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    元スレ魔王「お前の一族ふたなりしか生まれないから」勇者「はっ?」

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    101 = 1 :

    勇者「ねえ……お願い、信じて。僕、僕……」

    勇者「貴方はこんな体なんて嫌かもしれないけど、僕は、貴方のことが…………」

    魔王「…………」

    勇者「もう、こんな狭くて冷たいところにいて欲しくないの」

    勇者「一緒に日の光を浴びよう…………?」ポロポロ

    魔王「……わかった。わかったから泣き止め」

    勇者「信じて……くれるの……?」

    魔王「さっさと手枷を外せ」

    魔王(……純潔の素晴らしさに免じて信じてやろう)

    102 :

    おいついた、しえん

    103 = 1 :

    勇者「魔族って良いよね、しばらく運動しなくても筋肉衰えないんだから」

    魔王「流石に日の光は眩しいがな」

    魔王(腰が痛ぇ……)ズキ

    勇者「…………」ギュウ

    魔王「……今日以降も毎晩お前の夜の相手をすれば良いのか」

    勇者「……毎晩じゃなくても良いよ」

    魔王(まあ付き合ってやるか)

    勇者「…………」

    魔王(こいつはこいつで苦労した様だしな)

    105 = 1 :

    ――――――――

    勇者『どうして? どうしてお父さんが処刑されなきゃいけなかったの!?』

    勇母『………………』

    勇者『……僕が、こんな体……だから…………?』

    勇母『……勇者の直系が呪われた責任を負わされて…………』

    勇者『ど……して……? お父さんは皆のために必死に戦ったんでしょ……?』

    勇者『それなのに、どう……して…………』

    勇者『僕の所為なの…………?』

    勇母『ああ、あなたは何も悪くないのよ』ギュウウ

    勇母『すべて、すべてあの魔王が悪いのよ』

    106 = 104 :

    最初の軽さからなんという鬱展開

    107 :

    もしかして勇者と魔王で先代魔王を倒すのか

    108 = 1 :

    少年1『あいつ、普通の男じゃなかったんだってよ』

    少年2『半分女とか……魔王の呪いってうつったりしねえよな?』

    少年3『触らない方が安全じゃね?』

    少年4『お、おいお前等っ……それでもあいつの友……』

    勇者『あ……』

    少年4『っ!? な、なあ勇者』

    『あの子と付き合っちゃだめよ』グイッ

    少年2『……逃げようぜ』

    勇者(教会が僕の体のことをバラしてから、皆冷たくなった)

    勇者(秘密にしてって、お父さんとお母さんがあんなに頼んでたのに)

    109 = 70 :

    うわぁぁぁぁあ

    111 = 1 :

    司祭『魔王の呪いを受けた異形の子……ああ、まるで悪魔だ』

    勇者(違う……そんなことないよ)

    新興宗教『あの雌雄同体の子こそ神の御使いなのだ』

    勇者(そんなのじゃない……そんなのじゃないのに)


    勇者『お母さん、ただい…………お母さん!?』

    勇母『勇者……ごめんね…………?』

    勇者『おか……あさ…………』



    勇者(お父さんが処刑されたのも)

    勇者(皆が離れていったのも)

    勇者(お母さんが気を病んで倒れたのも)

    勇者(全部、全部魔王の所為…………)

    112 = 107 :

    むしろ人間滅ぼすべきか

    113 = 70 :

    人間は驕りすぎた…

    114 = 1 :

    ――――――――

    解放一日目

    勇者「……一緒に寝よ?」


    勇者「ん……あったかい」

    魔王(……まともな寝台で寝るのは一ヶ月ぶりだな)

    勇者「こうして朝まで一緒に寝よ?」

    魔王「……今晩は犯さないのか。俺はお前の奴隷だろう」

    勇者「…………ねえ、僕、本当にそんなことして良いのかな……?」

    魔王「……魔王の座を継ぐということは、先代までの全ての行いや罪も継承することだ」

    魔王「お前が俺を復讐の対象とするのは間違いではない」

    勇者「で、でも」

    115 :

    ケツでヤるときは綺麗にしてからにしよう。お兄さんとの約束だぞ!

    いやホント

    116 = 1 :

    勇者(少しずつ昔のことを話してきたけど)

    勇者(そうしている内に、少しずつ魔王の様子も変わってきた)

    勇者(……同情してくれてるのかな)

    勇者「……………………」

    魔王「今更迷うな。父上に復讐するのだろう」

    勇者「…………」

    勇者「も……やだよ…………」グスッ

    勇者「もう……何もかも……いやぁ…………」ポロポロ

    117 :

    そりゃ、憎むってのは苦痛だからな

    118 = 1 :

    勇者「ほんとは……顔も知らない先代魔王より…………」

    勇者「人間の方がずっと……ずっと憎かった…………」

    魔王「…………」

    勇者「教会さえ僕の体のことを秘密にしていてくれれば、呪われてることを知られたりなんてしなかった」

    勇者「人間を護る為にお父さんは戦ったのに、責任を押し付けて殺した」

    勇者「お母さんだって、皆が冷たくしなければ、病気になって死んだりなんてしなかったのに」

    勇者「人間なんて勝手だ…………」

    勇者「こんな体だからって、どうして迫害されなきゃいけないの……?」

    勇者「やだ……いやだよぉ…………」

    119 = 70 :

    汚いよ…人間は…

    120 = 1 :

    勇者「でも、もう……どうすれば良いのか……わからなくて……」

    勇者「此処に来て、復讐する以外に……生きる目的が……見つからなかった…………」

    魔王「……そうか」

    勇者「ねえ……僕、生きてちゃいけないの…………?」

    魔王「……俺の親父が帰って来たら、言いたいことを全て言ってやれ」

    魔王「そのついでに無理な要求でもしてやれば良い」

    魔王「お前がその様な目に遭う原因を作ったのはあいつだ」

    勇者「…………」

    魔王「お陰で俺もお前に散々嬲られたからな」

    121 = 41 :

    しえん

    122 = 1 :

    勇者「……じゃあ、そうする」ギュ

    魔王「………………」

    魔王(見た目は可愛い)

    勇者「ごめ……なさ…………」

    魔王「……」

    勇者「ごめんなさい……ごめん……なさい…………」

    魔王「あそこまでしていてよく今更謝れるな」

    勇者「っ……ごめ……ん……なさ…………ぃ…………」

    123 = 1 :

    魔王「そこまで謝るのなら縁を結んでくれ」

    勇者「え…………?」

    魔王「お前に侵され続けたこの体では、最早お前なしで生きていくことは不可能だ」

    魔王「他の女と寝たとしても、到底満足などできぬだろう」

    勇者「ん…………結婚……すれば良いの…………?」

    魔王「……お前に抱かれずにはいられない」

    勇者「…………わかった」

    魔王(もう付いてても構わん)

    魔王(勇者のロリちっぱい揉みてぇ…………)

    124 = 117 :

    でかくなるぞ

    125 :

    凄いシリアスな筈なのに魔王の異様なロリへの執着が

    126 = 1 :

    解放五日目

    勇者「ねえ、イきたいのにイけないってどのくらい苦しいの?」クチュクチュ

    魔王「あ……く、ぅぅっ……」

    勇者は片手で魔王の先端を押さえ、対面位で突き続ける。

    魔王「い……かせてくれ…………」

    勇者「答えになってないよ? 答えられないくらい苦しいの?」

    勇者「そんなにイきたいなら、自分で腰振ってよ。手、放してあげるからさ」

    魔王「う…………」

    勇者の細い指から解放されると、魔王は俯せ腰を上げた。

    勇者「自分で挿れて自分でイッてね」

    127 = 1 :

    勇者(前みたいに鬼畜にしてるけど)

    勇者(これで良いのかな…………)

    魔王「っ……ぅ…………」ジュク グッグッ

    遙かに自分より体格が小さく、生きた年数も短い相手の言いなりになるのは、

    魔王にとって屈辱である事には変わりない。

    しかし、最早それさえも快楽の材料に他ならなくなっていた。

    …………
    ……

    勇者「今晩もよく頑張ったね」ナデナデ

    勇者「何かご褒美でもあげようか」

    魔王(こ、これは……)

    128 = 117 :

    ふむ

    130 = 1 :

    魔王(勇者のスモールツインマウンテンを揉むチャンスだな)

    勇者「って、なんか偉そうだよね。夜だけは未だにこうだけど、」

    勇者「もうこんな態度取るのやめた方が……」

    魔王(しかし頼みづらいな)

    勇者「……ごめん」

    魔王「いや、構わん。これまで通りで良い」

    魔王(構わんから胸を揉ませてくれ)

    魔王(ここまでされているのだから胸を揉む権利くらいあってもおかしくないだろう)

    勇者「そう……?」ジワ

    魔王(余程自分の行いを後悔しているのか? 涙を滲ませている)

    魔王「マゾに目覚めたから好きなだけ責めてくれ」

    勇者「……そっか。安心した」

    魔王(胸を揉ませてくれ!)

    魔王(くそっ言葉が出ない)

    131 :

    魔王・・・すっかり立派になって・・・

    132 = 104 :

    魔王ろr・・・げふんげふん

    133 = 1 :

    解放二十日目

    勇者「外に出てから、何だか元気になったよね」

    魔王「あんな所にいたら気が滅入って当然だ」

    勇者「…………それもそうだよね」

    魔王「それよりさっさとこの書類を片付けるぞ」

    勇者「うん」

    勇者(あんな酷い事をしたのに優しいし、仕事も手伝ってくれるし)

    勇者(玉座……返すべきだよね…………返したいな)

    魔王(優しくしていれば胸を揉む好機は訪れるだろうか)

    134 = 1 :

    魔王(これが終わったらロリ勇者モノの同人でも漁るか……)

    勇者「……ねえ」

    魔王「そろそろ夕飯か」

    勇者「あ、うん、そうだね…………」

    魔王(このごろ勇者は元気がない。まだ引け目でも感じているのだろうか)

    魔王(この状態では胸を揉ませてくれとは頼みづらいな)



    勇者「……おいしいね」モシャモシャ

    魔王「ああ」

    135 = 1 :

    勇者「…………」

    魔王「…………」

    魔王(ここは励ますべきだろうか)

    魔王(①親父が帰ってきたらボコってやる)

    魔王(②好きなように生きろお前の人生だ)

    魔王(③愛してる)

    魔王(③が最適だろうか)

    勇者「……魔王、僕達って夫婦なんだよね?」

    魔王「……そうだな」

    136 :

    ④胸を揉ませてくれ

    137 = 1 :

    勇者「大好き、大好き……だよ」

    魔王「……!」

    勇者「何回か言おうとしたんだけど、ちゃんと言ってなかったから」

    勇者「僕、貴方に愛される資格なんてないだろうけれど、」

    勇者「貴方のことは大好きだから」

    魔王「勇者…………」

    勇者「………………」グスッ

    魔王「…………勇者、お前は……」

    138 = 52 :

    というかこの世界に同人とかそういう概念はあるんだろうか

    139 = 1 :

    魔王「本当は居場所が欲しいだけなのではないか」

    勇者「え……?」

    魔王「復讐よりも、他者から愛されることを望んでいるように見えるのだがな」

    勇者「…………」

    勇者「うっ……ぅあ…………えぐっ…………うぁあぁあああ」

    魔王「…………」

    魔王は勇者に胸を貸した。

    勇者「ん……僕、僕…………! ぅ……うう……」

    魔王(捻じ曲がった子供だと思っていたが)

    魔王(中身も可愛い)ナデナデ

    141 :

    142 :

    エ、エンディングまで泣くんじゃないやい

    143 = 102 :

    こが気になるせいで勉強ができん、どうしてくれる

    144 = 1 :

    魔王「勇者…………愛している」

    勇者「え? ……ええっ!?」

    勇者「僕、ここに居て良いの? 僕、ここで生きていて良いの!?」

    魔王「ああ」

    勇者「僕、僕っ、あんなに酷いことしたのに…………!」

    魔王「もういい。慣れた。……お前にされた事ごと愛してやる」

    勇者「まお…………あり、がと……うぅ……」グスッ グスッ

    魔王(自然な流れで胸を揉めないだろうか)

    勇者「だい……すき…………」

    魔王「勇者……」

    魔王(……呪われてさえいなければ、おそらく普通の愛らしい少女に育っていただろうに)

    魔王(親父……最低でも百発は殴ってやる)


    魔王(少年に育っていたという可能性を考える必要はないな)

    魔王(少女だ少女)

    145 = 107 :

    魔王紳士だな

    146 = 117 :

    ロリコンだがな

    147 :

    魔王マジ良い奥さん

    149 :

    その後、玉座は魔王に返還され、勇者は補佐官の役に就いた。

    解放五十日目

    魔王「やばい」

    勇者「どしたの?」

    魔王「親父が帰ってくるそうだ」

    勇者「やっぱり予定より早く帰ってくるんだね」

    魔王(本当に親父を……父上を殴れるだろうか)


    勇者「…………ふふ」




    先代「貴様……まだ生きていたのか」

    魔王「っ……」

    150 = 149 :

    先代「勇者に敗北した上、生き恥を晒し続けるとは……なんと嘆かわしい」

    魔王「申し訳ございません、父上」

    魔王(おい殴るんじゃなかったのか俺)

    勇者「お帰りなさい」ニコ

    魔王「……!?」

    先代「この子供は…………」

    勇者「お帰りなさい、お義父さん」ニコォ

    魔王「な゛っ」

    先代「お、おと……」


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