元スレ雪歩「私の中のジャイアント・キリング」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
201 = 68 :
♪~
・第一回審査開始
響「(いっくさー!)」Da.appeal +55p
春香「(一つ一つ確実にアピールしないと……)」Vo.appeal +43p
雪歩「(落ち着いて……落ち着いて……)」
──Double appeal!!── Vo.+17p Vi.+19p
律子「ん?どうして雪歩にわざわざダブルアピールをさせてるんです?」
P「……待ってるんだよ。勝てる瞬間を」
律子「はい…?」
204 :
さる
205 :
雪歩はやればできる子
206 = 68 :
雪歩「(……まだだ…このままじゃ勝てない…)」
響「(あちゃー。まあ、分かってたことなんだけどね)」
千早「(今のところはプロデューサーのシナリオ通りね……)」
春香「(……でも…いけるのかな…)」
真「(まだまだ…!)」
律子「…やっぱり一筋縄ではいきませんね。にしても混戦だわ」
P「向こうはウチの我那覇を警戒してる」
律子「……そうなんですか?」
207 :
あれ?もう村越春香とは和解してんの?
209 = 68 :
P「いくら流行1位とはいえ、ダンスに費やしてるポイントが明らかに多すぎる。さすがにここまで高騰するとは思わなかったけど」
律子「……どうして」
P「人気が急上昇してる実力派ユニット……そのフェアリーのダンス要員がセンターにいるんだ、意識するのも仕方ないさ」
P「まして我那覇一人だけ見ればランクはD。侮れない相手だってのも分かってるはずだ」
律子「……確かに。それで彼女を真ん中に?」
P「……だからこそ、そこにスキができるんだけどな」
211 = 68 :
・第二回審査開始
真「(次……!)」Vi.appeal +44p
春香「(プロデューサーさんの作戦によると、ここで……)」Vo.appeal +43p
雪歩「(3回目……!)」
──Double appeal!!── Vo.+17p Vi.+19p
雪歩「(こっ…これでいいのかな……?)」
律子「またダブルアピール……?プロデューサー、さっき言ってた『勝てる瞬間』って何なんですか?」
P「萩原のことだ」
律子「雪歩が?…確かにあの子は悪くないですけど、よく失敗もするし…」
P「それがね」
P「あいつは不思議なものを持ってる」
律子「え」
212 :
>>207
前のスレで
213 = 68 :
雪歩「(私…みんなと比べてイメージレベルも低いし、弱虫ですぐ泣くしひんそーだし……)」
千早「(萩原さんがキーパーソンらしいけど……どうなるのかしら…?)」Vo.appeal +50p
雪歩「(プロデューサーが何を期待してるのか分からないけど……どうせFランクのダメダメアイドル……)」
春香「(どの道、このままだと勝つことはできない…)」Vi.appeal +43p
雪歩「(………私なん、て………)」
真「(………)」Da.appeal +52p
春香「(………)」Vo.appeal +43p
雪歩「(……………)」
───だったら、どうして
私はここに立っているんだろう───
216 :
まずいおりんをズタボロにしてポロポロ泣かせて欲しい
217 = 68 :
・第三回審査開始
響「(ここが勝負だってプロデューサーは言ってたけど……)」Da.appeal +55p
雪歩「…………」
春香「(……雪歩?次は雪歩の番だよ……)」
真「(………?)」
千早「(萩原さん……?)」
───私はどうして
アイドルなんてやっているんだろう───
218 = 68 :
『お前、変わりたいんだろ』
『その気持ちは、ちゃんとお前の力になってる』
『リラックスリラックス』
雪歩「(何もできない私だけど………)」
───変わりたい
ダメな私から───
220 = 68 :
『何度でもしくじれ』
『雪歩ならできるって、プロデューサーも思ったからじゃないかな』
雪歩「(プロデューサーも、みんなも信じてくれている)」
───しくじっても
あきらめない───
221 = 68 :
『その代わり 一回のパフォーマンスで』
『観客を酔わせろ』
『萩原さんなら、大丈夫だと思う』
『ライバルの度肝を抜け』
『上手く行くって』
雪歩「(だったら、私も信じてみて良いかもしれない)」
222 = 68 :
───起こしてみせる
私の中の───
『お前の中のジャイアント・キリングを起こせ』
雪歩「(…………私のことを…!)」
─── ジャイアント・キリングを ───
P「こっからはお前のステージだ」
P「ぶっちぎってこい」
223 = 119 :
さ
224 = 68 :
雪歩「………!!」
──Double appeal!!── Vo.+45p Vi.+51p
雪歩「……え?」
春香「(……え?)」
真「(……え?)」
千早「(……え?)」
響「(……おぉ…)」
律子「……え?」
P「ははっ」
227 = 100 :
鳥肌立ったwww
俺もうダメかもしれん
228 = 68 :
真「(うわぁ……)」Da.appeal +52p
雪歩「(……すごい…体が軽い)」
──Double appeal!!── Vo.+43p Vi.+53p
響「(何だよ雪歩……何ていうか…)」Da.appeal +55p
雪歩「(……自分でも不思議だ……)」
──Double appeal!!── Vo.+54p Vi.+48p
真「(あんなにイキイキしてるの、初めて見たよ……)」
雪歩「(楽しい………)」
───私、
楽しい───
229 = 216 :
死亡フラグ
230 = 68 :
律子「……どうなってるんですか、雪歩は」
律子「あんなの、BかAランクアイドル並の強力なアピールですよ……考えられない!」
P「不思議だねぇ」
律子「今までずっと、パッとしない感じだったのに…どうして急にこんな…!」
P「おれもよく分からないんだけどね」
P「それが萩原雪歩って奴なんだよ」
響「あとは任せるさー」
231 = 68 :
P「萩原の数回のアピールのおかげで、ダンスに偏っていたポイントのバランスが崩れた」
律子「というと……」
P「ライバル達の、Vo.とVi.に割り振るポイントの比重が多くなったんだよ。萩原を恐れてくれたおかげでな」
P「つまりそのぶん、我那覇への警戒が薄れたってことだ」
P「これで他のやつらは我那覇のアピールに対応しきれなくなるってわけ」
P「それがウチの『勝てる瞬間』だよ」
──響 思い出アピール SUCCESS!!──
Vo.+72p Da.+137p Vi.+75p
響「もう一回!」
──響 思い出アピール SUCCESS!!──
Vo.+72p Da.+137p Vi.+75p
232 = 178 :
響かっこよすぎいいい
235 = 141 :
おお
236 = 68 :
雪歩「………か、」
雪歩「勝った……?」
響「雪歩ーっ!」ダキッ
雪歩「うわっ?!ひ、響ちゃん……」
響「雪歩すごいじゃないか!いつの間にそんなにイメージレベル上げてたんだ!?」
雪歩「えっ?ち、違うの…これは………」
真「雪歩、すごいじゃないか!審査員がみーんな雪歩に釘付けだったよ!」
雪歩「私が……?」
春香「雪歩……すごいね…」
千早「たまげたわ。同じFランクアイドルとは思えなかったもの」
雪歩「…………」
雪歩「あ……ありがとう……」
237 = 150 :
我慢しきれなくなったのであとでジャイキリ原作買ってくるわ
何巻までがキリがいいのだろうか
238 :
>>237
個人的には9巻までが一つの区切りだと思う
面白いからサッカー好きなら全部買っても全然損はしないと断言する
239 = 68 :
雪歩「…………」チラッ
P「(よかったぞー)」グッ
雪歩「…………!」ペコリ
響「いやー、最後の最後であんなにポイント稼げるなんて思わなかったぞ」
雪歩「響ちゃん……ありがとう」
響「え?何が?」
雪歩「みんなの…とくに響ちゃんのおかげで、私ノれたから」
響「……そうか?どういたしまして……」
響「?」
240 = 204 :
サッカー興味無いけど面白かった
アイシールドのテンプレ要素を無くした上位互換な感じ
241 :
ジャイキリ一回まとめ買いしようとしたが
雑誌で掲載してるもんだから終わりが遠そうでやめた
242 = 68 :
──────
律子「みんな、お疲れ!」
小鳥「嬉しい…けど、びっくりだわ……」
P「ははは。みんな良くやったな」
律子「3組とも予選通過だなんて………すごいわ、立派な成果よ!」
美希「プロデューサー、ミキどうだった?キラキラしてた?」
P「キラキラ?……うん、まあ。うん」
美希「ホントに?やったの!」
真美「いやー、われながら信じられませんな」
亜美「まさか兄ちゃんの作戦があんなに上手く行くとは」
やよい「プロデューサー!予選通過おめでとうのはい、ターッチ!」パチン
P「お、おう」パチン
244 = 243 :
ゃょぃの出番カット
245 = 68 :
やよい「えへへー、ありがとうございます!次もがんばりましょーっ!」
春香「みんな良かったねー。社長にも堂々と報告できるね」
伊織「……ふ、ふん。一度勝ったくらいでなにいい気になってんだか」
真「今日の雪歩、すごかったんだから!帰ってTV放送分早くみたいな~」
あずさ「とってもうれしいわ~。うふふ」
響「プロデューサー!自分、プロデューサーのこと尊敬するよ!」
響「なんか、この先もいけるような気がしてきたさー!」
貴音「格上の相手に対し、隙をついて勝負をものにする……まこと面妖な策ですね」
P「そりゃどうも」
P「(めんよー?)」
246 = 150 :
>>238
サンクス
サッカーは大好きだから全巻買っても問題ないな
しかし金がないので9巻までで我慢しとくわ
247 = 68 :
律子「プロデューサー。ひと段落したら事務所に帰りましょう」
P「だな。…あ、でもその前にトイレ行ってくる」
小鳥「ええ、構いませんけど」
P「…………」
律子「……どうかしました?」
P「トイレの場所が分かんない。律子場所知ってる?」
律子「……はぁ?」
248 = 68 :
真「あ、あのさ律子……実はボクも……」
真「一緒に連れて行ってくれない?」
雪歩「あ、なら私も……」
やよい「わ、私も行っていいでしょうか……?」
律子「………仕方ないわね」
P「さすが律子優しい」
律子「あなたは自分で行ってください!」
249 = 243 :
真とツレションとかたつみ羨ましすぎィ!
250 = 68 :
──────
P「………ふぅーっ。スッキリ」
P「アイツら待つのも何だし、先に楽屋に帰っとくか………」
P「…………? あれ、律子達じゃん。誰と喋ってるんだ?」
律子「ですから、私達はやましいことなんて何もしてません。分かったらお引き取りください」
「フン。言われなくとも、下劣な765プロと同じ空気を吸いたくないのでな」
やよい「うぅ~、律子さん………」
真「っ………」
雪歩「………」
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