私的良スレ書庫
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元スレ律子「プロデューサーと子ども作りたいなぁ……」 P「」
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律子「ふぅー、いつの間にやら着いてるし…」
結局あれからどうやって事務所までたどり着いたのか、よく覚えていない…
前の車に反応して車を動かし、ひたすらナンバープレートを見つめていたのを朧気に思い出す…
ただ居たたまれない車内と、遅々として進まない渋滞が、私にとって地獄だったのは確かである
……あらぬ誤解を受けたみたいだったけど、本当のことを言うよりマシよね……?
結局あれからどうやって事務所までたどり着いたのか、よく覚えていない…
前の車に反応して車を動かし、ひたすらナンバープレートを見つめていたのを朧気に思い出す…
ただ居たたまれない車内と、遅々として進まない渋滞が、私にとって地獄だったのは確かである
……あらぬ誤解を受けたみたいだったけど、本当のことを言うよりマシよね……?
……あぁー。なんだかんだでこの時が来てしまった……
事務所の階段が遠く感じる…
律子「いるのよね…。あの先に」
扉の向こうを見据えて一歩を踏み出すと、不思議なことが起きているのに気付いた
……震えてる? なんで…?
恥ずかしさや緊張とも違う、恐怖という感情……
私は気付かない内に怖がっていたのだろうか? プロデューサーを…?
事務所の階段が遠く感じる…
律子「いるのよね…。あの先に」
扉の向こうを見据えて一歩を踏み出すと、不思議なことが起きているのに気付いた
……震えてる? なんで…?
恥ずかしさや緊張とも違う、恐怖という感情……
私は気付かない内に怖がっていたのだろうか? プロデューサーを…?
>>106
エビフライ鼻につめて死ね
エビフライ鼻につめて死ね
…いや、この一週間、自分の抱えていた気持ちがなんなのかくらいは分かる
律子「ううん、そうじゃない…私は」
……プロデューサーに嫌われるのが、怖い……
…初めて出来た仕事仲間で、共にいくつものライブを成功させて来て、頼ったり、頼られたり…。
そして、プロデューサーとしての心構えを教えてくれた、尊敬する私の目標……
そんな人との関係が変わってしまうのが、怖い
律子「ううん、そうじゃない…私は」
……プロデューサーに嫌われるのが、怖い……
…初めて出来た仕事仲間で、共にいくつものライブを成功させて来て、頼ったり、頼られたり…。
そして、プロデューサーとしての心構えを教えてくれた、尊敬する私の目標……
そんな人との関係が変わってしまうのが、怖い
律子「でも、それなら尚更話をしなくちゃ…」
……大丈夫! 落ち着けば言い訳の一つや二つは考えつくわよね。プロデューサーならきっと分かってくれる……
そうして私は、事務所の扉を開けたのだった
……大丈夫! 落ち着けば言い訳の一つや二つは考えつくわよね。プロデューサーならきっと分かってくれる……
そうして私は、事務所の扉を開けたのだった
―――――
――――
―――
P「よし、これで定例会議は終了だな」
律子「はい、バッチリです」
…謝ると覚悟してしまえば後はなんのことはない、単純なものだった
プロデューサーとだって会話は普通に出来るし、しこりがあるようにも思えない
……だからこれからすることは、ほんのちょっぴり、不安の種を取り除くだけ……
――――
―――
P「よし、これで定例会議は終了だな」
律子「はい、バッチリです」
…謝ると覚悟してしまえば後はなんのことはない、単純なものだった
プロデューサーとだって会話は普通に出来るし、しこりがあるようにも思えない
……だからこれからすることは、ほんのちょっぴり、不安の種を取り除くだけ……
P「律子、俺らにとってはアイドル達が大事な子供みたいなもんだろ!」
P「まぁ年上もいるけど…」
P「まぁ年上もいるけど…」
律子「あ、あの…!」
P「そういえば律子、この後空いてるか?」
律子「はっ? え? ええ、まぁ…」
P「そっか。なら久しぶりに飯でも食いに行かないか?」
律子「それは…」
…もしかしてプロデューサーも、あの件のこと気にしていてくれたんだろうか?
私の為に、わざわざ誘って…?
律子「は、はい! ぜひお願いします」
P「なんだよ。そんなに意気込むことでもないってのに」
律子「ふふっ、そうですね。それじゃ支度して来ます」
P「そういえば律子、この後空いてるか?」
律子「はっ? え? ええ、まぁ…」
P「そっか。なら久しぶりに飯でも食いに行かないか?」
律子「それは…」
…もしかしてプロデューサーも、あの件のこと気にしていてくれたんだろうか?
私の為に、わざわざ誘って…?
律子「は、はい! ぜひお願いします」
P「なんだよ。そんなに意気込むことでもないってのに」
律子「ふふっ、そうですね。それじゃ支度して来ます」
律って親の名前に入ってて
ちょっと困るときもあるけど
ゃだ…とか言ってるのを想像すると
んふって変な声でるくらい
かわいくてかわいくて、結局
わたしの頭から親の顔なんて
いっしゅんで消え去り
すーぱーかわいいよりっちゃん
ぎゃあ落ちそうじゃねぇかあぶない
ちょっと困るときもあるけど
ゃだ…とか言ってるのを想像すると
んふって変な声でるくらい
かわいくてかわいくて、結局
わたしの頭から親の顔なんて
いっしゅんで消え去り
すーぱーかわいいよりっちゃん
ぎゃあ落ちそうじゃねぇかあぶない
律子「……」
更衣室で、身支度を整える。
……ここでは言えなかったけど、食事の席についたら最初に言ってしまおう。そしたらプロデューサーが笑って許してくれて、楽しく食事が出来る……よし!
私は幾分か軽くなった気持ちを抑えつつ、バックを取ってプロデューサーの下へと向かった……
―――――
――――
―――
律子「ここが、そのお店ですか?」
P「ああ。居酒屋はアレだし…そこまで高いとこでも窮屈だろ? リラックスした所がいいと思ってな」
そんな会話をしつつ入ると、中から店員が出て来て、奥へと通される
更衣室で、身支度を整える。
……ここでは言えなかったけど、食事の席についたら最初に言ってしまおう。そしたらプロデューサーが笑って許してくれて、楽しく食事が出来る……よし!
私は幾分か軽くなった気持ちを抑えつつ、バックを取ってプロデューサーの下へと向かった……
―――――
――――
―――
律子「ここが、そのお店ですか?」
P「ああ。居酒屋はアレだし…そこまで高いとこでも窮屈だろ? リラックスした所がいいと思ってな」
そんな会話をしつつ入ると、中から店員が出て来て、奥へと通される
律子「ふーーん…、個室になってるんですね…」
プロデューサーの言ったとおり、ゆったり出来る構造のようだ
……料亭というよりかは、食事処といった感じかしらね……?
P「あぁ、ゆっくり話も出来ると思う」
……やっぱり、プロデューサーも話をしに来たんですね……
案内された席に座りつつ、息を整える
P「律子は? 何にする?」
律子「は、はい。私は…」
プロデューサーの言ったとおり、ゆったり出来る構造のようだ
……料亭というよりかは、食事処といった感じかしらね……?
P「あぁ、ゆっくり話も出来ると思う」
……やっぱり、プロデューサーも話をしに来たんですね……
案内された席に座りつつ、息を整える
P「律子は? 何にする?」
律子「は、はい。私は…」
下手じゃないけど、最初の方で昔の男の影をチラつかせた意味が良くわからん
なんかの伏線?
なんかの伏線?
>>128
清廉潔白で手もつないだことありませんって方がいいの?
清廉潔白で手もつないだことありませんって方がいいの?
P「じゃあこの○○を二つで」
店員「はい、畏まりました」
店員がパタパタと手際よく去っていくのを見送る
…よし言わなきゃ、言うなら今がチャンス…
……ってあれ? どうやって切り出せばいいんだろう……一週間前の話? それとも子供がどうとか…
……そんな直球っていうのもどうなのかしら……?
P「…律子」
律子「はいぃ! 何ですかプロデューサー!」
P「この前の子供がどうとかって話なんだけどさ……」
……さ、先を越された…。あぁもう! チンタラしてるから!
……ていうか、直球でよかったんだ……
店員「はい、畏まりました」
店員がパタパタと手際よく去っていくのを見送る
…よし言わなきゃ、言うなら今がチャンス…
……ってあれ? どうやって切り出せばいいんだろう……一週間前の話? それとも子供がどうとか…
……そんな直球っていうのもどうなのかしら……?
P「…律子」
律子「はいぃ! 何ですかプロデューサー!」
P「この前の子供がどうとかって話なんだけどさ……」
……さ、先を越された…。あぁもう! チンタラしてるから!
……ていうか、直球でよかったんだ……
律子「は、はい。えっと…」
P「あの時はさ、パニックになっててうやむやにしちゃったけど…」
P「律子…………俺となら、子供が出来てもいいって、言ってたよな……?」
律子「そっ、そうですね…」
……分かってたことだけど、改めて言われると恥ずかしすぎる……
プロデューサーの顔をまともに見れない…
P「それってさ、俺の自惚れじゃなければ……」
……あれ? この流れって……
P「律子は俺を好き、ってことで、いいのかな?」
P「あの時はさ、パニックになっててうやむやにしちゃったけど…」
P「律子…………俺となら、子供が出来てもいいって、言ってたよな……?」
律子「そっ、そうですね…」
……分かってたことだけど、改めて言われると恥ずかしすぎる……
プロデューサーの顔をまともに見れない…
P「それってさ、俺の自惚れじゃなければ……」
……あれ? この流れって……
P「律子は俺を好き、ってことで、いいのかな?」
こ、これって…私の気持ちを聞くってことは多分、そういうこと、なのよね……?
P「……」
律子「私……」
…言わなきゃ、私の気持ちを…
律子「私……」
律子「……よく分からないんです……」
P「えっ」
P「………えっ?」
P「……」
律子「私……」
…言わなきゃ、私の気持ちを…
律子「私……」
律子「……よく分からないんです……」
P「えっ」
P「………えっ?」
>>131
そもそも、「清廉潔白」とか「それなりに数をこなしている」という事を描写する必要がある内容なの?って事
原作でもアニメでも言及されていない設定を付け加えるって事は何か意図があるのかなと思っただけ
そもそも、「清廉潔白」とか「それなりに数をこなしている」という事を描写する必要がある内容なの?って事
原作でもアニメでも言及されていない設定を付け加えるって事は何か意図があるのかなと思っただけ
>>141
ただ単に子供が欲しいって描写に説得力持たせたかったんじゃない?
ただ単に子供が欲しいって描写に説得力持たせたかったんじゃない?
P「ええぇっ? すすす好きじゃないの?!」
律子「違うんですプロデューサー!」
律子「私……プロデューサーになるって志してからずっと、仕事の為に生きてきて、それで幸せだったんです」
律子「だけど、先日小鳥さんから子供の話を聞いて、そういう幸せもあるのかなって…。でも、仕事を辞めるのも違う気がして…」
律子「けど、プロデューサーの顔が浮かんで来たら」
律子「プロデューサーとの子供なら、いいかなって思えたんです」
P「そうだったのか…」
手の甲を見続けながら、本心をぶちまける。プロデューサーの声からは若干の困惑の色が窺えるけれど、彼ならちゃんと聞いてくれるという安心感があった
律子「違うんですプロデューサー!」
律子「私……プロデューサーになるって志してからずっと、仕事の為に生きてきて、それで幸せだったんです」
律子「だけど、先日小鳥さんから子供の話を聞いて、そういう幸せもあるのかなって…。でも、仕事を辞めるのも違う気がして…」
律子「けど、プロデューサーの顔が浮かんで来たら」
律子「プロデューサーとの子供なら、いいかなって思えたんです」
P「そうだったのか…」
手の甲を見続けながら、本心をぶちまける。プロデューサーの声からは若干の困惑の色が窺えるけれど、彼ならちゃんと聞いてくれるという安心感があった
P「でも普通はさ、好きな人が出来てから子供が欲しいって思うんじゃ…」
律子「私も、そう思います…」
律子「けどそれに気付いたら、プロデューサーへの気持ちが、分からなくなってしまって…」
律子「わ、私、仕事をしてるプロデューサーが好きなんです!」
私は熱に浮かされながら、素面だったら赤面ものの台詞を、次から次へと口に出していた…
……なに喋ってるんだろ、私…声も上擦ってる……
……でも、あぁ、そっか……
律子「だけど、今のままの私じゃ、半人前で、プロデューサーの横に居れなくて」
これが私の、本当の気持ち、なんだ…
律子「だから、恋人になってしまったら、もうパートナーじゃなくなる気がして…」
律子「私も、そう思います…」
律子「けどそれに気付いたら、プロデューサーへの気持ちが、分からなくなってしまって…」
律子「わ、私、仕事をしてるプロデューサーが好きなんです!」
私は熱に浮かされながら、素面だったら赤面ものの台詞を、次から次へと口に出していた…
……なに喋ってるんだろ、私…声も上擦ってる……
……でも、あぁ、そっか……
律子「だけど、今のままの私じゃ、半人前で、プロデューサーの横に居れなくて」
これが私の、本当の気持ち、なんだ…
律子「だから、恋人になってしまったら、もうパートナーじゃなくなる気がして…」
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