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元スレ恒一「死の色?」
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綾野「こういっちゃん達、まだかな?」
多々良「そうですね…」
勅使河原「ただいまー」ガラッ
恒一「なんとか見つけられたよ、2人とも」
綾野「おかえりー!」
多々良「おかえりなさい!大丈夫でしたか?」
望月「うん、皆怪我一つしてないよ」
勅使河原「んじゃ早速このテープを放送室からパクってきたコレで…」
望月「ねぇ、勝手に持ち出して大丈夫なのかな?」
勅使河原「バレなきゃ大丈夫だって!あとで元の場所に返してくるし」
「んじゃ再生!」カチッ
多々良「そうですね…」
勅使河原「ただいまー」ガラッ
恒一「なんとか見つけられたよ、2人とも」
綾野「おかえりー!」
多々良「おかえりなさい!大丈夫でしたか?」
望月「うん、皆怪我一つしてないよ」
勅使河原「んじゃ早速このテープを放送室からパクってきたコレで…」
望月「ねぇ、勝手に持ち出して大丈夫なのかな?」
勅使河原「バレなきゃ大丈夫だって!あとで元の場所に返してくるし」
「んじゃ再生!」カチッ
松永『えーと、俺の名前は松永克己』
『1983年度の3年3組の生徒で…録音が終わったらこのテープは教室のどこかに隠すつもりだ』
『今このテープを聞いている君、もしかしたら君達かもしれないが…君達が未来の3年3組の生徒の可能性はどれくらいかな?』
『そして君達が今年俺達が経験した理不尽な災いに怯えている可能性は…まぁいい』
『俺がこのテープを残そうと思ったのには2つの意味があるんだ』
『1つは俺の、俺自身の罪の告白。もう1つの理由は…君達へのアドバイスだ』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『―――と、言うワケで…つまり……死者を死に還せ。死者を死に還すんだ!』
『…それが始まってしまった災厄を止める方法だ』
『1983年度の3年3組の生徒で…録音が終わったらこのテープは教室のどこかに隠すつもりだ』
『今このテープを聞いている君、もしかしたら君達かもしれないが…君達が未来の3年3組の生徒の可能性はどれくらいかな?』
『そして君達が今年俺達が経験した理不尽な災いに怯えている可能性は…まぁいい』
『俺がこのテープを残そうと思ったのには2つの意味があるんだ』
『1つは俺の、俺自身の罪の告白。もう1つの理由は…君達へのアドバイスだ』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『―――と、言うワケで…つまり……死者を死に還せ。死者を死に還すんだ!』
『…それが始まってしまった災厄を止める方法だ』
>>146
クラスメイトが亡くなったって聞いた直後にこういう流れになる時点で勅使河原含め頭どうかしてるぞ
クラスメイトが亡くなったって聞いた直後にこういう流れになる時点で勅使河原含め頭どうかしてるぞ
恒一「死者を死に還す…?」
綾野「でもさ、死者って見分けが付かないよね…?」
多々良「松永さんの時は偶然だったみたいですし…」
勅使河原「それによー今年は机の数ぴったりだったし、そもそも死者が紛れ込んでないんじゃ?」
望月「これじゃ、どうしようもないね…」
一同「……」
綾野「でもさ、死者って見分けが付かないよね…?」
多々良「松永さんの時は偶然だったみたいですし…」
勅使河原「それによー今年は机の数ぴったりだったし、そもそも死者が紛れ込んでないんじゃ?」
望月「これじゃ、どうしようもないね…」
一同「……」
-8月・合宿-
勅使河原「結局何も出来ず…か」
多々良「仕方ないですよ…」
綾野「『死者を死に還せ』…無茶な話だよね」
赤沢「………」
恒一「(未だに怜子さんからあの色は消えない)」
「(それに今日来た人達にもちらほらと…)」
「(同じ屋根の下、男女が一夜を過ごすワケだし…いや、考えるのはやめておこう)」
勅使河原「結局何も出来ず…か」
多々良「仕方ないですよ…」
綾野「『死者を死に還せ』…無茶な話だよね」
赤沢「………」
恒一「(未だに怜子さんからあの色は消えない)」
「(それに今日来た人達にもちらほらと…)」
「(同じ屋根の下、男女が一夜を過ごすワケだし…いや、考えるのはやめておこう)」
>>154
おれも学生のとき同じクラスの同級生が一人死んだけど殆ど話したことなかったしノリもこんなもんだったよ
おれも学生のとき同じクラスの同級生が一人死んだけど殆ど話したことなかったしノリもこんなもんだったよ
望月「写真撮ろうよ。記念写真」
「中学最後の夏休みなんだし、ね?」
望月「ほら皆そこに並んで。そうそう」
「先生も入って下さいね。それじゃ撮りますよー」パシャッ
勅使河原「望月も入れよ。俺が撮ってやっから」
「綾野と多々良はサカキにくっ付き過ぎ、望月はもう少し三神先生の方に寄って」
「はい、チーズ」パシャッ
「中学最後の夏休みなんだし、ね?」
望月「ほら皆そこに並んで。そうそう」
「先生も入って下さいね。それじゃ撮りますよー」パシャッ
勅使河原「望月も入れよ。俺が撮ってやっから」
「綾野と多々良はサカキにくっ付き過ぎ、望月はもう少し三神先生の方に寄って」
「はい、チーズ」パシャッ
三神「明日は皆で神社にお参りをしてクラスの無事をお祈りしましょう」
一同「はい」
恒一「立派な合宿所ですね」
千曳「地元の企業が使っていたんだがね、学校に寄付してくれたんだよ」
「正直な所、学校では持て余しているようだがね」
峯子「ようこそ、いらっしゃいました」
「お部屋の方が全部空けてありますからね」
三神「これから三日間、よろしくお願いします」
峯子「はい、こちらこそ」
「何かあったらなんなりと言ってくださいね」
一同「はい」
恒一「立派な合宿所ですね」
千曳「地元の企業が使っていたんだがね、学校に寄付してくれたんだよ」
「正直な所、学校では持て余しているようだがね」
峯子「ようこそ、いらっしゃいました」
「お部屋の方が全部空けてありますからね」
三神「これから三日間、よろしくお願いします」
峯子「はい、こちらこそ」
「何かあったらなんなりと言ってくださいね」
結構最近友達の大学教授の親父が殺されたってことあったけど ‥‥‥‥だったな
さすがにもろ全国ニュースになってビビったけど
さすがにもろ全国ニュースになってビビったけど
赤沢さん居たのね
とっくに廃人になって入院or自宅療養かと思った
とっくに廃人になって入院or自宅療養かと思った
-夕食-
勅使河原「俺さ、仮に死者が紛れ込んでいるとして…そしたら誰が死者なのかってずっと考えてたんだけどさ」
恒一「検討がついたの…?」
勅使河原「ああ、かなり言い辛いんだけどよ。俺が思うに死者は―」
赤沢「………」ジロッ
勅使河原「うっ…やっぱ後で話そうぜ。自由時間になったらよ、サカキと望月の部屋に集合な」ヒソヒソ
綾野「そうだね…うん、分かった」
多々良「ここでは話しづらいですしね…」
勅使河原「俺さ、仮に死者が紛れ込んでいるとして…そしたら誰が死者なのかってずっと考えてたんだけどさ」
恒一「検討がついたの…?」
勅使河原「ああ、かなり言い辛いんだけどよ。俺が思うに死者は―」
赤沢「………」ジロッ
勅使河原「うっ…やっぱ後で話そうぜ。自由時間になったらよ、サカキと望月の部屋に集合な」ヒソヒソ
綾野「そうだね…うん、分かった」
多々良「ここでは話しづらいですしね…」
赤沢「先生、ちょっといいですか?」ガタッ
「この際ですから言っておきたいことがあるんですが」
三神「そ、そうね。どうぞ赤沢さん」
赤沢「4月から度重なる不幸があって…対策係として何も出来なかったことをこの場を借りてお詫びします」ペコ
「ですが安心して下さい。この合宿で私が災厄を止めますから」ニコッ
「この際ですから言っておきたいことがあるんですが」
三神「そ、そうね。どうぞ赤沢さん」
赤沢「4月から度重なる不幸があって…対策係として何も出来なかったことをこの場を借りてお詫びします」ペコ
「ですが安心して下さい。この合宿で私が災厄を止めますから」ニコッ
>>161
複数解釈ができるから一瞬意味がわからなかった
複数解釈ができるから一瞬意味がわからなかった
-榊原・望月部屋-
恒一「さっきの赤沢さんの宣言…どういう事なんだろう?」
望月「何か…僕達とは別の方法を見つけたのかな?」
勅使河原「どうだろうな…」
綾野「それよりてっしー、さっきの話の続き」
多々良「死者は誰なんですか?」
勅使河原「あぁ、それは―」
ウワー!
勅使河原「…ん?今、悲鳴みたいなのが聞こえなかったか?」
恒一「微かにだけど…1階の方からかな」
望月「何かあったのかも…!」
綾野「とにかく皆で見て来ようよ」
恒一「さっきの赤沢さんの宣言…どういう事なんだろう?」
望月「何か…僕達とは別の方法を見つけたのかな?」
勅使河原「どうだろうな…」
綾野「それよりてっしー、さっきの話の続き」
多々良「死者は誰なんですか?」
勅使河原「あぁ、それは―」
ウワー!
勅使河原「…ん?今、悲鳴みたいなのが聞こえなかったか?」
恒一「微かにだけど…1階の方からかな」
望月「何かあったのかも…!」
綾野「とにかく皆で見て来ようよ」
アナザー見たことないけどss見すぎたせいで内容ほとんどわかってしまった
-1階-
望月「あ、あれは…」
勅使河原「ま、前島!?」
「おい、しっかりしろ前島!」
恒一「ダメだ…死んでる」
「(前島君に見えていた色が濃くなってる…?これってもしかして…)」
多々良「そ、そんな…」
綾野「いやだ…いやだよぉ」ガクガク
恒一「綾野さん、落ち着いて!」
望月「背中の傷…何かで刺されたような…」
勅使河原「俺、ちょっと先生達呼んでくる!」
恒一「うん、分かった」
望月「…食堂の扉がちょっと空いてる」ソー
「うわっ!火が…火がついてるよ!」
多々良「火事ですか!?」
望月「あ、あれは…」
勅使河原「ま、前島!?」
「おい、しっかりしろ前島!」
恒一「ダメだ…死んでる」
「(前島君に見えていた色が濃くなってる…?これってもしかして…)」
多々良「そ、そんな…」
綾野「いやだ…いやだよぉ」ガクガク
恒一「綾野さん、落ち着いて!」
望月「背中の傷…何かで刺されたような…」
勅使河原「俺、ちょっと先生達呼んでくる!」
恒一「うん、分かった」
望月「…食堂の扉がちょっと空いてる」ソー
「うわっ!火が…火がついてるよ!」
多々良「火事ですか!?」
三神「どうしたんですか!?」
千曳「尋常ではない様子だね」
勅使河原「連れてきたぜ!」
恒一「先生…前島君が…」
三神「そんな…」
望月「そ、それに食堂で火事が!」
千曳「三神先生、至急警察と救急を!」
「放火して前島君を刺した犯人がまだうろ付いてるかもしれない、私はそっちを」
「君達は火事のことを皆に伝えてくれ!ただし十分に気を付けてね」
千曳「尋常ではない様子だね」
勅使河原「連れてきたぜ!」
恒一「先生…前島君が…」
三神「そんな…」
望月「そ、それに食堂で火事が!」
千曳「三神先生、至急警察と救急を!」
「放火して前島君を刺した犯人がまだうろ付いてるかもしれない、私はそっちを」
「君達は火事のことを皆に伝えてくれ!ただし十分に気を付けてね」
・
・
・
勅使河原「なんとか全部の部屋に火事のことは伝えられたが…」
望月「みんな半信半疑だったよね」
多々良「早く逃げてくれるといいんですけど…」
恒一「……」
綾野「こういっちゃん、どうしたの?」
恒一「僕、死者が分かったかも知れない…」
多々良「え!?」
恒一「実はね、この義眼の左目…死の色が見えるみたいなんだ」
綾野「死の色…?」
・
・
勅使河原「なんとか全部の部屋に火事のことは伝えられたが…」
望月「みんな半信半疑だったよね」
多々良「早く逃げてくれるといいんですけど…」
恒一「……」
綾野「こういっちゃん、どうしたの?」
恒一「僕、死者が分かったかも知れない…」
多々良「え!?」
恒一「実はね、この義眼の左目…死の色が見えるみたいなんだ」
綾野「死の色…?」
恒一「最初に気づいたのは海に行った時」
「皆で捕ったタコとナマコに緑のような青のような不思議な色が見えたんだ」
「他の生き物には見えなかったのに料理されたその2匹だけに」
勅使河原「……」
恒一「今日は前島君を含む数人にそれが見えた」
「そしてさっき前島君の死体を見たらその色は濃くなってたんだ」
多々良「それって…もしかして常に濃い色が見える人が死者って事ですか?」
恒一「たぶん、そういう事なんだと思う」
「最初はあれが死の色だなんて思いもしなかったんだけど…前島君の件で気付いたんだ」
「死者は…怜子さん、三神先生だと思う」
「皆で捕ったタコとナマコに緑のような青のような不思議な色が見えたんだ」
「他の生き物には見えなかったのに料理されたその2匹だけに」
勅使河原「……」
恒一「今日は前島君を含む数人にそれが見えた」
「そしてさっき前島君の死体を見たらその色は濃くなってたんだ」
多々良「それって…もしかして常に濃い色が見える人が死者って事ですか?」
恒一「たぶん、そういう事なんだと思う」
「最初はあれが死の色だなんて思いもしなかったんだけど…前島君の件で気付いたんだ」
「死者は…怜子さん、三神先生だと思う」
望月「そ、そんな!」
勅使河原「…実は俺も三神先生が死者だと思ってたんだ」
綾野「どうして!?」
勅使河原「生徒の机の数は足りていたのに災厄は始まった」
「もしかして足りなかったのは職員室の…先生の机なんじゃないのか?」
「だって担任だって災厄の対象ならよ、教師が死者だったとしてもおかしくねぇだろ?」
恒一「……」
勅使河原「それになんで3組だけ副担任がいるんだよ!」
「他のクラスにはいないのに不自然だろ?」
勅使河原「…実は俺も三神先生が死者だと思ってたんだ」
綾野「どうして!?」
勅使河原「生徒の机の数は足りていたのに災厄は始まった」
「もしかして足りなかったのは職員室の…先生の机なんじゃないのか?」
「だって担任だって災厄の対象ならよ、教師が死者だったとしてもおかしくねぇだろ?」
恒一「……」
勅使河原「それになんで3組だけ副担任がいるんだよ!」
「他のクラスにはいないのに不自然だろ?」
望月「う…あ……」
多々良「それじゃあ…三神先生を殺すんですか…?」
綾野「で、でも!こういっちゃんは…」
恒一「……」
赤沢「あら?皆仲良くどうしたのかしら?」
勅使河原「あ、赤沢!?」
綾野「泉美!?早く逃げないとダメだよ!」
赤沢「それはアナタ達も同じでしょ?」
「私にはやらなくちゃいけないことがあるの。ね、恒一君?」ブンッ
多々良「それじゃあ…三神先生を殺すんですか…?」
綾野「で、でも!こういっちゃんは…」
恒一「……」
赤沢「あら?皆仲良くどうしたのかしら?」
勅使河原「あ、赤沢!?」
綾野「泉美!?早く逃げないとダメだよ!」
赤沢「それはアナタ達も同じでしょ?」
「私にはやらなくちゃいけないことがあるの。ね、恒一君?」ブンッ
恒一「うわぁ!?」ヒョイッ
多々良「ナイフ!?ちょっと赤沢さん、何やってるの!?」
赤沢「何って…アナタ達が言ってたんじゃない。死者を死に還せばいいんでしょ?」
望月「ちょっと待ってよ!榊原君は死者なんかじゃ―」
赤沢「うるさいうるさいうるさい!始業式の日、机は足りてたの!それなのに災厄は始まって!」
「そしたら死者は誰かって!そんなの決まってるじゃない!転校してきたコイツが怪しいじゃない!」
「それ以外ありえないの!絶対そうなの!コイツが死者なの!」
勅使河原「落ち着けよ赤沢!サカキの分の机だって始業式の時にあったじゃねぇか!」
赤沢「うるさい!コイツ殺せば災厄は止まるの!皆助かるの!」
綾野「やめてよ泉美!」
赤沢「ああああああああああああ!!!」
「死者を死に還す!!!」ブンッ
恒一「…っ!」
多々良「ナイフ!?ちょっと赤沢さん、何やってるの!?」
赤沢「何って…アナタ達が言ってたんじゃない。死者を死に還せばいいんでしょ?」
望月「ちょっと待ってよ!榊原君は死者なんかじゃ―」
赤沢「うるさいうるさいうるさい!始業式の日、机は足りてたの!それなのに災厄は始まって!」
「そしたら死者は誰かって!そんなの決まってるじゃない!転校してきたコイツが怪しいじゃない!」
「それ以外ありえないの!絶対そうなの!コイツが死者なの!」
勅使河原「落ち着けよ赤沢!サカキの分の机だって始業式の時にあったじゃねぇか!」
赤沢「うるさい!コイツ殺せば災厄は止まるの!皆助かるの!」
綾野「やめてよ泉美!」
赤沢「ああああああああああああ!!!」
「死者を死に還す!!!」ブンッ
恒一「…っ!」
赤沢「!?げふ…」ドサッ
千曳「尋常ではないね」
恒一「千曳先生!?」
千曳「何やら大きな声が聞こえたから駆けつけてみれば…」
「赤沢君…対策係としての責任感か…精神的にかなり追い詰められていたんだろう…」
恒一「赤沢さん…こんなになるまで…」
勅使河原「もしかして前島殺ったのも…」
千曳「いや、恐らくそれは違うだろう」
「さっき管理人の女性が自殺しているのを発見したんだが」
「足元に前島君を刺したと思われる刃物が落ちていたよ」
多々良「なんで前島君を殺したんでしょう…」
千曳「そこまでは私には分からない」
「とにかく今は外に避難するんだ。急ぎたまえ」
「私は残っている子たちを誘導する」
千曳「尋常ではないね」
恒一「千曳先生!?」
千曳「何やら大きな声が聞こえたから駆けつけてみれば…」
「赤沢君…対策係としての責任感か…精神的にかなり追い詰められていたんだろう…」
恒一「赤沢さん…こんなになるまで…」
勅使河原「もしかして前島殺ったのも…」
千曳「いや、恐らくそれは違うだろう」
「さっき管理人の女性が自殺しているのを発見したんだが」
「足元に前島君を刺したと思われる刃物が落ちていたよ」
多々良「なんで前島君を殺したんでしょう…」
千曳「そこまでは私には分からない」
「とにかく今は外に避難するんだ。急ぎたまえ」
「私は残っている子たちを誘導する」
ボン!
辻井「本当に火事なんだ!逃げろ!」
川堀「嫌だ!死にたくない!
渡辺「私だって嫌よ!」
柿沼「あれ!?松子ちゃんが居ない!」
ギギギギ ガシャーン!
辻井「シャンデリア!?う、動けない…」
渡辺「……」
川堀「うおぉぉおおお!」ガラン
「よし出られた!俺だけでも助かるんだ!死んでたまるか!あは、あははははっ―」グシャッ
「あ゛あ゛…あ゛……」
千曳「…こりゃまた尋常ではないね」
辻井「本当に火事なんだ!逃げろ!」
川堀「嫌だ!死にたくない!
渡辺「私だって嫌よ!」
柿沼「あれ!?松子ちゃんが居ない!」
ギギギギ ガシャーン!
辻井「シャンデリア!?う、動けない…」
渡辺「……」
川堀「うおぉぉおおお!」ガラン
「よし出られた!俺だけでも助かるんだ!死んでたまるか!あは、あははははっ―」グシャッ
「あ゛あ゛…あ゛……」
千曳「…こりゃまた尋常ではないね」
>1の都合の為の死が酷すぎるな
綾野「ねぇ、こういっちゃん…本当に三神先生を殺すの?こういっちゃんはそれで…」
恒一「いいんだ。皆が助かるならそれで…」
勅使河原「っく…」
望月「うぅ…」ポロポロ
多々良「榊原君…」
恒一「僕一人で行くよ。皆に辛い思いはさせたくないし」
勅使河原「…何言ってんだよサカキ!俺はついてくぜ」
「松永さんのテープ通りなら死に関わった者以外は死者について全部忘れちゃうんだろ?」
「お前一人に辛い事抱え込ませるわけねぇだろ!」
恒一「勅使河原…」
望月「僕も…三神先生の…最期を…」ポロポロ
多々良「私もついていきます!」
綾野「こういっちゃん一人を苦しませるわけにはいかないもんね!」
恒一「皆…」
恒一「いいんだ。皆が助かるならそれで…」
勅使河原「っく…」
望月「うぅ…」ポロポロ
多々良「榊原君…」
恒一「僕一人で行くよ。皆に辛い思いはさせたくないし」
勅使河原「…何言ってんだよサカキ!俺はついてくぜ」
「松永さんのテープ通りなら死に関わった者以外は死者について全部忘れちゃうんだろ?」
「お前一人に辛い事抱え込ませるわけねぇだろ!」
恒一「勅使河原…」
望月「僕も…三神先生の…最期を…」ポロポロ
多々良「私もついていきます!」
綾野「こういっちゃん一人を苦しませるわけにはいかないもんね!」
恒一「皆…」
三神「警察と救急、まだかしら…」
恒一「怜子さん…」
三神「!?皆無事だったのね…良かった…」
勅使河原「……」
望月「うぅ…三神先生…」ポロポロ
三神「ど、どうしたの望月君!?」
多々良「……」
綾野「うぅ…」
恒一「ごめんなさい…怜子さん…」ドスッ
三神「え…」ガクッ
『怜子はあんな風でいて恒一ちゃんのこと、何となく自分の子供みたいに思ってたんだよ』
『陽介さんが酷い父親だったら私が引き取って育てるなんて』
『小さい頃たまに会ったことしか無かったのにねぇ』
恒一「怜子さん…」
三神「!?皆無事だったのね…良かった…」
勅使河原「……」
望月「うぅ…三神先生…」ポロポロ
三神「ど、どうしたの望月君!?」
多々良「……」
綾野「うぅ…」
恒一「ごめんなさい…怜子さん…」ドスッ
三神「え…」ガクッ
『怜子はあんな風でいて恒一ちゃんのこと、何となく自分の子供みたいに思ってたんだよ』
『陽介さんが酷い父親だったら私が引き取って育てるなんて』
『小さい頃たまに会ったことしか無かったのにねぇ』
嫌いなキャラを殺すためのSSなのか好きなキャラを目立たせるためSSなのか
どっちにしても本編をなぞる意味がよくわからん
どっちにしても本編をなぞる意味がよくわからん
ドーン!
有田「きゃー!」ヒュー
ゴチン!
恒一「(さよなら、お母さん)」ドサッ
綾野「こ、こういっちゃーん!」
・
・
・
有田「きゃー!」ヒュー
ゴチン!
恒一「(さよなら、お母さん)」ドサッ
綾野「こ、こういっちゃーん!」
・
・
・
-三神家之墓-
勅使河原「やっぱり俺達以外覚えてなかったな…三神先生のこと」
望月「僕達もいつか忘れちゃうんだよね…」
恒一「うん…」
多々良「榊原君…」
恒一「災厄は…終わったんだよね…」
勅使河原「もう少し様子見ないとなんとも言えないが…たぶんな」
恒一「死んでいった皆のためにも、僕達がヘコんでちゃダメだよね」
綾野「こういっちゃん…無理しなくてもいいんだよ?」
恒一「無理じゃないよ。たぶん怜子さんだってヘコんでる僕のことなんか好きじゃない」
勅使河原「やっぱり俺達以外覚えてなかったな…三神先生のこと」
望月「僕達もいつか忘れちゃうんだよね…」
恒一「うん…」
多々良「榊原君…」
恒一「災厄は…終わったんだよね…」
勅使河原「もう少し様子見ないとなんとも言えないが…たぶんな」
恒一「死んでいった皆のためにも、僕達がヘコんでちゃダメだよね」
綾野「こういっちゃん…無理しなくてもいいんだよ?」
恒一「無理じゃないよ。たぶん怜子さんだってヘコんでる僕のことなんか好きじゃない」
勅使河原「…よし!んじゃ、あそこの遊園地寄って行こうぜ!あの観覧車!」
多々良「…そうですね!」
望月「うん!」
恒一「…ありがとう、勅使河原」
勅使河原「それにしてもよー、まさか有田が降ってくるとは思わなかったよな!」
綾野「うん!でも2人とも無事で良かったよね~」
多々良「2人とも、大きなタンコブが出来て一時は大変でしたけどね!」
恒一「ははっ、そうだったね」
・
・
・
多々良「…そうですね!」
望月「うん!」
恒一「…ありがとう、勅使河原」
勅使河原「それにしてもよー、まさか有田が降ってくるとは思わなかったよな!」
綾野「うん!でも2人とも無事で良かったよね~」
多々良「2人とも、大きなタンコブが出来て一時は大変でしたけどね!」
恒一「ははっ、そうだったね」
・
・
・
カチッ
『俺達と同じように3組の災厄に苦しめられているであろう後輩達へ』
『災厄を止める唯一の方法は死者を死に還すことだ』
『死者を見つけることは難しい。それにもし死者が分かったとしても―』
ブツッ
「あの、榊原先生」
「『先生』はやめてよ。僕は司書であって先生では無いんだから」
「それでは榊原さん。何か用があるって聞いて来たんですが…」
「うん…ごめんね」ドスッ
-終-
『俺達と同じように3組の災厄に苦しめられているであろう後輩達へ』
『災厄を止める唯一の方法は死者を死に還すことだ』
『死者を見つけることは難しい。それにもし死者が分かったとしても―』
ブツッ
「あの、榊原先生」
「『先生』はやめてよ。僕は司書であって先生では無いんだから」
「それでは榊原さん。何か用があるって聞いて来たんですが…」
「うん…ごめんね」ドスッ
-終-
確かに本編後も鳴が3組の奴らの顔を毎年みれば被害はゼロになるな
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