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元スレほむら「絶対にみんなを助けてみせる!」
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とある場所
ほむらは まじょを たおした!
ほむら(さすがに疲れてきたわ)
ほむら(それにしても、QBがあんなことをするとはね)
ほむら(完全に想定外だったわ)
ほむら(でも、大丈夫)
ほむら(これだけあれば、事足りるはずね)
ほむら(あなたの……あなたの為なら、私は永遠の迷路に閉じ込められても、構わない)
ほむら「絶対にみんなを助けてみせる!」
………………
…………
……
ほむらは まじょを たおした!
ほむら(さすがに疲れてきたわ)
ほむら(それにしても、QBがあんなことをするとはね)
ほむら(完全に想定外だったわ)
ほむら(でも、大丈夫)
ほむら(これだけあれば、事足りるはずね)
ほむら(あなたの……あなたの為なら、私は永遠の迷路に閉じ込められても、構わない)
ほむら「絶対にみんなを助けてみせる!」
………………
…………
……
教室
ほむら(いつも美樹さやかはまどかの邪魔ばかりしてくる)
早乙女「昨夜は銀行強盗が現れたようですね」
ほむら(でも助けるのは諦めたい)
早乙女「お金は盗まれても、ハートは盗まれないよう注意しましょうね」
ほむら(うまくわたしの言いなりにできれば)
早乙女「では次に、転校生を紹介します」
ほむら「暁美ほむらです」ギロッ
さやか(あれ? なんでガン飛ばされてんのあたし)
まどか(なんだか真面目そうな人だなあ)
ほむら(いつも美樹さやかはまどかの邪魔ばかりしてくる)
早乙女「昨夜は銀行強盗が現れたようですね」
ほむら(でも助けるのは諦めたい)
早乙女「お金は盗まれても、ハートは盗まれないよう注意しましょうね」
ほむら(うまくわたしの言いなりにできれば)
早乙女「では次に、転校生を紹介します」
ほむら「暁美ほむらです」ギロッ
さやか(あれ? なんでガン飛ばされてんのあたし)
まどか(なんだか真面目そうな人だなあ)
ほむら「毎日メールも電話もしているわ」
ほむら「入院していたからお見舞いにはいけなかったけれど」
さやか「あんた、本当に、恭介の幼馴染……?」
ほむら「ええ、もちろん」
ほむら「そうでないと、わたしがあなたと恭介くんのことを知っているわけないじゃない」
さやか(マジかよ)
ほむら「そこで交渉があるの」
さやか「な、何さ」
ほむら「入院していたからお見舞いにはいけなかったけれど」
さやか「あんた、本当に、恭介の幼馴染……?」
ほむら「ええ、もちろん」
ほむら「そうでないと、わたしがあなたと恭介くんのことを知っているわけないじゃない」
さやか(マジかよ)
ほむら「そこで交渉があるの」
さやか「な、何さ」
ほむら「あなたを恭介くんの彼女にしてあげるわ」
さやか「なっ///」
ほむら「手足も治してあげるわ」
さやか「そ、そんなこと出来ないでしょ、さすがに」
ほむら「実は恭介くん本人は知らないけど、外国の病院に行けば治るのよ」
さやか「本当に?」
ほむら「本当よ。ただし、それには多大なお金が必要となる」
さやか(いまいち信じられないな……)
さやか「なっ///」
ほむら「手足も治してあげるわ」
さやか「そ、そんなこと出来ないでしょ、さすがに」
ほむら「実は恭介くん本人は知らないけど、外国の病院に行けば治るのよ」
さやか「本当に?」
ほむら「本当よ。ただし、それには多大なお金が必要となる」
さやか(いまいち信じられないな……)
さやか「で、金を出せってこと?」
ほむら「いいえ、お金ならわたしが払えるわ」
さやか「どうして?」
ほむら「父が社長なのよ」
さやか「本当に?」
ほむら「さっきからそればかりね、これを見なさい」ガバッ
さやか「うわ、諭吉がいっぱい!」
ほむら「信じてもらえたかしら?」
さやか「これ全部本物?」パラパラ
ほむら「当たり前じゃない」
さやか(……本当……なのか?)
さやか「じゃ、じゃあさっそく恭介に伝えてくる」
ほむら「待ちなさい、美樹さやか」
ほむら「そこで交渉よ」
ほむら「次のことを守れば、今言ったことを約束するわ」
ほむら「いいえ、お金ならわたしが払えるわ」
さやか「どうして?」
ほむら「父が社長なのよ」
さやか「本当に?」
ほむら「さっきからそればかりね、これを見なさい」ガバッ
さやか「うわ、諭吉がいっぱい!」
ほむら「信じてもらえたかしら?」
さやか「これ全部本物?」パラパラ
ほむら「当たり前じゃない」
さやか(……本当……なのか?)
さやか「じゃ、じゃあさっそく恭介に伝えてくる」
ほむら「待ちなさい、美樹さやか」
ほむら「そこで交渉よ」
ほむら「次のことを守れば、今言ったことを約束するわ」
さやか「本当に恭介の手足が治るんならなんでもするよ」
ほむら「ええ、本当に治せるわ」シマウ
ほむら「条件はまず、このことはわたしとあなただけの秘密にするってこと」
さやか「な、なんでさ」
ほむら「他の治療待ちの人間を飛ばして治療するから、あまり人様に言いたくないのよ」
さやか「そ、そうなんだ」マジカ
ほむら「そしてもう一つ」
ほむら「今から一年間、あなたとその友達のまどかは、とある部屋に泊まってもらうわ」
ほむら「その部屋は、合計五人集まる予定よ」
さやか「なんで……?」
ほむら「ずっと入院生活だったから、友達がいないのよ」
ほむら「ええ、本当に治せるわ」シマウ
ほむら「条件はまず、このことはわたしとあなただけの秘密にするってこと」
さやか「な、なんでさ」
ほむら「他の治療待ちの人間を飛ばして治療するから、あまり人様に言いたくないのよ」
さやか「そ、そうなんだ」マジカ
ほむら「そしてもう一つ」
ほむら「今から一年間、あなたとその友達のまどかは、とある部屋に泊まってもらうわ」
ほむら「その部屋は、合計五人集まる予定よ」
さやか「なんで……?」
ほむら「ずっと入院生活だったから、友達がいないのよ」
ほむら「せっかくだから友達が欲しくて」ウルウル
ほむら「お泊まりもしたくて……」ポロッポロッ
さやか「あ、いや、泣かないでよ」
ほむら「では交渉成立でいいの?」ウルウル
さやか「いや、でも一年間は長過ぎでしょ」
ほむら「じゃあ、一ヶ月だけでも……」
さやか「一ヶ月、ねえ」
ほむら「親には大丈夫よ、私がうまく言い訳をつくるわ」
さやか「分かった」
さやか「でも、まどかが拒否するかもよ」
ほむら「まどかにはわたしから直接言うわ」
ほむら「ありがとう……」ニヤッ
ほむら「お泊まりもしたくて……」ポロッポロッ
さやか「あ、いや、泣かないでよ」
ほむら「では交渉成立でいいの?」ウルウル
さやか「いや、でも一年間は長過ぎでしょ」
ほむら「じゃあ、一ヶ月だけでも……」
さやか「一ヶ月、ねえ」
ほむら「親には大丈夫よ、私がうまく言い訳をつくるわ」
さやか「分かった」
さやか「でも、まどかが拒否するかもよ」
ほむら「まどかにはわたしから直接言うわ」
ほむら「ありがとう……」ニヤッ
ほむら「では放課後に、この場所で会いましょう」カミヲワタス
ほむら「そのときはまどかも連れて来なさい」
さやか「うん、分かった」
ほむら「ただし、次にわたしと会うまではまどか以外と言葉を交わしてはダメよ」
さやか「それまたなんでさ」
ほむら「……」ウルウル
さやか「……」
ほむら「……」ポロッポロッ
さやか「分かった、分かったから泣かないでよ」
さやか「その代わり、絶対約束は守ってもらうよ」
ほむら「あなたが約束を守る限り、私も約束を守るわ」サッ
さやか「あれ? 消えた?」
ほむら「そのときはまどかも連れて来なさい」
さやか「うん、分かった」
ほむら「ただし、次にわたしと会うまではまどか以外と言葉を交わしてはダメよ」
さやか「それまたなんでさ」
ほむら「……」ウルウル
さやか「……」
ほむら「……」ポロッポロッ
さやか「分かった、分かったから泣かないでよ」
さやか「その代わり、絶対約束は守ってもらうよ」
ほむら「あなたが約束を守る限り、私も約束を守るわ」サッ
さやか「あれ? 消えた?」
外
ほむら(放課後までにみんなを集めないといけない)
ほむら(まずは佐倉杏子が狙いかしら)サッ
ほむら「あなた、また盗んだ食べ物を食べているの?」
杏子「なっ、いつの間に」
杏子「誰だよあんた、あんたには関係ないだろ」モグモグ
ほむら「それは確かにその通りね」
ほむら「でもわたしは、朝昼夕の食事全てが無料で食べられる宿を知っているのだけど」
杏子「はぁ? それがなんだってんだい」
杏子「金がありゃ、あたしだって宿に泊まってるさ」
ほむら(放課後までにみんなを集めないといけない)
ほむら(まずは佐倉杏子が狙いかしら)サッ
ほむら「あなた、また盗んだ食べ物を食べているの?」
杏子「なっ、いつの間に」
杏子「誰だよあんた、あんたには関係ないだろ」モグモグ
ほむら「それは確かにその通りね」
ほむら「でもわたしは、朝昼夕の食事全てが無料で食べられる宿を知っているのだけど」
杏子「はぁ? それがなんだってんだい」
杏子「金がありゃ、あたしだって宿に泊まってるさ」
ほむら「実はその宿、今なら無料で泊まれるのよ」
杏子「そんなうまい話があるわけないだろ」
ほむら「そうね。普通はないわ」
ほむら「でも今なら限定だけど無料なのよ」
ほむら「あなたが嫌だと言うのなら、他の人を当たるわ」
杏子「……なんであたしを誘うのさ」
杏子「あたしとあんたは初対面だろ?」
杏子「なんで知りもしないあたしを招待するのさ」
ほむら「魔法少女だからよ」
杏子「!?」
杏子「そんなうまい話があるわけないだろ」
ほむら「そうね。普通はないわ」
ほむら「でも今なら限定だけど無料なのよ」
ほむら「あなたが嫌だと言うのなら、他の人を当たるわ」
杏子「……なんであたしを誘うのさ」
杏子「あたしとあんたは初対面だろ?」
杏子「なんで知りもしないあたしを招待するのさ」
ほむら「魔法少女だからよ」
杏子「!?」
ほむら「実はわたしも魔法少女なのよ」
ほむら「だから、同じ魔法少女であるあなたは前々から気になっていた」
ほむら「そしてそれに見惚れた、それだけよ」
杏子「な、なんだよそれ///」
ほむら「無理強いはしないわ」
ほむら「時間を奪ってごめんなさい、その気がないなら失礼するわ」
杏子「ま、待て」アセアセ
ほむら「あら? 泊まりたいのかしら」
杏子「食い物が無料だから、だぞ」
ほむら「では、今日の夜この場所に来なさい」カミヲワタス
杏子「分かった」
ほむら「それと、この宿にいる金髪の巴マミという人には丁寧に話しなさい」
杏子「ん?」
ほむら「では失礼するわ」サッ
ほむら「だから、同じ魔法少女であるあなたは前々から気になっていた」
ほむら「そしてそれに見惚れた、それだけよ」
杏子「な、なんだよそれ///」
ほむら「無理強いはしないわ」
ほむら「時間を奪ってごめんなさい、その気がないなら失礼するわ」
杏子「ま、待て」アセアセ
ほむら「あら? 泊まりたいのかしら」
杏子「食い物が無料だから、だぞ」
ほむら「では、今日の夜この場所に来なさい」カミヲワタス
杏子「分かった」
ほむら「それと、この宿にいる金髪の巴マミという人には丁寧に話しなさい」
杏子「ん?」
ほむら「では失礼するわ」サッ
学校の教室
さやか「まどかまどか、ちょっといい?」
まどか「どうしたの、さやかちゃん」
さやか「ちょっと付いてきてほしいんだー」ハハハ
まどか「え? なになに?」
さやか「それは来てのお楽しみー」
まどか「えー、気になるよー」
さやか「ハハッ、転校生のところだって」
まどか「暁美さんのところ?」
さやか「一緒に遊ぼうってことになったんだ」
まどか「仲良くなれたんだね」
まどか「ガン飛ばされたって言ってたのに」ウェヒヒ
さやか「それは勘違いだったんだよー」
さやか「まどかまどか、ちょっといい?」
まどか「どうしたの、さやかちゃん」
さやか「ちょっと付いてきてほしいんだー」ハハハ
まどか「え? なになに?」
さやか「それは来てのお楽しみー」
まどか「えー、気になるよー」
さやか「ハハッ、転校生のところだって」
まどか「暁美さんのところ?」
さやか「一緒に遊ぼうってことになったんだ」
まどか「仲良くなれたんだね」
まどか「ガン飛ばされたって言ってたのに」ウェヒヒ
さやか「それは勘違いだったんだよー」
帰り道
さやか「えっと、こっちだね」
まどか「仲良くなれるかなぁ」
さやか「大丈夫だって、意外といい奴だったし」
?『たす……けて……』
まどか「え?」
さやか「なんだ今の声」
?『たす……けて……』
まどか「なんだろう」スタスタ
さやか「ま、待ってまどか」
まどか「え?」
さやか(まどか以外と喋ったら恭介の手足が……)
?『たす……けて……』
さやか「まどか、行くよ」スタスタ
まどか「え? でも」
?(チッ)
さやか「えっと、こっちだね」
まどか「仲良くなれるかなぁ」
さやか「大丈夫だって、意外といい奴だったし」
?『たす……けて……』
まどか「え?」
さやか「なんだ今の声」
?『たす……けて……』
まどか「なんだろう」スタスタ
さやか「ま、待ってまどか」
まどか「え?」
さやか(まどか以外と喋ったら恭介の手足が……)
?『たす……けて……』
さやか「まどか、行くよ」スタスタ
まどか「え? でも」
?(チッ)
マミホーム
ほむら(次は巴マミね)
ほむら「すみません、いるかしら」コンコン
ガチャ
マミ「あなたが暁美さんね」
マミ「QBから話は聞いているわ」
マミ「あなた、魔法少女の素質がある娘にQBと喋らせないようにしたらしいわね」
ほむら「マミ先輩、誤解です」
マミ「せ、先輩!?」
ほむら「それはおそらくデマです」
マミ(先輩♪先輩♪)
ほむら(次は巴マミね)
ほむら「すみません、いるかしら」コンコン
ガチャ
マミ「あなたが暁美さんね」
マミ「QBから話は聞いているわ」
マミ「あなた、魔法少女の素質がある娘にQBと喋らせないようにしたらしいわね」
ほむら「マミ先輩、誤解です」
マミ「せ、先輩!?」
ほむら「それはおそらくデマです」
マミ(先輩♪先輩♪)
ほむら「あの、聞いてますか?」
マミ「ハッ」
マミ「もちろん聞いているわよ」
マミ「でもQBが嘘をつくなんて信じられないわ」
ほむら「QBの勘違いという可能性もあります」
マミ「まあ、そうだけど」
ほむら「それよりも今日は頼みごとがあるんです」
マミ「頼みごと?」
ほむら「マミ先輩は知らないと思いますが、実は巴マミファンクラブというものがあるんです」
マミ「え?」
ほむら「そのファンクラブの一員がわたしです」
マミ「ハッ」
マミ「もちろん聞いているわよ」
マミ「でもQBが嘘をつくなんて信じられないわ」
ほむら「QBの勘違いという可能性もあります」
マミ「まあ、そうだけど」
ほむら「それよりも今日は頼みごとがあるんです」
マミ「頼みごと?」
ほむら「マミ先輩は知らないと思いますが、実は巴マミファンクラブというものがあるんです」
マミ「え?」
ほむら「そのファンクラブの一員がわたしです」
マミ「それで、頼みごとって?」
ほむら「はい。ファンクラブの人をマミ先輩の家に招いてもらえたらなと思いまして」
マミ「私の家に!?」
ほむら「もちろん、人数は絞ってあります」
ほむら「ファンクラブ全体の六分の一の人数、つまり四人だけです」
マミ「四人!?」
マミ(四人が全体の六分の一ってことは二十四人も私のファンが)
ほむら「やっぱりQBの言っていたことが気になりますか?」
マミ「いえ、あなたは悪そうな人間ではないわね」
マミ「ファンクラブの人、泊めてあげてもいいわよ」
ほむら「はい。ファンクラブの人をマミ先輩の家に招いてもらえたらなと思いまして」
マミ「私の家に!?」
ほむら「もちろん、人数は絞ってあります」
ほむら「ファンクラブ全体の六分の一の人数、つまり四人だけです」
マミ「四人!?」
マミ(四人が全体の六分の一ってことは二十四人も私のファンが)
ほむら「やっぱりQBの言っていたことが気になりますか?」
マミ「いえ、あなたは悪そうな人間ではないわね」
マミ「ファンクラブの人、泊めてあげてもいいわよ」
ほむら「あ、ありがとうございます!」ニヤッ
マミ「でも、四人となると部屋が小さいし、魔法で大きくしておかないとね」ルンルン
ほむら「さっそく今日から泊まれたりしますか?」
マミ「もちろんよ!」
ほむら「あと、一つ意見を聞いていただけると助かるのですが」
マミ「何? なんでも言いなさい」
ほむら「魔法少女でない娘がいるので、QBを部屋に入れてもらえないと助かります」
マミ「ああ、それもそうね」
マミ「でも、QBは普通の人には見えないわよ?」
マミ「でも、四人となると部屋が小さいし、魔法で大きくしておかないとね」ルンルン
ほむら「さっそく今日から泊まれたりしますか?」
マミ「もちろんよ!」
ほむら「あと、一つ意見を聞いていただけると助かるのですが」
マミ「何? なんでも言いなさい」
ほむら「魔法少女でない娘がいるので、QBを部屋に入れてもらえないと助かります」
マミ「ああ、それもそうね」
マミ「でも、QBは普通の人には見えないわよ?」
ほむら「わたしとしては、ファンクラブのみんな以外はマミ先輩と同じ部屋に入れたくないんです」
ほむら「あくまでも、マミ先輩とファンクラブのメンバーだけの空間にしたいんです」
ほむら「たとえ見えなくても、本当のマミ先輩とファンクラブのメンバーだけの空間をつくりたいんです」
マミ「暁見さん……」
マミ(そうよね。憧れの人とは少しでも密着したいものよね)
マミ(それに暁美さんが一人で泊めてと言うのではなく、ファンクラブのメンバーも一緒にというところに絆を感じるわ)
ほむら「あくまでも、マミ先輩とファンクラブのメンバーだけの空間にしたいんです」
ほむら「たとえ見えなくても、本当のマミ先輩とファンクラブのメンバーだけの空間をつくりたいんです」
マミ「暁見さん……」
マミ(そうよね。憧れの人とは少しでも密着したいものよね)
マミ(それに暁美さんが一人で泊めてと言うのではなく、ファンクラブのメンバーも一緒にというところに絆を感じるわ)
マミ「分かったわ」
マミ「みんなが泊まっている間だけはQBに出ていってもらいましょう」
ほむら「さすがマミ先輩です」
マミ「ところで、何日くらい泊まるのかしら?」
ほむら「出来るならば一生泊まりたいです」
マミ「え、いや、それはさすがに」
ほむら「そうですよね……」ショボーン
マミ(しまった。傷付けてしまったわ)
マミ「えっと、もう少し短ければ嬉しいなー、なんて」
マミ「みんなが泊まっている間だけはQBに出ていってもらいましょう」
ほむら「さすがマミ先輩です」
マミ「ところで、何日くらい泊まるのかしら?」
ほむら「出来るならば一生泊まりたいです」
マミ「え、いや、それはさすがに」
ほむら「そうですよね……」ショボーン
マミ(しまった。傷付けてしまったわ)
マミ「えっと、もう少し短ければ嬉しいなー、なんて」
ほむら「では、三ヶ月……いや、一ヶ月でどうですか?」ウルウル
マミ(まだ長いわね)
マミ(でも、かなり短くしてくれたのよね)
マミ(ここで断ったらファンクラブのみんなに見せる顔がないわ)
マミ「いいわよ。一ヶ月ね」
ほむら「ありがとうございます!」
ほむら「さっそくみんなを呼んで来ますね」
マミ「待ってるわ」
ほむら(さすがにこのキャラは疲れるわ)
マミ(まだ長いわね)
マミ(でも、かなり短くしてくれたのよね)
マミ(ここで断ったらファンクラブのみんなに見せる顔がないわ)
マミ「いいわよ。一ヶ月ね」
ほむら「ありがとうございます!」
ほむら「さっそくみんなを呼んで来ますね」
マミ「待ってるわ」
ほむら(さすがにこのキャラは疲れるわ)
さやか「おっ、転校生!」
まどか「暁見さん!」
ほむら「ほむらでいいわ」
さやか「ほむら、連れて来たよ」
ほむら(お前に言ったんじゃない)
まどか「あの、その、ほむらちゃん。よろしくね」
ほむら(まどか、笑顔が素敵よ)
ほむら「よろしく、まどか」
ほむら「さっそくだけど、今から一ヶ月お泊まりをするわ」
まどか「え、ええええ」アセアセ
まどか「暁見さん!」
ほむら「ほむらでいいわ」
さやか「ほむら、連れて来たよ」
ほむら(お前に言ったんじゃない)
まどか「あの、その、ほむらちゃん。よろしくね」
ほむら(まどか、笑顔が素敵よ)
ほむら「よろしく、まどか」
ほむら「さっそくだけど、今から一ヶ月お泊まりをするわ」
まどか「え、ええええ」アセアセ
まどか「聞いてないよ」
ほむら「大丈夫よ、まどか」
ほむら「家族にはしっかり伝えておいたわ」
まどか「いつの間に……」
さやか「あたしの両親はどうだったんだ?」
さやか「反対しなかった?」
ほむら「ええ、大丈夫だったわ」
さやか「そうか」
ほむら「では、家に向かうけど一つ注意点があるわ」
ほむら「今から行く家には金髪のお嬢様がいるの」
ほむら「くれぐれも無礼のないようにね」
まどか「お、お嬢様……」
さやか「分かった分かった、早く行こう」
ほむら「大丈夫よ、まどか」
ほむら「家族にはしっかり伝えておいたわ」
まどか「いつの間に……」
さやか「あたしの両親はどうだったんだ?」
さやか「反対しなかった?」
ほむら「ええ、大丈夫だったわ」
さやか「そうか」
ほむら「では、家に向かうけど一つ注意点があるわ」
ほむら「今から行く家には金髪のお嬢様がいるの」
ほむら「くれぐれも無礼のないようにね」
まどか「お、お嬢様……」
さやか「分かった分かった、早く行こう」
マミホーム
ほむら「お邪魔します」
さやか「お邪魔しまーす」
まどか「お、お邪魔します」ガクガク
マミ「あら、いらっしゃい」
ほむら「わたしが暁美ほむら」
さやか「美樹さやかです」
まどか「か、鹿目、まどかです」ガクガク
マミ「そしてわたしが巴マミというわけね」
マミ「鹿目さん。そんなに緊張しなくていいのよ」
まどか「は、はい」
まどか(優しそうなお嬢様で良かった……)
マミ「あれ? 確か来るのは四人よね?」
ほむら「はい。あと一人も少ししたら来ると思います」
ほむら「お邪魔します」
さやか「お邪魔しまーす」
まどか「お、お邪魔します」ガクガク
マミ「あら、いらっしゃい」
ほむら「わたしが暁美ほむら」
さやか「美樹さやかです」
まどか「か、鹿目、まどかです」ガクガク
マミ「そしてわたしが巴マミというわけね」
マミ「鹿目さん。そんなに緊張しなくていいのよ」
まどか「は、はい」
まどか(優しそうなお嬢様で良かった……)
マミ「あれ? 確か来るのは四人よね?」
ほむら「はい。あと一人も少ししたら来ると思います」
ガタガタ
マミ「あら、最後の一人かしら」
ほむら「まどかと美樹さやかは少し奥に行っててくれないかしら」
さやか「なんでさ」
ほむら「……」キッ
さやか「分かったよ。まどか、少し奥まで行こうか」
まどか「う、うん」
まどか(なんだろう。今の)
ガチャ
マミ「いらっしゃー……」
QB「やあ、マミ」
マミ「悪いけど帰ってくれる?」
QB「え?」
マミ「あら、最後の一人かしら」
ほむら「まどかと美樹さやかは少し奥に行っててくれないかしら」
さやか「なんでさ」
ほむら「……」キッ
さやか「分かったよ。まどか、少し奥まで行こうか」
まどか「う、うん」
まどか(なんだろう。今の)
ガチャ
マミ「いらっしゃー……」
QB「やあ、マミ」
マミ「悪いけど帰ってくれる?」
QB「え?」
QB「どうしたんだい?」
QB「いつも部屋に入れてくれていたじゃないか」
QB「それにこの部屋には、いい魔法少女になれそうな人間がいる気配がする」
マミ「今から一ヶ月は特別なのよ」
マミ「悪いけど、契約はあとにしてね」
QB「え? 一ヶ月?」
QB「それだと間に合わな」
マミ「ごめんね」ポイッ
バタン
QB「わけがわからないよ」
QB「いつも部屋に入れてくれていたじゃないか」
QB「それにこの部屋には、いい魔法少女になれそうな人間がいる気配がする」
マミ「今から一ヶ月は特別なのよ」
マミ「悪いけど、契約はあとにしてね」
QB「え? 一ヶ月?」
QB「それだと間に合わな」
マミ「ごめんね」ポイッ
バタン
QB「わけがわからないよ」
ほむら(どうやらQBは去ったようね)
ほむら(とりあえずこれで契約の心配はいらないわ)
ほむら(夜までに魔女が出現しても佐倉杏子がいるから巴マミは外に出なくていい)
ほむら(完璧だわ)
ほむら(じゃあ私も少し仕事をしないといけないわね)
ほむら「まどかと美樹さやか」
ほむら「何かお泊まりに必要なものがあれば、わたしが取ってくるわ」
ほむら「何かないかしら?」
ほむら(とりあえずこれで契約の心配はいらないわ)
ほむら(夜までに魔女が出現しても佐倉杏子がいるから巴マミは外に出なくていい)
ほむら(完璧だわ)
ほむら(じゃあ私も少し仕事をしないといけないわね)
ほむら「まどかと美樹さやか」
ほむら「何かお泊まりに必要なものがあれば、わたしが取ってくるわ」
ほむら「何かないかしら?」
さやか「じゃあ衣類とか歯ブラシとか持って来てくれる?」
まどか「わたしも全然ないから……」
まどか「でも、わたし自分で取りに行くよ」
ほむら「わたしは生まれつき足が速くて力持ちだから遠慮する必要はないわ」
まどか(え?)
ほむら「二人はこの部屋を存分に楽しみなさい」
ほむら「あと、巴……いえ、マミ先輩」
マミ「あら、何?」
ほむら「最後の一人がいつ来るか分からないので、ずっと部屋にいてください」
ほむら「部屋に来たときマミ先輩がいないとがっかりしますから」
マミ「分かったわ♪」
まどか「わたしも全然ないから……」
まどか「でも、わたし自分で取りに行くよ」
ほむら「わたしは生まれつき足が速くて力持ちだから遠慮する必要はないわ」
まどか(え?)
ほむら「二人はこの部屋を存分に楽しみなさい」
ほむら「あと、巴……いえ、マミ先輩」
マミ「あら、何?」
ほむら「最後の一人がいつ来るか分からないので、ずっと部屋にいてください」
ほむら「部屋に来たときマミ先輩がいないとがっかりしますから」
マミ「分かったわ♪」
まどかの家
ほむら「あの、すみません」
知久「あ、はい」
ほむら「まどかの友達の志筑仁美です」
知久(志筑仁美か。結構金持ちって言ってたっけ)
知久「あ、まどかならまだ帰って来て」
ほむら「今日からまどかはわたしの家に泊まることになりました」
知久「え?」
ほむら「実は一ヶ月わたしの家に泊まろうという計画が出来て、まどかさんも仲間にと」
知久「はあ」
ほむら「不安なら連れ戻してもいいですよ」
ほむら「あの、すみません」
知久「あ、はい」
ほむら「まどかの友達の志筑仁美です」
知久(志筑仁美か。結構金持ちって言ってたっけ)
知久「あ、まどかならまだ帰って来て」
ほむら「今日からまどかはわたしの家に泊まることになりました」
知久「え?」
ほむら「実は一ヶ月わたしの家に泊まろうという計画が出来て、まどかさんも仲間にと」
知久「はあ」
ほむら「不安なら連れ戻してもいいですよ」
ほむら「ちなみに、おばさんはすでに了承しています」
ほむら「それに、ここで断ったら孤立してしまいそうですよね」
ほむら「仲良しグループがみんなこの企画に参加していますし」
ほむら「一人だけ不参加となると……」
知久(志筑仁美さんなら大丈夫だろうか)
知久「分かりました。泊めてやってください」
ほむら「安心してください」
ほむら「それでは」スッ
ほむら「それに、ここで断ったら孤立してしまいそうですよね」
ほむら「仲良しグループがみんなこの企画に参加していますし」
ほむら「一人だけ不参加となると……」
知久(志筑仁美さんなら大丈夫だろうか)
知久「分かりました。泊めてやってください」
ほむら「安心してください」
ほむら「それでは」スッ
鹿目詢子の会社
ほむら「お仕事お疲れ様です」
詢子「ん? 誰だい」
ほむら「まどかさんの友達の志筑仁美です」
詢子(志筑仁美? あの金持ちのお嬢様か)
ほむら「今日から一ヶ月、まどかさんをわたしの家で泊まらせることになりました」
詢子「一ヶ月!?」
ほむら「泊まるのはまどかさんだけでなく、他にも多数います」
ほむら「一人だけ仲間はずれにするのもどうかと思いまして」
ほむら「夫さんは了承してくれました」
ほむら「お仕事お疲れ様です」
詢子「ん? 誰だい」
ほむら「まどかさんの友達の志筑仁美です」
詢子(志筑仁美? あの金持ちのお嬢様か)
ほむら「今日から一ヶ月、まどかさんをわたしの家で泊まらせることになりました」
詢子「一ヶ月!?」
ほむら「泊まるのはまどかさんだけでなく、他にも多数います」
ほむら「一人だけ仲間はずれにするのもどうかと思いまして」
ほむら「夫さんは了承してくれました」
詢子(あの娘もそんな年頃か)
詢子(一ヶ月ってのは長過ぎる気がするけどな)
ほむら「無理なら連れ戻してもらっても」
詢子「いや、まどかを頼むよ」
ほむら「はい。安全は保証します」
まどか「では、失礼します」スッ
詢子(あの娘も成長したねえ)
詢子(一ヶ月ってのは長過ぎる気がするけどな)
ほむら「無理なら連れ戻してもらっても」
詢子「いや、まどかを頼むよ」
ほむら「はい。安全は保証します」
まどか「では、失礼します」スッ
詢子(あの娘も成長したねえ)
同様に美樹さやかの両親にも承諾してもらう
ほむら(買い物までしたら、すっかり日が沈んでしまったわ)
ほむら(そろそろ佐倉杏子も来たかしら)
ほむら(うまくいってるといいけど)
ほむら(トラブルが起こらない内に帰りましょう)
?『暁美ほむら、君は一体何をたくらんでいるんだい?』
ほむら「!」
QB「君はどうやら、この時間軸の人間ではないようだね」
ほむら「消えなさい」
QB「君が何を考えているのか分からないけど、僕にとっては迷惑なんだ」
ほむら「知っているわ」
ほむら(買い物までしたら、すっかり日が沈んでしまったわ)
ほむら(そろそろ佐倉杏子も来たかしら)
ほむら(うまくいってるといいけど)
ほむら(トラブルが起こらない内に帰りましょう)
?『暁美ほむら、君は一体何をたくらんでいるんだい?』
ほむら「!」
QB「君はどうやら、この時間軸の人間ではないようだね」
ほむら「消えなさい」
QB「君が何を考えているのか分からないけど、僕にとっては迷惑なんだ」
ほむら「知っているわ」
QB「君は一体何を考えているんだい?」
ほむら「あなたには関係のないことよ」
QB「どうやら君は僕に敵対心というものを持っているようだね」
QB「でも、君のその作戦はきっとうまくいかない」
ほむら「そう。話は聞いたわ」
ほむら「消えなさい」
QB「僕としては警告しに来たんだけどなあ」
ほむら「……」ギロッ
QB「……」
QB「……」サッ
ほむら(大丈夫、うまくいくわ)
ほむら「あなたには関係のないことよ」
QB「どうやら君は僕に敵対心というものを持っているようだね」
QB「でも、君のその作戦はきっとうまくいかない」
ほむら「そう。話は聞いたわ」
ほむら「消えなさい」
QB「僕としては警告しに来たんだけどなあ」
ほむら「……」ギロッ
QB「……」
QB「……」サッ
ほむら(大丈夫、うまくいくわ)
マミホーム
ほむら「お邪魔します」
マミ「やっと帰ってきたわね」
まどか「遅いから心配しちゃったよ」
ほむら(やっぱりまどかは天使だわ)
さやか「だから大丈夫だって言ったでしょ」
ほむら(正直ウザいわ)
杏子「あ、あんたか」モグモグ
ほむら(無事佐倉杏子も来たわけね)
マミ「じゃあ夕食としましょうか」
ほむら「足りないと思ったので食材も買っておきました」ササッ
マミ「あら、ありがとう」
マミ(さすがわたしのファンなだけはあるわね)
ほむら「お邪魔します」
マミ「やっと帰ってきたわね」
まどか「遅いから心配しちゃったよ」
ほむら(やっぱりまどかは天使だわ)
さやか「だから大丈夫だって言ったでしょ」
ほむら(正直ウザいわ)
杏子「あ、あんたか」モグモグ
ほむら(無事佐倉杏子も来たわけね)
マミ「じゃあ夕食としましょうか」
ほむら「足りないと思ったので食材も買っておきました」ササッ
マミ「あら、ありがとう」
マミ(さすがわたしのファンなだけはあるわね)
………………
…………
……
まどか「おやすみなさい」
さやか「おやすみー」
ほむら「おやすみなさい」
杏子「お、おやすみ」
マミ「みんなおやすみー」
ほむら(とりあえず巴マミに……)
マミ(あ、暁美さんが……わたしの体を……)ドキドキ
ほむら(次はまどかの……)
マミ(暁美さんが、鹿目さんに……)ハァハァ
マミ(と思ったら鹿目さんの服を嗅いでいる……!?)
ほむら(さて、今から学校に仕掛けておかないと)サッ
マミ(もしかして、わたしたちの体がヤバい?)ハァハァ
…………
……
まどか「おやすみなさい」
さやか「おやすみー」
ほむら「おやすみなさい」
杏子「お、おやすみ」
マミ「みんなおやすみー」
ほむら(とりあえず巴マミに……)
マミ(あ、暁美さんが……わたしの体を……)ドキドキ
ほむら(次はまどかの……)
マミ(暁美さんが、鹿目さんに……)ハァハァ
マミ(と思ったら鹿目さんの服を嗅いでいる……!?)
ほむら(さて、今から学校に仕掛けておかないと)サッ
マミ(もしかして、わたしたちの体がヤバい?)ハァハァ
しばらくしてまたマミホーム
ほむら(さすがにデカいだけあって大変だったわ)
ほむら(あら? 美樹さやかの姿がない)
さやか「ん? ほむら、どこ行ってたんだよ」
ほむら「え? えっと、眠れないから夜風に当たってたのよ」アセアセ
ほむら「それよりも、あなたは何しているの?」
さやか「え? あたし?」
さやか「途中で目が覚めちゃってさ」
さやか「ちょっと台所行って水を飲んでただけだよ」
ほむら(QB関係ではなさそうね)
さやか「いやー、やっぱり慣れない場所じゃあ落ち着きませんなあ」アハハ
ほむら「そうね、でも寝た方がいいわよ」
さやか「うん、分かってる。おやすみ」
ほむら「おやすみなさい」
ほむら(さすがにデカいだけあって大変だったわ)
ほむら(あら? 美樹さやかの姿がない)
さやか「ん? ほむら、どこ行ってたんだよ」
ほむら「え? えっと、眠れないから夜風に当たってたのよ」アセアセ
ほむら「それよりも、あなたは何しているの?」
さやか「え? あたし?」
さやか「途中で目が覚めちゃってさ」
さやか「ちょっと台所行って水を飲んでただけだよ」
ほむら(QB関係ではなさそうね)
さやか「いやー、やっぱり慣れない場所じゃあ落ち着きませんなあ」アハハ
ほむら「そうね、でも寝た方がいいわよ」
さやか「うん、分かってる。おやすみ」
ほむら「おやすみなさい」
翌日
テレビ「今日午前二時頃、見滝原中学校を爆破するという事件が起こりました」
テレビ「負傷者はおらず、犯人の目的も不明で……」
さやか「なんだよ爆破って」
まどか「一体誰が……」
マミ「酷いことをする人間もいるわね」
ほむら「全くだわ」キリッ
杏子「学校か……」モグモグ
ほむら「そういうわけで、非常に残念だけど今日は休みよ」
ほむら「せっかく休みになったのだから存分に楽しみましょう」
まどか(なんだかイキイキしてる気がするのは気のせいかな……?)
テレビ「今日午前二時頃、見滝原中学校を爆破するという事件が起こりました」
テレビ「負傷者はおらず、犯人の目的も不明で……」
さやか「なんだよ爆破って」
まどか「一体誰が……」
マミ「酷いことをする人間もいるわね」
ほむら「全くだわ」キリッ
杏子「学校か……」モグモグ
ほむら「そういうわけで、非常に残念だけど今日は休みよ」
ほむら「せっかく休みになったのだから存分に楽しみましょう」
まどか(なんだかイキイキしてる気がするのは気のせいかな……?)
さやか「楽しむって何をするのさ」
杏子「とりあえず外行くか」
杏子「家の中だと体がなまっちまう」
さやか「そうだね、外行くかー」
マミ(佐倉さんと美樹さんはわたしと外で遊びたいのね)
ほむら「外はダメよ」
さやか「なんでさ」
ほむら「今日学校で爆破があったのだから危険でしょう?」
ほむら「いつどこで犯人と出会うか分からないのよ」
まどか「確かに、犯人は、怖いよね……」
さやか「まあ、確かにそうかもね」
杏子「とりあえず外行くか」
杏子「家の中だと体がなまっちまう」
さやか「そうだね、外行くかー」
マミ(佐倉さんと美樹さんはわたしと外で遊びたいのね)
ほむら「外はダメよ」
さやか「なんでさ」
ほむら「今日学校で爆破があったのだから危険でしょう?」
ほむら「いつどこで犯人と出会うか分からないのよ」
まどか「確かに、犯人は、怖いよね……」
さやか「まあ、確かにそうかもね」
杏子「あたしらは魔法少女だから大丈夫だろ?」コソコソ
ほむら「ええ、大丈夫ね」コソコソ
ほむら「だからわたしとあなただけは外に行きましょう」コソコソ
マミ「あれ? わたしは?」コソコソ
ほむら「マミ先輩がいないと二人が寂しがるので、部屋にいてください」コソコソ
マミ「し、仕方ないわね」コソコソ
ほむら「では、すみません、マミ先輩」
ほむら「佐倉杏子が歯ブラシを忘れたようなので取りに行ってきます」
まどか「え? 外は危険だって……」
マミ「彼女たちなら大丈夫よ」
マミ「それよりも今日は、お菓子を作りましょ」
ほむら「ええ、大丈夫ね」コソコソ
ほむら「だからわたしとあなただけは外に行きましょう」コソコソ
マミ「あれ? わたしは?」コソコソ
ほむら「マミ先輩がいないと二人が寂しがるので、部屋にいてください」コソコソ
マミ「し、仕方ないわね」コソコソ
ほむら「では、すみません、マミ先輩」
ほむら「佐倉杏子が歯ブラシを忘れたようなので取りに行ってきます」
まどか「え? 外は危険だって……」
マミ「彼女たちなら大丈夫よ」
マミ「それよりも今日は、お菓子を作りましょ」
ほむら「こっちよ」
杏子「なんだ? この先に何かあんのかよ」
ほむら「ここに魔女がいるわ」
杏子「なんで分かるんだよ」
ほむら「ただ、なんとなくよ」
ほむら(この先に巴マミが死んだことのある場所がある、とは言えないわね)
杏子「おお、マジで魔女がいるじゃねーか」
ほむら「気を付けて」
ほむら「ここの魔女は一筋縄ではいかないわ」
杏子「大丈夫、あたし一人でぶっ殺してくるさ」
ほむら「それは困るわ」
杏子「あたしに逆らおうってかい?」
杏子「なんだ? この先に何かあんのかよ」
ほむら「ここに魔女がいるわ」
杏子「なんで分かるんだよ」
ほむら「ただ、なんとなくよ」
ほむら(この先に巴マミが死んだことのある場所がある、とは言えないわね)
杏子「おお、マジで魔女がいるじゃねーか」
ほむら「気を付けて」
ほむら「ここの魔女は一筋縄ではいかないわ」
杏子「大丈夫、あたし一人でぶっ殺してくるさ」
ほむら「それは困るわ」
杏子「あたしに逆らおうってかい?」
ほむら「いえ、敵対する気はないわ」
ほむら「ただあなたのソウルジェムは、まだそれほど穢れていないはずよ」
杏子「確かに、昨日は楽に暮らしたしな」
ほむら「これからもこの生活をするのなら、今後もなかなか穢れないわ」
杏子「まあ、そうかもな」
ほむら「だから今、グリーフシードにそれほどの価値はない」
杏子「そう、なのか?」ポカーン
ほむら「だからこの魔女は私が狩らせてもらう」
ほむら「もちろんグリーフシードは分け合うわ」
ほむら「わたしとあなたと、巴マミで」
ほむら「ただあなたのソウルジェムは、まだそれほど穢れていないはずよ」
杏子「確かに、昨日は楽に暮らしたしな」
ほむら「これからもこの生活をするのなら、今後もなかなか穢れないわ」
杏子「まあ、そうかもな」
ほむら「だから今、グリーフシードにそれほどの価値はない」
杏子「そう、なのか?」ポカーン
ほむら「だからこの魔女は私が狩らせてもらう」
ほむら「もちろんグリーフシードは分け合うわ」
ほむら「わたしとあなたと、巴マミで」
杏子「他人のグリーフシードを分けてもらうのは性に合わねえな」
ほむら「別に戦うのは常にわたしとは言ってないわ」
ほむら「今回はわたしが引き受けるだけ」
ほむら「他の日はあなたに戦ってもらうわ」
杏子「貸し借りなしってことか」
ほむら「不服かしら?」
杏子「あんたが何をたくらんでいるのか知らねえが」
杏子「タダ飯もらってるしな」
杏子「その提案に乗ってやるよ」
ほむら「助かるわ」
杏子「負けんじゃねーぞ」
ほむら「ええ、もちろん」サッ
ほむら「別に戦うのは常にわたしとは言ってないわ」
ほむら「今回はわたしが引き受けるだけ」
ほむら「他の日はあなたに戦ってもらうわ」
杏子「貸し借りなしってことか」
ほむら「不服かしら?」
杏子「あんたが何をたくらんでいるのか知らねえが」
杏子「タダ飯もらってるしな」
杏子「その提案に乗ってやるよ」
ほむら「助かるわ」
杏子「負けんじゃねーぞ」
ほむら「ええ、もちろん」サッ
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