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    元スレマミ「虚ろな転校生」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - ほむら + - クソほむ、 + - クソカスデミ + - ゴキニダほむら + - 青木さやか + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    251 = 79 :

    酷いこと。

    間違ってないわね。

    マミ「ソウルジェムが私の魂だって言われたわ」

    あなたのせいでもあるけどね。

    キュゥべえ「そうか、暁美ほむらはそのことを知っているのか。どこかで聞いたか、あるいは見たか。何にしても興味深い」

    マミ「どうして教えてくれなかったの」

    キュゥべえ「聞かれなかったからね。でも、僕は『確かに魔法少女になってくれ』ってお願いしたはずだよ?その正体については省略したかもしれないけど」

    マミ「詐欺師みたいなことを言うのね。まんまと騙されたわ」

    キュゥべえ「騙すという行為自体、僕たちには理解できないよ」

    もう何を言っても無駄な気がした。
    これ以上話していても私が満たされることなんてありえないのだから。

    でも、これは聞いておきたい。

    マミ「他に私に隠してることはない?」

    思えば、それもまた間違いだった。

    252 = 79 :

    キュゥべえ「それは、他に魔法少女について秘密がないか、ということかい?」

    マミ「まどろっこしい言い方をするのね。そうよ」

    キュゥべえ「そうだね、じゃあもう一つ大事なことを教えてあげるよ」

    そうか、まだあるんだ。

    嫌だな。

    もうこれ以上、私の希望を砕かないでほしい。

    キュゥべえ「魔法少女はね、魔力の使い過ぎや絶望にその身を堕としてソウルジェムを濁らせる時――」

    相変わらず無表情で、キュゥべえは言葉を紡ぐ。

    253 = 79 :






              「魔女になるのさ」



    254 :

    なん………だと

    255 = 173 :

    あばよ、マミ公…。

    256 :






              「痴女になるのさ」





    257 = 104 :

    マミさんサヨナラのお知らせ

    258 :

    >>238
    >>216はほむらが信じてもらうのを諦めたときの話じゃね

    259 = 79 :

    一瞬ノイズが走ったように思った後、すぐに頭の中に血の巡る音が響き渡る。
    それは次第に速く、大きく、煩わしく。
    体が冷えていくのはなぜかしら。

    キュゥべえ「どうして、という顔だね。話してあげるよ。マミはエントロピーという言葉を知ってるかい――」

    キュゥべえがこちらをずっと見ている。

    なんだろう、何か話してるのかな?

    口が動いてないから分からない。

    何も聞こえない。

    まるで何か殻に閉じ込められてしまったみたい。

    あるいは空か。

    ベッドの柔らかさも日差しのぬくもりもなく、肺が満たされる感覚さえなく、自分が息をしているのかも分からなくなる。

    あれ、私――

    何の為に魔法少女になったんだっけ?

    260 = 258 :

    魔法少女が魔女になるなら
    みんな死ぬしかないじゃない!

    262 = 79 :

    ◆◇◆◇◆

    まどか「あれ、マミさん?」

    さやか「ほんとだ。何やってるんだろ」

    まどか「マミさーん!」

    マミ「……あら、鹿目さんに美樹さん」

    昨日も学校ですれ違ったというのに、随分懐かしく感じた。
    丁度いい、彼女達は素質があるはずだった。

    悲劇は、少ない方がいい。

    さやか「こんなところで会うなんて、風邪でも引いたんですか?」

    そっか、ここは病院だったわね。
    まあ、どうでもいいことなんだけど。

    マミ「これ、何か分かる?」

    まどか「これ……黒い何だろう……ボール?」

    マミ「これはね、グリーフシードっていうの。覚えてる?魔女の卵よ」

    二人の顔から血の気が引いていくのが手に取るように分かる。

    私も、多分それくらいにはなってると思うけど。

    263 = 104 :

    おい、既にマミさんのソウルジェムがグリーフシードに変わってるなんてオチじゃないだろうな

    264 :

    早くしないと俺の股間についてるグリーフシードからなんかれちゃうぅぅぅぅ!!

    265 = 258 :

    もう手遅れか

    266 = 79 :

    さやか「じゃ、じゃあ早く何とかして下さいよ!このままほっといたら、この病院の人たちどうなるんですか!」

    マミ「そうねえ、きっと魔女に食べられてしまうわね」

    まどか「そんな!マミさんがこの間みたいにやっつけてくれるんですよね?そうですよね?」

    そんな余力が私に残ってるかな。

    うん、多分大丈夫。

    この子たちには目に焼き付けてもらわないといけないもの。

    死なすわけにはいかないもの。

    マミ「今からいくわ。どうやら、どこかから絶望を吸い取ってかなり早い速度で成長してるみたい」

    空が蒼から紅に染まる前には、きっと完全に魔女が孵るに違いない。

    リミットが近づいてるみたい。

    マミ「あなた達にもついて来て欲しいの。大丈夫、身の安全は保障するわ」

    私が、ではないかもしれないけど。

    268 :

    キュウべえのウンチ食べたい

    269 = 79 :

    結界をこじ開け無理矢理中に入ると、中はおどろおどろしい床と壁、薬瓶の様な物に囲まれ、所々巨大なお菓子が積まれていた。
    お菓子の種類は様々で、チョコレートにビスケット、キャンディやケーキもある。

    いいわね。
    こういうお菓子を使って、みんなでお茶会をするのって、すごく楽しいんだろうな。

    さやか「魔女の結界って初めてだけど……」

    まどか「不気味、だね」

    マミ「さて、使い魔は無視していきましょう。あまり無駄遣いはしたくないし」

    まどか「無駄遣い?」

    こそこそと巨大なドーナツの影に隠れ、歩を進める。

    まだ来ないのかな。
    早くしないと、魔女のもとに辿り着いちゃうのに。
    そうなったら、流石にこの子達の安否が分からない。

    ほむら「何をしているの」

    やっぱり、来てくれた。

    270 = 79 :

    ほむら「彼女達を魔法少女に誘うのはやめてと――っ!」

    話が長いわよ。

    有無を言わさずリボンで結び上げる。
    可愛らしく蝶結びに、チャームポイントは鍵穴。

    マミ「待ってたわ暁美さん」

    ほむら「馬鹿……どういうつもり」

    まどか「マミさん!なんでほむらちゃんを縛っちゃうんですか!」

    さやか「まだ転校生のやつなんにもやってないよ……流石にちょっと、いきなりすぎるんじゃ……」

    マミ「ねえ暁美さん」

    聞いてもいいかな。

    いいよね。

    もう最後なんだから。

    マミ「私達、友達になれたかな?」

    271 = 202 :

    身も心も重いマミさんかわいいよ

    272 = 258 :

    死亡確定か

    273 = 214 :

    ゴミさん・・・

    274 = 256 :

    ブタさん・・・

    275 = 79 :

    ほむら「何を……」

    マミ「ふふっ。なんて、一方的に縛っておいてする質問じゃなかったわね」

    ほむら「待ちなさあぐぅっ」

    マミ「私はなれたと思うの」

    やっぱり私達、どこか似てるところがあったと思うから。

    マミ「だから、勝手だけど私のお願いを聞いて」

    暁美さんの両手にリボンを結びつけ、一本ずつ鹿目さんと美樹さんに手渡す。

    マミ「私に何かあった時は、この子達をよろしく」

    ほむら「何を……っ!マミ、あなたソウルジェムが……」

    マミ「これを辿ってきてね。どうやったのか分からないけど、私の指からソウルジェムを抜いたあなたなら、なんとかなるでしょ?」

    ほむら「どういうつもり!」

    背を向け、聞こえないふりをする。

    マミ「行きましょう二人とも。あなた達に魔法少女がどういうものか見せてあげる」

    276 = 173 :

    病みさん…。俺が抱き締めてやるからこっちおいで

    277 = 238 :

    >>276
    魔女化しちゃうだろ

    278 = 214 :

    キャンディロロだっけ

    279 = 79 :

    お菓子の道をひたすら進み、最深部を目指す。
    手の上のソウルジェムからは、もう微かな光しか漏れていない。

    まどか「……あの、マミさん?」

    マミ「なに?」

    まどか「ほむらちゃんにあそこまでして、何を見せてくれるんですか?」

    マミ「魔法少女の正体。素質のあるあなた達が、憧れだけでなることのないように、釘を刺しておくの」

    さやか「そんなの、別に願い事決まってないですし」

    マミ「今は、でしょ。いいの、頭の片隅にでも留めておいてくれるだけでいいから」

    辿り着いたのは、脚の長い丸テーブルと脚の長い椅子がそびえ立ち、足元には私達と同じ大きさほどのドーナツやケーキが散乱している。

    魔女は既に誕生しており、椅子の上でじっとしていた。

    舞台は整ったようね。

    280 = 214 :

    ゴミさんゴミゴミ

    281 :

    まみぃ……

    282 :

    >>280
    お前本当に臭いよな
    死ねばいいのに

    283 = 256 :

    >>282
    臭い移るよ
    うわくっさ

    284 = 79 :

    マミ「これを見て」

    さやか「うわぁ、真っ黒……これ大丈夫なんですか?」

    マミ「全然」

    まどか「えっ……」

    マミ「あと一発魔法を使ったら、もう終わりでしょうね」

    まどか「終わりって一体……」

    マミ「魔法少女になるって、こういうことよ」

    変身をして、二人から離れたところでいきなり大砲を召喚する。
    狙いは勿論、桃色のリボンの様な頭と、顔の描かれたマントを羽織る小柄な魔女。

    マミ「ティロ・フィナーレ」

    静かに、砲弾が発射され、魔女の腹部を撃ち抜いた。

    285 = 258 :

    文字通り最後の射撃になったか

    286 = 222 :

    ほむらが間に合う…ハズ

    287 = 228 :

    おう‥

    288 = 214 :

    ああ・・・

    289 = 256 :

    マブさんが脂肪したからリボン溶けたんだろ?


    …魔(=死亡と言う訳ではない)ならリボンは…?

    290 :

    シャルロッテとキャンデロロ
    まどさやを守りつつ同時に戦うのはかなりキツそうだな

    291 = 79 :

    これで魔力はすべて使い切ったはず。
    本当は自分の命を絶ってしまえばよかったんだと思うけど。
    でも、彼女たちには見せておきたかった。

    憧れるものじゃない。
    いいものじゃないのよ、魔法少女なんて。

    これ以上、魔女を生むわけにはいかないから、せめてその正体だけでも知ってほしかった。

    気が付けば、目の前には暗闇が広がっていた。

    なんだろうこれ。

    白くてキザギザしたものと、赤い何か……

    あぁ。

    これ口だわ。

    体のどこかからに穴が開いた気がした。

    どこかでパキーンと音が鳴った気がした。

    どっちが早かったのかは知らない――

    ――……

    292 :

    まみぃ……

    294 = 256 :

    でぶぅ……

    295 = 173 :

    >どこかでパキーン

    知ってるぜ…。こんな時颯爽と現れて全てまとめて救いだしてくれる、ヒーローみたいな奴がこの病院に入院中だって事…

    296 = 282 :

    その幻想を

    298 :

    そっちじゃないです

    299 = 256 :

    マブ…と言う名のおぼろ豆腐がある(画像右上)

    300 = 245 :

    そけぶなら死ね


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