思考回路が見てみたいものだ」
友蔵「ひろしィィッ!!!!」
パソコンを持ち上げ畳の上にたたきつける
ガシャンッーーー!!!
ひろし「な、なんだぁ?じいさんの奴とうとうボケちまったのかよ!」
まる子「おじいちゃん、急にこんな態度になっちゃんだよ!」
ひろし「あぁん?」
友蔵「死ね死ね死ね死ね死ね 死ね×7 死ね×5 友蔵、心の俳句」
ひろし「じいさんの俳句のキレが悪すぎんだろこれ」
ひろし「まる子ぉ…!さっさと警察に通報すんぞ!」
まる子「えぇ!?おじいちゃんを警察に突き出すっての!?」
まる子「かぁ~~っ、あんたはどこまで薄情な男なのさ!」
ひろし「バカやろう!そんなこと言ってる場合じゃねぇだろ!」
ガシャンッーーー!!!
ひろし「な、なんだぁ?じいさんの奴とうとうボケちまったのかよ!」
まる子「おじいちゃん、急にこんな態度になっちゃんだよ!」
ひろし「あぁん?」
友蔵「死ね死ね死ね死ね死ね 死ね×7 死ね×5 友蔵、心の俳句」
ひろし「じいさんの俳句のキレが悪すぎんだろこれ」
ひろし「まる子ぉ…!さっさと警察に通報すんぞ!」
まる子「えぇ!?おじいちゃんを警察に突き出すっての!?」
まる子「かぁ~~っ、あんたはどこまで薄情な男なのさ!」
ひろし「バカやろう!そんなこと言ってる場合じゃねぇだろ!」
まる子「えぇいっ!」
ドンッ
まる子は友蔵の片足にぶつかった
友蔵「くぁああああ」
ゴツンッ
バランスを崩した友蔵はタンスの角に後頭部をぶつける
友蔵「!!!」
バタッ
ひろし「で、でかしたまる子!さっさと母さんとじいさんを病院に連れて行くぜ」
医師「それでは1週間ほど入院といった形で…」
ひろし「…はぁ、とんだ災難だったな」
まる子「おじいちゃんとお母さん軽傷で済んだから良かったけど…」
ひろし「今日の夕飯は出前だな」
まる子「やったー!出前だ出前ーー!」
キートン「子供というのは単純なものである」
ドンッ
まる子は友蔵の片足にぶつかった
友蔵「くぁああああ」
ゴツンッ
バランスを崩した友蔵はタンスの角に後頭部をぶつける
友蔵「!!!」
バタッ
ひろし「で、でかしたまる子!さっさと母さんとじいさんを病院に連れて行くぜ」
医師「それでは1週間ほど入院といった形で…」
ひろし「…はぁ、とんだ災難だったな」
まる子「おじいちゃんとお母さん軽傷で済んだから良かったけど…」
ひろし「今日の夕飯は出前だな」
まる子「やったー!出前だ出前ーー!」
キートン「子供というのは単純なものである」
???「実験は…成功だ……」
???「改良の余地は必要ない…後はこれを多くの人間に見せるだけ…」
???「もう少しで…もう少しで夢が叶う…」
まる子「はぁーやっぱりお寿司は美味しいねー」
姉「お母さん…大丈夫かな…」うるうるっ
まる子「やだ、お母さんが死ぬ訳ないじゃん!あのお母さんが!」
姉「あんた、ホントに家族なの…?」
まる子「なにさ!まる子だってお母さんのこと心配してるよ!」
ひろし「おい、コラ!喧嘩すんじゃねぇ!」
まる子「うわああああああん!!だってお姉ちゃんがああああ!!」
???「改良の余地は必要ない…後はこれを多くの人間に見せるだけ…」
???「もう少しで…もう少しで夢が叶う…」
まる子「はぁーやっぱりお寿司は美味しいねー」
姉「お母さん…大丈夫かな…」うるうるっ
まる子「やだ、お母さんが死ぬ訳ないじゃん!あのお母さんが!」
姉「あんた、ホントに家族なの…?」
まる子「なにさ!まる子だってお母さんのこと心配してるよ!」
ひろし「おい、コラ!喧嘩すんじゃねぇ!」
まる子「うわああああああん!!だってお姉ちゃんがああああ!!」
―3日後―
戸川先生「皆さん、お騒がせしました」
たまえ「先生!」
顔中に包帯をグルグル巻きにした先生が登場した
浜崎「せんせーそんな状態で授業出来るのかよー?」
戸川先生「ええ、もちろんですとも」
たまえ「先生も私達のために無理矢理退院してきたんだろうね…」
まる子「涙が出るねぇ~あたしゃ先生に国民栄誉賞を授けたいよ」
キートン「何様のつもりなのだ」
永沢「先生、山田くんの容態は?」
藤木「永沢くん……」
戸川先生「意識が戻ってから、少し山田くんと話をしました」
戸川先生「皆さん、お騒がせしました」
たまえ「先生!」
顔中に包帯をグルグル巻きにした先生が登場した
浜崎「せんせーそんな状態で授業出来るのかよー?」
戸川先生「ええ、もちろんですとも」
たまえ「先生も私達のために無理矢理退院してきたんだろうね…」
まる子「涙が出るねぇ~あたしゃ先生に国民栄誉賞を授けたいよ」
キートン「何様のつもりなのだ」
永沢「先生、山田くんの容態は?」
藤木「永沢くん……」
戸川先生「意識が戻ってから、少し山田くんと話をしました」
……
…
戸川先生「…山田くん」
山田「先生ごめんじょー…おで、何も覚えてないんだじょー」
戸川先生「覚えて…ない?」
山田「前にパソコンの時間に変な動画を見てから興奮しちゃって…」
戸川先生「変な動画…ですか…」
山田「もうパソコンは見ないじょーー!」
戸川先生「ですから、皆さんもパソコンを使用するのは控えてください」
戸川先生「まだハッキリとは分かっていませんが…」
野口「…パソコン…ねぇ……」
まる子「パソコンならうちのおじいちゃんと一緒だ」
たまえ「え?」
まる子「うちのおじいちゃんもパソコンを見て発狂し始めたんだよ!」
…
戸川先生「…山田くん」
山田「先生ごめんじょー…おで、何も覚えてないんだじょー」
戸川先生「覚えて…ない?」
山田「前にパソコンの時間に変な動画を見てから興奮しちゃって…」
戸川先生「変な動画…ですか…」
山田「もうパソコンは見ないじょーー!」
戸川先生「ですから、皆さんもパソコンを使用するのは控えてください」
戸川先生「まだハッキリとは分かっていませんが…」
野口「…パソコン…ねぇ……」
まる子「パソコンならうちのおじいちゃんと一緒だ」
たまえ「え?」
まる子「うちのおじいちゃんもパソコンを見て発狂し始めたんだよ!」
野口「…さくらさん、具体的に教えてくれないかい?」
まる子「うん」
……
…
たまえ「まるちゃんを護るためにお母さんを殴り飛ばした…」
まる子「ホントに図工の時間の山田と同じだったんだ」
野口「1つ分かってる事は、2人共パソコンで何かを見てスイッチが入ったって事だねぇ…くっくっくっ」
まる子「その何かってなんだろう…」
まる子「お見舞いに行った時におじいちゃんに聞いてみたら」
まる子「肩こりが治るサイト~って書かれたアドレスをクリックしてから意識が無かったって…」
たまえ「肩こりが治るサイト?」
野口「なるほど…そう偽れば押してしまうのは無理もないね……」
まる子「うん」
……
…
たまえ「まるちゃんを護るためにお母さんを殴り飛ばした…」
まる子「ホントに図工の時間の山田と同じだったんだ」
野口「1つ分かってる事は、2人共パソコンで何かを見てスイッチが入ったって事だねぇ…くっくっくっ」
まる子「その何かってなんだろう…」
まる子「お見舞いに行った時におじいちゃんに聞いてみたら」
まる子「肩こりが治るサイト~って書かれたアドレスをクリックしてから意識が無かったって…」
たまえ「肩こりが治るサイト?」
野口「なるほど…そう偽れば押してしまうのは無理もないね……」
永沢「藤木くん」
藤木「どうしたの?」
永沢「5年生は学級閉鎖をしてるみたいだよ」
藤木「えぇ!?」
永沢「原因は言わなくても分かるよな?」
藤木「あ、山田くんと同じ症状…」
永沢「2日前の運動会の予行練習で3人の生徒が発狂し始めて次々と生徒を殴り始めたんだ」
永沢「それにより5年生の半分が重軽傷を負って学級閉鎖になったのさ」
永沢「発狂した3人は事件の記憶がないんだとさ」
藤木「おかしいよ…それだけ暴れておきながら記憶がないなんて…」
永沢「この事件、裏で誰かが糸を引いてるように思えるね」
藤木「そんな…黒幕がいるって言うのかい…?」
藤木「どうしたの?」
永沢「5年生は学級閉鎖をしてるみたいだよ」
藤木「えぇ!?」
永沢「原因は言わなくても分かるよな?」
藤木「あ、山田くんと同じ症状…」
永沢「2日前の運動会の予行練習で3人の生徒が発狂し始めて次々と生徒を殴り始めたんだ」
永沢「それにより5年生の半分が重軽傷を負って学級閉鎖になったのさ」
永沢「発狂した3人は事件の記憶がないんだとさ」
藤木「おかしいよ…それだけ暴れておきながら記憶がないなんて…」
永沢「この事件、裏で誰かが糸を引いてるように思えるね」
藤木「そんな…黒幕がいるって言うのかい…?」
永沢「可能性は否定しきれないだろ?」
藤木「確かに…」
永沢「今はともかく、パソコンを見ないようにしないと」
藤木「さくらのおじいちゃんは変なアドレスをクリックしたらしいよ」
永沢「ネットを経由して感染者を増やすつもりなのかもね…」
永沢「藤木くん、今日放課後空いてるかい?」
藤木「え?放課後なら…」
永沢「ネットカフェに行ってそのサイトを探してみようよ」
藤木「えぇ!?」
永沢「こっちから待ってても仕方ないだろ、調べるんだよ」
藤木「確かに…」
永沢「今はともかく、パソコンを見ないようにしないと」
藤木「さくらのおじいちゃんは変なアドレスをクリックしたらしいよ」
永沢「ネットを経由して感染者を増やすつもりなのかもね…」
永沢「藤木くん、今日放課後空いてるかい?」
藤木「え?放課後なら…」
永沢「ネットカフェに行ってそのサイトを探してみようよ」
藤木「えぇ!?」
永沢「こっちから待ってても仕方ないだろ、調べるんだよ」
たまえ「曇ってきたね…」
まる子「あ~今日傘持ってきてないから降られると困るよ~」
みぎわ「花輪ぐぅーーーん」
花輪「や、やぁベイビー…」
みぎわ「あたし、すっごく不安なのぉぉ~!」
みぎわ「花輪くんなら護ってくれるわよねぇ~~?うっふーんんん!」
花輪「あ…はははっ……」
―パソコン教室―
カタカタッ
藤木「5時間目の授業はどうするのさ?」
永沢「サボるよ」
藤木「えぇ!?そこまでして調べる必要ないよ!」
永沢「僕は一刻も早くこの事件を解決したいんだ」
永沢「これ以上犠牲者を増やす訳にはいかないしな」
まる子「あ~今日傘持ってきてないから降られると困るよ~」
みぎわ「花輪ぐぅーーーん」
花輪「や、やぁベイビー…」
みぎわ「あたし、すっごく不安なのぉぉ~!」
みぎわ「花輪くんなら護ってくれるわよねぇ~~?うっふーんんん!」
花輪「あ…はははっ……」
―パソコン教室―
カタカタッ
藤木「5時間目の授業はどうするのさ?」
永沢「サボるよ」
藤木「えぇ!?そこまでして調べる必要ないよ!」
永沢「僕は一刻も早くこの事件を解決したいんだ」
永沢「これ以上犠牲者を増やす訳にはいかないしな」
藤木「ネットカフェに行くんじゃなかったのかい…」
永沢「調べて見ると今の僕達の年齢じゃ追い返されるからね」
永沢「学校のパソコン教室が1番安全って訳さ」
藤木「……」
カタカタッ
永沢「手当たり次第、サイトを探し回ってくれよ」
藤木「分かったよ…
カタカタッ
……
…
永沢「1時間ぐらい探してるけど一向に見つからないな…」
ウィーン、ウィーン、ピコピコッ
藤木「…」
永沢「藤木くん、人が一生懸命探しているのに君は暢気にブラウザゲームかい?」
藤木「ひぃっ!」ビクッ
永沢「調べて見ると今の僕達の年齢じゃ追い返されるからね」
永沢「学校のパソコン教室が1番安全って訳さ」
藤木「……」
カタカタッ
永沢「手当たり次第、サイトを探し回ってくれよ」
藤木「分かったよ…
カタカタッ
……
…
永沢「1時間ぐらい探してるけど一向に見つからないな…」
ウィーン、ウィーン、ピコピコッ
藤木「…」
永沢「藤木くん、人が一生懸命探しているのに君は暢気にブラウザゲームかい?」
藤木「ひぃっ!」ビクッ
永沢「もういいよ、僕1人でするから」ぷいっ
藤木「ま…待ってよ!僕も手伝うからさ!」
永沢「やる気の無いやつは出て行け」
ピシャッ
廊下に放り出される藤木
藤木「あーあ…なんだよあのタマネギ…」
藤木「僕はむしろ発狂者が増えてほしいよ」
藤木「そして、笹山さんが襲われた所を僕が助けて…ウフフッ」
藤木「ま…待ってよ!僕も手伝うからさ!」
永沢「やる気の無いやつは出て行け」
ピシャッ
廊下に放り出される藤木
藤木「あーあ…なんだよあのタマネギ…」
藤木「僕はむしろ発狂者が増えてほしいよ」
藤木「そして、笹山さんが襲われた所を僕が助けて…ウフフッ」
永沢「…」
カタカタッ
永沢「見つからないな…さすがに目が疲れてきたよ」
ガタンッ!!
永沢「ん!?」
パソコン教室には永沢しかいないのだが
清掃用具箱から大きな物音が聞こえた
永沢「…誰だ!?」
小杉「アァッ…腹減ったなぁ……」
佐々木「ヒッヒッヒッ」
ブー太郎「永沢も一緒に気持ちよくなるブー」
清掃用具箱から次々と生徒たちが出てくる
永沢「な、なんだ!?一体いつからそんなところに…!!」
小杉「おら…さっさと見せてやるよ」ガシッ
永沢「やめろ!!離せッ!!!離してくれえええええーーー!!!!」
カタカタッ
永沢「見つからないな…さすがに目が疲れてきたよ」
ガタンッ!!
永沢「ん!?」
パソコン教室には永沢しかいないのだが
清掃用具箱から大きな物音が聞こえた
永沢「…誰だ!?」
小杉「アァッ…腹減ったなぁ……」
佐々木「ヒッヒッヒッ」
ブー太郎「永沢も一緒に気持ちよくなるブー」
清掃用具箱から次々と生徒たちが出てくる
永沢「な、なんだ!?一体いつからそんなところに…!!」
小杉「おら…さっさと見せてやるよ」ガシッ
永沢「やめろ!!離せッ!!!離してくれえええええーーー!!!!」
藤木「ふんふんふーん」
永沢「…藤木くん」
ピタッ
藤木「な、永沢くん…?」
永沢「どこに行くんだい」
藤木「どこって…教室に戻るんだよ……」
永沢「君も一緒に気持ち良くなろうよ」
ガタガタッ
小杉「ウゥッ…ヒィッ……」
ブー太郎「アァァッ」
佐々木「キシャァァァ!!!!!」
藤木「!!!?」
永沢「もう事件は解決しなくていいんだ…一緒に気持ち良くなろう」
藤木「な、ない言ってるんだよ…!解決するんじゃなかったかのかい!?」
永沢「…藤木くん」
ピタッ
藤木「な、永沢くん…?」
永沢「どこに行くんだい」
藤木「どこって…教室に戻るんだよ……」
永沢「君も一緒に気持ち良くなろうよ」
ガタガタッ
小杉「ウゥッ…ヒィッ……」
ブー太郎「アァァッ」
佐々木「キシャァァァ!!!!!」
藤木「!!!?」
永沢「もう事件は解決しなくていいんだ…一緒に気持ち良くなろう」
藤木「な、ない言ってるんだよ…!解決するんじゃなかったかのかい!?」
>>59
タバコかよwww
タバコかよwww
小杉は大声を上げながら拳を振り回す
ぶんぶんっ
藤木「うあぁっー!!」
ドシャーーーンッ
小杉の右拳が学校の壁にめりこんでいる
藤木「な、なんてパワーなんだ…!!」
小杉「藤木ィ…さっさとお前の肉食わせろよ…人の肉が食ってみたかったんだよなああああ!!!」
藤木「くっ!」
ブー太郎「死ねブー」
辞書の角を藤木にぶつけようとする
藤木「うわあああああああ!!!」
永沢「藤木くん…諦めて僕達の仲間になれよぉ…フフフフッ!!!!」
ぶんぶんっ
藤木「うあぁっー!!」
ドシャーーーンッ
小杉の右拳が学校の壁にめりこんでいる
藤木「な、なんてパワーなんだ…!!」
小杉「藤木ィ…さっさとお前の肉食わせろよ…人の肉が食ってみたかったんだよなああああ!!!」
藤木「くっ!」
ブー太郎「死ねブー」
辞書の角を藤木にぶつけようとする
藤木「うわあああああああ!!!」
永沢「藤木くん…諦めて僕達の仲間になれよぉ…フフフフッ!!!!」
まる子「今日も学校終わったねぇ」
たまえ「藤木達が見当たらないけどね…」
まる子「あ、そういえばどこ行ったんだろう~」
まる子「小学生でまさか授業エスケープなんて大した度胸だねぇ」
ピンポンパーンポーン
「教室にいる生徒の皆さんはすぐに帰宅してください」
「繰り返します、教室にまだ残っている生徒はすぐに…」
たまえ「どうしたんだろう?なにかあったのかな?」
野口「音が聞こえる…」
まる子「え?」
ガシャンッーーー!!ガシャンッーーー!!!
浜崎「何の音だ!?」
城ヶ崎「見て!他の生徒が一斉に下校してるわよ!」
たまえ「藤木達が見当たらないけどね…」
まる子「あ、そういえばどこ行ったんだろう~」
まる子「小学生でまさか授業エスケープなんて大した度胸だねぇ」
ピンポンパーンポーン
「教室にいる生徒の皆さんはすぐに帰宅してください」
「繰り返します、教室にまだ残っている生徒はすぐに…」
たまえ「どうしたんだろう?なにかあったのかな?」
野口「音が聞こえる…」
まる子「え?」
ガシャンッーーー!!ガシャンッーーー!!!
浜崎「何の音だ!?」
城ヶ崎「見て!他の生徒が一斉に下校してるわよ!」
杉山「クッ…俺達も急いで下校しようぜ!」
大野「お前等!すぐにランドセル背負って逃げろ!」
ガラガラッ
戸川先生「皆さん!!教室のドアの鍵を閉めてください!」
関口「あぁ~ん!?なんでだよ!?」
戸川先生「廊下で暴れまわっている生徒が多数います!今出るのは危険です!」
城ヶ崎「そんな…!それじゃあ私達が逃げられないわ!」
野口「…詰んだねぇ……」
まる子「永沢達も戻って来てないし…どうするのさ…!」
戸川先生「先生が様子を見てきますから、皆さんは待っていてください」
大野「先生!外は危険だからダメだ!!」
戸川先生「危険を冒してでも私は行かないとダメなんです」
キートン「生徒の傍に担任がついてやらなくてどうする」
大野「お前等!すぐにランドセル背負って逃げろ!」
ガラガラッ
戸川先生「皆さん!!教室のドアの鍵を閉めてください!」
関口「あぁ~ん!?なんでだよ!?」
戸川先生「廊下で暴れまわっている生徒が多数います!今出るのは危険です!」
城ヶ崎「そんな…!それじゃあ私達が逃げられないわ!」
野口「…詰んだねぇ……」
まる子「永沢達も戻って来てないし…どうするのさ…!」
戸川先生「先生が様子を見てきますから、皆さんは待っていてください」
大野「先生!外は危険だからダメだ!!」
戸川先生「危険を冒してでも私は行かないとダメなんです」
キートン「生徒の傍に担任がついてやらなくてどうする」
藤木「うぁあああああああ!!!」
バンッ!!
なんとか図書室に逃げ込んだ
ドアの前につっかえを置き、封鎖する
ガンガンッ!!!
永沢「藤木ィ…!!開けろ!!!開けろおおお!!!!!!!」
藤木「ハァハァハァ…この状態がいつまで持つかわからないや…」
ガンガンッ!!
藤木「どうしよう…外に行けば僕もきっと同じような目に…」
藤木「だからと言ってこのまま助けを待つのも…」
藤木「なにか武器になるものはないかな」
キョロキョロ
藤木「この本のバーコードを読み取る奴は使えそうだな…」
バンッ!!
なんとか図書室に逃げ込んだ
ドアの前につっかえを置き、封鎖する
ガンガンッ!!!
永沢「藤木ィ…!!開けろ!!!開けろおおお!!!!!!!」
藤木「ハァハァハァ…この状態がいつまで持つかわからないや…」
ガンガンッ!!
藤木「どうしよう…外に行けば僕もきっと同じような目に…」
藤木「だからと言ってこのまま助けを待つのも…」
藤木「なにか武器になるものはないかな」
キョロキョロ
藤木「この本のバーコードを読み取る奴は使えそうだな…」
藤木…2階の図書室
中毒者…図書室前
戸川先生…職員室付近
まる子「先生…」
杉山「俺達はこの教室を絶対に護り抜くぞ!」
関口「けっ、なにかっこつけてんだよ」
大野「あ?なんだテメェ!」
グイッ
関口「や、やんのかよ!」
杉山「バカ!!お前等こんな時に喧嘩すんなよ!!」
花輪「ヒデじい」
ヒデじい「はっ」
花輪「廊下で様子を見てきてくれないかい?」
ヒデじい「坊ちゃまのためなら、例え地獄でも行きますぞ」
中毒者…図書室前
戸川先生…職員室付近
まる子「先生…」
杉山「俺達はこの教室を絶対に護り抜くぞ!」
関口「けっ、なにかっこつけてんだよ」
大野「あ?なんだテメェ!」
グイッ
関口「や、やんのかよ!」
杉山「バカ!!お前等こんな時に喧嘩すんなよ!!」
花輪「ヒデじい」
ヒデじい「はっ」
花輪「廊下で様子を見てきてくれないかい?」
ヒデじい「坊ちゃまのためなら、例え地獄でも行きますぞ」
ガラガラッ
花輪「ヒデじい…頼んだよ……」
まる子「花輪くん!ヒデじいに行かせて大丈夫なの!?」
花輪「ヒデじいなら心配いらないさ、むしろ敵の心配をするべきだよ」
みぎわ「うっふーん、さすが花輪くぅーん」
花輪「…レディも様子を見に行ってくれないかな」
みぎわ「もちろん花輪くんの頼みなら行くわァァ」
ガラガラッ
花輪「ニヤッ」
キートン「こうして、また1人犠牲者が増えるのであった」
―学校前―
友蔵「まるこやぁ…」
ひろし「おい、じいさん早いとこまる子を迎えに行って帰ろうぜ」
友蔵「他の学年の生徒はみんな避難したみたいじゃのう…」
花輪「ヒデじい…頼んだよ……」
まる子「花輪くん!ヒデじいに行かせて大丈夫なの!?」
花輪「ヒデじいなら心配いらないさ、むしろ敵の心配をするべきだよ」
みぎわ「うっふーん、さすが花輪くぅーん」
花輪「…レディも様子を見に行ってくれないかな」
みぎわ「もちろん花輪くんの頼みなら行くわァァ」
ガラガラッ
花輪「ニヤッ」
キートン「こうして、また1人犠牲者が増えるのであった」
―学校前―
友蔵「まるこやぁ…」
ひろし「おい、じいさん早いとこまる子を迎えに行って帰ろうぜ」
友蔵「他の学年の生徒はみんな避難したみたいじゃのう…」
ひろし「まる子の奴ももう帰ったんじゃねぇ~か?」
友蔵「いやいや!万が一取り残されている可能性も否定しきれんじゃろ!」
ひろし「ったく、めんどくせぇじいさんだぜ」
友蔵「行くぞひろし!ワシは孫のためなら命も捨てていける!」
ひろし「ふざけんな!俺ァまだ死にたくねぇーよ!」
……
…
藤木「このほうきとちりとりは使えそうだ…」
シーン
藤木「そういえば、外から音がしなくなったや」
藤木「諦めて帰ったのかな?」
ギィィッ
藤木「ひっ…!なんの音!?」
友蔵「いやいや!万が一取り残されている可能性も否定しきれんじゃろ!」
ひろし「ったく、めんどくせぇじいさんだぜ」
友蔵「行くぞひろし!ワシは孫のためなら命も捨てていける!」
ひろし「ふざけんな!俺ァまだ死にたくねぇーよ!」
……
…
藤木「このほうきとちりとりは使えそうだ…」
シーン
藤木「そういえば、外から音がしなくなったや」
藤木「諦めて帰ったのかな?」
ギィィッ
藤木「ひっ…!なんの音!?」
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