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元スレ折木「えるたそ………」 福部「」
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―――地学準備室(古典部部室)
福部「………」
折木「…………」ペラッ
福部(ホータロー……今何て言った?)
福部(幻聴……いや、聞き間違い?)
福部「………」
折木「…………」ペラッ
福部(ホータロー……今何て言った?)
福部(幻聴……いや、聞き間違い?)
折木「里志」
福部「えっ、あっ、な、何だいホータロー」
折木「何をそんなにうろたえる」
福部「べ、別にうろたえてなんていないよ?」
折木「変なヤツだな……」ペラッ
福部(キミにだけは言われたくないよホータロー……)
ヒュオーゥ
福部「えっ、あっ、な、何だいホータロー」
折木「何をそんなにうろたえる」
福部「べ、別にうろたえてなんていないよ?」
折木「変なヤツだな……」ペラッ
福部(キミにだけは言われたくないよホータロー……)
ヒュオーゥ
折木「窓閉めてくれ。風が冷たい」
福部「あ、うん。わかったよ」ガラガラッ
折木「すまんな」ペラッ
福部「いいさ」
折木「チタンダエルまじ大天使………」
福部「」
福部「あ、うん。わかったよ」ガラガラッ
折木「すまんな」ペラッ
福部「いいさ」
折木「チタンダエルまじ大天使………」
福部「」
福部(今絶対言った!絶対大天使って言ったよ!)
福部(これは突っ込むべきなのか、それとも聞かなかったことにするべきなのか……)
福部(………よし!)
福部「ホータロー」
折木「何だ?」
福部「今日は何を読んでるんだい?」
福部(あいだを取って話を逸らす!)
折木「どうしたんだ急に」
福部「いや、今日のはやけに分厚いから気になってさ」
折木「千反田のようなことを言うんだな」
福部「私、気になります!ってやつかい?」
折木「それ以上その似てない声マネをしたら蹴り殺す」
福部「」
福部「いや、今日のはやけに分厚いから気になってさ」
折木「千反田のようなことを言うんだな」
福部「私、気になります!ってやつかい?」
折木「それ以上その似てない声マネをしたら蹴り殺す」
福部「」
福部(ええと………うん、まあ今のは僕が悪い。
そういうことにしておこう。その方がいい……)
折木「今日は古書肆が憑物落としと称して謎を解くアレだ」
福部「ああ、あのシリーズ」
折木「主人公のスタンスは尊敬せざるを得ない」
福部「肉体労働はしないって誓ってるんだっけ」
折木「俺もあやかりたいものだ」
そういうことにしておこう。その方がいい……)
折木「今日は古書肆が憑物落としと称して謎を解くアレだ」
福部「ああ、あのシリーズ」
折木「主人公のスタンスは尊敬せざるを得ない」
福部「肉体労働はしないって誓ってるんだっけ」
折木「俺もあやかりたいものだ」
福部「でも本のチョイスとしてはホータローらしくないな」
折木「そうか?実に俺向きだと思うが」
福部「だって文庫本なのに文章量が半端じゃないじゃないか」
折木「実のあるセンテンスはごく一部だ。後は斜め読みでも理解できる」
福部「今その発言でシリーズファンの4割を敵に回したよ」
折木「それに一冊で普通の文庫の数倍はヒマが潰せる」ペラッ
福部「それなりの値段だけどね」
折木「ハードカバーを買ったと思えば安いものだ」
福部「………そんなものかな」
折木「そうか?実に俺向きだと思うが」
福部「だって文庫本なのに文章量が半端じゃないじゃないか」
折木「実のあるセンテンスはごく一部だ。後は斜め読みでも理解できる」
福部「今その発言でシリーズファンの4割を敵に回したよ」
折木「それに一冊で普通の文庫の数倍はヒマが潰せる」ペラッ
福部「それなりの値段だけどね」
折木「ハードカバーを買ったと思えば安いものだ」
福部「………そんなものかな」
折木「話は変わるが里志よ」ペラッ
福部「何だいホータロー」
折木「『折木える』という名前はエゼキエルっぽくてちょっと語呂がいいと思わないか?」
福部「もうフォローしきれねえよ!」
福部「何だいホータロー」
折木「『折木える』という名前はエゼキエルっぽくてちょっと語呂がいいと思わないか?」
福部「もうフォローしきれねえよ!」
折木「いきなり大声を出すな」
福部「うるせえよ!黙って聞いてりゃあさっきから何なんだお前は!」
折木「落ち着け里志。キャラが崩壊してるぞ」
福部「だからお前にだけは言われたくねえよ!!
何だ『えるたそ』って!!何が『チタンダエルまじ大天使』だよ!!!」
折木「………」ソーッ
福部「おもむろに眼鏡をかけさせようとすんな!っていうか何処から出したその眼鏡!!」ガッシャーン
折木「いや、その方がツッコミっぽくなるような気がして」
福部「誰の所為だと思ってんだぁぁぁぁ!!」
福部「うるせえよ!黙って聞いてりゃあさっきから何なんだお前は!」
折木「落ち着け里志。キャラが崩壊してるぞ」
福部「だからお前にだけは言われたくねえよ!!
何だ『えるたそ』って!!何が『チタンダエルまじ大天使』だよ!!!」
折木「………」ソーッ
福部「おもむろに眼鏡をかけさせようとすんな!っていうか何処から出したその眼鏡!!」ガッシャーン
折木「いや、その方がツッコミっぽくなるような気がして」
福部「誰の所為だと思ってんだぁぁぁぁ!!」
―――数分後
折木「何かすまんな」
福部「いや、もういいよ。全てがどうでもいい……」
折木「ところでどこまで話したんだったか。なぜ千反田があんなにかわいいのか、だっけか?」
福部「さっきからどうしたのホータロー?豆腐の角に頭でもぶつけたの?」
折木「何だ、お前は伊原派だったか」
福部「だからそういう問題じゃねえっつってんだろうが!!」
折木「何かすまんな」
福部「いや、もういいよ。全てがどうでもいい……」
折木「ところでどこまで話したんだったか。なぜ千反田があんなにかわいいのか、だっけか?」
福部「さっきからどうしたのホータロー?豆腐の角に頭でもぶつけたの?」
折木「何だ、お前は伊原派だったか」
福部「だからそういう問題じゃねえっつってんだろうが!!」
福部「大体キミの主義は省エネじゃなかったかい?」
折木「俺の主義主張と千反田がかわいいという事実に関係はないと思うが」
福部「うん、まぁ……うん?」
折木「大体高校生にもなって省エネとか痛すぎるだろ」
福部「自覚はあったんだね」
折木「俺の主義主張と千反田がかわいいという事実に関係はないと思うが」
福部「うん、まぁ……うん?」
折木「大体高校生にもなって省エネとか痛すぎるだろ」
福部「自覚はあったんだね」
折木「大体省エネって何だ。老荘思想か」
福部「『無為』の意味をはき違えてるような気がするけどまあいいや。それで?」
折木「いや、千反田ってつくづく俺たち童貞の理想というか妄想が具現化したような存在だなって思って」
福部「ちゃっかり僕まで童貞認定されちゃったよ」
折木「違うのか?」
福部「そうだけれども!」
折木「考えてもみろ。学校屈指の美少女で名家の令嬢、その育ちにふさわしい気品、そして頭はいいがちょっと勘が鈍いというギャップ。
言うことなしだろ」
福部「そしてあの美しい黒髪!」
折木「あ?」
福部「」
言うことなしだろ」
福部「そしてあの美しい黒髪!」
折木「あ?」
福部「」
折木「それはどういう意味だ?」
福部「いや、だからやっぱり黒髪は最高だよねって……」
折木「…………ハァ」ヤレヤレ
福部「え、何その『お前何も分かってないな』みたいなため息」
折木「お前何も分かってないな」
福部「ホントに言ったよ!」
福部「いや、だからやっぱり黒髪は最高だよねって……」
折木「…………ハァ」ヤレヤレ
福部「え、何その『お前何も分かってないな』みたいなため息」
折木「お前何も分かってないな」
福部「ホントに言ったよ!」
折木「いいか?確かに千反田の髪は美しい」
福部「うん」
折木「鴉の濡れ羽色とはああいう髪を言うんだろうな」
福部「緑の黒髪とも言うね」
折木「そうだな」
福部「ちなみここでいう『緑』っていうのは『若々しい』くらいの意味でグリーンとはあまり関係がないらしいよ」
折木「へぇ」
福部「」フフン
折木「でも今はどうでもいい」
福部「」
福部「うん」
折木「鴉の濡れ羽色とはああいう髪を言うんだろうな」
福部「緑の黒髪とも言うね」
折木「そうだな」
福部「ちなみここでいう『緑』っていうのは『若々しい』くらいの意味でグリーンとはあまり関係がないらしいよ」
折木「へぇ」
福部「」フフン
折木「でも今はどうでもいい」
福部「」
折木「俺が言いたいのは、千反田は黒髪だから可愛いわけではないということだ」
福部「というと?」
折木「茶髪だろうが金髪だろうが千反田はかわいい」
福部「ああそういう……」
折木「金髪の千反田……ものすごく見たい」
福部「茶髪でもいいね」
折木「ショートにしちゃったりな」
福部「おでこも出してみたり!」
折木「千反田はおでこもきれいだろうな」
福部「あ、でもデコキャラは僕と被っちゃうね!」
折木「あ゛?」
福部「すみませんでした」
福部「茶髪でもいいね」
折木「ショートにしちゃったりな」
福部「おでこも出してみたり!」
折木「千反田はおでこもきれいだろうな」
福部「あ、でもデコキャラは僕と被っちゃうね!」
折木「あ゛?」
福部「すみませんでした」
福部「それで、いつ告白するんだい?」
折木「何を?」
福部「えっ」
折木「えっ」
折木「何を?」
福部「えっ」
折木「えっ」
福部「それはマジで言ってるのかいホータロー」
折木「だから何が」
福部「いや、だって好きなんだろ?千反田さんが」
折木「好きどころじゃない。愛してる」
福部「お、おう」
折木「だから何が」
福部「いや、だって好きなんだろ?千反田さんが」
折木「好きどころじゃない。愛してる」
福部「お、おう」
>>43
良い傾向だな
良い傾向だな
折木「それがどうした」
福部「どうしたっていうか……それならその熱い思いを千反田さんに届けようとは思わないのかい?」
折木「意味が分からん」
福部「どうしてだい?……ハハーン、まさか今更『恋愛なんてエネルギーの浪費だ』、なんて言い出すんじゃないだろうね?」
折木「違う」
福部「じゃあどうして?」
折木「もし振られたら立ち直る自信がない」
福部「」
福部「どうしたっていうか……それならその熱い思いを千反田さんに届けようとは思わないのかい?」
折木「意味が分からん」
福部「どうしてだい?……ハハーン、まさか今更『恋愛なんてエネルギーの浪費だ』、なんて言い出すんじゃないだろうね?」
折木「違う」
福部「じゃあどうして?」
折木「もし振られたら立ち直る自信がない」
福部「」
頭いい奴らばっかだから
里志が春原キャラの方が
バランスとれたと思うの
里志が春原キャラの方が
バランスとれたと思うの
折木「死にたくなるどころかその場でショック死する自信がある」
福部「そんなに好きなのか……」
折木「愛してる」
福部「………そんなに愛してるのか」
福部「そんなに好きなのか……」
折木「愛してる」
福部「………そんなに愛してるのか」
折木「そもそもだ」
福部「うん?」
折木「俺の千反田に対する感情が恋愛感情なのかすら定かではない」
福部「出来の悪い少女漫画みたいなこと言い出したね」
折木「どう思う?」
福部「知らないよ。心の底から」
福部「うん?」
折木「俺の千反田に対する感情が恋愛感情なのかすら定かではない」
福部「出来の悪い少女漫画みたいなこと言い出したね」
折木「どう思う?」
福部「知らないよ。心の底から」
めんどくせぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
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