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元スレ勇者「お、おんなになってるだと?!」
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(どんなに強くなっても消えない焦燥感。)
(民衆の声援や王侯貴族の賛美でも満たされない心の理由。)
(一人で戦う心細さ。戦う理由のわからない日々。)
(俺は孤独だったのだ。)
勇者「それを考えると戦う理由がある俺は何て幸せなんだろうって思…、おいどうした?」
僧侶「いえ…」ホロリ
勇者「なんで泣いてるんだ?」アセアセ
僧侶「えぐ…」ポロポロ
(えんもゆかりもない勇者だけが唯一俺の孤独を知り、いたわってくれていた。)
僧侶「うぇええええん…」ポロポロポロ
勇者「お、おいい、飴あるぞ?いるか?」
僧侶「えぐ、えぐ、勇者様…。」
勇者「な、なんだ?」
僧侶「勇者様にはわたしがいますからね?」
勇者「そうだな、よろしく頼むぞ僧侶。」
僧侶「はい!」
【機械工の工場】
機械工「おう、じいさん孝行はしてきたのか?」
勇者「はい。」
機械工「そうか。お前にたのまれたものできてるぜ?」ホラヨ
僧侶「わーすごい!大きな風船」
機械工「おう、じいさん孝行はしてきたのか?」
勇者「はい。」
機械工「そうか。お前にたのまれたものできてるぜ?」ホラヨ
僧侶「わーすごい!大きな風船」
機械工「気球っていうんだよお嬢ちゃん。ガスを抜いてたためば持ち運べるサイズになる。これさえあれば渦潮の海を渡れるだろう。」
勇者「ありがとうございます!」
機械工「気球の礼はうちの娘をもらってくれるってんでいいぜ。」
機械工の娘「ば、ばかあに言ってんだよ父ちゃん!」
機械工「まぁしかしお嬢ちゃんがいたんじゃあきらめるしかねえか。そうなんだろ?」
僧侶「それは実はおじいさまを喜ばそうとしたデマなんです。でもおじいさまにはばれてしまいました。」
機械工「なにデマ?じゃあうちの娘も脈があるってことだな。」
機械工の娘「やめろってくだらねえ!」ホッ
勇者「おやっさん相変わらずだなぁ。気球ありがとうございました。そろそろ俺ら冒険にむかいます。」
機械工「おう、達者でな!」
勇者「いくぞ僧侶。」
僧侶「はい、でもちょっと待っててください。」トテトテトテ
機械工の娘「?」
僧侶「娘さん、でもわたしたちがライバルなのは本当ですよ?」ボソ
機械工の娘「ち、ようやく本性表しやがったか。上等だぜ。」
僧侶「いざ尋常に勝負です。」
機械工の娘「おう!」ニヤ
勇者「何を話してたんだ?」
僧侶「女の子同士の秘密です!」
勇者「なんだそれ?」
(わたしは勇者XXX。大魔王の呪いで機械工の娘にちょっと意地悪をいってみたんだと思う。)
勇者XXXと言われるとダブルエックスだのイクゼクスみたいなのを連想してしまう
【北の孤島】
(機械工の気球船で北の孤島にのりこんだ勇者様とわたしは順調にダンジョンを攻略していった。)
勇者「姫様よ!助けにきたぜ!」
姫「あ、貴方は?」
勇者「始まりの町の勇者だ。姫様の国からの要請で助けに来た。」
姫「あぁなんて凛々しい方!ありがとうございます。」ポ
僧侶「ここは姫様救出を優先して脱出しましょう!」
勇者「おう!」
(機械工の気球船で北の孤島にのりこんだ勇者様とわたしは順調にダンジョンを攻略していった。)
勇者「姫様よ!助けにきたぜ!」
姫「あ、貴方は?」
勇者「始まりの町の勇者だ。姫様の国からの要請で助けに来た。」
姫「あぁなんて凛々しい方!ありがとうございます。」ポ
僧侶「ここは姫様救出を優先して脱出しましょう!」
勇者「おう!」
さまよう鎧「…」ブン!
姫「あ、あぶないですわ!」
勇者「よっと!」
―勇者の攻撃!さまよう鎧を倒した!―
姫「素晴らしいですわ!貴方様こそ真の勇者様です!!」ダキツキ
勇者「わ、なんだなんだ?!」
僧侶「!!」ムムッ
姫「はじまりの国の勇者にしておくにはもったいないですわ。是非我が王国の勇者として迎えさせてください。」
勇者「なんだってんだよ。脱出が優先だろ?」
姫「わたくしとしたことが恥ずかしい。つい舞い上がってしまいました。さぁ早く脱出しましょう。おつきの方しんがりをお願いします。」
僧侶(む。なんで姫様にいわれなきゃいけないのよ。)
勇者「僧侶、とりあえずこの姫様を気球に案内するわ。先に行く。」 クル スタスタスタ
僧侶「はい…。」
>>128
最後は濃厚なホモスレになるのかw
最後は濃厚なホモスレになるのかw
―アンデッドキングとトロールABCDEFがあらわれた!―
アンデッドキング「おじょうちゃんもう逃がしはしないぜ。」
トロール達「グハハハッハハ」
僧侶「ザラキ。」
―トロールABCDEFを倒した!―
アンデッドキング「!!」
アンデッドキング「いきなりザラキとは卑怯なやつ!しかしアンデッドのワタシにはザラキなど効かんわ!」
僧侶「ライデイン。」
―アンデッドキングを倒した!―
僧侶(なに、あの姫様?勇者様も勇者様です!わたしを一人にして!)ムカムカ
【隣国の王国 玉座】
隣国の王「よくぞ娘を助けてくれました。勇者様の勇気と強さには感服いたしました。どうかこの私めにお礼をさせていただけませんか?何かお望みのものを仰って下さい。」
勇者「隣国の王様。私は魔物と戦うのが仕事です。何も求めはしません。それでもというのであればプリンぱんを数個くだされば満足でございます。」
僧侶(勇者様かっこいい!)ジュルリ
隣国の王「プリンぱんですか!なんとも欲のない方ですな。貴方の様な方ならこの国すら譲ってもかまいませんぞ。」
勇者「冗談でも私のような下賤の者にはもったいないお言葉。それだけで十分でございます。」
隣国の王「よくぞ娘を助けてくれました。勇者様の勇気と強さには感服いたしました。どうかこの私めにお礼をさせていただけませんか?何かお望みのものを仰って下さい。」
勇者「隣国の王様。私は魔物と戦うのが仕事です。何も求めはしません。それでもというのであればプリンぱんを数個くだされば満足でございます。」
僧侶(勇者様かっこいい!)ジュルリ
隣国の王「プリンぱんですか!なんとも欲のない方ですな。貴方の様な方ならこの国すら譲ってもかまいませんぞ。」
勇者「冗談でも私のような下賤の者にはもったいないお言葉。それだけで十分でございます。」
隣国の王「冗談ではござらんぞ。どうですかな?私には跡継ぎがおりません。娘をもらってはくれませんか?」
姫「まぁ、お父様ったら。」
勇者「へ?」
僧侶「ええええええーーーーー!!!!?」
勇者&王&姫 ビク!!
【隣国の城 宴会場】
大臣「貴女のような美しい方が勇者様と伴に戦っておられるとはたいしたものですな。」
僧侶「ど、どうも。」
大臣「さぁさぁあなたも一献いかがですか?」
僧侶「はぁ、どうもありがとうございます。」
僧侶(宴会の途中で勇者様は姫様に連れられてどっかに行ってしまった。)
大臣「この国の名産である葡萄酒はのみごこちも柔らかく、女性にも評判なんですよ。」
僧侶「ぐびぐび」
僧侶「ぷはーっ」
僧侶(別にわたしには関係ないけどさ。勇者様のこと好きなわけじゃないし。)
大臣「貴女のような美しい方が勇者様と伴に戦っておられるとはたいしたものですな。」
僧侶「ど、どうも。」
大臣「さぁさぁあなたも一献いかがですか?」
僧侶「はぁ、どうもありがとうございます。」
僧侶(宴会の途中で勇者様は姫様に連れられてどっかに行ってしまった。)
大臣「この国の名産である葡萄酒はのみごこちも柔らかく、女性にも評判なんですよ。」
僧侶「ぐびぐび」
僧侶「ぷはーっ」
僧侶(別にわたしには関係ないけどさ。勇者様のこと好きなわけじゃないし。)
大臣「おおー!なんという素晴らしいのみっぷり!」
僧侶(ただ嘘とはいえ結婚する約束をしたわけで。)ムカムカ
大臣「ささ、もう一杯。」トクトクトク
僧侶「…。」
僧侶(ってか大魔王を倒すんじゃなかったの?)
僧侶「ぐびぐび」
僧侶「ぷはーっ」
僧侶(そう!大魔王を倒してもらわないと困るの!だってもとに戻れないじゃないですか!)
大臣「ほれぼれしますな!!さすが勇者様ご一行!まだありますぞ!」トクトクトク
僧侶「ぐびぐび」
僧侶「ぷはーっ」
僧侶「そうよ!だいまおうをらおすんだから!!はれ…?」
バタン キュー
大臣「ちょ!誰ぞー人を呼べー!」
ワーワー キャキャー タイヘンヨー
勇者が勇者XXXへの思いを伝えてから僧侶の♀化が急激に進んだな
いや・・・これが大魔王の狙いだろう・・・一気に2人の勇者を役立たずにさせる・・・
【姫様の部屋】
姫「見てください。ここの窓から見える景色を。町は活気にあふれ、人々はいきいきと暮らしています。」
勇者「…。」
姫「確かに肥沃な大地に在る我が王国は、それがため魔物の標的となることはあります。しかしこれほど栄えている王国は他にはないでしょう。欲しいものがあれば隣国に行けといわれているほど様々なものにあふれています。」
勇者「…。」
姫「見てください。ここの窓から見える景色を。町は活気にあふれ、人々はいきいきと暮らしています。」
勇者「…。」
姫「確かに肥沃な大地に在る我が王国は、それがため魔物の標的となることはあります。しかしこれほど栄えている王国は他にはないでしょう。欲しいものがあれば隣国に行けといわれているほど様々なものにあふれています。」
勇者「…。」
姫「そんなこの国を自分の物にしたいとはおもいませんか?あなたが望めばそれは叶います。私ごとこの国を勇者様の物にさせて下さいませ。」
勇者「俺の故郷は何もないところだった。何もないのには慣れている。」
姫「しかしそれで勇者様はお幸せですか?」
勇者「大魔王を倒すのが俺の仕事だ。」
姫「大魔王を倒してからでもかまいません。」
勇者「いやね、だからさ…。」
姫「私の事がいやならはっきし言ってください。」
勇者「いやじゃないんだけどね。だけどさ。」
姫「それとも他に思い人がいらっしゃるんですか?はっきり言っていただけたら私あきらめます!」
勇者「…。」
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