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元スレ教師「さて、作文を読むか」
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教師(期限過ぎても、提出してない子が結構いるなあ……)
教師(まあ、みんな作文苦手だろうし、仕方ないか。俺もぶっちゃけ嫌いだったし)
教師(とりあえずあるものから読んで、アドバイスを書いていこう)
教師(まあ、みんな作文苦手だろうし、仕方ないか。俺もぶっちゃけ嫌いだったし)
教師(とりあえずあるものから読んで、アドバイスを書いていこう)
ぼくは昨日、遊園地に行きました。弟とお母
さんとお父さんと三人で、車で行きました。
ジェットコースターとメリーゴーランドに乗
って、楽しかったです。帰りは車の中で寝ま
した。
教師(大人になってから分かるけど、こういう作文って駄目だよなあ……)
教師(何が言いたいのか、どうしたいのかが全く分からない)
教師(とりあえずこの子にアドバイスするのは、原稿用紙の使い方からだな)
教師(『最初の字を書くときは一マスあけましょう。そうすれば読みやすいです』っと)
さんとお父さんと三人で、車で行きました。
ジェットコースターとメリーゴーランドに乗
って、楽しかったです。帰りは車の中で寝ま
した。
教師(大人になってから分かるけど、こういう作文って駄目だよなあ……)
教師(何が言いたいのか、どうしたいのかが全く分からない)
教師(とりあえずこの子にアドバイスするのは、原稿用紙の使い方からだな)
教師(『最初の字を書くときは一マスあけましょう。そうすれば読みやすいです』っと)
教師(さて、次だ)
ぼくは将来の夢は野球は甲子園に行きたい
です。
そしていっぱい野球をしたいです。
野球はしんどいこともあるけど、好きです。
ピッチャーになって、すごく早い玉を投げ
たいです。
勝ちたいです。
教師(いるよなあ、こういう子。とにかく段落を変えて行数を稼ぐタイプ)
教師(しかも字が間違ってるし)
教師(プロ選手の小学生時代の作文とか、ネットで話題になるようなものを書ける子はほんの一握り。これが普通)
教師(俺も小学生時代、こんな感じだし)
教師(『分からない漢字を使うときは、辞書を引くようにしましょう』
『なぜ野球が好きなのか、考えてみましょう』っと)
ぼくは将来の夢は野球は甲子園に行きたい
です。
そしていっぱい野球をしたいです。
野球はしんどいこともあるけど、好きです。
ピッチャーになって、すごく早い玉を投げ
たいです。
勝ちたいです。
教師(いるよなあ、こういう子。とにかく段落を変えて行数を稼ぐタイプ)
教師(しかも字が間違ってるし)
教師(プロ選手の小学生時代の作文とか、ネットで話題になるようなものを書ける子はほんの一握り。これが普通)
教師(俺も小学生時代、こんな感じだし)
教師(『分からない漢字を使うときは、辞書を引くようにしましょう』
『なぜ野球が好きなのか、考えてみましょう』っと)
教師(どんな内容でもいいから書いて来いってのは、無茶ぶりだったかなあ?)
教師(次からはテーマを決めて書かせよう)
僕は暗いところが好きです。なぜなら、他
の人があまり好きではないからです。
人がほとんどいない場所で、遊ぶのはとて
も楽しいです。誰にも邪魔されません。
今日も作文を書く前に、闇の中で遊びまし
た。
次の道徳の時間では、みんなにどんな遊び
が好きか、先生に聞いてほしいです。
教師(ここまでではぶっちぎりの完成度だな……。辞書も使えてるし)
教師(ただこういう子に限って、中二病発症寸前、または完全に発病中なんだよな……)
教師(『上手に書けていますね。今度君の言ったことを、道徳の授業中にやってみます』
下手に中二病こじらせたらダメだし、無難なアドバイスにしとこう)
教師(次からはテーマを決めて書かせよう)
僕は暗いところが好きです。なぜなら、他
の人があまり好きではないからです。
人がほとんどいない場所で、遊ぶのはとて
も楽しいです。誰にも邪魔されません。
今日も作文を書く前に、闇の中で遊びまし
た。
次の道徳の時間では、みんなにどんな遊び
が好きか、先生に聞いてほしいです。
教師(ここまでではぶっちぎりの完成度だな……。辞書も使えてるし)
教師(ただこういう子に限って、中二病発症寸前、または完全に発病中なんだよな……)
教師(『上手に書けていますね。今度君の言ったことを、道徳の授業中にやってみます』
下手に中二病こじらせたらダメだし、無難なアドバイスにしとこう)
昨日うちで飼っているペットの金魚が死に
ました。お母さんは、金魚すくいのだから長
生きした方だと言っていましたが、私はそう
はおもいません。
だってまだ一年も生きていないのに死んじ
ゃったからです。
金魚でも、死んでしまったら悲しいです。
それに少し怖いです。私も自分が死んで
しまうことを、考えていしまうからです。
教師(難しいのが来たな……)
教師(小学生はまだまだ子供。すごく繊細だ。アドバイスに気を付けないと…)
教師(『今度もし悲しいことや怖いことがあったら、先生にも聞かせてください
先生もそうやって人に聞いてもらうことで、悲しい気持ちが楽になったりします』)
教師(こんな感じで。児童一人一人の相談に乗るのも先生の務めだ)
ました。お母さんは、金魚すくいのだから長
生きした方だと言っていましたが、私はそう
はおもいません。
だってまだ一年も生きていないのに死んじ
ゃったからです。
金魚でも、死んでしまったら悲しいです。
それに少し怖いです。私も自分が死んで
しまうことを、考えていしまうからです。
教師(難しいのが来たな……)
教師(小学生はまだまだ子供。すごく繊細だ。アドバイスに気を付けないと…)
教師(『今度もし悲しいことや怖いことがあったら、先生にも聞かせてください
先生もそうやって人に聞いてもらうことで、悲しい気持ちが楽になったりします』)
教師(こんな感じで。児童一人一人の相談に乗るのも先生の務めだ)
ドカーン、バリバリ。
俺の前ではすべてが無意味。全部全部消し
去ってやるぜ。
それが俺の望み。それが俺の未来。だから
お前達人間、いや、この世界全てと俺は敵対
しなければない。
フフフ、夜は俺の時間。闇は俺の世界。
さあ、無限の苦を楽しみな!
(ドカーン、バリバリは呪文の音です)
教師「ブフッwwwwww」
教師(いかん、いかん、落ち着け。声に出して笑ってはならん)
教師(小学生の中二病はまだかわいい。ほとんど漫画やアニメそのままだし)
教師(こういうのには冷静なツッコミが一番効く。『苦なのに楽とは、意味が分かりません。
辞書を使いましょう』『呪文の音は書かなくていいです』)
教師(さあ、数年後黒歴史を悶え楽しみな!(キリッ)ってなw)
俺の前ではすべてが無意味。全部全部消し
去ってやるぜ。
それが俺の望み。それが俺の未来。だから
お前達人間、いや、この世界全てと俺は敵対
しなければない。
フフフ、夜は俺の時間。闇は俺の世界。
さあ、無限の苦を楽しみな!
(ドカーン、バリバリは呪文の音です)
教師「ブフッwwwwww」
教師(いかん、いかん、落ち着け。声に出して笑ってはならん)
教師(小学生の中二病はまだかわいい。ほとんど漫画やアニメそのままだし)
教師(こういうのには冷静なツッコミが一番効く。『苦なのに楽とは、意味が分かりません。
辞書を使いましょう』『呪文の音は書かなくていいです』)
教師(さあ、数年後黒歴史を悶え楽しみな!(キリッ)ってなw)
今日はインターネットでエッチなビデオを
見た。女の人が裸だった。僕はおちんちんが
上をむいてしまった。
見た。女の人が裸だった。僕はおちんちんが
上をむいてしまった。
教師(嘘の内容でもいいっていうのはダメだったな。みんな戸惑うだけだし、さっきみたいなのが来るし)
わたしはまたに毛がはえています。けれど
他の子にははえてません。しかも、胸もふく
らんできました。お母さんはそろそろブラジ
ャーが必要だと言いますが、わたしはいやで
す。
なんでほかの子みんながいらないものをつ
けなきゃいけないのでしょう?
毛がはえているのもいやです。だれにもま
だそんなことはありません。
教師(性的な悩みキターッ!!!!)
教師(けど喜べるわけねー!!! 多分今回の最難問だな、これは)
教師(俺は男だし、個別の話し合いは女性の保健の先生に任せるべきだな、ここは)
教師(『これを書くのにはすごく勇気がいったと思います。なのにきちんと書いてくれてありがとう。
先生は男なので、相談しづらいかもしれません。保健の先生は女の人で、きちんと話を聞い
てくれます。先生に言いにくい悩みがあれば、保健室に行ってください』)
教師(明日の朝の職員会議の後、保健室の先生にしっかり話を通しとかないとな)
わたしはまたに毛がはえています。けれど
他の子にははえてません。しかも、胸もふく
らんできました。お母さんはそろそろブラジ
ャーが必要だと言いますが、わたしはいやで
す。
なんでほかの子みんながいらないものをつ
けなきゃいけないのでしょう?
毛がはえているのもいやです。だれにもま
だそんなことはありません。
教師(性的な悩みキターッ!!!!)
教師(けど喜べるわけねー!!! 多分今回の最難問だな、これは)
教師(俺は男だし、個別の話し合いは女性の保健の先生に任せるべきだな、ここは)
教師(『これを書くのにはすごく勇気がいったと思います。なのにきちんと書いてくれてありがとう。
先生は男なので、相談しづらいかもしれません。保健の先生は女の人で、きちんと話を聞い
てくれます。先生に言いにくい悩みがあれば、保健室に行ってください』)
教師(明日の朝の職員会議の後、保健室の先生にしっかり話を通しとかないとな)
教師(あと一人。この子のチェックが終わったら寝るか)
私は自分の親があまり好きじゃないです。
どうしてかというと、勝手に私の大切に
していた服なんかを人にあげたりするから
です。
お年玉も全部取り上げられ、勝手に使わ
れました。
人のものを勝手にとるのはいけないこと
だと、先生は言っていましたが、大人にな
ったら自分の子供からものをとってもいい
のでしょうか?
教師(むむむ…。これは意外な難問だ…)
教師(確かに、人のものをとるのはいけないことだけど…)
教師(こういうのは家庭での方針とかもあるし、一概に決めつけられないな…)
教師(『一度両親とお話してみましょう。それで何かあったら、先生にも教えてください』っと
家庭のことだし、こういう書き方しかできないのが残念だな…)
教師(そろそろ寝るか…。明日は参観日だし、しっかり体力をとっとかないと…。
いつものことながら、参観は緊張するなあ…。馴れる気がしない…)
私は自分の親があまり好きじゃないです。
どうしてかというと、勝手に私の大切に
していた服なんかを人にあげたりするから
です。
お年玉も全部取り上げられ、勝手に使わ
れました。
人のものを勝手にとるのはいけないこと
だと、先生は言っていましたが、大人にな
ったら自分の子供からものをとってもいい
のでしょうか?
教師(むむむ…。これは意外な難問だ…)
教師(確かに、人のものをとるのはいけないことだけど…)
教師(こういうのは家庭での方針とかもあるし、一概に決めつけられないな…)
教師(『一度両親とお話してみましょう。それで何かあったら、先生にも教えてください』っと
家庭のことだし、こういう書き方しかできないのが残念だな…)
教師(そろそろ寝るか…。明日は参観日だし、しっかり体力をとっとかないと…。
いつものことながら、参観は緊張するなあ…。馴れる気がしない…)
朝 職員室
教師「おはようございます」
養護教諭(保健の先生)「おはようございます、先生」
教師「少し相談したいことがあるのですが、よろしいですか?」
養護教諭「はい、なんでしょうか?」
教師「実はうちのクラスの子なんですけれど、少し作文を見ていただけますか?」
養護教諭「まあ、これは…。なるほど、確かにこれは難しいですね。先生が書いてられるように、
私はこういう時のためにもいます。もしこの子が来たら、きちんとお話ししますね」
教師「よろしくお願いします」
教頭「えー、それでは、朝の職員会議を始めます。おはようございます」
職員一同「おはようございます」
教頭「本日は参観日です、保護者との――」
教師「おはようございます」
養護教諭(保健の先生)「おはようございます、先生」
教師「少し相談したいことがあるのですが、よろしいですか?」
養護教諭「はい、なんでしょうか?」
教師「実はうちのクラスの子なんですけれど、少し作文を見ていただけますか?」
養護教諭「まあ、これは…。なるほど、確かにこれは難しいですね。先生が書いてられるように、
私はこういう時のためにもいます。もしこの子が来たら、きちんとお話ししますね」
教師「よろしくお願いします」
教頭「えー、それでは、朝の職員会議を始めます。おはようございます」
職員一同「おはようございます」
教頭「本日は参観日です、保護者との――」
>>12
オナニー
オナニー
1時間目 教室
教師「おはようございます」
児童一同「おはようございます」
教師「今からこの間書いた作文を返します。そして、残りの時間でそれを少し訂正してもらいます」
児童1「えー! なんでー!」
児童2「他のことしようよ、先生」
教師「はい、そこ二人、うるさいぞ。もう決まったことだから、ちゃんとやれ」
児童「ちぇ…」
ガヤガヤ ブツブツ
教師(まあ、予想通りの反応だな…。作文はこっちにとっても難しい)
教師「おはようございます」
児童一同「おはようございます」
教師「今からこの間書いた作文を返します。そして、残りの時間でそれを少し訂正してもらいます」
児童1「えー! なんでー!」
児童2「他のことしようよ、先生」
教師「はい、そこ二人、うるさいぞ。もう決まったことだから、ちゃんとやれ」
児童「ちぇ…」
ガヤガヤ ブツブツ
教師(まあ、予想通りの反応だな…。作文はこっちにとっても難しい)
午後 参観の時間 教室
父兄「…」ジーッ
教師(ううー。やっぱりこの保護者にじっと見られる感覚はなれないなあ…)
教師「今から、国語の授業を始めます。では、音読をしますので、
今日の日付が出席番号と同じ人は立って読んでください」
ガタッ
男子1「桜の木の下には―」
教師(よし、きちんと読めてるな)
父兄「…」ジーッ
教師(ううー。やっぱりこの保護者にじっと見られる感覚はなれないなあ…)
教師「今から、国語の授業を始めます。では、音読をしますので、
今日の日付が出席番号と同じ人は立って読んでください」
ガタッ
男子1「桜の木の下には―」
教師(よし、きちんと読めてるな)
教師授業中
教師「大きな声できちんと読めましたね――」
教師「作者が何を考えているか――」
教師「ここの漢字は――」
教師「分からない場所は辞書を引いて――」
教師「いい答えです――」
教師「きちんと理解できてますね――」
教師「これがわかるなんて、本当にすごいです――」
教師「大きな声できちんと読めましたね――」
教師「作者が何を考えているか――」
教師「ここの漢字は――」
教師「分からない場所は辞書を引いて――」
教師「いい答えです――」
教師「きちんと理解できてますね――」
教師「これがわかるなんて、本当にすごいです――」
教師(やばい…時間が少し余った…)
父兄「…」ジーッ
教師(どうしよう…。まさかにこんなに授業がきちんと進むなんて…。いつもならもっとうるさくて、
それを注意するからちょっと長引くのに…。さすがにみんな参観日には騒がないか…)
教師(残りの尺でどうするか…。保護者を待たせる訳にはいかないし…。そうだ!)
教師「じゃあ、これで教科書を使う授業は終わりです、残りの時間で、作文を読みます」
ザワザワ ガヤガヤ
教師「もちろん、時間が少ないので、読みたい人だけでいいです。やりたい人は手を挙げてください」
ソーッ ツーッ バシッ
教師(何人かいるな…手を挙げるテンションは様々だけど)
父兄「…」ジーッ
教師(どうしよう…。まさかにこんなに授業がきちんと進むなんて…。いつもならもっとうるさくて、
それを注意するからちょっと長引くのに…。さすがにみんな参観日には騒がないか…)
教師(残りの尺でどうするか…。保護者を待たせる訳にはいかないし…。そうだ!)
教師「じゃあ、これで教科書を使う授業は終わりです、残りの時間で、作文を読みます」
ザワザワ ガヤガヤ
教師「もちろん、時間が少ないので、読みたい人だけでいいです。やりたい人は手を挙げてください」
ソーッ ツーッ バシッ
教師(何人かいるな…手を挙げるテンションは様々だけど)
ガキの頃は教師うぜーとか思っていたけど、
子ども一人一人真面目に相手にするってのは大変だな
適当にあしらう事もできないし、かといって付きっ切りになるわけにもいかんし
子ども一人一人真面目に相手にするってのは大変だな
適当にあしらう事もできないし、かといって付きっ切りになるわけにもいかんし
教師「では、まずは君から読んでください」
男子1「はい! ぼくは将来の夢は甲子園に行きたいです」
男子1「そしていっぱい野球をしたいです」
男子1「野球はしんどいこともあるけど好きです」
男子1「ピッチャーになって、すごく早い玉を投げたいです」
男子1「勝ちたいです!」
男子1母「ハア…」
パチパチパチパチ
教師(一応みんな拍手してくれたけど、あの子のお母さんだけがため息をついて、
反応が微妙なのは仕方ないか…あの出来だし)
男子1「はい! ぼくは将来の夢は甲子園に行きたいです」
男子1「そしていっぱい野球をしたいです」
男子1「野球はしんどいこともあるけど好きです」
男子1「ピッチャーになって、すごく早い玉を投げたいです」
男子1「勝ちたいです!」
男子1母「ハア…」
パチパチパチパチ
教師(一応みんな拍手してくれたけど、あの子のお母さんだけがため息をついて、
反応が微妙なのは仕方ないか…あの出来だし)
男子2「ドカーン、バリバリ」
教師「!?」
男子2「俺の前ではすべてが無意味。全部消し去ってやるぜ」
教師(待て待て! 本気でそれを読むつもりか!?)
男子2「それが俺の望み。それが俺の未来。だからお前たち人間、
いや、この世界全てと俺は敵対しなければいけない」
父兄「」
男子2「フフフ、夜は俺の時間。闇は俺の世界。さあ、無限の苦を楽しみな!」
男子2「ドカーン、バリバリは呪文の音です」
プーッ クスクス
男子2母「」
教師(保護者の方々からは忍び笑いが…。あの子のお母さんは顔色変えて絶句してる…)
男子2(ドヤァ)
教師(何でお前はそこまでのドヤ顔を決められるんだ。これは黒歴史確定だな…)
教師「!?」
男子2「俺の前ではすべてが無意味。全部消し去ってやるぜ」
教師(待て待て! 本気でそれを読むつもりか!?)
男子2「それが俺の望み。それが俺の未来。だからお前たち人間、
いや、この世界全てと俺は敵対しなければいけない」
父兄「」
男子2「フフフ、夜は俺の時間。闇は俺の世界。さあ、無限の苦を楽しみな!」
男子2「ドカーン、バリバリは呪文の音です」
プーッ クスクス
男子2母「」
教師(保護者の方々からは忍び笑いが…。あの子のお母さんは顔色変えて絶句してる…)
男子2(ドヤァ)
教師(何でお前はそこまでのドヤ顔を決められるんだ。これは黒歴史確定だな…)
教師(さて、君で最後だ。この雰囲気をぶち壊してくれ)
女子1「私は自分の親があまり好きじゃないです」
女子1母「えっ…!」
女子1「どうしてかというと、勝手に私の大切にしていた服なんかを人にあげたりするからです」
女子1「お年玉も全部取り上げられ、勝手に使われました」
教師(おいおい…確かに雰囲気はぶち壊されたが、これはまずいぞ)
女子1「人のものを勝手にとるのはいけないことだと、先生は言っていましたが」
女子1「大人になったら自分の子供からものをとってもいいのでしょうか?」
女子1「私は自分の親があまり好きじゃないです」
女子1母「えっ…!」
女子1「どうしてかというと、勝手に私の大切にしていた服なんかを人にあげたりするからです」
女子1「お年玉も全部取り上げられ、勝手に使われました」
教師(おいおい…確かに雰囲気はぶち壊されたが、これはまずいぞ)
女子1「人のものを勝手にとるのはいけないことだと、先生は言っていましたが」
女子1「大人になったら自分の子供からものをとってもいいのでしょうか?」
ガヤガヤ ザワザワ ボソボソ
教師(保護者の方々もだいぶ騒いでいる…!)
キーンコーンカーンコーン
教師「はい、それでは授業を終わります。保護者の皆様で、懇談会に参加される方は、残ってください」
女子1母「…」ギロッ
教師(あの子の母親がすごい視線で自分の子をにらんでる…。懇談の後、個別に話し合おう)
教師(保護者の方々もだいぶ騒いでいる…!)
キーンコーンカーンコーン
教師「はい、それでは授業を終わります。保護者の皆様で、懇談会に参加される方は、残ってください」
女子1母「…」ギロッ
教師(あの子の母親がすごい視線で自分の子をにらんでる…。懇談の後、個別に話し合おう)
女子1の自宅
女子1母「あんたなんであんな作文読んだの!!!」
女子1「だって、先生が何書いてもいいって言ったし…」
女子1母「そのせいで私は懇談会の後、一人残されて先生と話し合わなきゃいけなかったのよ…!
時間は無駄になるし、他のお母さん方から変な目で見られるし…!!」
女子1「…そんなこと言われたって、お母さんの達のしてることはいいことだとは思えないんだもん」
女子1母「黙りなさい! 親に向かって何その態度! 私が変な目で見られていいっていうの!?」
女子1父「ただいまー」
女子1「ちょうどよかったわ。お父さんも帰ってきたし、一緒に怒ってもらいましょう!」
女子1母「あんたなんであんな作文読んだの!!!」
女子1「だって、先生が何書いてもいいって言ったし…」
女子1母「そのせいで私は懇談会の後、一人残されて先生と話し合わなきゃいけなかったのよ…!
時間は無駄になるし、他のお母さん方から変な目で見られるし…!!」
女子1「…そんなこと言われたって、お母さんの達のしてることはいいことだとは思えないんだもん」
女子1母「黙りなさい! 親に向かって何その態度! 私が変な目で見られていいっていうの!?」
女子1父「ただいまー」
女子1「ちょうどよかったわ。お父さんも帰ってきたし、一緒に怒ってもらいましょう!」
女子1父「この馬鹿がぁ!!!!!」バシーン! バシーン!
女子1「痛い! 叩かないで!!」
女子1父「痛くしてるんだから当たり前だ!!!!」バシーン! バシーン!
女子1母「お父さんの言う通りよ。あんたは痛い目を見なきゃ学習しない大馬鹿なのよ!
だからあんな恥ずかしい作文を書くのよ!!!」
女子1父「大体お前のものは俺が稼いで買ってるんだよ!! それを勝手に誰かにあげて何が悪い!!」
女子1母「そうよ! それでも服や食事を与えて、育ててやってるのよ!」
女子「そんなの、親だからあたりまえじゃん!」
女子1父「親に向かってその口のきき方はなんだ!!!!」バシーン! バシーン!
女子1「やめて!!!」
女子1「痛い! 叩かないで!!」
女子1父「痛くしてるんだから当たり前だ!!!!」バシーン! バシーン!
女子1母「お父さんの言う通りよ。あんたは痛い目を見なきゃ学習しない大馬鹿なのよ!
だからあんな恥ずかしい作文を書くのよ!!!」
女子1父「大体お前のものは俺が稼いで買ってるんだよ!! それを勝手に誰かにあげて何が悪い!!」
女子1母「そうよ! それでも服や食事を与えて、育ててやってるのよ!」
女子「そんなの、親だからあたりまえじゃん!」
女子1父「親に向かってその口のきき方はなんだ!!!!」バシーン! バシーン!
女子1「やめて!!!」
女子1母「情けない、本当に情けないわ…」
女子1父「どうしてお母さんの立場が悪くなるようなことを書いたんだ…」
女子1「だって、それは…」
女子1父「うるさい! しゃべるな!!」バシーン!
女子1父「いいか、お前は世間体というものをわかっているのか!!」
女子1母「そうよ、学校で私が悪く見られたら、あんただって損するのよ!!」
女子1父「そうだ! 妙な噂が立って、俺が仕事を続けられなくなったらどうする!
一家離散だぞ! そうなればお前は生活していけるのか!」
女子1「…」ジロッ
女子1母「何よ、その眼は!」
女子1父「文句があるなら出ていけ! 親の代わりははいないが、子はいくらでもいる!
お前がいなくても、何人でも新しい子供は作れるんだよ!!!」
女子1父「どうしてお母さんの立場が悪くなるようなことを書いたんだ…」
女子1「だって、それは…」
女子1父「うるさい! しゃべるな!!」バシーン!
女子1父「いいか、お前は世間体というものをわかっているのか!!」
女子1母「そうよ、学校で私が悪く見られたら、あんただって損するのよ!!」
女子1父「そうだ! 妙な噂が立って、俺が仕事を続けられなくなったらどうする!
一家離散だぞ! そうなればお前は生活していけるのか!」
女子1「…」ジロッ
女子1母「何よ、その眼は!」
女子1父「文句があるなら出ていけ! 親の代わりははいないが、子はいくらでもいる!
お前がいなくても、何人でも新しい子供は作れるんだよ!!!」
学校
女子1「おはよう…」
女子2「あ、来た来たw」
女子3「あんたのお母さんさあ、参観の懇談会の後、一人で残されてたよw」
女子4「まあ、あんたがあんな作文書いたんだから当たり前だよねw」
女子1「うるさい! そのことはもう言わないで!」
女子2「はあ? あんた誰に向かって口聞いてんの?」
女子4「何? あんたそんなに偉かったっけ?」
女子3「ちゃんと自分のクラスでの立場考えなよ? 出ないとひどい目に遭うよ?」
女子4「てか、遭わせちゃおうよw ねえw」
女子3「うんうんw」
女子1「おはよう…」
女子2「あ、来た来たw」
女子3「あんたのお母さんさあ、参観の懇談会の後、一人で残されてたよw」
女子4「まあ、あんたがあんな作文書いたんだから当たり前だよねw」
女子1「うるさい! そのことはもう言わないで!」
女子2「はあ? あんた誰に向かって口聞いてんの?」
女子4「何? あんたそんなに偉かったっけ?」
女子3「ちゃんと自分のクラスでの立場考えなよ? 出ないとひどい目に遭うよ?」
女子4「てか、遭わせちゃおうよw ねえw」
女子3「うんうんw」
女子2「ってかあんたも可哀そうだよねーw そんなありきたりの名前つけられてさw いかにも親に大事にされてない感じw」
女子3「いまどきありえないってw そんなダサい名前なんて、親単純すぎw」
女子4「自分は馬鹿ですって言ってるようなもんじゃんw」
女子1「黙って! 今その話は関係ないでしょ! それに名前ならあんたの方がひどいじゃない!!」
女子2「へ? あたし?」
女子1「そうよ! 難しい漢字に変な読み方をする名前が、賢いとでも思ってんの!?」
女子2「へー、ふーん、ほー、あたしにそういうこと言っちゃうんだw」
女子4「あーあ、怒らせちゃったw」
ガラッ
教師「はい、おはよう。みんな自分の席についてー」
女子2「まあ、今はいいや。あんた、後で覚えときなよ」ボソリ
女子1「…」
女子3「いまどきありえないってw そんなダサい名前なんて、親単純すぎw」
女子4「自分は馬鹿ですって言ってるようなもんじゃんw」
女子1「黙って! 今その話は関係ないでしょ! それに名前ならあんたの方がひどいじゃない!!」
女子2「へ? あたし?」
女子1「そうよ! 難しい漢字に変な読み方をする名前が、賢いとでも思ってんの!?」
女子2「へー、ふーん、ほー、あたしにそういうこと言っちゃうんだw」
女子4「あーあ、怒らせちゃったw」
ガラッ
教師「はい、おはよう。みんな自分の席についてー」
女子2「まあ、今はいいや。あんた、後で覚えときなよ」ボソリ
女子1「…」
教師(あの子のお母さん、懇談会の後、話し合おうって言ったのに、5分もせずに帰っちゃたなあ…)
教師(怒鳴りつけられると思ってたんだけど…)
教師(ちょっと、あの子に話しかけてみるか)
教師「ごめん、ちょっとお話ししたいことがあるんだけど」
女子1「…何?」
教師「いや、参観日の作文のことでさ」
女子1「それはもういい。私トイレ行ってくる」トテトテ
教師「あ、おい! 行っちゃったか…」
女子2「せんせー、気にしなくてもあの子は大丈夫だよ」
教師「うん? 詳しく聞かせてもらえるかな?」
教師(怒鳴りつけられると思ってたんだけど…)
教師(ちょっと、あの子に話しかけてみるか)
教師「ごめん、ちょっとお話ししたいことがあるんだけど」
女子1「…何?」
教師「いや、参観日の作文のことでさ」
女子1「それはもういい。私トイレ行ってくる」トテトテ
教師「あ、おい! 行っちゃったか…」
女子2「せんせー、気にしなくてもあの子は大丈夫だよ」
教師「うん? 詳しく聞かせてもらえるかな?」
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