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    元スレ玄「く、くろうと……」 哲也「……バイニンだ」

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    タグ : - 勝負師伝説哲也 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 :

    哲也はどこから覗いてるんだ

    152 = 6 :

    >>146
    だったな

    153 = 149 :

    ああすまん読み違えてた

    154 = 1 :

    根津夫(な、なんてことだ……)

    根津夫(……だが……ここで俺が親の当たり牌をつぎの親のツモにいれておけば親の役満ツモで終わるっ……!)

    夫、素早く自分の手牌から白を握りこみ、山に仕込むと同時に二枚ツモる
    ツモった二枚は南、そして一索

    一索は根津妻の河に一枚切れ、南は生牌である

    根津夫(連中は恐らく、当たり牌を俺の山にいれたに違いない……)

    根津夫(だとすればもともとツモるはずだった……南……これこそ本命牌……この一索、一見、危険牌…だが…)

    素早く南を手中に隠した根津夫

    根津夫(やつらの手口を考えれば、この一索は通る……!奴らの本命は立直者の放銃……姉の役満ブラフで妹の当たり牌南を絞り出す、安っぽい発想に違いない)

    根津夫(しかも連中は裸単騎……鳴きでツモをずらすこともできん………この一索を通せば、勝てるっ……)

    155 = 38 :

    また猿さん?

    157 = 63 :

    しえん

    158 = 1 :

    根津夫(所詮おまえらシロの考えなどお見通しなんだ…!死ね!)

    根津夫「……………色々考えてくれたみたいだけどねぇ」

    根津夫「…………シロウトの浅知恵なんて、全部お見通しなんだよ!」

    バシィッッ!!
     ┌─┐
     │.1 │
     │索│
     └─┘

    ダンチ「……!」

    哲也「…………」

    根津夫妻「……」

    「……………ロン」

    パタッ

    根津夫「な、なんだと?!お前たちが積み込んだのは…南のはずっ…!」


    ダンチ「あっ、あの役は…!!!」

    160 = 129 :

    >>151
    隣部屋から下手に覗き穴とか
    旅館だし監視カメラ付け替えてとか

    161 = 63 :

    そんな役満があるのか

    163 = 1 :

    根津夫妻「べ、紅孔雀だとぉ?!」

    根津夫「ば、馬鹿な、ブラフのはず…」

    「……まだです!」

    「玄ちゃん!?」

    「…う、うん!」

    玄 パタッ

    根津妻「な、なんだあんたまで牌を晒す必要は…」

    根津妻「そ、それは?!」

    「わ、私もロンです」

    164 = 34 :

    なるほど

    166 = 63 :

    そういえばそんなに幼くないのか

    やめるのですボクたちの頃の姿で勝手に想像してた

    167 = 148 :

    紅孔雀なんて認めるとこあんのか

    168 = 77 :

    紅一点とは違うんか

    169 :

    また珍しい役を

    170 = 1 :

    終局
    東家 根津妻 1800(-48.2)
    南家 松実宥 51500(+41.5)
    西家 松実玄 57100(+107.1)
    北家 根津夫 -12400(-102.4)

    根津妻「この、ガキども……」

    根津夫「シロの癖に、どこでそんな技を…」

    ガラッ

    哲也「勝負あったな、根津!」

    ダンチ「まだこんなきたねぇこと続けてんのか!」

    根津妻「お、お前は…」

    根津夫「ジャズ狂の店主の餓鬼っ……なぜここに……」

    171 = 1 :

    根津夫「そうかお前らが入れ知恵をして……」

    根津妻「シロのくせに生意気な!!」

    根津夫「そ、そんな付け焼刃、すぐにはこぼれする、次、次をやれば…」

    哲也「…次…だと…?…お前たち、なに寝ぼけたこといってんだ?」

    ダンチ「この麻雀のレート忘れたとは言わせねぇぞ!あんたたちの負け分はいまので400万以上!いままでの勝ち分と相殺しても、100万以上負けてんだぜ!」

    哲也「お前らに次なんかねぇんだよ。そもそも、最初のツボだかなんだかからしてハッタリなんだろう!?」

    ダンチ「さぁこの落とし前、どうやってつけてくれんだ?!あぁ?!」

    「……玄ちゃん、大丈夫?顔色、わるいけど……」

    「……」

    「……って下さい…」



    「……や、約束通り麻雀に勝ったんです!!」

    「おじさん、おばさん!!負け分とか勝ち分とか、もう、なんでもいいから、出てってください!!!すぐに!!!」

    172 = 63 :

    玄ちゃんマジ天使

    173 = 127 :

    三連刻のほうがまだ使われるな
    ローカル役すぎるわ

    175 = 34 :

    紅孔雀ありなら宥ねえの雀力大幅に上がるもんな

    176 = 1 :

    ……

    ダンチ「嬢ちゃん、連中、追っ払ってきたぜ」

    「ありがとうございます……」

    哲也「よかったのか、アレで」

    「……はい……」

    ダンチ「ほんとに勝ち分、取り立てなくて良かったのかよ?あいつら似たような手段でしと騙してるから払えないなんてことはないんだぞ?」

    「……いいんです。……でも…‥お父さん、そして、お母さんが大事にしてきたこの旅館を……あの人達にバカにされて……」

    「私、それだけは許せません……」

    哲也「…………フフッ」

    「わ、私、何か、おかしいこといいました?」

    哲也「いや……あんた、泣いてばっかりだし、ただの弱虫、意気地なしかと思ってたんだが」

    「え、な、なんのことですか?」

    哲也「意外に熱いところ、あるじゃねぇかと思ってさ」

    177 = 1 :

    「?」

    「玄ちゃんはとっても真面目だね~」

    「……お姉ちゃん、哲也さん、ダンチさん、ごめんなさい……迷惑おかけして……」

    ダンチ「まぁまぁ、とにかく一件落着っスね!」

    哲也「あぁ、連中も懲りただろう」

    「……あ、あの…」

    「…あの、ほんとうに、ありがとう……ござい…まし……」

    バタッ

    ダンチ「お、おぃ!」

    「玄ちゃん?!」

    哲也「……いや、大丈夫だ。安心して疲れが押し寄せてきたんだろう」

    哲也「運ぶのを手伝ってくれ。布団を敷いて、寝かせてやろう」

    哲也(それだけ大切だったんだな……この旅館が…)

    178 = 148 :

    紅孔雀みとめてんなら根津夫妻が12枚見えててイーソー切ったら紅孔雀だっつーのにイーソーきる意味がわからん

    179 :

    宥姉は本編でもまこさんの緑一色潰して紅孔雀和了りそう

    180 = 1 :

    チュンチュン

    「……ん」ムクリ

    「あれ、私なんで布団の中で…」

    「昨日、麻雀をして、あの夫婦を追いはらって…そのあと……」

    「そうだ…!ちゃんとお礼を言わなきゃ」

    ……

    「失礼します…あの、昨日は……あれ?」

    「い、いない……」

    (…まさか、夢だったの、あれ?)

    「?テーブルの上になにかある…お札?あっ」

    「宿代」

    「やっぱり夢じゃなかったんだ!お礼しなきゃいけないのに!」バッ

    181 = 48 :

    布団・・・?寝かす・・・!?

    182 = 1 :

    タタタッ…

    「あれ、玄ちゃん?どうしたのそんなにあわてて」

    「お姉ちゃん、あの人達、哲也さんたちは?!」

    「今朝早く、帰られたから、お代は結構です、本当にありがとうごさいましたってお礼しておいたよ~」

    「お姉ちゃん!私ちゃんとお礼言ってないの!どっちにいったの?!」

    「え、えぇっと、向こうにあるトンネルの方に行かれて、あそこは落盤してて通れませんよって言ったんだけど……あれ、玄ちゃん?」

    玄 タッタッタッ…

    「……玄ちゃんは足が早いなぁ~……」

    (落盤のあったトンネルってあそこしかない!追いつけないかもしれないけど、下り坂だし、近道を使えばっ!)

    183 :

    哲さんイケメンすぎる

    184 = 1 :

    ダンチ「この辺っスね」

    哲也「あぁ」

    ダンチ「もし帰れなかったらどうします?」

    哲也「その時はその時だ。ここで食い扶持を探すしかあるまい」

    ダンチ「やっぱそうなりますかね」

    哲也「…ん?」

    ダンチ「おっ…なんか霧がでてきましたよ?夏だってのに」

    哲也「おい、この感じ似てないか?」

    ダンチ「えっ?なににっスか?」

    哲也「俺たちが最初にこっちにきちまったときにだ」

    ダンチ「そ、そういや、あのときも夏なのに霧がでてて…っ!ってことは?!」

    哲也「ああ、今なら通じているかもしれん。あのトンネルがな」

    ダンチ「あ!噂をすれば入口が見えてきましたぜ!こないだみたよりボロくない!」

    ダンチ「…向こうに明かりが見えるっスよ!通じてますよ!哲さん、早く行きましょう!」タタッ

    哲也「あ、おい!……まったくそそっかしいやつだな……俺も行くか」

    186 = 1 :

    哲也「…?だれかいま俺の名前を…」

    「…哲也さん!待ってください!」

    哲也「あれ、あいつは妹さんの方か」

    「そ、そのトンネルは落盤で、あれっ?!」

    哲也「見ての通りだ。どういうわけか、俺たちはこのトンネルで、どういうわけか昭和の新宿からこっちにきちまったらしい。」

    「じゃあ、このトンネルを通れば……」

    哲也「あぁ、多分俺たちは帰れるんだろう」

    哲也「ところで、あんたなんでこんなところにいるんだ?体調は大丈夫なのか?」

    「私、哲也さんにちゃんとお礼してなかったから、お礼がしたくて…」

    「ほんとうに、ありがとうございました」

    哲也「おいおい、こっちは借りを返しただけなんだ。だいたいあの勝利も、もともとあんたら姉妹の絆があってこそのもんだ」

    哲也「あんた、相当テンパってただろ?姉ちゃんによく礼言っときな」

    「は、はい!」

    哲也「それに、あの根津って奴らも、俺たちと同じ時代からきた塵みたいなもんなんだ。俺たちの時代の人間が責任取らないといけなかったってもんさ」

    「…で、でも、ほんとうに、ありがとうございました。あっ、それから…」

    187 = 1 :

    哲也「?」

    「このお金は、受け取れません」

    哲也「すまんな。全く足りないと思うが、それが俺の有り金全部なんだ。勘弁してくれ」

    「ちがいます」

    哲也「?」

    「助けていただいたのに、お金なんて受け取れません!」

    哲也「おいおい、こっちは借りを返しただけだって言ってるだろう。宿代は別だ。それに金は大事だ。もらえる時にもらっとくものだぜ」

    「じゃあ、その大事な持ち合わせのお金を受け取るなんて、もっとできません!」

    哲也「……………あんた、泣き虫のくせして変なとこだけ頑固なんだなぁ」

    哲也「……わかった」

    哲也「あんたの髪飾り、片っぽかしてくれ」

    「……?どうぞ」

    188 :

    …パイパンだに見えた

    190 = 1 :

    哲也「俺がどっちの手に髪飾りを隠したか当てたらあんたのいうことを聞こう。外れたら俺がこの髪飾りをその金で買う。」

    「ええっ?」

    哲也「さぁ、賽は投げられたぜ。どっちだ?」

    「ええっと…じゃあ、こっち!」

    哲也「ハズレだな…」

    「えーっ」ガビーン

    「哲也さん、お金ないと困るんじゃ…」

    哲也「ぷっ…ははは…」

    「な、なんですか?」

    哲也「やっぱあんた、博徒には向いてないな…ははは」

    「えっ、それはどういう……あっ!胸ポケットに…い、いつのまに……ずるいです!」

    哲也「どっちの手に入ってるか聞いたけど、どっちかに入ってるとは言ってないぜ?」

    「うぅ…」

    哲也「名前が書いてあるんだな」

    191 = 6 :

    クロチャー

    192 :

    ほう…

    195 = 1 :

    哲也「……あんたの名前、クロって、こういう字書くのか」

    「はい」

    哲也「玄……か……」

    哲也「……なぁ、あんた」

    「はい?」

    哲也「麻雀は好きか?」

    「…………」

    「……いろいろあったけど……やっぱりわたし、麻雀が好きです」

    哲也「そうか……その気持ち、忘れるなよ」

    「?」

    ダンチ「哲さーん!やっぱこっち通じてますよぉ!早くしないとまた通れなくなりますよぉ!」

    哲也「……じゃあな。悪いやつに気をつけろよ」

    「あっ……」

    哲也「達者でな」

    「ご、ご達者で…」

    196 = 1 :

    ダンチ「ドラ爆の嬢ちゃんですか?さっきの」

    哲也「あぁ」

    ダンチ「不思議なやつもいるもんっスね。嬢ちゃんはドラ引くし、その姉ちゃんは妙に偏った牌ひくし」

    哲也「不思議な奴はいるもんさ、俺らの時代にだって、クズ牌の集まる近藤みたいなやつもいたわけだ」

    哲也「いずれにせよ、あの姉妹が俺たちの時代にいなくて良かったぜ」

    ダンチ「通しもなしに繋がってるなんて、最強ですよ」

    哲也「おまけに妹の方、とんでもない名前してやがった」

    ダンチ「えっ?」

    197 = 6 :

    小龍は強敵でしたね・・・

    198 = 1 :

    ダンチ「ドラ爆の嬢ちゃんですか?さっきの」

    哲也「あぁ」

    ダンチ「不思議なやつもいるもんっスね。嬢ちゃんはドラ引くし、その姉ちゃんは妙に偏った牌ひくし」

    哲也「不思議な奴はいるもんさ、俺らの時代にだって、クズ牌の集まる近藤みたいなやつもいたわけだ」

    哲也「いずれにせよ、あの姉妹が俺たちの時代にいなくて良かったぜ」

    ダンチ「通しもなしに繋がってるなんて、最強ですよ」

    哲也「おまけに妹の方、とんでもない名前してやがった」

    ダンチ「えっ?」

    199 = 1 :

    ……

    「帰りはバスで帰ろう…」

    「えーっと、バスは、一時間後か」

    「お金、返せなかったな…」

    「…やっぱりあんまり良く寝れなかったから、眠たいや…」

    「……どうして夏なのに霧がでてるんだろう…」

    「……」

    Zzz

    ………

    200 = 1 :

    ??「…ちゃん、玄ちゃん。」

    「……んー……なぁに…?」

    「…あれ?お姉ちゃん?」

    「びっくりしたぁ。お買い物の帰りにバスに乗ってたら、玄ちゃんがこんなところで寝てるんだもの」

    「あ、あれ…わたし、寝ちゃってたんだ…」

    バスの運転手「宥ちゃん。どうだい、玄ちゃん起きたかい?」ブロロロ

    「はい。ありがとうございます~」

    「運転手さんに頼んでバス待っててもらってるの。玄ちゃん、一緒に帰ろう?」

    「う、うん…」


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