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    元スレほむら「この時間軸の2人は……」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - 佐倉杏子 + - 巴マミ + - 青字の存在感 + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    351 = 330 :

    ほむら「安価でまどかを救う」じゃなかったっけ

    353 = 17 :

    ほむら「安価で投げやりに行動する」=ほむら「安価でまどかを救う」
    だろ

    354 = 1 :

    さやか宅

    さやか「はぁ……」

    QB「悩んでるようだね、さやか」

    さやか「おわぁ!き、キュゥべえ、いきなり現れないでよ……」

    QB「ごめんよ、驚かせるつもりはなかったんだ。それで、上条恭介はどうするんだい?」

    さやか「き、聞いてたのかよ。どうするって……その答えがすぐ出ればこんなに悩んでないって」

    QB「僕なら、君の悩みを解決できるかも知れないよ」

    さやか「それって、契約するってことでしょ?それは、駄目だよ……。
        杏子の言ったこと、忘れてないからさ」

    QB「杏子が反対してたのは、“他人のために祈って魔法少女になること”だろ?
      だったら君は、自分のために願いを叶えて魔法少女になれば良い」

    さやか「……どういうこと?」

    355 = 264 :

    QBきた

    356 = 212 :

    そいつ殺せ

    357 = 264 :

    QBって、生きたまま拘束されたら無力じゃね?交代できないし

    358 :

    安定の営業術

    359 = 17 :

    >>357
    一度に一匹しか出られないって誰が言った?

    360 :

    さやかは契約した時点で幸せになることは9割ありえん

    361 = 1 :

    QB「上条恭介が自分に振り向いてくれるよう、願えば良いのさ」

    さやか「……。あのさぁ。そんなことしたって何の意味もないでしょ。
       魔法の力で自分のことを好きにさせるって。まるっきり悪役の発想じゃん」

    QB「そうかい?合理的だと思ったんだけど」

    さやか「合理的とか、そういう問題じゃないんだよ。
        まったくキュゥべえは乙女心が分かってないなー」

    QB「うーん……。そうだね、僕には君たちの考えてることはよく分からないよ」

    さやか「女の子相手に話すこと多いんだから、その辺ちゃんと勉強しときなよ?」

    QB「努力はしてみるよ。でも、実際問題どうするつもりだい?
      このまま悩んでたって、何も解決はしないよ?」

    さやか「うん……そうだね。……とりあえず、明日……」

    363 = 327 :

    上条に聞くのか
    それともわかめに聞くのか

    364 = 1 :

    学校

    まどか「あ、おはよーさやかちゃん」

    ほむら「……おはよう」

    さやか「おっはよ、まどか、ほむら……。昨日はごめんね、先に帰っちゃったりしてさ」

    ほむら「こっちこそ、ごめんなさい。無闇に急かしたりなんかして……」

    まどか「それで、さやかちゃん……あっ」

    仁美「みなさん、おはようございます」

    さやか「仁美……うん、おはよ!」

    ほむら「…………」

    思ったより、普通ね。
    もう少し動揺しているかと……

    さやか「あ、そうだ仁美。あのさ……今日の放課後、時間ある?」

    ほむら「っ……!」

    365 = 1 :

    まどか「さ、さやかちゃん?」

    仁美「今日の放課後、ですか?えぇ、大丈夫ですけど……」

    さやか「そっか、良かった。それじゃ、予定空けといてね!忘れて帰ったりしちゃイヤだからね!」

    仁美「はい、わかりましたわ」



    ほむら「……あなた、一体何を……」

    さやか「あたしなりに、悩んだんだけどさ……まずは、ってね。
        大丈夫、変なことにはならないようにするからさ!」

    366 = 358 :

    わかめを葬る計画か

    367 = 1 :

    放課後

    マミ「えっ?美樹さんが志筑さんに、って……」

    ほむら「多分、志筑さん本人に確認するつもりだと思う」

    杏子「確認って……その後どうするつもりだよあいつ」

    まどか「それは……わかんない」

    ほむら「美樹さん自身は心配いらないと言ってたけど……」

    マミ「自分で聞きに行ったんですもの。
      美樹さんも、それなりの覚悟があってのことのはずよ」

    杏子「だったら、良いんだけどさ……」

    マミ「きっと心配いらないわ。美樹さんを信じましょう。ね?」

    ほむら「…………」

    368 = 32 :

    キャットファイトくるの?

    369 = 1 :




    仁美「それで、2人きりで話がしたいと言うのは……」

    さやか「えっと、さ。昨日の、ことなんだけど。
        仁美、病院にお見舞いに……って言ってたじゃん?
        あれってもしかして……恭介のお見舞い?」

    仁美「えぇ、そうですわ。上条恭介くんのお見舞いに行ってました」

    さやか「……!やっぱ、そうなんだ。……あのさ、仁美。仁美はさ、恭介のこと……どう思ってるの?」

    仁美「お慕いしております。ずっと前から」

    さやか「っ!」

    仁美「……気付いてくれましたのね。昨日の、私の言動の意味に」

    さやか「……。まぁね。あたしのおかげじゃないんだけどさ」

    仁美「それで……あなたはどうですか?さやかさん」

    さやか「……あたしは……」

    370 = 1 :

    さやか「……あたしも、仁美と同じだよ」

    仁美「……そうですか」

    さやか「…………」

    仁美「今日、さやかさんの方から声をかけていただいて良かったわ。
       どちらにしろ明日、私の方から声をかけるつもりでしたから」

    さやか「え……?」

    仁美「私、明後日にまた上条くんのお見舞いに行きます。
       そしてその時に、自分の気持ちを彼に伝えます」

    さやか「っ……!」

    仁美「上条くんを見つめてきた時間は、あなたの方が上。
       あなたには私の先を越す権利があるべきです。
       今日と明日、私は都合があって上条くんにお会いできません。
       ですから、さやかさん。あなたはその間に、どうするか決めてください。
       どうか、後悔なさらないよう」

    さやか「……仁美」

    仁美「……お話は、これで終わりですね。では失礼します」

    371 = 1 :




    マミ宅

    マミ「お疲れ様、佐倉さん。今日の使い魔、ちょっと数が多かったから疲れたでしょ?」

    杏子「大丈夫、なんてことないよ!」

    マミ「あら、そう?じゃあ時々ぼーっとするのは、何か別の理由?」

    杏子「へっ?あ、えーっと……」

    マミ「もしかして、美樹さんのこと?」

    杏子「……うん」

    マミ「ふふっ、本当に大好きなのね。大丈夫よ、心配しなくたって、
      美樹さんはあなたの言ったことを忘れたりなんかしないわ」

    杏子「いや、そうじゃないんだ。ただ、その……あいつが上条を取られたりなんかしたら、って」

    372 = 1 :

    マミ「……美樹さんが傷付くのがイヤなの?」

    杏子「うん……まぁ」

    マミ「何度も言うけど……本当に大好きなのね。あなたが先に告白しちゃえば?美樹さんに」

    杏子「はぁ!?な、何言ってんのさ!そんなんじゃないって!ただ、あたしは……!」

    マミ「分かってる、冗談よ。お友達を大切に思う気持ち、私にもよくわかるわ」

    杏子「マミさん……」

    マミ「何もしてあげられなくてもどかしいのよね?
       でもこればっかりは仕方ないわ。私たちに出来ることは、助言くらい。
       それが私たちに出来る最大限の手助けだから……ね」

    杏子「……うん」

    ……あたしたちに出来る、あたしに出来る、最大限の……。

    374 = 142 :

    こなくてよろしい

    375 = 1 :

    翌日

    さやか「おっはよー、まどか!」

    まどか「わっ、さやかちゃん!お、おはよう」

    さやか「ほむらも、おはよ!」

    ほむら「美樹さん、あなた……」

    さやか「あ、そうそう。先に言っとくね。今日の放課後……あたし、病院行くよ」

    まどか「さやかちゃん!じゃあ……!」

    ほむら「……決めたのね」

    さやか「ん、まぁね。結果はまぁ、全部終わってから教えるから。
        それでさ、昨日悩みまくったおかげで一睡もしてないんだよね……。
        というわけで、あたし今日の授業ほとんど寝て過ごす!
        板書よろしく、2人とも!」

    まどか「う、うん!わかった!」

    ほむら「はぁ……。今日だけよ」

    376 = 1 :

    放課後

    さやか「よっし……そんじゃ、行って来る」

    まどか「う、うん。がんばって!」

    さやか「え、っと……」

    ほむら「志筑さんなら、もう帰ったわよ。きっと、あなたに余計な気を遣わせないためでしょうね」

    さやか「そっか……一言くらい声かけたかったんだけどな」

    ほむら「……良い結果を聞けるのを楽しみにしてるわ」

    さやか「ありがと。……じゃあね!」

    ……見たところ、もう迷いはないようだ。
    これなら結果がどうであっても、今のあの子なら、きっと大丈夫。

    377 = 1 :

    病院

    さやか「……やっほー、恭介」

    恭介「さやか……久し振りだね」

    さやか「ん、そうだっけ?あはは」

    恭介「うん……。その、さやかには……酷いこと言っちゃったよね」

    さやか「えっ……?い、いや、良いってそんなの、気にしなくて!」

    恭介「でも……」

    さやか「それよりさ、今日は、恭介に言いたいことがあって来たんだ」

    恭介「言いたいこと……?」

    さやか「……うん。あのね、恭介……」

    恭介「……?」

    さやか「あたし……ずっと前から、恭介のこと、好きだったんだ」

    378 = 199 :

    よし、青いの頑張れ

    379 = 1 :

    恭介「……えっ?」

    さやか「……聞こえなかった?」

    恭介「あ、いや……えっと……。さやか、それは何かの、冗談かい……?」

    さやか「なっ……!じょ、冗談なんかじゃないよ!あたしは本気だ!」

    恭介「えっ、あ……その……ごめん。えっと……もう少し、考えさせてくれないか?」

    さやか「う、うん。わかった。でも、これは本気だからね!
        あたしは恭介のことが好きなんだよ!それだけは覚えておいてよね!」

    病室の外

    さやか「………………え?」

    380 :

    さ!や!か!さ!や!か!

    381 = 13 :

    ……あれ?

    382 = 1 :

    何、これ……。
    どういうこと……?
    なんで、あたしが……?
    あたしが、病室で、恭介と会話してる?
    なんで、あたしが……もう1人?
    え……?

    それに、何?
    “あたし”と恭介、何話してた……?
    なんで、なんで?

    さやか「そんじゃ恭介、あたしもう帰るから。ちゃんと、真剣に考えてよね!」

    恭介「う、うん。わかったよ、それじゃ、またね」

    ……!
    病室から出てくる!

    あたしは思わず隠れた。
    そして、陰からこっそり“あたし”の様子を見る。
    “あたし”は恭介の病室から出て、伸びをして、周りをキョロキョロと見回して……。

    杏子「だっはぁ~……恥ずかしかったぁ……」

    383 = 142 :

    やっちまった…

    384 = 278 :

    おおおい

    385 = 103 :

    これは駄目だ

    386 = 17 :

    どうせさやかと強固が仲直りして告白エンドだろ
    見え見えでつまらん

    387 = 32 :

    余計な事しすぎだろ

    388 :

    これは…

    389 = 13 :

    杏子ェ……

    390 = 212 :

    あーあ…

    391 = 1 :

    杏……子……?
    なんで、杏子が……。

    杏子「ふぅ……へへっ」

    呆然とするあたしに気付かず、そのまま杏子は立ち去る。
    あたしはしばらく、その場から動けないで居た。

    さやか「…………」

    なんで……?
    杏子が、魔法であたしに成りすまして、恭介に告白を……?
    どうして、そんなこと……。

    ……あたしへの、嫌がらせ……?

    393 = 183 :

    あかん

    394 :

    えんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

    395 = 9 :

    聖女とは何だったのか

    396 = 1 :

    ……ううん、違う。
    杏子は、そんなことをするような人間じゃない。
    そのくらい、あたしにだって分かる。
    杏子にあったのはきっと……100%の善意だ。
    あたしのために、杏子はやったんだ。

    でも……違うよ。
    そんなことされたって、ちっとも嬉しくない。
    なんであんなことしたの?
    あたしは、あたしの言葉で、あたしの気持ちを伝えたかったのに……伝えようとしたのに……。
    杏子……なんで……?

    ……あぁ、そっか。
    あたしが悪いんだ。
    あたしが全部悪いんだ。

    397 = 212 :

    このホームレズと言ったら全く!!

    398 = 199 :

    赤いのは頑張るな!

    399 = 1 :

    あたしが、いつまでもウジウジしてるから悪いんだ。
    そうだ、あたしが悪いんだ。

    何なの?
    あたし……。
    こんな、自分の気持ちも自分の言葉で伝えられないなんて……。
    こんな、ウジウジしてたせいで……

     『だったらいっそ、死んだ方が良いよね』

    死んだ方が、良いかな……?

     『そう。死んじゃえば良いんだよ』

    死んだ方が……。

    さやか「……えっ……!?」

    400 = 13 :

    おいおいエリーどうやって倒すんだよ


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