この時代、学生なら文句なしにauが一番安かったろ

インターネットがピーゴロゴロの時代だろ？

恒一依存してきてるやん　赤沢さん有能や！　ヤンデレみたいな感じで押せば落せる

>>97
この時代に禿はないだろ

>>98
進学先も満足に選べないみたいだしな

J-PHONEの最初のカメラ搭載機使ってたなあそういえば。

ツーカーとかもあったのかな？
消防だったからわからないけど

恒一「・・・そうなんだ」

赤沢「うん・・・　これからは朝の電話と帰宅の確認の２回だけしか電話できないから・・・」

恒一「仕方ないね　それじゃ明日から１日２回だね」

赤沢「えっ？！　うん・・・」（恒一くん　淋しくないの？）

恒一「わかった　じゃあ少し早いけど　おやすみ赤沢さん」

赤沢「えぇ　おやすみ恒一くん」


　　ブツッ　　ツー　ツー　ツー・・・


赤沢（どうしてよ？　私はこんなに辛いのに・・・　恒一くんは何ともないの？）じわっ

恒一（明日からは　時間を気にせずに済むぞ）






恒一（？・・・・・・なんだろ　この感じ？）

恒一には全く依存心がなさそうでわろた

おっ、恒一に変化が

と思ったら行間あった

そりゃそうだ…って　え？まさか…

気のせいですよ

恒一「寂しいなぁ」

恒一「そうだ！」

恒一「赤沢さんの代わりに、見崎や綾野ちゃんと電話すればいいんだ！」

恒一くんって誰かのこと放っておけないもんね

　　翌日　下校中

勅使河原「俺だって悪いと思ってるさ　でも・・・」

恒一（あっ！　赤沢さんに電話する時間だ）ピッ


　　電話帳　メモリ４８

　　　赤沢 泉美　090－XXX－XXXX


恒一（・・・そうだった　１日２回しか電話出来ないんだった・・・）

勅使河原「ってサカキ　何で怖い顔して携帯眺めてんだ？」

恒一「あっ！　ゴメン何でもないよ」

勅使河原「赤沢との『愛のホットライン』の時間じゃないのか？」にやにや

恒一「赤沢さんとはそんなんじゃ無いよ・・・　それにもう電話はいいんだ」（なんで落ち着かないんだ・・・）

勅使河原（何かあったのか？）
望月（さぁ？）

良い感じだ

なるほどね…
俺も気になるあの子に電話しまくって
途中で辞めれば…

警察が着ます

　　放課後　演劇部

千曳「今日はここまでだよぉ」

「ありがとうございました」

綾野「泉美！　そろそろ時間じゃないの？」

小椋「そうそう」

赤沢「今日はいいの・・・」

綾野・小椋「えっ？」

綾野（ふたりに何かあったのかな？）
小椋（私に分かる訳無いじゃない）

恒一は父がインドにいるし電話代でとやかく言われることはなさそうだな

　　翌日　３年３組

勅使河原・綾野「どういう事だ？」

杉浦「どうもこうも無いわよ　泉美が携帯使いすぎてお母さんに怒られたのよ」

勅使河原・綾野「携帯の使いすぎ？」

杉浦「実は・・・」

勅使河原「なるほど・・・　そんな事か」ホッ

綾野「なんだ　てっきりケンカしたのかと・・・」ホッ

杉浦「とは言え　ここのままではまずいわね・・・」

勅使河原「なにが？」

杉浦「なにがって　あのふたり明らかにおかしくなってるじゃない」


恒一・赤沢「・・・」はぁ～

支援

恒一くん、赤沢さん、家族割なら通話料無料だよ！

あの当時は無いけど

綾野「そうみたいね」

杉浦「みんなも何か考えてよ」

勅使河原「何かって言われても・・・」

見崎「繋がってるようにみえても　ホントはひとりきり・・・」ぼそっ



　ガラッ　「話は聞かせてもらった」

中尾か！？

なんだかんだ言ってみんな心配してくれてるのか、良い奴らだ

勅使河原「水野！？」

綾野「水野君！？」

水野「オレにいい考えがある！」ドヤッ

杉浦（なんか嫌な予感が・・・）

水野「姉貴から聞いたんだけど・・・」


勅使河原・杉浦・綾野「夜見山市内限定！　恋人間無料通話サービス！？」　　＊時代をかなり先取りしてるが許せ

全然アリだよ

蟻に決まってるだろ

地域限定ってあるのか？

素晴らしいサービスだ

夜見山から逃げられなくなるな……これも災厄か

綾野「そんなのがあるんだ？」

水野「俺も知らなかったんだけど　姉貴の同僚がそのプランを申し込んだらしくて」

水野「『水野さん「彼氏が居るからって！　何時までも長電話してるんじゃねぇ～！！」』
　　　　ってキレて大変だったんだ・・・」

勅使河原「水野の姉ちゃんって彼氏いな・・・」（って聞くまでもないか）

杉浦「なるほど　それにふたりが申し込めばいいのね」

水野「そういう事だ」

綾野「でも、あのふたり付き合ってる訳じゃないよね？」

水野「それがこのサービス自己申告でいいんだ　つまりふたりは恋人ですって言うだけで良いんだってさ」

勅使河原「それなら　いけるぜ　早速サカキに教えてやるよ」

杉浦「じゃあ私は　泉美に話すわね」

いいぞいいぞ

勅使河原「おい～サカキ」
恒一「勅使河原？なに」
勅使河原「実はさビックリ情報が出てきたんだな・・・」

杉浦「泉美　いいかな？」
赤沢「なに？多佳子」
杉浦「あのね　泉美・・・」


恒一・赤沢「夜見山市内限定！　恋人間無料通話サービス！？」


恒一「勅使河原は勘違いしてるよ　僕と赤沢さんはそんなんじゃ」オタオタ
勅使河原「いいんだよ　付き合って無くても　ふりでいいんだふりで」

赤沢「恋人って・・・　恒一くんとわたしはそんな・・・」オロオロ
杉浦「いいのよ付き合って無くても　恋人のふりするだけでいいんだから」

恒一・赤沢「まぁ・・・　ふりだけなら・・・」チラッ

鳴「私とも良いよね」

しょうがないなぁ～（承認）

　　　放課後　携帯ショップ

恒一「じゃあ入るよ赤沢さん」カチコチ

赤沢「えぇ恒一くん」ギクシャク


「いらっしゃませ～」


恒一「赤沢さん　ま、まずはパンフレットで確認しよう」カチコチ

赤沢「そ、そうね」ギクシャク


　　「夜見山市内限定！　恋人間無料通話サービス！！」


恒一「これだね　どうやら本当みたいだね」カチコチ

赤沢「そうね　多佳子を疑ってた訳じゃないけど」ギクシャク


「あれっ？　榊原くん！」

恒一・赤沢「！？」ビクッ

あかざー

アレは誰だ？

水野姉？

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　　　　　 ＼　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　わ　た　し　で　す　
　　　＼　　　　　　　　　　　　_,, 　---一 ー-　,,,_
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ー　　　　　ミ三ﾐ三ミ三ﾐミ　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ_,
　　　　　-=＝三ミ彡三ミﾐ　　　　 ,,=-＝=　　　　　==、　iﾐ=-、＿
　　　　　＿,,ンミミ三ﾐ三ミﾐ]　　-彡-一 ー-、　r一 ーミ、|ミﾐ三ﾐ=-'　　　　　　--
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水野さん「こんにちわ」

恒一「み、水野さん　こんにちわ」カチコチ

水野さん「あれからどう？　身体の具合は」

恒一「えぇ　もう大丈夫です」カチコチ

水野さん「榊原くんも機種変更？」

恒一「えっと・・・　そんな所です」カチコチ

水野さん「ふ～ん　それで隣りに居るのは？　もしかして彼女？」にやにや

恒一「ち、違いますよ　クラスメイトの赤沢さんです」カチコチ

赤沢「！？」（ち、ちょっと恋人のふりはふり！？）ギクシャク

水野さん「はじめまして　水野 沙苗です弟がお世話になってます」ニコッ

赤沢「あっ！　は、はじめまして　赤沢 泉美です」ギクシャク

この榊原は人間味あるな

ホラー少年じゃないんだ

水野さん（榊原くんは違うって言ったけど、どう見ても彼女よね
　　　　　　それに「夜見山市内限定！　恋人間無料通話サービス！！」のパンフ持ってるし）

水野さん（ちょっとホラー少年をカラかってやりますか）ニヒヒ

水野さん「榊原くん　その手に持ってるの知ってる？」

恒一「えっ！？」どきっ

水野さん「よかったら私と申し込まない？」

恒一・赤沢「えぇっ～！？」

女性店員「お客様　大声を出されては困ります」

恒一・赤沢「すみません・・・」

水野さん（おもしろいわ　このふたり）クスクス