私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレ上条「バレンタインデーか」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ★★
レスフィルター : (試験中)
7:00 【上条の部屋】
禁書「とうま、とうま! 今日はバレンタインデーなんだよ!」
上条「不幸だ……」
禁書「いきなりテンション低いんだよ」ハァ
上条「この日はいい思い出がなくてな。ったく、何でこんな日があるんだよ……」
禁書「昔々、ローマでは戦争に集中するために結婚が禁止されてね。そんな中でも、兵士達をこっそり結婚させてあげたバレンタインっていうキリスト教司祭がいたんだよ。
その人は見つかって処刑されちゃったんだけど、それが今日で恋人達の日として祝うようになったんだよ。処刑の日が2/14っていうのも、女神ユノの……」
上条「ほー、へー」
禁書「むぅ。まぁいいや、はい」スッ
上条「……その手は何でせう?」
禁書「何って、もちろんお菓子とかが欲しいんだよ! 別に恋人じゃなくても、親しい人にもあげたりするものかも! あ、日本だとチョコレートなんだっけ?」
上条「あのな、一応ここでは女の子が男にあげる日なんです」
禁書「逆チョコっていうのもあるみたいだよ?」
上条「お前意外と流行乗っかってんだな!?」
禁書「とうまー、とうまー」
上条「ダメダメ、上条家の家計にはチョコ一つの余裕もありませんー!」
禁書「ええー!!」
上条「上条さんの真心込めた朝食で我慢しなさい」
禁書「やったー!!」
上条「単純過ぎる……」
7:40 【上条の寮付近】
舞夏「おー、上条当麻ー」
上条「よ、舞夏か」
舞夏「ふふふー、これをありがたく受け取るがいいー!!」スッ
上条「な、何ですかこの小綺麗な包装紙に包まれたものは……」
舞夏「もちろんチョコだぞー」
上条「マジで!? なんかすっげー高級っぽいけどいいのか!?」
舞夏「もちろん。結構自信作だから感想頼むぞー」
上条「手作り!? 嘘だ、これは夢ですか!?」ガクブル
舞夏「いくら何でも動揺しすぎだろー」ハァ
上条「絶対何かある……俺に限ってこんな事は…………」ブツブツ
白井「朝から辛気臭い顔してますのね」
上条「ん、白井か。こんな時間に会うなんて珍しいな」
白井「当たり前ですの、わたくしから会いに来たのですから」
上条「へ? 俺に何か用か?」
白井「こちらを差し上げますわ」スッ
上条「……おいまさかこれって」
白井「この日にこのシチュエーションで、チョコレート以外だと思いますの?」
上条「さ、サンキュ……」
白井「……? 何をおどおどしていますの?」
上条「い、いや、まさかお前がチョコくれるとは思わなかったから……」
白井「これも淑女の嗜みですの。では、お早めにお召し上がり下さいな」ヒュン
8:10 【昇降口】
上条(まさか早くも2つとは……。もしかしたら下駄箱の中にもっていうベタな展開も!!)ワクワク
ガキッ!!
上条「ガキッ?」
上条「――――って開かねえじゃねえかこれ!!!」ガチャガチャ!!
男子A「はっはっは!! どうだ上条!!!」
上条「なっ、これお前らの仕業かよ!?」
男子B「当たり前だ!! お前がそこを開けた瞬間、チョコに埋まるなんて漫画みたいなモン、俺達は見たくねえんだよ!!!」
上条「そんな事あるわけねえだろ!」
詠矢空希「チョコ貰えなかったなー…色んな世界回ったのによ…」
詠夜ミソラ「兄ちゃん、そんな欲しいならあげたのに…」
空希「いや妹から貰ってもねぇ」
ミソラ「そっかーいらないのかぁー」
空希「いや…欲しい…けど」
詠夜ミソラ「兄ちゃん、そんな欲しいならあげたのに…」
空希「いや妹から貰ってもねぇ」
ミソラ「そっかーいらないのかぁー」
空希「いや…欲しい…けど」
男子C「どの口がそれを言うか!!!」
上条「ったく、けどこれじゃ誰もチョコなんて入れらんねえだろ。いいからもう開けてくれよ」
男子D「ん、まぁそれもそうか」
ガチャン
上条「ほら、空っぽじゃねえか」
男子A「空っぽ……だよな」
男子B「いや、まだ油断はできないぞ! もしかしたら光学操作系能力者が見えなくしてるだけという可能性も……!!」
上条「んなわけあるか!! ほら、何もねえ!!」ガサゴソ
男子C「は、はは……」
男子「「よっしゃあああああああああああああああああああああ!!!」」
男子D「勝ったぞ!! 上条のフラグメイカーに、俺達は勝ったんだ!!!」
男子A「うぅ……頑張ったかいがあったな……!! 昨日は細工してるとこを災誤に見つかってどうなる事かと……」
上条「何やってんだお前ら……」ハァ
男子B「ふっふっふ、これで俺らは同士だ、上条!!」ガシッ
上条「はいはい。そんじゃ早く教室に……」
男子C「――おい待て、その鞄から見えてるのは何だ」
上条「いっ!?」バッ
上条(しまった、閉め忘れた!!!)
男子「「………………」」
上条「え、えーと、これはだな……」
男子A「おい、もしかしなくてもさっき見えたのはチョ」
男子B「待て、全部言うな!! 俺らがもたない!!!」
男子C「……まぁ何にせよ、俺達の取るべき行動は一つ」
男子D「安心しろよ、“それ”に手を出したりはしない。だが――――」
男子「「お前はコロス!!!!!」」
上条「結局こうなるのかよォォおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ダダッ!!
男子「「待てコラァァあああああああああああああああああああああ!!!!!」」ダダッ!!
8:20 【教室】
ドドドドドドドドドドドドド!!!!!
男子E「上条が来たぞおおおおおおおおおおお!!!」
女子「「!!!」」ソワソワ
吹寄「まったく、朝から騒がしい奴ね」ハァ
ガラッ!!
上条「はぁはぁ……一体何なんだよ!!」
男子E「捕らえろおおおおおおおおおおおおおお!!!」
上条「なっ、ここも敵だらけ!?」ギョッ
ドガガガガガガガガガガ!!!!!
上条「いててててて!!! おい離せって!!」ジタバタ
男子E「お前が追われてる原因として考えられる理由は一つ! それは下駄箱封鎖組の作戦が失敗してお前がチョコを受け取ってしまったという事だ!!!」
上条「お前らもグルかよ!?」
男子F「報告!! 上条の鞄の中からチョコ2つ発見!!!」
男子E「ご苦労。さぁ、これで証拠も挙がったな……?」ギロ
上条「ま、待てって!!」
ガラッ!!
男子A「上条はどこだあああああああああああ!!! アイツ、やっぱチョコを……!!!」
男子E「確認済みだ!! 今から処刑する!!!」
上条「おい待て落ち着けって!!!」
土御門「んー、何だか賑やかだにゃー」
青ピ「朝から面白そうやねー」
男子B「来た、新戦力だ!!」
男子C「おいお前ら!! やっぱり上条がチョコ貰ってるぞ!!!」
男子D「今からやっちまうけど、お前らも混ざるよな!?」
青ピ「チョコって…………」
青ピ「別にそれくらいいいやん」ニヤニヤ
土御門「まぁそこまで怒ることじゃないにゃー」ニヤニヤ
男子「」
男子E「お、お前らまさか……!!」プルプル
青ピ「そのまさかやでー」スッ
男子F「そ、それはチョ」
男子G「待て言うな!!! 言わないでくれ!!!」
土御門「ふっふっふ。やっぱり義妹からのチョコというのが最高なんだぜい」ニヤ
青ピ・上条「「え?」」
土御門「ん? 二人共どうしたんだにゃー?」キョトン
上条「いや、舞夏からなら俺も貰ったんだけど」
青ピ「せや、ボクも」
土御門「………………」
上条「………………」
青ピ「………………」
土御門「ブチ殺し確定だにゃァァああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」ブチッ
上条「ちょ、おい土御門――へぶっ!!!」バキッ
青ピ「ま、待った待った――ほがっ!!!」バキッ
土御門「血祭りにあげてやるにゃァァあああああああああああああああああああああああ!!!!!」ゴォォ!!!
男子A「おいテメェら負け組無視してんじゃねェェえええええええええええええええええええええええええ!!!!!」
ゴンガンドンバンガンギンドンガングシャ!!!!!!
小萌「はいはい、皆さんHR始めますよー……ってぎゃあ!? クラスが男達の戦場になっているのです!!!」
吹寄「すみません、今すぐ黙らせますので」
8:50 【教室】
上条「いてて、吹寄は手加減がねえな……」ズキズキ
吹寄「貴様らが悪い!!」
上条「俺は被害者だと思うのですが……って机の中が塞がれてる!?」
男子I「ふふ、俺の能力だ!! こっそり机の中に、という方法もあるからな!!」
上条「そげぶ!!!」バキン!!
男子I「なにいいいいいいいいいいいいい!?」
上条「ったく、ホント色んな事しやがって……」
女子A「(ねぇ、いつ渡す?)」ヒソヒソ
女子B「(じゃ、じゃあお昼休みくらいに……)」ヒソヒソ
女子C「(抜け駆けは禁止だからね!)」ヒソヒソ
男子「「………………」」ビキビキ
上条「何か寒気が……ってお前もだよ土御門」
土御門「お前ら覚えておけにゃー」グヌヌ
青ピ「まぁまぁ、良い妹さんやないかー」
土御門「黙れええええええええ!!!」
吹寄「うるさい」ギロ
デルタフォース「「すみません」」
上条「こえーこえー、とりあえず次の授業はっと……あれ?」ゴソゴソ
上条(やべ、白井のチョコが無い!? おいおい、これ鉄矢で串刺しにされるんじゃ……)
青ピ「……お? おおおおおおおおおおおおおおおおおお!?」
上条(たぶん学校内だ。昇降口からここまで走ってきた時か、それかさっき大暴れした時に何かのはずみで……)
青ピ「チョ、チョコや!! なんやボクの鞄の中に新しいチョコがあったんやけど!!!」
上条(たぶん学校内だ。昇降口からここまで走ってきた時か、それかさっき大暴れした時に何かのはずみで……)
青ピ「チョ、チョコや!! なんやボクの鞄の中に新しいチョコがあったんやけど!!!」
土御門「青ピにチョコ? ていうか今まで気付かなかったのかにゃー?」
上条(くっそ、せっかく貰ったチョコを無くすとか最悪じゃねえか。何とか見つけねえと)
青ピ「たぶんさっきの大騒ぎの時に、どさくさに紛れて誰か入れたんや! そうやろ!? 恥ずかしがらなくてもいいんやで!!」キョロキョロ
女子D「(なんかこっちの方見てない?)」ヒソヒソ
女子E「(構っちゃダメよ)」ヒソヒソ
土御門「ふーん、珍しい事もあるもんですたい。なぁ、カミやん?」
上条「……へ? 悪い、ちょっと考え事してた」
土御門「なんか青ピがチョコ貰ったみたいだぜい」
上条「舞夏以外から?」
土御門「」ビキッ
上条「あー、いや何でもない。でも、一体誰の…………って、はぁ!?」ギョッ
青ピ「なんやごっつ高級そうや! よっし、せっかくだし今から食べるでー!!」アーン
男子A「くそ、青ピの奴……!!」ギリッ
男子B「何であんな変態が……!!」ビキビキ
上条「待て青ピ!! それは白井の……ッ!!!」
パクッ!!
上条「あ」
青ピ「うんまあああああああああああ!!! なんやこの庶民には馴染みのない味は!!!」
土御門「まー、舞夏には敵わないだろうけどにゃー」
青ピ「あれ、カミやん? どないしたん、そない固まって」
上条「最低だ、俺って……」ガクッ
青ピ「エヴァネタ?」
ギュルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!!!
青ピ「はうっ!?」
土御門「急にどうしたんぜよ? 顔が真っ青だぜい?」
青ピ「は、腹がァァ……ッ!!!」プルプル
上条「え?」
青ピ「も、漏れるうううううううううううううううううううううううう!!!!!」ダダッ!!
ドドドドドドドドドドドドド!!!!!
男子B「どうしたんだ、アイツ?」
男子C「さぁ」
上条「………………」
9:10 【1限目・化学】
小萌「遅れて申し訳ないのですー! ちょっと大変な事が……」
土御門「大変な事?」
上条「ていうか、青ピの奴がどっか行っちまってんですけど」
小萌「それなのです。青髪ちゃんは尋常じゃない腹痛で病院へ向かったのです……」
クラスメイト「「え!?」」
小萌「一体何を食べたらあんなになるのか分からないのですよ……まるで毒でも盛られたかのように…………」
上条「」
土御門「(な、なぁ、あれって確かカミやんの……)」コソコソ
上条(し、白井の奴……。許せ、青ピ)ナム
12:00 【昼休み】
土御門「俺は購買行くけど、カミやんは弁当かにゃー?」
上条「あぁ、こっちのほうが安くつくしな」ガサゴソ
女子A「か、上条君!」
上条「はい?」
女子B「えっと、これ、良かったら受け取ってください!」スッ
女子C「その、一生懸命作ったから!」スッ
女子D「わ、私だって!」スッ
姫神「……私も」スッ
上条「お、おう! みんなサンキューな!!」
上条(何だこれドッキリか!?)
女子E「えっと、じゃあ後で感想聞かせてね!」
タッタッタ……
男子「「………………」」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
上条「なんかすげえ怨念が……」
吹寄「貴様が節操ないからでしょ」スタスタ
上条「吹寄、また今日も味気なさそうなパン食ってんなー」
吹寄「うっさいわね、美味しいわよ!」
上条「そういや、吹寄はチョコとかあげたりしないのか?」
吹寄「あげたわよ」
上条「マジで!?」ギョッ
男子「「ッ!!!」」ガタッ
吹寄「どんだけ驚いてんのよ。普通に失礼よそれ」フン
上条「いや、意外でさ……。で、誰にあげたんだ?」
吹寄「クラスの女子」
上条「はい?」
吹寄「友チョコってやつよ」
上条「……そっかそっか! だよなー!!」アハハ
男子「「ほっ」」
吹寄「何だかその反応はカチンとくるものがあるわね……」
上条「いやいや、吹寄らしくて安心したってことだよ」
吹寄「……じゃあ貴様にもあげようかしら、チョコ」
上条「え!?」
男子「「はぁ!?」」
吹寄「何かこのままだと負けた気がすんのよ!」
上条「どういう理論ですか!? つかそれはマズイっての!」
吹寄「なっ、なんですって!! チョコくらいちゃんと作れるわよ!!」
上条「いや、そういう意味じゃなくて……」
男子A「上条……コロス…………」ブツブツ
男子B「まさか吹寄までもが……」ブツブツ
男子C「おい、発火能力者呼んでこいよ」ブツブツ
吹寄「……何となく分かったわ」
上条「理解が早くて助かります」
15:30 【HR】
小萌「――と、連絡事項はこれくらいですねー。ではでは、最後に先生からチョコをプレゼントなのですよー!」
男子「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」」
小萌「女の子にももちろんありますよー。でも、食べるのはお家に帰ってからにしてほしいのですー」
小萌「それでは、また明日なのですー!」
生徒「「さよならー!」」
土御門「さっすが小萌先生だにゃー」
上条「あぁ、あの人らしいな……って、お前らチョコは帰ってから食えって言ってたじゃねえかよ……」
男子A「黙れ裏切り者!! 俺ら非モテはすぐにでもこの幸せを味わいたいんだよ!」
男子B「その余裕が憎い!!」
上条「わ、分かった分かった。じゃあ俺も食ってみようかな、すっげーうまそうだし」ガサガサ
男子「「…………え?」」
上条「ん、どうしたんだよ?」
土御門「カミやんのチョコ、微妙に形が歪じゃね?」
上条「そういや、言われてみれば……」
男子C「ば、バカな……それは紛れも無く…………!!!」ガクガク
男子「「手作りの証拠!!!!!」」
上条「……は?」
男子D「俺達のは明らかに市販品なのに…………」
土御門「あの先生もやるぜい」
上条「お、落ち着け。たぶんこれは何かの間違いで……」ダラダラ
男子「「問答無用!!!」」ゴォ!!!
上条「う、うおおおおおおおおおおおおおおおお!?」ダダッ!!
男子E「逃げんなコラァァああああああああああああああああああああああ!!!」ダダッ!!
男子F「マジで見境なしかテメェェええええええええええええええええええええええ!!!」ダダッ!!
ドドドドドドドドドドドドド!!!!!
上条「そういや、言われてみれば……」
男子C「ば、バカな……それは紛れも無く…………!!!」ガクガク
男子「「手作りの証拠!!!!!」」
上条「……は?」
男子D「俺達のは明らかに市販品なのに…………」
土御門「あの先生もやるぜい」
上条「お、落ち着け。たぶんこれは何かの間違いで……」ダラダラ
男子「「問答無用!!!」」ゴォ!!!
上条「う、うおおおおおおおおおおおおおおおお!?」ダダッ!!
男子E「逃げんなコラァァああああああああああああああああああああああ!!!」ダダッ!!
男子F「マジで見境なしかテメェェええええええええええええええええええええええ!!!」ダダッ!!
ドドドドドドドドドドドドド!!!!!
なんだろう
この作り置きの冷めた定食をそのまま出されてるような雰囲気のssは
この作り置きの冷めた定食をそのまま出されてるような雰囲気のssは
【職員室】
黄泉川「いやー、クラス全員にチョコなんて、さすが月詠先生じゃん」
小萌「大事な大事な生徒さん達です。当然なのですー」ニコ
黄泉川「で、本命はどこの誰にあげるつもりじゃん?」ニヤニヤ
小萌「ふふふー、もうあげたのですよ///」
黄泉川「おぉ、やるじゃん!」
小萌「黄泉川先生はどなたかにあげないのですかー?」
黄泉川「うーん、私はそういう柄じゃないからなー。まぁ生意気な居候くらいにはあげようかね」
16:00 【上条の部屋】
上条「つ、疲れた……。アイツら本気で追っかけてきやがって……」ゼェゼェ
上条「……あれ? なんか書き置きがあるな」
―――――――――――――
こもえの家に行ってくるんだよ!
―――――――――――――
上条「はは、チョコでも食いに行ったか」
ピンポーン!
上条「はいはいー」ガチャ
神裂「こ、こんにちは……///」モジモジ
五和「あ、あの……///」モジモジ
上条「」
バタン
上条「オーケー、今のはただの幻覚だ」フゥ
ドガァァァァァァァァァ!!!!!
上条「ひい!?」
神裂「何も言わずに閉めないでください!! どれだけこの格好が恥ずかしいの思っているのですか!!」
上条「じゃあ止めればいいんじゃないでしょうか!! ドア開けて堕天使と大精霊がいたら、そりゃビビるわ!!」
五和「そ、そうですよね、似合わないですよね、アハハ……」ショボン
上条「いやいやいや、そういう意味ではなくてですね!! というか個人的にはかなりキテるっていうか……!!」アセアセ
神裂「と、とにかく!! これを受け取ってください!!」スッ
五和「わ、私のもお願いします!!」スッ
上条「さ、サンキュー。でも出来ればいつもの格好で来てくれたほうが助かる、主に上条さんの精神的な意味で」
神裂「私だって望んでこんな格好をしているわけではありません!! それもこれも土御門が……」
パシャッ!!
土御門「いい表情だぜい、ねーちん! 天下の聖人のこんな写真はかなりレアだにゃー」
神裂「……土御門。やはりあなたには一度唯閃を使ったほうが良さそうですね」ギラッ
土御門「あ、あれ? もしかしてマジギレ?」ダラダラ
>>43
安心のフラグブレイカーwwwww
安心のフラグブレイカーwwwww
五和「ぷ、女教皇(プリエステス)! 落ち着いてください!!」
上条「ちょ、神裂さん、ここで大暴れは……!!!」
神裂「救われぬ者に救いの手を(Salvare000)」
ドガァァァァァァァァァ!!!!!
土御門「にゃー!!! ねーちん、魔法名の意味が微妙に変わってる気がするぜい!!!」
神裂「そうでしょうか、何も変わっていませんよ」ギロ
土御門「か、カミやん、助けてくれにゃー!!」
上条「ふ、ふざけんな!! 俺を巻き込むんじゃ……」
ドガァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!
土御門「いぎゃああああああ!!! と、とにかく逃げるぜい、カミやん!!!」ダダッ!!
上条「な、何で俺までこんな事になってんだよ!!!」ダダッ!!
神裂「逃がしませんよ」ビュン!!
類似してるかもしれないスレッド
- 一夏「あ、バレンタインデーか」 (185) - [76%] - 2012/2/14 1:45 ☆
- 鳴上「バレンタインデーか……」 (397) - [71%] - 2012/1/16 3:45 ★★★×5
- 上条「フラグアッパー?」 (207) - [68%] - 2010/2/28 6:46 ★★★×6
- 上条「グレートサイヤマン?」 (836) - [67%] - 2010/3/25 3:16 ★★★×5
- マミ「バレンタインかぁ…」 (148) - [66%] - 2012/2/13 6:45 ☆
- 上条「アルバイトしよう」 (206) - [65%] - 2010/3/22 20:00 ★
- 赤沢「バレンタインか…」 (120) - [65%] - 2012/2/12 1:00 ★
- 一歩「パンチドランカー?」 (890) - [61%] - 2009/12/6 22:31 ★★★
- 上条「ビリビリがうざい」 (682) - [60%] - 2010/2/14 5:01 ★★★×10
- 白望「バレンタインとか…だる…」 (134) - [58%] - 2012/7/21 7:00 ☆
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について